

このような方に向けて、記事を書いています。
高校や知り合いの紹介で、工場に就職する人は多いです。
しかし20代前半までに、工場勤務を辞めていく人が結構たくさんいます。
工場を辞める人たちの退職理由は、『人間関係が最悪だから』というのが多いですね。
ぶっちゃけ、工場の人間関係がきついなら、工場以外の仕事に転職しないと、根本的な問題は解決しません。
でも、今まで工場でしか働いたことがない方は、どうやって転職活動をすればいいのかってよくわからないですよね。
結論からいうと、工場を辞めたいと思ったら、すぐに転職エージェントに登録しておくのがおすすめです。
転職エージェントでは、応募書類の作成から求人の紹介、さらには面接対策までガッツリサポートしてもらえるので、今回が初めての転職の方でも安心です。
実際に今回紹介する、元工場勤務の木村弘志さん(25歳男性・仮名)は、転職エージェントを利用して工場からWEB業界への転職に成功しています。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計157名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
今回は、僕が実際に話を聴いた、木村弘志さん(25歳男性・仮名)の体験談をもとに『工場を辞めたいなら今すぐ転職しないとヤバい理由』から『工場から転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、『どうすれば工場勤務のつらい状況から抜け出すことができるか』がわかります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。
※『今すぐに工場から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
工場の最悪な人間関係を解決する方法【元工場勤務の体験談です】

まずは今回インタビューした、元工場勤務の25歳男性の『木村弘志さん(仮名)』の簡単な経歴を紹介します。
木村弘志さんは高校を卒業後、スポーツ系の専門学校に2年間通いながら就職活動をしていましたが、どこからも内定がもらえませんでした。
仕方なくアルバイトでつなぎながら、就職浪人をしていたのですが、半年経っても結局就職できず、それを見かねた両親から知り合いが働いている工場への就職を提案されて、その工場の期間工として就職することになりました。
『将来的には正社員になるチャンスもある』と聴いていたので、入社後は真面目に仕事に取り組み、直属の先輩や上司からも評価されていました。
しかし、入社3年目のときに悲劇が起こります。
木村弘志さんは自動車の組立てを担当していたのですが、所属していた部署の車種が生産ストップとなり、急遽部署が解散することになったのです。
これによって、親切にしてくれていた先輩や上司とは離れ、木村弘志さんは社内でも評判の悪い部署に異動することになってしまいました。
その部署に所属していた、『ライン外作業者』と呼ばれる正社員からのパワハラがひどく、精神的にも体力的にも追い詰められてしまい、木村弘志さんは退職することになったのです。
その後、木村弘志さんは『自分ひとりでは転職できない』と判断し、転職エージェントを利用して転職活動を全面的にサポートしてもらいました。
その結果、木村弘志さんは工場からWEB業界の営業職に転職することができ、人間関係のストレスからは解放されたそうです。
ここからは、元工場勤務の木村弘志さんの体験談をもとに『工場勤務のやばい実態』や『工場から転職する上での注意点』を詳しく解説していきます。
工場勤務は頭おかしいのか!?と思ってしまった最悪な人間関係
元工場勤務の木村弘志さんは期間工だったので、どうしても正社員より立場が弱かったようです。
木村弘志さんが異動した部署には、問題の社員が数名おり、以前にもパワハラの疑惑があったメンバーでした。
実際に木村弘志さんが、この社員たちから受けたパワハラは次のとおりです。
- ライン外作業者がやたら急かしてくる
- ライン外作業者が物を叩く音で威圧してくる
- 前日に休日出勤を命令される
- 休日出勤を断ると理由を細かく質問される
- 夜勤の次の日に日勤のシフトが入れられる
- 過労で倒れるとめちゃくちゃ怒られる
- 名前ではなく『おい!』『お前!』と呼ばれる
- 基本的に期間工を見下した対応をしてくる
上記のとおり。なかなかのヤバさです…。
木村弘志さん側の話しか聴いていないので、もしかしたら多少誇張されている部分もあるかもしれませんが、これが現実なら体力も精神も崩壊しますよね…。
ちなみに、主犯格の社員は20~22歳の高卒社員で、木村弘志さんよりも年下というので驚きです。
このような過酷な職場環境によって、木村弘志さんは工場からの転職を決意することになったのです。
【関連記事】
⇒高卒で工場辞めたい人はどうすればいい?【転職体験談あり】
【失敗談】工場から転職するならすぐに行動すべきだった話
元工場勤務の木村弘志さんは、工場を辞めたいと思ったときに、すぐに行動できなかったことを後悔していました。
木村弘志さんは部署が異動になり、パワハラを受けるようになった後も、なんとか半年は頑張っていました。
『工場を辞めたい…』と思いながらも、なかなか行動に踏み出せず、仕方なく期間工を続けていたのです。
しかし、さすがに体力的にも精神的にも限界になり、職場で何度も倒れるようになっていきました。
最終的に『もうこれ以上は働けない』と判断して、退職を決意したのです。
本来であれば、退職後すぐに転職活動を始めるべきなのですが、前職のストレスが大きすぎて、約3ヶ月何もできず、謎の空白期間ができてしまいました。
転職活動を始めてみるとわかると思いますが、空白期間が3ヶ月以上あると書類選考が通過しにくかったり、面接でツッコまれたり、というデメリットがあるんですよね…。
木村弘志さんは、なんとかWEB会社の営業職に転職できましたが、やはり転職活動では苦戦したそうです。
木村弘志さんはこの点について、『工場を辞めたいと思ったときに、すぐ転職活動を始めていれば、もっとスムーズに転職できたと思いますね』と言っていました。
記事を読んでいるあなたは、同じ失敗をしないでくださいね。
まとめ:工場から異業種に転職したら人間関係の悩みが解決した

今回は、元工場勤務の木村弘志さん(25歳男性・仮名)の体験談を紹介しました。
最終的に、木村弘志さんは転職エージェントを利用して、『工場勤務→WEB業界の営業職』に転職することができました。
もちろんWEB業界の営業職は楽な仕事ではないので、覚えることが多かったり、契約件数や売上目標を追いかけないといけなったり、という大変な部分もあります。
でも、木村弘志さんいわく『工場時代の陰湿なパワハラと比べたら、営業職のプレッシャーは全然問題ないですね!』とのこと。
人によって向き不向きがあり、何にストレスを感じるかも違いますが、木村弘志さんは工場からの転職によって、少なくとも『陰湿なパワハラをするような人間関係の問題』からは解放されたようです。
もし今、あなたが『工場勤務を辞めたい…』と思っているなら、今すぐに行動しておくのがおすすめですよ。
木村弘志さんのように、行動を先延ばしにしてしまうと、人生損することが多いです。
ぜひこの機会に、何かひとつでも行動してみませんか?
