

このような疑問に答えます。
結論からいうと、警備員がダメ人間だといわれる理由は、一部のダメな警備員が警備員全体のイメージを悪くしているからです。
警備員はショッピングモールやイベント会場など、世間の目に触れる機会が多く、何かひとつでも失敗すると、今の時代はSNSなどで拡散されてしまいます。
良い話は広がりにくいですが、悪い話は一気に広がります。
そのため仕事中に居眠りをしてしまった警備員がいたり、トラブル時に全く動かなった警備員がいたり、質問しても態度が悪い警備員がいたりすると、その悪いうわさはすぐに広がるのです。
そしてやっかいなことに、一度でも世間に悪いイメージが広がると、それはなかなか変わりません。
これによって、世間的には『警備員=ダメ人間』だと思われているのです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、警備員のリアルな情報をお伝えできると思います。
ということで、今回は『警備員はやめたほうがいい理由』や『なぜ警備員がダメ人間だといわれるのか?』を解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
警備員はやめたほうがいい理由【警備員だけはやめとけって本当?】

世の中的には『警備員=ダメ人間』というイメージが強いです。
警備業界には、若者から中高年まで、幅広い世代の人たちが集まってくるので、中にはクセの強い人もいます。
このようなクセの強い人と一緒の現場になると、職場の人間関係のストレスが大きくなり、仕事がしにくくなりますよね。
実際に警備員の現場には、ショッピングモールやイベントの警備も多く、広いエリアでの仕事では警備員同士のチームワークが必須です。
しかしこの中に、1人でもクセの強い人がいると、現場の連携がめちゃくちゃになり、ミスも多発します。
当然ミスが多くなれば、『ダメ人間』というレッテルを貼られることになるので、『警備員=ダメ人間』という印象を持つ人が増えてしまいます。
警備員はやめたほうがいい理由①:警備員はダメ人間だと思われる

もちろん警備員の中には、真面目に仕事をしている人もいて、資格取得や経験を積むことでキャリアアップしていく人もいます。
しかし、真面目に仕事をしない人やトラブルが起きても放置する人などがいるのも事実で、一部のダメな警備員のせいで『警備員=ダメ人間』というイメージが広がってしまっているのです。
でも厄介なことに、ダメな警備員ほど、自分のことを仕事ができる警備員だと思っている傾向が強いです。
実際に『ダニング=クルーガー効果』というものがあり、無能な人ほど自己評価が高いという研究結果が出ています。
つまりダメな警備員に対してどれだけ注意しても、その警備員は自分のことをデキる警備員だと思っているので、いつまで経っても改善されないということです。
このせいで『警備員=ダメ人間』という印象は、なかなか変えることができません…。
ここに納得できないなら、警備員はやめたほうがいいですね。
【関連記事】
⇒警備員の正社員がマジできつい理由【元警備員の失敗談あり】
警備員はやめたほうがいい理由②:警備員はクズの集まりだと思う瞬間がある

はじめて警備員になる人が、『この職場はクズの集まりじゃないか…』と思う瞬間があります。
周りからクズだと思われる警備員は、次のとおりです。
- 出入管理で居眠りをする警備員
- さらに注意されても居眠りが継続する警備員
- 巡回中に鼻歌を口ずさむ警備員
- 私物や共用物の片付けれない警備員
- 命令系統を守れない警備員
- 忘れ物が多い警備員(制服すら持ってこない)
- 同じミスを何度もくり返す警備員
上記のとおり、社会人としては底辺レベルの行動が目立ちます。
実際に異業種から転職してきた人の多くが、『こんな人間が社会にいるのか…!?』という衝撃を受けるそうです。
しかし前章で伝えたように、無能な人ほど自己評価が高いので、上記のような人たちでも、自分が高く評価されていないことに不満を持ち、昇格や昇給の交渉をしてくるといいます…。
このように、ほかの業界から転職してきた人が、客観的な目線でダメな警備員の人たちをみて、『クズの集まりだ…』と思うのですね。
警備員はやめたほうがいい理由③:警備員は世間体が悪い

ここまで『警備員がダメ人間といわれる理由』について解説してきましたが、実際は警備員の中にも誇りを持って仕事をしている人もいます。
警備業界は警備業法で厳しく規制されていることもあり、研修制度や資格取得支援制度が整っている警備会社も多いです。
そのため積極的に研修を受けて、様々な資格を取得していき、警備業界の中でキャリアアップしていく警備員もいます。
警備員に大切なのは『自分の持ち場を守り抜く責任感』で、警備員としての自分を磨き続ける姿勢があれば、どんな人でも着実にステップアップしていけます。
実際に警備員からキャリアをスタートさせて、将来的に営業職や採用担当、商品開発部門にキャリアアップしていく人もいます。
とはいえ、警備員の世間体が悪いのは事実なので、どれだけ警備業界の中でキャリアアップしても、周囲からの評価に不満を感じることはあると思います。
あとは、自分の価値観の問題ですね。
『自分の働く業界がダメ人間だと思われるのは耐えれない!』という方は、警備業界から転職するしかないです。
一度染みついた世間のイメージは、なかなか変わりませんからね。

まとめ:特別な理由がないなら警備員だけはやめとけ!
この記事のまとめです。
- 警備員は世間からダメ人間と思われている
- クセのある警備員がチームワークを乱す
- 一部のダメ人間が警備員の印象を悪くする
- ダメな警備員は底辺レベルの行動をする
- ダメな警備員ほど自己評価が高い
- 異業種から転職すると警備員はクズの集まりだと思える
- 警備員の中にも誇りを持って仕事をする人はいる
- 世間体の悪さに耐えれないなら警備員はやめたほうがいい
上記のとおり、基本的に『警備員=ダメ人間』や『警備員=能力が低い』というネガティブなイメージがあります。
そのため、警備員になることに対して特別な理由がないなら、警備員の仕事を選ぶのはやめておいた方が無難です。
警備員の仕事は楽かもしれませんが、仕事が楽なせいで何のスキルも身に付きません…。
そうすると、30代40代で体力的にきつくなり、これ以上警備員を続けられなくなったときに、『何もスキルがなくて転職先がない…』という悲劇になります。
残念ながら、『警備員=楽そう=何もスキルがなさそう』というのが、企業の採用担当が警備員に対して抱く印象なのです。
ですから手遅れにならないためにも、特別な理由がないなら警備員はやめておいた方がいいかと思います。
いずれにせよ、転職のプロに一度相談してみるのはおすすめです。
『本気で警備員から転職したい!』という方は、ぜひこの機会に転職エージェントに相談してみてくださいね。
