
『20代のうちにやるべきことが知りたい…』
『20代の過ごし方で失敗したくない…』
『絶対に人生後悔したくない…』
このような方に向けて、記事を書いています。
20代半ばになると、30代の自分が現実的になってきて、20代でやり残したことはないか?と不安になりますよね。
結論からいうと、20代のうちにやるべきことは、30代以降をどう生きたいかによって違ってきます。
30代以降の理想の自分から逆算すれば、そのために必要な知識やスキルが見えてくるので、20代のうちにやるべきことも明確になります。
とはいえ、20代の方の多くは、自分の30代の姿を想像できていないと思います。
以前の僕もそうでしたが、5年後10年後の自分が何をやっているかなんて、よく分からないですよね。
ということで今回は、数ある生き方のサンプルの一つとして、僕の実体験をもとに『20代のうちにやるべきこと7選』を紹介しておきますね。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事を読めば、20代のうちに何をやっておけばいいのかが分かるので、30代以降の人生で後悔しにくくなります。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐに転職して人生やり直したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
20代のうちにやるべきこと7選【失敗する理由は超簡単です】

冒頭で、20代のうちにやるべきことは、30代以降の人生で何を手に入れたいかによって違う、と伝えました。
人生で何を優先に考えるかは、個人の自由なので、ぶっちゃけ正解や不正解はありません。
とはいえ、何か指標がないと不安ですよね。
ということで参考までに、30歳の僕のサンプルを公開しておきます。
年齢:30歳
学歴:大卒(Fラン大学)
年収:500万円(会社員)
職業:IT企業のWEBコンサルタント
副業:WEBマーケティング
副業収入:月4~5万円
株収入:年間5~10万円
貯金:365万円
配偶者:あり
家:賃貸(家賃8万円)
車:あり(駐車場代1万円)
上記のとおり。
正直な話、別に自慢できる経歴ではないですが、もともと年収190万円のフリーターだったので、当時と比べれば、だいぶマシになりました。
ちなみに、DODAが発表する『30代の平均年収』によると、30歳男性の平均年収は『446万円』なので、一応それよりは高いですね。
また副業収入も作れているので、会社をクビになったときのリスクヘッジもできている状態です。
お金がすべてではありませんが、これも一つの指標になるかと。
僕が30歳までに実践してきた内容を振り返ると、『20代のうちにやってよかったこと』は以下のとおり。
- 世の中の良書を読む
- 時間の取捨選択をする
- 人生の優先順位を決める
- 自分の得意不得意を理解する
- 行動すれば人生が変わることを知る
- コミュニケーション能力を身につける
- 個人でお金を稼ぐスキルを身につける
ここからは、それぞれ詳しく解説していきますね〜。
【20代のうちにやるべきこと①】世の中の良書を読む

20代のうちに『良書と呼ばれる本』を大量に読んでおきましょう。
世の中は、何を知っているかで、見え方が全然違ってきます。
ちなみに、大学生の頃の僕は『自分の好きなことを仕事にするのが正しい!』と本気で思っていたので、将来性とか年収とか何も考えずにアパレル企業に就職しました。
でもアパレル企業の現実は、年収280万円で毎日サービス残業させられて、新人は上司たちのパシリみたいな職場でした…。
結局3年でアパレル企業を辞めて、その後は倉庫作業員のアルバイトをする、フリーターまで転落しました…。
このように僕はかなり浅い思考で生きていたのですが、フリーター期間にヒマな時間が多かったので、自己啓発本やビジネス本を読むようになったんです。
結局1年で200冊くらい本を読んで、人生に対する考え方が大きく変わりました。
その中でも特に『自分で事業を持たないとダメだ!』という思考に、切り替わったのが大きかったです。
この思考を手に入れてからは、『将来事業を持つために役に立つ知識やスキルを身に付ける』という視点で転職先を選ぶようになり、プライベートの時間の使い方にも気を付けるようになりました。
実際にその後は、IT企業に転職して、IT企業の経験を活かして副業を始めて、早朝や昼休憩や帰宅後は副業や学習に使うようになりました。
『サラリーマン以外の人生の選択肢があること』を知るために、とりあえず読んでおいて間違いない本は、この3冊ですね。
この3冊を読み終えたら、とにかく大量に読書をしていきましょう。
僕の感覚だと、100冊くらい読んだタイミングで、人生に何かしらの変化が起こりますね。
【20代のうちにやるべきこと②】コミュニケーション能力を身につける

20代のうちに『コミュニケーション能力』を身に付けておきましょう。
たとえば、20代が転職する場合、企業から最もチェックされる点は『コミュニケーション能力があるかどうか?』です。
たとえ知識やスキルが高くても、他人とコミュニケーションがとれない人材は、面接で落選する可能性が高いです。
僕が実際に、20代の未経験者を採用する企業の面接官に聴いた話だと、『どれだけ知識やスキルがあっても、コミュニケーション能力が低い人は採用していない』とのことでした。
相手が何を考えているかをくみ取る能力や、相手が求めているものを提供できる能力がないと、人生で損することがめちゃくちゃ多いです。
会社での仕事はもちろん、副業でも、恋愛でも、友達付き合いでも、家族との関係づくりでも、何かを購入するときでも…。
コミュニケーション能力が低い人は、うまくいかないことが多いですね。
ちなみに、最短でコミュニケーション能力が身に付く職業には、営業職や販売職などがあります。
僕の場合は、正社員でIT企業の営業職を経験し、アルバイトでアパレル店員を経験しました。
特に営業職を経験すると、自分で売上を作るための思考やスキルが身に付くので、将来副業や起業を考えている方にはおすすめですね。
【20代のうちにやるべきこと③】行動すれば人生が変わることを知る

20代のうちに『行動すれば人生が変わること』を知っておきましょう。
20代の方の多くが、自分の可能性を自分で潰しているように感じます。
『自分は学歴がないから年収300万円でも仕方ない…』
『自分は経験がないから仕事を選べない…』
『自分はお金がないから一生結婚できない…』
こんな感じですね。
以前の僕も、年収190万円の倉庫作業員だったので、自分の可能性を信じられない人の気持ちは痛いほど良くわかります。
ちなみに僕の場合は、IT企業の営業職に転職したときに、半年経っても契約がゼロ件…というほどダメダメでした。
しかし二度とフリーターには戻りたくなかったので、平日は深夜0時まで営業ロープレをしたり、休日もIT知識や営業スキルが身に付く本やオーディオブックを聴きまくっていました。
『とにかく行動しまくれば結果は出るんじゃないか?』と思っていたんです。
その後、入社7ヶ月目から契約が取れ始めて、その後も継続て契約を取ることができ、入社2年目で複数名の営業をまとめるチームリーダーになりました。
ちなみに、当時の僕の年収は『28歳で年収450万円』でした。
この成功体験をきっかけに、WEBコンサル事業、人材紹介事業、セミナー事業、採用支援事業などの立ち上げを行うことができました。
さらには副業も始めて、自分の事業でお金を稼ぐスキルも身に付けました。
このように成功体験があると、新しいことに挑戦しやすくなり、、目の前のチャンスもつかみやすくなります。
とはいえ、行動量でカバーするなら、若いうちの方がおすすめです。
20代は気力も体力もありますからね。
『自分はやればできる』というマインドがあると、人生の選択肢が圧倒的に増えますよ。
【20代のうちにやるべきこと④】自分の得意不得意を理解する

20代のうちに『自分の得意なこと・不得意なこと』を理解しておきましょう。
人生の時間は限られているので、取捨選択がかなり大事です。
『自分に向いてないこと』や『頑張っても結果が出ないこと』に時間を使っても、納得できる未来は手に入りませんからね。
人間にはそれぞれ得意・不得意があるので、やるなら得意なことで勝負しないと、人生無理ゲーになります。
とはいえ、『自分にできること』と『自分にできないこと』を把握している人は、めちゃくちゃ少ないです。
ですから20代のうちに、自分は何が得意で、何が苦手なのかを自己分析しておきましょう。
自分の得意・不得意は、普段の仕事の中でも分析できます。
- 特に努力しなくても結果が出せること
- 努力すること自体が苦にならないこと
- 仕事ぶりを他人から褒められること
- 気を付けていてもミスが多いこと
- 努力しても結果が全く出ないこと
- ストレスがヤバいこと
上記のとおり。
30代以降の進むべき道を決める上では、得意なことが多い分野で、苦手なことが少ない分野を選ぶのがおすすめです。
『自分では自己分析できない…』という方は、適職診断テストや自己分析ツールを利用したり、転職エージェントで無料カウンセリングを受けたりするもアリですね。
【関連記事】
⇒自分がtodo型かbeing型かを知ることで天職がわかる
【20代のうちにやるべきこと⑤】人生の優先順位を決める

20代のうちに『人生の優先順位』を決めておきましょう。
前章で人生の時間は限られていると伝えましたが、時間を有効活用するためには、人生の優先順位を決めておくことが大切です。
優先順位が決まっていないと、無駄なことに時間を浪費してしまいますからね。
たとえば、人生の中に出てくる要素は、次のとおり。
・友達
・恋愛
・家族
・会社での出世
・経験
・スキル
・副業
・お金
・時間の自由
・遊び
・住む場所
・家
・車
こんな感じで、いろいろありますよね。
ではこの中で、あなたが1番大切だと思うものはどれですか?
ぜひ一度、ゆっくり考えてみてください。
どれでも正解なので、あなたの価値観で選べばOKです。
優先順位が決まると、転職先を選ぶとき、引っ越し先を選ぶとき、結婚相手を選ぶとき、などで迷わなくなります。
優先順位は途中で変わっても大丈夫なので、今の段階のあなたが、何を大切にしているかを知っておいてくださいね。
【20代のうちにやるべきこと⑥】時間の取捨選択をする

20代のうちに『時間の取捨選択』をできるようにしておきましょう。
人生における優先順位が決まったら、時間の使い方をそこに合わせていきます。
そうすると『副業をする時間』『お金の知識を増やす時間』『自分のスキルを高める時間』というように、常に今が何をしている時間なのかが明確になります。
これは、人生に無駄な時間がなくなる感じですね。
何も生み出さない会社の同僚との飲み会を断ったり、思考停止でダラダラとテレビを観る時間がなくなったり、通勤中は必ず読書やオーディオブックを聴くようになったり。
このように時間の使い方が変わってくると、人生も少しずつ変わっていきます。
小さな一歩を積み重ねることでしか、自分の理想の未来を手に入れる方法はないのです。
【20代のうちにやるべきこと⑦】個人でお金を稼ぐスキルを身につけておく

20代のうちに『個人でお金を稼ぐスキル』を身に付けておきましょう。
世の中は、個人でお金を稼ぐスキルがあるかどうかで、その見え方が180度変わります。
『会社に雇われて会社から給料をもらうこと』でしかお金を稼げないと、人生の選択肢はめちゃくちゃ少なくなります。
会社に雇われないとお金を稼げない人は、常に会社の言いなりにならないといけませんし、上司に反論することもできません。
そのため、強制的なサービス残業や上司からの理不尽なパワハラにも耐えるしかなく、働くことが本当に辛くなります。
会社を辞めたいと思っても、辞めるとお金がなくなるから、きつい仕事を続けるしかない…。
このように『社畜みたいな生活』から抜け出せず、悩んでいる人は多いです。
でも副業などで、個人でお金を稼ぐスキルを持っていれば、会社を辞めることに対する恐怖はゼロです。
『会社を辞めてもお金を稼げる』という状態は、あらゆるストレスから解放してくれます。
ただし30代以降になると、結婚・子育て・介護などで時間がなくなることも多いので、時間に余裕のある20代のうちに行動しておくのがベストです。
『個人でお金を稼ぐスキル』を身に付けるのには時間がかかるので、できるだけ早めに始めるのがおすすめです。

20代のうちにやるべきこと7選【まとめ】
最後に『20代のうちにやるべきこと7選』をまとめておきます。
- 世の中の良書を読む
- 時間の取捨選択をする
- 人生の優先順位を決める
- 自分の得意不得意を理解する
- 行動すれば人生が変わることを知る
- コミュニケーション能力を身につける
- 個人でお金を稼ぐスキルを身につける
今回は、20代のうちにやるべきことを紹介しましたが、これらは全て僕の実体験に基づくものです。
『20代をどう過ごしたかで30代が決まる』とよく言われますが、あれは当たっていると思いますね。
30代の『人生に対する考え方』や『自分に対するメンタルブロック』は、20代で経験したことでほぼ決まってしまいます。
ですから20代の方には、できるだけ多くの本を読んで思考の幅を広げつつ、どんどん新しい経験を積んで自分のメンタルブロックを壊しておいてほしいですね。
この記事を読んでいる方の中に『年収300万円以下で、特別なスキルも経験もない…』という方がいたら、僕と同じようにIT企業の営業職に転職するのはありかもです。
コミュニケーション能力が身に付きますし、副業で役立つWEBマーケティングの知識が身に付きますので、転職するメリットは多いですよ。
『人生後悔したくない…』という20代の方は、ぜひ今日から行動してみてくださいね。
