フリーター
なかなか就職できないなぁ…

このような方に向けて記事を書いています。

結論からいうと、就職できないフリーターの特徴はこちらの4つです。

就職できないフリーターの特徴
  • コミュニケーション力が足りない人
  • 職務経験とスキルが足りない人
  • 早期離職のリスクがあると思われる人
  • 志望度が低くて志望動機が薄い人

企業は未経験者に特別な経験やスキルを求めません。事前に対策すれば内定を獲得できます。

✓この記事の信頼性

この記事を書いている僕は26歳まで年収200万円のフリーターでしたが、正社員への転職に成功して年収500万円稼げるようになりました。今はキャリアアドバイザーをやっています。

今回は「就職できないフリーターの特徴」を解説しつつ、フリーターが正社員になるためのポイントも紹介します。3分で読める内容なので、それではいきましょう。

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就職できないフリーターの4つの特徴【キャリアアドバイザーが解説】

フリーター
正社員に就職するにはどうすればいいんだろう?

フリーターから正社員に就職するためには、未経験者を採用してくれる企業に応募しなければいけません。

しかし、未経験者は面接で落選しやすいです。就職活動が初めてだったり、面接の経験が少なかったりするからです。

僕はキャリアアドバイザーとして未経験者の就職をサポートしています。未経験者の落選理由を応募先の企業からフィードバックしてもらうのですが、落選理由は主に4つあります。

フリーターが落選する4つの理由
  • コミュニケーション不足
  • 職務経験とスキル不足
  • 早期離職のリスクがあると思われる
  • 志望度が低くて志望動機が曖昧

この4つは事前準備をしっかり行えば、十分に対策ができます。

ここからは原因と対策を紹介していきますね。

就職できないフリーターはコミュニケーション力が足りない

コミュニケーション不足と思われる原因
  • 会話スキルの不足:会話のキャッチボールができない。結論から話せない。話が長い。Q&Aになっていない。
  • ビジネスマナーの不足:挨拶ができない。視線が合わない。相づちが打てない。表情が暗い。声のトーンが低い。言葉遣いができていない。
対策
  • 自己紹介・自己PR・転職理由・志望動機を準備する
  • 面接で回答に困らないようにする
  • 挨拶をできるようにする
  • 目を見て話せるようにする
  • 相づちを打てるようにする
  • 声のトーンを高くする
  • 適切な言葉遣いをする

コミュニケーション不足は事前の準備で改善できます。

就職できないフリーターは職務経験とスキルが足りない

職務経歴・スキル不足と思われる原因
  • 自己認知の不足:自分の長所や志向性を正しく把握しておらず、PRできない
  • 自己開示力の欠如:前職やアルバイト、部活での仕事や役割が、応募先で活かせることをPRできない
対策
  • 思っていることを全て吐き出す
  • 自分の強みと弱みを理解する
  • 前職の棚卸をして応募先で活かせる点をまとめる
  • 自分のことをアピールできるようにする
  • 自己PRや志望動機を答える練習をする

職務経歴やスキルは上手に伝えないと、面接官に思ったよりも募集職種に活かせなさそうと思われます。

未経験の人は、自分の強みと弱みを理解しておらず、自分のことをうまくアピールできないのが原因となり、職務経歴・スキル不足で不採用になります。

実際の職務経歴やスキルの不足ではなく、伝達できないのが落選理由になっているのです。

自己理解を深めるためには、思っていることを全て吐き出すのが効果的です。

たとえば、得意なことや苦手なことを紙に書き出して、その内容に対して「なぜそう思うのか?」を深堀りすると、自己理解が高まります。

就職できないフリーターは早期離職のリスクがあると思われる人

早期退職のリスクがあると思われる理由
  • 業界・職種・企業・業務内容の勉強不足
  • 退職の理由が他責、ネガティブ
対策
  • 面接前にホームページや求人情報を読み込む
  • 新卒向けの就活ホームページもチェックする
  • 他責やネガティブ表現を使わない
  • 転職理由もポジティブな言葉に切り替える

応募先の理解を深めておくのが重要です。新卒向けの就活ホームページは噛み砕かれた内容が記載されているので、わかりづらい求人を知るのにおすすめです。

他責やネガティブな言葉はマイナスになります。特に転職理由はネガティブになりやすいので、ポジティブな表現に切り替える必要があります。

「暗い→落ち着きがある」「自信がない→慎重」などです。

就職できないフリーターは志望度が低くて志望動機が薄い

志望動機が弱くなる理由
  • うまく伝達できない
  • 転職理由をポジティブに変換できていない
  • 志望動機をつくれていない
対策
  • 正社員として就業する理由を考える
  • 経験やスキルの中から応募先で活かせるアピールポイントを探す
  • 応募先の企業理念やビジョンと応募理由をつなげる
  • 応募する業界や職種を志望する理由を考える
  • その会社じゃないとダメな理由を考える
  • 最後に入社意欲をアピールする

ネガティブな転職理由は、正社員として就業する理由や応募先で働く理由から考えると、ポジティブな言葉に変換できます。

経験やスキルの中から、応募先の業界や職種で活かせそうなアピールポイントを選ぶと、志望動機をつくりやすくなります。

入社意欲をアピールすることは、面接官に好印象を与えます。

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就職できないフリーターのままは危険!?現実を知ろう!

フリーター
フリーターって年収どれくらいなの?
フリーターの平均年収は173万円~230万円になります。

根拠は時給別で算出したフリーターの年収をご覧ください。

時給別のフリーター年収
  • 時給900円→年収173万円
  • 時給1000円→年収192万円
  • 時給1100円→年収211万円
  • 時給1200円→年収230万円
  • 時給1300円→年収250万円
  • 時給1400円→年収269万円
  • 時給1500円→年収288万円
  • 時給1600円→年収307万円
  • 時給1700円→年収326万円
  • 時給1800円→年収345万円
  • 時給1900円→年収365万円
  • 時給2000円→年収384万円
  • ※1日8時間労働、月20日勤務で算出。

時給900円~1200円のフリーターがほとんどですよね。

ですから、フリーターの年収は平均173万円~230万円だといえます。

正社員とフリーターの既婚率を比較すると、フリーターは年収が低いこともあり、なかなか結婚できなさそうです。

正社員とフリーターの既婚率
  • 0~24歳:正社員 8.6%、フリーター 2.6%
  • 25~29歳:正社員 31.7%、フリーター 7.4%
  • 30~34歳:正社員 57.8%、フリーター 13.6%
  • 35~39歳:正社員 68.6%、フリーター 19.3%
  • 40~44歳:正社員 73.9%、フリーター 24.7%

平成24年版「就業構造基本調査」より

フリーターはデメリットだらけ?

フリーターは年収が低い以外にも、スキルがないというデメリットがあります。

会社で能力開発のための研修を受けたかどうかを、雇用形態別で調べたデータを見てください。

社内研修を受けた人の割合
  • 正社員:44.2%
  • 契約社員・嘱託:29.9%
  • パート・アルバイト:14.4%

平成24年版「就業構造基本調査」より

正社員として働かないと、全くスキルが上がらないということですね。

「技能や知識がない」という理由で、企業はフリーター経験を評価してくれません。

企業がフリーター経験を評価しない理由
  • 根気がなくいつ辞めるかわからない:71.7%
  • 年齢相応の技能、知識がない:47.5%
  • 職業に対する意識などの教育が必要:44.9%
  • 責任感がない:43.5%
  • 組織に馴染みにくい:38.1%

独立行政法人 労働政策研究・研修機構「企業における若年層の募集・採用等に関する実態調査」 より

フリーターでも評価される人の特徴がこちらです。

フリーター経験が評価される人の特徴
  • 募集職種と関連がある仕事を経験した
  • 高い意識をもって取り組んでいた
  • 一社で継続的に勤務していた

独立行政法人 労働政策研究・研修機構「中小企業の『採用と定義』調査結果ー速報版ー」 より

なぜ就職できないフリーターがいるのか?

こちらがフリーターの人数データです。

フリーターの人数
  • 15歳~34歳のフリーター数:143万人
  • 35歳~44歳のフリーター数:52万人

※平成30年のデータ

なぜフリーターになってしまうのでしょうか?

まずは新卒者の就職率をご覧ください。

新卒者の就職率
  • 大学卒業者の就職率:97.6%
  • 高校卒業者の就職率:98.2%

※平成31年3月卒業者

就職率は過去最高の数値となっております。

就職率が高いのにフリーターになる人がいるのはなぜか?

その理由は新卒社員の離職率の高さです。15歳~34歳のフリーター数が100万を超えている理由ですね。

新卒社員の3年以内の離職率をご覧ください。

新卒社員の3年以内の離職率
  • 大学卒業者の離職率:31.8%
  • 高校卒業者の離職率:39.3%

※平成27年3月卒業者

特に1年以内の離職率が高くなっています。

新卒社員の1年以内の離職率
  • 大学卒業者の離職率:11.9%
  • 高校卒業者の離職率:18.2%

※平成27年3月卒業者

就職できないフリーターは離職率が高い会社を知っておくべき

企業の規模別に離職率をみると、従業員数が少ない企業ほど離職率が高いです。

企業規模別の離職率(高卒)
  • 5人未満:64.3%
  • 5~29人:55.9%
  • 30~99人:46.3%
  • 100~499人:36.5%
  • 500~999人:32.0%
  • 1,000人以上:25.3%

※平成27年3月卒業者

企業規模別の離職率(大卒)
  • 5人未満:57.0%
  • 5~29人:49.3%
  • 30~99人:39.0%
  • 100~499人:31.9%
  • 500~999人:29.6%
  • 1,000人以上:24.2%

※平成27年3月卒業者

このデータをみると、離職がイヤなら会社規模の大きい会社に入社する方がいい、といえますね。

こちらは入社3年後の離職率を、業種別に比較したデータです。

新卒社員の3年以内の離職率(業種別)
  • 宿泊業・飲食サービス業:63.2%
  • 生活関連サービス業、娯楽業:59.2%
  • 教育、学習支援業:56.5%
  • 小売業:48.8%
  • 医療、福祉:47.0%
  • 不動産業、物品賃貸業:45.5%
  • サービス業(他に分類されないもの):45.3%
  • 卸売業:41.1%
  • 学術研究、専門、技術サービス業:38.7%
  • 運輸業、郵便業:35.3%
  • 複合サービス事業:25.9%
  • 金融、保険業:25.7%

※平成27年3月の高校卒業者

サービス業の離職率が高くなっていますね。離職率の低い業種を選べば、就職で失敗するリスクも低くなりそうです。

就職できないフリーターにも正社員の過去がある!?

初めての正社員が会社を辞める理由も見てみましょう。

3年以内の退職理由 ベスト5
  • 労働時間・休日・休暇の条件がよくなかったため:男性 29.3%、女性 31.0%
  • 人間関係がよくなかったため:男性 26.8%、女性 29.6%
  • 肉体的・精神的に健康を損ねたため:男性 26.5%、女性 31.1%
  • 自分がやりたい仕事とは異なる内容だったため:男性 26.0%、女性 23.0%
  • 賃金の条件がよくなかったため:男性 26.0%、女性 24.2%

待遇面の不満は入社前に、しっかり条件を確認しておけば、防げそうな理由です。肉体的・精神的な理由も仕事内容を具体的にイメージできていれば、防げそうです。

人間関係は宝くじと同じで、入ってみないとわからないので、これは防げないと思います。

参照:厚生労働省「若年者雇用対策の現状等について

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就職できないフリーターの特徴【まとめ】

最後に「就職できないフリーターの特徴」をまとめておきます。

就職できないフリーターの特徴
  • コミュニケーション力が足りない人
  • 職務経験とスキルが足りない人
  • 早期離職のリスクがあると思われる人
  • 志望度が低くて志望動機が薄い人

事前準備をすれば、未経験のフリーターでも正社員になれます。

実際に僕が年収200万円のフリーターから正社員に転職できましたからね。

特別な経験やスキルがなくても、落選理由の対策をすれば、十分にチャンスがあります。ただし未経験の場合は、20代に限りますけどね。

ぜひ記事を何度も読み返して、面接準備に活用してください。

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