組織に馴染めない

会社で、従業員として働いている人の中には、会社の雰囲気に馴染めないという理由で悩んでいる方がいらっしゃいます。

結論を言うと、会社の雰囲気に馴染める人よりも、会社の雰囲気に馴染めない人の方が、人生で得をします。

なぜなら、会社の雰囲気に馴染める人は、その他大勢の人生を歩む人であり、会社の雰囲気に馴染めない人は、自分で人生を切り開ける人である可能性が高いからです。

ドフラ
こんにちは。26歳まで倉庫作業員だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

この記事では「会社組織に馴染むと損をする理由」から「これからのキャリアの考え方」までを解説しています。

この記事を読めば、失敗しない転職先の選び方や、転職後の立ち振る舞い方がわかると思います。

3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

組織に馴染めない人が得する理由【辞める前提で働くべきです】

組織に馴染めない

転職したあとで、転職先の会社の雰囲気に馴染めるかどうかを、必要以上に気にしている方がいらっしゃいます。

しかしこの方たちは、人生を短期的に捉えすぎています。

自分の人生を長期的にみていると、会社の雰囲気に馴染めるかどうかなんて、どうでもいい問題なのです。

そんなことよりも、自分の市場価値を高めることはできるのか?のほうが重要な問題です。

会社の雰囲気に馴染んだところで、あなたの市場価値は全く上がりません。

むしろその会社の色に染まりすぎて、身動きが取りにくくなってしまいます。

自分の市場価値を高めるためには、人生の中で複数の転職を繰り返すのは当たり前のことです。

会社の雰囲気に馴染めるかを気にするのは、その会社でずっと働こうとしているからです。

転職を繰り返すのが当たり前だという思考を持っていれば、今の会社の雰囲気を過剰に気にする必要はありません。

それよりも、面白い仕事ができるかどうか、新しい経験を積めるかどうか、チャレンジし続けられる環境かどうか、を気にして仕事するほうが自分の将来のためになります。

会社組織に馴染めない理由を理解する

会社の雰囲気に馴染めないという方の中には、「そもそも、なぜ会社に馴染めないのか」を理解していない方が多いです。

たとえば、会社の商品が嫌いなのか、会社の業界が嫌いなのか、会社の社長が嫌いなのか、直属の上司が嫌いなのか、同僚が嫌いなのか、会社の立地に問題があるのか、取引先が嫌いなのか、オフィスが汚いから嫌なのか、など。

ひとことで「会社の雰囲気に馴染めない」といっても、理由は人によってさまざまです。

その理由を細分化せずに、「ただ会社が嫌い」とか「会社の空気に馴染めない」とかで、済ませないようにしましょう。

会社の雰囲気に馴染めない原因を、しっかりと把握してください。

これを把握していないと、次の職場を選ぶときにも同じ過ちをしてしまう可能性が非常に高いです。

では、会社の雰囲気に馴染めない理由を知るには、どうすればいいか?

それは、自分の特徴と会社の特徴を棚卸しすることです。

ノートやPCを使って、自分の性格と会社の特徴をそれぞれ比較できるように、左と右にそれぞれ書き出していってください。

そうすると、会社の特徴に対して、自分の性格が合っている部分と合っていない部分が、それぞれ見えてきます。

100%自分に合う会社などない

組織に馴染めない

100%自分の性格に合っている会社を探すのは、かなり難しいので、多少のズレは出てきますが、ズレている部分が、我慢できないほど多いなら、すぐに転職を決意するべきでしょう。

逆にズレている部分が少なければ、今の職場でも改善の余地があります。

そのズレをどうすれば回避できるか?を考えればいいのです。

たとえば、「上司が嫌い」や「同僚が嫌い」という理由であれば、その人たちと関わる時間を極限まで減らせば良いのです。

会話の回数や顔を合わせる回数を最小限まで減らせば、ストレスは軽減できます。

自分と合わない人は、何年付き合っても合わないものです。

このように会社の雰囲気に馴染めないと思ったら、まずは「自分がなぜ会社の雰囲気に馴染めないのか?」を知ることから始めてください。

ここからは、会社の雰囲気に馴染むとはどういうことか?について解説していきたいと思います。

会社組織に馴染むとは、どういうことか?

日本人は集団行動を好む傾向があります。

1人で何かをするのは不安なので、集団に所属して全員で同じ行動をしたがります。

多くの人は自分で決断ができないので、誰かが決めたことに従って、その他大勢で成し遂げるという生き方を選びます。

会社組織が大きくなればなるほど、この傾向は強くなります。

リーダーが右向けと言えば右を向き、左向けと言えば左を向く。まさにこれは高度経済成長期の働き方です。

今の40代〜60代はこのような働き方でも、何とか人生を逃げ切れるかもしれません。

でも、今の20代30代はそうはいきません。

だからこの世代は、どこかで危機感を持っている人たちも多いのです。

同じ会社組織の中で、ずっと安心して働いていけるような時代は、とっくの昔に終わっています。

これからの若い世代は、会社の力ではなく、個人の力で稼げるようにならなければ、これからの長い人生を乗り切れません。

その他大勢の歯車になるのではなく、少数派のニッチでニーズが高い人材になれるように、働くことが大切です。

つまり、会社の雰囲気に合わせている人間よりも、会社の雰囲気を自ら動かせる人間が重宝されるということです。

会社組織に馴染まず単独で動ける人が強い

組織に馴染めない

集団の中で他の人と同じように行動するのではなく、あえて他の人とは違う行動をして、その後ろから集団が自分に付いてくるような働き方をするのです。

常に集団の先頭を走れるような人材になることが、大切だということです。

だから会社の雰囲気に馴染めない人は、その時は孤独かもしれませんが、長い目で人生を見たときには絶対に得をするのです。

誰にでもできることしかできない人と、誰もできないことができる人とでは、市場から求められる価値が天と地ほど違います。

もしあなたが市場から重宝される人間になりたいのなら、考え方と行動を変える努力をしていきましょう。

あなたにとって、会社の雰囲気に馴染めるか、馴染めないかなんてどうでも良い問題なのです。

ドフラ
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