
「施工管理がきついって本当?」
「施工管理はやめたほうがいい?」
「施工管理はすぐ辞める人が多いの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、記事を書いています。
『施工管理はきつい』ってよく言われますが、これはなぜなのでしょうか?
結論からいうと、施工管理がきつい理由は、次の3つです。
- 長時間労働になる
- 月3日しか休めない
- プライベートの時間がなくて友人がいなくなる

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、施工管理の仕事をする人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた、元施工管理の村上陽平さん(25歳男性・仮名)の体験談をもとに『施工管理の仕事を底辺だと感じた理由』や『施工管理の仕事がきついと思う瞬間』を解説していきます。
この記事を読めば、施工管理で働く人のリアルがわかるので、施工管理に転職するべきかどうかを判断できます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐ自分が施工管理に向いてるのかを知りたい!』という方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるほうが早いかもです。
目次
施工管理がきつい理由は3つ!【底辺で奮闘した25歳男性の体験談】

ここからは『元施工管理の村上陽平さん(25歳男性・仮名)』の事例を紹介していきます。
村上陽平さんは大学を卒業後、正社員として某企業の施工管理に就職しました。
施工管理の中でも、エアコン工事の施工管理の仕事です。
従業員数は46名ほどの会社で、創業50年以上の老舗企業でした。
では、なぜ村上陽平さんは、この会社を辞めたのか?
村上陽平さんが施工管理を辞めた理由は、『ワークライフバランスの崩壊』です。
【関連記事】
⇒施工管理の仕事とは?【わかりやすく3分で解説します】
施工管理はやめとけ!長時間労働の施工管理はきついです…

村上陽平さんは、施工管理として2年2ヶ月働きましたが、『尋常じゃないレベルの長時間労働だった』と言っていました。
村上陽平さんの場合、毎月の残業時間は100時間を超えており、休日は月に3日しかなかったそうです…。
ただし、しっかり残業代はもらえていたので、25歳で年収400万円稼いでいました。
25歳男性の平均年収は350万円前後なので、それと比較すると年収は高めですね。
しかし村上陽平さんは、長時間労働によって、身体も心もボロボロだったので、『年収が下がってもいいから、とにかく休みがほしい!』と言っていました。
村上陽平さんが転職先に求める条件の最優先は、『プライベートの時間を確保できること』でした。
休日が月3日しかなかったことで、友人と遊ぶ予定がまったく立てられず、この孤独感も限界だったようです。
村上陽平さんが施工管理の仕事で得られたものは、『1億円規模の現場に携わる経験ができたこと』や『顧客折衝などの経験を積んだことで、コミュニケーション能力は身に付けたこと』でした。
ちなみに村上陽平さんは、学生時代は軽音部に所属しており、喫茶店やスポーツ用品店でアルバイトをするタイプの人物です。

施工管理をすぐ辞める人の本音【施工管理がきついと思う1番の理由は?】

村上陽平さんの転職の目的の最優先事項は『プライベートの時間の確保』だったので、求人選びにはめちゃくちゃ慎重になっていました。
最終的に村上陽平さんが選んだ職種は、『倉庫作業員』や『倉庫管理』でした。
『年収は250万円あればいい』『土日休みで正社員なら何でもいい』という感じだったので、いかに仕事の負荷が少ないかを追求した結果、倉庫業界にたどり着いたのだと思います。
僕の個人的な意見を言うと、村上陽平さんさんは大卒だったので、『せっかく大学まで出たのに倉庫作業員はもったいないなぁ…』と感じました。
ここだけの話、【施工管理→倉庫作業員】という転職は、普通の勤め人から底辺労働者への転落です。
僕は倉庫作業員として働いていたことがありますが、仕事は楽でも給料や労働環境はまさに底辺っていう感じでしたからね。
でも村上陽平さんにとっては、それほど施工管理の仕事がきつかったのでしょうね。
村上陽平さんの身体と心を癒すためには、とにかく楽な仕事が必要だったのかもしれません。
施工管理がきつい理由【まとめ】
ということで今回は、元施工管理の村上陽平さん(25歳男性・仮名)の体験談をもとに、『施工管理がきつい理由』を解説しました。
今回の内容から、施工管理がきつい理由は『長時間労働になる』『月3日しか休めない』『プライベートの時間がなくて友人と遊べなくなる』ということがわかりますね。
施工管理のメリットは『ハードワークだけど20代でも年収400万稼げる』『コミュニケーション能力が身につく』『規模の大きい仕事に携われる』という点です。
施工管理のメリットとデメリットを比較して、それでも施工管理がやりたいと思えば、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
今回の体験談を聴いて、『施工管理は無理だな…』と思った方は、ほかのキャリアを考えましょう。
