求職者
キャリアアドバイザーになりたい人「キャリアアドバイザーになるにはどうすればいんだろう?資格や経験は必要なのかな?」

この疑問に答えます。

結論からいうと、キャリアアドバイザーになるために、特別な資格や経験は必要ありません。

ただし、キャリアアドバイザーは営業職でもあるので、営業経験や売上目標を追いかけていた経験があると、採用されやすくなります。

今回は「キャリアアドバイザーになるために必要なこと」を解説していきます。

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キャリアアドバイザーになるには?人材業界4年目の僕が解説します

キャリアアドバイザーになるには?

これから転職を考えている方の中には、キャリアアドバイザーの仕事に興味のある方もいるでしょう。

どうすれば、キャリアアドバイザーになれるのか?

結論からいうと、基本的には特別な経験は必要ありません。

え?そうなの?でも偉そうに求職者にアドバイスしてるじゃん!

こう思った方もいると思います。

そうですよね。

転職エージェントに行くと、キャリアアドバイザーが偉そうに求職者の方の相談にのっていますよね。

でも、彼らには特別な資格はありません。

50人に1人くらいの確率で、たま~にキャリアコンサルタントの資格を持っている人もいます。

ちなみに僕は持っていません。

ではなぜ、キャリアアドバイザーは資格や経験がなくても、やっていけるのか?

その理由は、キャリアアドバイザーを雇用している企業が、それを求めていないからです。

企業が、キャリアドバイザーを志望する人に、求めるのものは何か?

それはこちらです。

企業がキャリアドバイザー志望に求めるもの
  • 正社員としての就業経験1年以上
  • 営業職の経験(年数不問・目安は1年以上)
  • 販売職の経験(年数不問・目安は1年以上)
  • toC向けの提案経験1年以上
  • 過去に結果を出すためにコミットした経験
  • 人材紹介業のビジネスを理解している人
  • 売上目標を達成できる自信がある人

これをみると、営業経験や接客経験が重要視されているのがわかりますよね?

僕もキャリアアドバイザーの求人を扱っていますが、必要資格を提示している会社は一社もありません。

キャリアアドバイザーになるために資格は不要

キャリアアドバイザーの中で、資格を持っている人はほとんどいません。

めちゃくちゃ稀にキャリアコンサルタントの資格を持っている人もいますが、だいたい50人に1人の割合です。

なぜキャリアアドバイザーは資格を持っていないのか?

その理由は、資格がなくても、キャリアアドバイザーの仕事はできるからです。

あなたは、キャリアアドバイザーに対して、どのようなイメージを持っていますか?

  • 向いている仕事を見つけてくれる人
  • 気軽に転職相談ができる人
  • 仕事のことなら何でも知っている人
  • カウンセリングで悩みを解決してくれる人
  • 転職を成功させてくれる味方

このようなイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、キャリアアドバイザーの仕事は、求職者の相談に乗ったり、カウンセリングをしたりすることだけではありません。

転職エージェントにおけるキャリアアドバイザーの役割には「会社の売上をつくること」も含まれます。

転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を企業に紹介して入社させることで、初めて収益が生まれる仕組みです。

つまり、キャリアアドバイザーは、会社の売上をつくるポジションでもあるのです。

キャリアアドバイザーは営業職でもある

キャリアアドバイザーになるには?

キャリアアドバイザーは、会社の売上をつくる役割も担っています。

つまり、キャリアアドバイザーは営業職なのです。

キャリアアドバイザーは、会社から売上ノルマを課せられています。

キャリアアドバイザーの売上目標の目安は「年間1000万円ぐらい」ですね。

そのため、月単位に落とし込むと、月間80万円~100万円になります。

転職エージェントが企業からもらう紹介料の目安は、年収の30%前後が一般的なので、年収300万円前後の人を月1人~2人紹介できれば、ノルマの最低ラインはクリアという感じです。

年収の高い人材を紹介できれば、その分の紹介件数は少なくなります。

パイロットや医者など、年収1000万円越えの人材を専門に扱うキャリアアドバイザーもいますが、この場合は年間1名の紹介で目標はクリアできますね。

その反対に、年収の低い人材しか紹介できないなら、その分の紹介件数を増やさなければいけません。

若年層や未経験を専門に扱うキャリアアドバイザーの場合、紹介件数の目安は月2名~3名ぐらいのところが多いですね。

スキルも経験もない若年層は教育コストが高いので、企業側も100万円近い紹介料を支払ってまで、採用しようとは考えません。

20代で未経験職種に挑戦する人材の場合、紹介料は30万円~60万円ぐらいですね。

採用に困っていない企業だと、紹介料を15万円~25万円で設定する企業もあります。

こんな感じで、キャリアアドバイザーは求職者の転職相談に乗る傍ら、営業職として自分のノルマを達成するために、日々あくせくしているのです。

【関連記事】【失敗談あり】転職エージェントが激務な理由を経験者が暴露します

キャリアアドバイザーになるためには営業経験が重宝される

キャリアアドバイザーは営業職の役割を担っています。

そのため営業経験がある人は、キャリアアドバイザーの選考を通過しやすくなります。

営業は、売上目標を追いかけながら、仕事をしますよね。

この経験は、キャリアアドバイザーが紹介件数を追いかけながら、仕事をする部分で活かせるのです。

営業以外だと、販売職の経験も重宝されます。

販売職として個人目標を持っていたり、店舗の売上目標を追いかけていたりした経験が、キャリアアドバイザーでも活かせると判断されるのです。

キャリアアドバイザーになるためには、資格を持っていることよりも、営業経験や接客経験があることを求められます。

僕自身も営業経験があったので、未経験からでも、キャリアアドバイザーをやれているのだと思います。

目標を達成してきた経験や営業現場でのクロージング力は、キャリアアドバイザーでも多々活かせます。

【関連記事】転職エージェントが内定辞退にしつこい理由をぶっちゃけます!

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キャリアドバイザーに向いている人・向かない人

キャリアアドバイザーになるには?

キャリアアドバイザーには向いている人と向いていない人がいます。

キャリアアドバイザーに向いている人
  • 相手の本当の課題を見つけるヒアリング能力がある
  • 転職するべき理由を論理的に相手に説明できる
  • 表面的な事象ではなく潜在的な部分まで想像できる
  • 求職者と企業を自分の思惑通りに誘導できる
  • 御用聞きではなく相手の改善点をしっかり指摘できる


キャリアアドバイザーに向ていない人
  • ヒアリング能力が極端に乏しい
  • 表面的な事象でしか物事を考えられない
  • 相手に言われるがままで自分の意見を主張できない
  • 自分本位が強くて相手の立場を考えられない
  • 行動できない求職者にイライラしてしまう


キャリアアドバイザーには、絶妙な交渉力と調整力が必要です。

相手の要望を聞きすぎると、紹介できる求人がなかったり、紹介できる求職者がいなかったりします。

相手に妥協点を見出してもらう必要があります。

「Aは譲れないけど、最悪Bはなくてもいい」みたいな感じで、相手に希望の優先順位を決めてもらうことが重要です。

世の中には、自分の希望を100%叶える求人も求職者もいないわけですから、この妥協点がないと絶対に紹介成立できません。

自分の主張を伝えないといけないのですが、これも微妙なところで、相手の意図を無視した主張ばかりだと、相手は離れていってしまいます。

面談や面談後のフォローでは、絶妙な空気感をつくり、「この人が言うなら信じたほうがいいな」と思ってもらう必要があります。

この信頼感によって、紹介する求人に応募してくれたり、最終の内定承諾をしてくれたりするのです。

これを上手にできないと売上がつくれないので、キャリアアドバイザーを続けるのは結構しんどくなります。

【関連記事】転職エージェントの面談内容を3分で解説

キャリアアドバイザーになるために必要なこと

キャリアアドバイザーになるには?

キャリアアドバイザーの仕事は、外からだと、心理カウンセラーのように見えるかもしれません。

しかし、相手に行動を促して自分の利益を確保する、という目的を持っている点で、キャリアアドバイザーは心理カウンセラーと大きく異なります。

転職相談にくる人の中には、転職するかどうかを迷っている人やそもそも転職する気のない人もいます。

この人たちを転職する気にさせて、自分が紹介する企業に入社させないといけません。

そうしないと、売上がつくれませんからね。

求職者を行動させるのが、めちゃくちゃ大変です。

僕がこれまで担当した求職者の場合だと、このような特徴がありました。

行動できない求職者たちの特徴
  • 「寝てました」で約束をすっぽかす
  • 面談時間に30分以上遅刻する
  • 履歴書や職務経歴書を自分でつくれない
  • 証明写真を用意するのに1ヵ月以上かかる
  • 電話やメールの返信が全然こない
  • 企業への面接当日にキャンセルを希望する
  • やっぱり転職するのを辞めますと辞退する
  • せっかく出た内定を親ブロックで辞退する

これどうですか?

なかなか驚きの行動ですよね。

でも全て実話です。

このような人たちに行動してもらうためには、マインドセットがめちゃくちゃ重要です。

「なぜ転職するべきか?」「なぜこの会社がいいのか?」「なぜ今のままだとダメなのか?」という事実を客観的に伝えて、転職する理由を明確にしなければいけません。

キャリアアドバイザーに必要なことは以下の3つです。

  • 求職者が転職したい本質的な理由をくみ取る
  • 求職者の本来の目的を自分が紹介したい求人で解決する
  • 応募書類や面接によって企業から内定を獲得する

キャリアアドバイザーの最終的な目的は「求職者を紹介した企業に入社させること」ですが、そのためには本質的な部分を見抜く力が必要です。

「なぜ転職を考えているのか?」
「本当は何が不満なのか?」
「どのような価値観で生きているか?」

これらをイメージして求職者を誘導していけると、求職者が納得できる転職になるので、紹介件数も安定してきます。

偉そうなことは言えませんが、今までの僕の失敗体験と成功体験から考えると、こんな感じですね。

【関連記事】転職エージェントの裏事情をキャリアアドバイザーが暴露します!

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キャリアアドバイザーになるには?【まとめ】

今回のまとめです。

  • キャリアアドバイザーになるために資格は不要
  • キャリアアドバイザーは営業職でもある
  • キャリアアドバイザーになるためには営業経験が重宝される
  • キャリアドバイザーに向いている人と向かない人がいる
  • キャリアアドバイザーになるために必要なことは3つある

キャリアアドバイザーへの転職を考えている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてくださいね。

僕が実際に経験してきた内容をベースにしているので、少しは役に立つと思います。

個人的には、キャリアアドバイザーは、なかなか大変な仕事だと思います。

僕の感覚だと、キャリアアドバイザーよりも、普通の営業職の方が簡単ですね。

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