求職者
転職エージェントに断れる人「転職エージェントに登録したのに断られた…。なんでだろう?」

この疑問に答えます。

結論からいうと、転職エージェントに断られる理由は、あなたを採用してくれる企業がないとキャリアアドバイザーが判断しているからです。

転職エージェントの事業を成り立たせるためには、求職者を企業に入社させないといけません。

そのため、転職意欲の低い求職者や企業に採用されなさそうな求職者よりも、転職意欲が高くて、企業のニーズを満たす求職者の対応が優先されます。

これは、転職エージェントのビジネスモデルを理解していれば、簡単にわかることです。

僕は、キャリアアドバイザーをやっていますが、以下のような求職者は、断るか、登録だけしてもらって、無視している状態になります。

転職エージェントが断る人の特徴
  • 転職するかどうか決まっていない
  • 事務職のような紹介不可能な求人を希望する
  • 希望条件が本人のスペックに不相応すぎる
  • 20代なのに転職回数が5回以上もある
  • 転職しない方が求職者本人のためになる
  • 面談の約束を守れない
  • メンタルが病み過ぎている
  • 武勇伝的なエピソードを自慢げに語る

このような人たちは、なかなか転職が決まりません。

自分の時間に余裕があるときは、面談をしますが、それなりに忙しいときは、無視することになってしまいます。

転職が決まらないということは、お互いにとって時間の無駄になります。

今回は「求職者が転職エージェントに断られる理由」について、キャリアアドバイザーの視点から解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

転職エージェントに断られる理由とは?【無視される人の共通点】

転職エージェント 断られる理由

転職エージェントは、求職者全員に対して、手厚くサポートするわけではありません。

以下のような求職者は、転職エージェントに登録しても、断られるか、無視されます。

転職エージェントに断られる人
  • 転職するかどうか決まっていない
  • 事務職のような紹介不可能な求人を希望する
  • 希望条件が本人のスペックに不相応すぎる
  • 20代なのに転職回数が5回以上もある
  • 転職しない方が求職者本人のためになる
  • 面談の約束を守れない
  • メンタルが病み過ぎている
  • 武勇伝的なエピソードを自慢げに語る

キャリアアドバイザーも、ひとりの人間なので、求職者にかけれる時間は限られています。

その中で、自分たちに振り分けられた、営業ノルマを達成していかなければいけないので、転職成功の見込みがない求職者は、必然的に後回しになります。

キャリアアドバイザーに対して、「求職者に寄り添って、求職者が輝けるステージを一緒に見つけてくれる人」というイメージを持っている人も多いですが、これは半分正解で半分間違いです。

求職者が、二度と転職しなくていいような、転職先を見つけることは、大事なことです。

しかし、転職エージェントは、国の機関でもありませんし、ボランティアでもありません。

民間企業がやっているビジネスなので、収益を出せないと、会社は潰れてしまいます。

ですから、売上につながりやすい求職者を、優先的にサポートするのです。

ここからは、転職エージェントに断られる理由について、それぞれみていきましょう。

転職時期が未定だと転職エージェントに断られる

転職時期が決まっていない人は、転職エージェントに断られる可能性があります。

転職時期が決まっていないということは、キャリアアドバイザーとの面談や企業への面接に、どれだけ時間をかけても、それが無駄になるリスクが大きいです。

キャリアアドバイザーは、自分の営業ノルマを達成させるために、時間配分を慎重に行います。

さらに、求人募集をする企業側も、入社時期が未定の求職者には、内定を出しにくいのです。

たとえば、「奥さんに転職の意思を伝えてない」「1年以内の転職を考えている」「良さそうな会社があれば転職したい」という求職者は、転職エージェントへの登録の段階で断られることがあります。

僕の場合は、3ヵ月以内に転職する気がない求職者は、後回しにするか、断ってしまいます。

事務希望だと求人がなくて断られる可能性が高い

「楽な仕事がいい」という理由で、事務職を希望する求職者が、めちゃくちゃ多いです。

しかし、事務希望の意思が固すぎると、転職エージェントから断られる可能性が高いです。

その理由は、事務職の求人が、転職市場にほとんどないからです。

事務職は、新卒社員で簡単に応募が集まりますし、仮に転職市場に求人が出てきても、倍率の高さがヤバいです。

未経験者はまず受かりません。

転職エージェントとしては、事務職の求人があれば紹介できますが、求人がなければ他の職種にも選択肢を広げてもらわないと、何もサポートできません。

ですから、事務希望の意思が固すぎる求職者は、転職エージェントの登録の段階で、断られる可能性は高くなります。

スポンサーリンク

希望条件が本人のスペックに不相応だと無視されます

転職エージェント 断られる理由

本人のスペックに不相応な、高すぎる希望条件を主張する求職者は、転職エージェントに無視される可能性があります。

求職者の中には、自分の希望がすべて叶う、夢のような仕事があるはずだと思っている人がいます。

しかし、どの仕事にも、どの会社にも、一つや二つは絶対に不満があります。

それなのに、「完全週休2日で土日祝休みがいい」「残業は絶対にしたくない」「成長できる仕事がいい」「住宅手当や家族手当をしっかりもらいたい」「自宅から30分以内がいい」など。

たくさんの希望条件を主張し、すべてを実現しようとする求職者がいます。

ハッキリ言うと、この人たちは、ずっと転職できません。

希望条件を主張していいのは、それなりのスペックを持っている求職者だけです。

ものすごい売上実績がある、人脈がすごいから会社にいるだけで価値がある、希少価値の高いスキルを持っている、などの優秀な人しか高待遇で採用されることはありません。

ですから、身の程をわきまえた希望条件を伝えないと、転職エージェントから無視されることになります。

20代で転職回数5回以上だと紹介できる求人が全然ない

20代で転職回数5回以上ある人は、転職エージェントから放置される可能性があります。

ぶっちゃけた話をすると、20代で転職回数が5回以上あると、紹介できる求人が圧倒的に少ないんです。

採用する側の立場になって、考えてみてください。

20代で転職回数が5回ってことは、少なくとも2年に1回は転職するってことですよね?

入社後に時間をかけて育てても、2年以内に退職する可能性が高い人を雇おうと思いますか?

雇わないですよね?

つまり、そういうことです。

持続性がない、諦めが早い、忍耐力がない、逃げ癖がついている、飽きっぽい、長続きしない、などのマイナスな印象を持たれます。

転職回数5回以上の人が、応募できる求人は限られていますので、転職エージェントが最初に紹介してくれた求人に応募しない人は、そのまま放置されます。

なぜなら、他に応募できる求人がないからです。

企業が募集要項の条件に、転職回数を書くことはほとんどありません。

世間的な印象が悪いですからね。

しかし、転職エージェントには、転職回数の上限をしっかり伝えます。

厳しい会社だと、転職回数の上限を「2回まで」に設定しているところもあります。

20代で転職を考えている方は、転職回数が増えすぎないように、慎重に仕事を選んでくださいね。

転職しない方が本人のためになる場合もある

転職エージェントに登録する人の中には、明らかに転職しない方が本人のためになる人がいます。

僕は、このような人の転職活動を、全力で辞めさせます。

統計データとして、「転職を繰り返すほど、底辺の労働環境になりやすい」というのがあります。

実際に、新卒しか応募できない求人は、世の中にたくさんありますし、転職回数の上限を設定している会社があるのも、ここに影響しますね。

「隣の芝は青く見える」とよく言いますが、転職すれば、もっといい環境の会社で働ける、と思う人が多いのです。

普通に土日祝休みで、人間関係も悪くなく、残業は月20時間程度で、福利厚生も十分整っている、というような会社を辞めようとする人が、実際にいます。

仕事にやりがいがなくて、上司を見てたら将来が不安になって、もっと自分に向いてる仕事があると思って、という漠然とした理由で、転職するのはかなり危険です。

転職すると、間違いなく、前職よりレベルの低い環境で働くことになります。

今の十分な環境を捨てでも、転職先で手に入れたい何かがある、という人以外は、むやみに転職しないのがおすすめです。

スポンサーリンク

面談の約束を守れない人は転職エージェントに無視される

転職エージェント 断られる理由

面談の約束を守れない人は、転職エージェントに無視されます、

面談当日に連絡なしでブッチする、面談の時間に15分以上遅刻する、というような人は信用できないので、キャリアアドバイザーからの手厚いサポートが受けれない可能性が高いです。

このような人たちは、企業への面接でも、同じことをする可能性が高いので、キャリアアドバイザーから信用されません。

僕が過去に担当した求職者の中にも、面接当日に連絡が取れなくなった人や面接開始の時間にキャンセルしたいと言ってきた人などがいました。

キャリアアドバイザーたちは、多かれ少なかれ、このような経験をしていますので、「この人は企業に紹介しても大丈夫か?」を常に見極めています。

転職エージェントにとって、紹介先の企業は大事なお客様なので、失礼な態度をとる求職者とは、できるだけ関わりたくないと判断されるのです。

メンタルが病み過ぎている人はやさしく断られる

メンタルが病み過ぎているは人は、残念ながら、内定を獲得できない可能性が高いので、転職エージェントからやさしく断られます。

人間関係が原因で適応障害と判断された、メンタルが病みすぎてニート期間が長くなった、という人を採用してくれる企業は多くありません。

面接時にメンタルが病んでいるということが伝わってしまいますし、医師の診断を受けている場合は、それを企業に報告しなければいけません。

こうなってくると、残念ながら、内定を獲得できる可能性が非常に低くなります。

このような人たちは、転職よりも、まずはメンタルを元に戻すことが最重要の課題です。

転職活動をスタートさせても、内定が出ないことがストレスになって、さらに落ち込んでしまう人もいるので、メンタルを元に戻してから、転職活動を再開した方がいいと思います。

武勇伝的なエピソードを自慢げに語る人はやわらかく無視される

武勇伝的なエピソードを自慢げに語る人は、転職エージェントに登録しても、やわらかく無視されます。

転職エージェントを利用するときに、「本音をどこまで言っていいのか?」というのがあると思います。

進路の悩みや現在の職場での不満など、転職に関することは、本音で話しても問題ありません。

しかし、以下のような内容を話す求職者の場合だと、キャリアアドバイザーから距離を置かれます。

転職エージェントから距離を置かれる人
仕事をサボっていた話をする
ほかの転職エージェントで起きたトラブルを自慢げに話す
過去にやった自分の悪さを武勇伝的に話しすぎる

転職エージェントにとって、このような人たちを企業に紹介するのは、リスクが高すぎます。

そのため、簡単な面談だけして、「すぐに紹介できる企業がない」という理由で、やわらかく無視される可能性が高いです。

転職エージェントに断られる理由【まとめ】

最後に、転職エージェントに断られる理由をまとめておきます。

  • 転職するかどうか決まっていない
  • 事務職のような紹介不可能な求人を希望する
  • 希望条件が本人のスペックに不相応すぎる
  • 20代なのに転職回数が5回以上もある
  • 転職しない方が求職者本人のためになる
  • 面談の約束を守れない
  • メンタルが病み過ぎている
  • 武勇伝的なエピソードを自慢げに語る

求職者の中には、転職エージェントのキャリアアドバイザーに対して「何でも許してくれる優しい人たち」という印象を持っている人がいます。

しかし、転職エージェントにとっては「求職者=企業に提案する商品」なので、最終的には「買ってくれる人材かどうか?」が重要になります。

転職エージェントにとってのお客様は企業なので、「企業に紹介しても失礼のない人材か?」を慎重に見極めています。

転職エージェントを利用するときは、今回の内容を理解して行動すれば、断られたり無視されたりすることがなくなると思います。

【関連記事】
キャリアアドバイザーが選ぶ20代におすすめの転職エージェント3社
フリーター転職の完全講義【転職で年収500万達成した僕の集大成】

スポンサーリンク