求職者
転職エージェントの仕事に興味がある人「転職エージェントって激務って聞くけど、実際はどうなんだろう?」

この疑問に答えます。

結論から言うと、転職エージェントは、肉体的にも精神的にも激務です。

その理由は、僕自身が、転職エージェントでキャリアアドバイザーの仕事をやっており、業務内容が激務であることを体感しているからです。

✔記事の信頼性

記事を書いている僕は26歳まで、年収200万円のフリーターでした。その後、転職して正社員になり、年収500万円を稼げるようになりました。
現在はキャリアアドバイザーとして、20代向けに転職サポートをしています。

  • 転職エージェントの仕事に興味がある
  • 転職エージェントが激務な理由を知りたい

このような方に有益な記事かと思います。転職エージェントがどれくらい激務なのかを知ったうえで、転職エージェントの仕事に挑戦してくださいね。

3分で読める内容なので、それではいきましょう。

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【失敗談あり】転職エージェントが激務な理由を経験者が暴露します

転職エージェント 激務

僕は、転職エージェントのキャリアドバイザーをやっていますが、かなり激務だと実感しています。

その理由は以下のとおりです。

転職エージェントが激務な理由
  • 営業ノルマを追いかけないといけない
  • 求職者のわがままに振り回される
  • 頑張ってサポートしても簡単に裏切られる
  • 人間が信用できなくなる
  • 長時間労働しないとビジネスが成り立たない
  • ネガティブな人間と関わる時間が長くなる
  • 求職者と企業の板挟みになる

僕は、企業に対しての営業も経験していますが、それと比べると、圧倒的にキャリアアドバイザーの仕事は激務だと思います。

営業の仕事は、自分ひとりで完結するので、自分次第でいくらでも成果を出すことができます。

しかし、キャリアアドバイザーの仕事は、求職者と企業の両方のニーズを満たさなければならず、その調整がとにかく大変です。

「求職者が希望条件を曲げない」「企業が採用計画を見直した」など、自分ではコントロールできない要因が多々あります。

僕自身、キャリアアドバイザーは、進路に迷っている求職者と採用に困っている企業をマッチングする仕事なので、大きなやりがいを感じられると思っていました。

しかし、個人的にはやりがいと激務を比較すると、圧倒的に激務の比重が大きいと思います。

ここからは僕の失敗談も伝えつつ、転職エージェントが激務な理由を解説していきます。

転職エージェントの業務内容を全部伝えます

転職エージェントで、キャリアアドバイザーが行う業務内容は以下のとおりです。

転職エージェントの業務内容
  • 求職者の集客活動
  • 求職者への面談アポイント
  • 求職者との面談実施
  • 求職者への求人紹介
  • 求職者の応募書類作成
  • 企業への書類応募・面接調整
  • 求職者の面接準備・練習
  • 求職者の面接前後のフォロー連絡
  • 求職者から不定期にくる相談対応
  • 企業への選考結果の確認
  • 求職者への選考結果の連絡
  • 内定が決まらない求職者へは上記をくり返す
  • 求人募集をする企業開拓

僕は、実際にキャリアアドバイザーをやっていますが、業務内容はざっくりこんな感じですね。

業務内容は、求職者への対応が8割、企業への対応が2割というバランスです。

特に大変なのは、求職者のフォローですね。

転職エージェントが大変だと思った瞬間

僕が、転職エージェントをやっていて大変だと思うのは、求職者とのやりとりです。

求職者の中には、転職エージェントのことを「進路の悩みをすべて解決してくれる場所」のように思っている人がいます。

しかし、転職エージェントは、普通にビジネスをする民間企業なので、利益を出すことが求められます。

無料で利用できるお悩み相談室ではない、ということですね。

でも、求職者の中には「ここに来れば悩みが解決できると思って…」という理由で、ただ仕事の愚痴を言いに来る人やコミュニケーションが全く取れない人も面談にやってきます。

僕も最初は全員に100%の力で対応をしていましたが、全然行動しない求職者たちを目の当たりにして、「人間はそんな簡単に変わらない」と痛感しました。

求職者の進路を決めるのは、キャリアアドバイザーではなく、求職者自身です。

しかし、自分の進路を他人に決めてもらおうとする人が多すぎます。

その割に、希望条件などの注文がめちゃくちゃ多いのですから、転職エージェントは本当に大変だなと思います。

求職者と企業の間に挟まれるストレスがきつい

転職エージェントが激務な理由には「求職者と企業の間に挟まれるストレスがきつい」というのがあります。

転職エージェントのビジネスモデルは、仕事を探す求職者を企業に入社させることでしか、収益を生み出すことができません。

つまり、「求職者=商品」で、「企業=販売先」ということです。

商品のクオリティが高くないと、販売先は商品を買ってくれませんよね?

これを転職エージェントに置き換えると、求職者の市場価値が高くないと、企業はなかなか採用してくれない、ということになります。

たとえば、営業経験が3年以上ある、正社員経験が3年以上ある、マネジメント経験がある、プログラミングスキルがある、などですね。

未経験からのキャリアチェンジを考えている求職者を採用してくれる企業は、そんなに多くありません。

それなのに、高い希望条件を主張されてしまうと、どこにも紹介できなくなってしまうのです。

企業側は企業側で、転職エージェントを利用するわけですから、求人媒体を利用して求人募集をするときよりも、採用基準を高く設定してきます。

この理由は、転職エージェント経由で採用すると、1人あたり100万円前後の紹介料が発生するからです。

「100万円かけて採用するなら優秀な人材がほしい」と思うのは当然ですよね。

キャリアアドバイザーは、求職者と企業の両方の要望をくみ取り、いい塩梅で調整しないといけないので、ここで結構ストレスがかかりますね。

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転職エージェントで僕がやらかした失敗談

ここからは、僕が転職エージェントでやらかした失敗談を中心に、紹介していきたいと思います。

僕の最大の失敗は、求職者に対しての思い違いでした。

僕の求職者に対する思い違い
  • 求職者の要望を実現できると思っていた
  • 求職者の悩みを解決できると思っていた
  • 全員の考えをポジティブに変えれると勘違いしていた
  • 人間は簡単に買われると思っていた
  • 求職者の転職には明確な目的があると思っていた
  • 人間は約束を守るものだと思い込んでいた
  • 手厚くサポートすれば裏切られないと思っていた
  • 内定が決まれば入社するものだと思っていた
  • 本人さえ説得すれば大丈夫だと思っていた

このような思い違いがあったせいで、キャリアアドバイザーをやり始めた当初は、かなり苦戦しました。

僕はもともと「進路に迷っている人にピッタリの仕事を紹介できる」「求職者が輝ける場所を見つけてあげられる」と思っていました。

しかし、予想以上に、自分の人生としっかり向き合っている人が少なかったです。

転職エージェントに相談に来る人たちが、転職で叶えたい願いは「完全週休2日の土日休み」「残業がない」「安定して長く働ける楽な仕事」「人間関係のストレスがない」「やりがいがある」「将来安泰」などです。

しかも、全部叶えたいのです。

「転職してスキルを身に付けたい」「頑張ってキャリアアップしたい」「苦労してでも年収を上げたい」という前向きな理由で転職を考えている人は1~2割くらいです。

冷静に考えればわかりますが、前向きな理由で転職する人は、転職エージェントを利用しなくても、自分ひとりで転職できますよね。

つまり、転職エージェントに相談しにくるという時点で、仕事に対する意識はあまり高くないということです。

求職者は基本的に他力本願なので、企業への面接に落選する人がとにかく多いです。

ここを理解しておかないと、キャリアアドバイザーの仕事は、ストレスが溜まって仕方なくなります。

求職者のわがままに付き合っていたら精神が崩壊する

転職エージェント 激務

転職エージェントの面談にくる求職者は、とにかくわがままです。

正社員、土日休み、残業なし、転勤なし、高収入、大手企業、楽な仕事、研修制度、通勤時間、立地、業界、職種など、求職者が主張する要望はめちゃくちゃ多いです。

誰からも評価されるような素晴らしい実績を持っていれば、これらの要望を叶えられるかもしれませんが、凡人の求職者には絶対に実現不可能です。

求職者たちの多くは、自分の市場価値を理解していません。

面白いことに、無能な求職者ほど好条件の待遇を主張し、有能な求職者ほど控え目な条件しか主張しません。

有能な求職者が主張するのは「自分の市場価値が高くなるなら何でもやります!とにかく必死で努力します!」というような内容です。

このような有能な求職者は、選べる求人も多いですし、もともとポテンシャルが高い場合が多いので、すぐに内定を獲得することができます。

ストレスの原因になるのは、注文の多い無能な求職者です。

この人たちのわがままに付き合っていると、キャリアアドバイザーの精神が崩壊してしまうので要注意です。

時間をかけてサポートしても求職者は簡単に離れていく

転職エージェントあるあるだと思いますが、時間をかけて一生懸命サポートしても、求職者は簡単に裏切ります。

求職者の悩みに対して親身になり、どれだけ多くの時間をつかっても、求職者は平気で離れていきます。

実際に僕自身も、求職者から「ほかのエージェントにも登録してて、そこで内定が決まりました」「親の紹介で転職先を決めました」「やっぱり転職するのは辞めようと思います」などと言われたことが多々あります。

求職者が離れていかないようにグリップするのは、キャリアアドバイザーの仕事の一つではありますが、ここに執着しすぎても見返りがないこともあるので、見極めが必要です。

「ほかの転職エージェントにも登録するかもしれない」「家族からの反対があるかもしれない」「転職を急に辞めるかもしれない」という求職者の予想外の行動があります。

これに対して、いちいち怒りの感情を抱いていると、心がもたなくなるので、一定のラインで割り切ることが大切です。

求職者が、転職エージェントで面談している時間は1回1時間~2時間くらいですが、それ以外の20時間以上をほかの場所で過ごします。

そのため、家族、会社の同僚、友人などから何を言われるかわかりませんし、どこでどんな情報に影響されるかもわかりません。

他人であるキャリアアドバイザーが、そこまで把握することは不可能なので、外で影響を受けて離れていった求職者に対しては、必要以上の感情を抱かず、無視しておくのが最善です。

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転職エージェントにやりがいはあるのか?

ここまで、転職エージェントが激務な理由について話してきましたが、転職エージェントにやりがいはあるのでしょうか?

僕が、キャリアアドバイザーをやっていて思う、転職エージェントのやりがいは、以下のとおりです。

転職エージェントのやりがい
  • 求職者が前向きになってくれる
  • 求職者が転職を成功させてくれる
  • 求職者が転職後に活躍してくれる
  • 求職者から感謝の言葉をもらえる
  • 求職者が知り合いをエージェントに紹介してくれる
  • 求職者を採用した企業から感謝される

こんな感じですね。

キャリアアドバイザーの仕事をする最大の魅力は、自分が紹介した求人に応募して、内定を獲得し、入社した後で活躍してくれることです。

担当した求職者の方にから入社した後で、「〇〇さんのおかげで、人生をやり直すことができました!」みたいな言葉をもらったことがありますが、これが1番うれしかったですね。

僕が思う、転職エージェントのやりがいは、これくらいかと思います。

このやりがいと激務を比較して、それでも転職エージェントに挑戦したいと思えるなら、やってみるのはアリです。

転職エージェントの仕事を辞める人の特徴

転職エージェントの仕事は激務なので、離職率が高い職種のひとつです。

どのような理由で、転職エージェントを辞めていくのか?

転職エージェントを辞めていく人たちの特徴は、以下のとおりです。

転職エージェントの仕事を辞める人の特徴
  • 長時間労働がきつい
  • 人間不信になる
  • 仕事がつまらなくなる
  • 営業ノルマがきつい
  • 一定のところから成長できない
  • 底辺の人と関わりすぎて心が病んだ
  • 事業が成り立たなくて辞めざるを得なくなった

こんな感じですね。

特に離職理由で多いのは「長時間労働」と「営業ノルマ」ですね。

求職者の中には、在職中の人も多く、その人たちが面談にくるのは19時~22時になります。

この人たちを対応するキャリアアドバイザーは、必然的に長時間労働になります。

9時~22時という長時間労働が続くと、体力的にきつくなりますよね。

しかも、求職者たちは、キャリアアドバイザーのメンタルに悪影響を与えることが多いので、身も心もボロボロになって辞めていくのです。

それに加えて、会社からは入社決定数や売上目標などの、営業ノルマを強要されます。

これが、転職エージェントの離職率が高くなる、最大の理由です。

転職エージェントが激務な理由【まとめ】

最後に、転職エージェントが激務な理由をまとめておきます。

  • 営業ノルマを追いかけないといけない
  • 求職者のわがままに振り回される
  • 頑張ってサポートしても簡単に裏切られる
  • 人間が信用できなくなる
  • 長時間労働しないとビジネスが成り立たない
  • ネガティブな人間と関わる時間が長くなる
  • 求職者と企業の板挟みになる

転職エージェントの仕事に興味がある方は、これらのデメリットを理解した上で、キャリアアドバイザーの仕事に挑戦してくださいね。

カウンセラーと聞くと、人を導いていくような立派な仕事にみえますが、簡単にいうと「営業職」です。キャリアアドバイザーには営業ノルマがありますからね。

やりがいと激務を天秤にかけて、しっかり考えてみてくださいね。

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