

このような方に向けて、記事を書いています。
『営業職は稼ぎやすい』『営業職はスキルが身に付く』などの理由から、営業に就職したいと考えるフリーターの方は多いです。
しかしそのいっぽうで、営業をやったことがないと、具体的な仕事のイメージができないので、なかなか一歩が踏み出せないですよね。
結論からいうと、フリーターから営業に就職して得られるものと失うものは、次のとおりです。
- 年収500万円の給料
- ヒアリング力
- 問題解決力
- ビジネスマインド
- 自学自習の習慣
- 経営者の体験談の蓄積
- 挑戦に対するマインドブロックがなくなる
- ダラダラと過ごせる毎日
- 思考停止で働ける時間
- 何の期待もされない立場
- 親に甘え続けられる環境
- 好きな時だけ働く生き方
これは実際にフリーターから営業に就職した僕が、得たものと失ったものです。
個人的には『二度とフリーターには戻りたくない』と思えるほど、営業に就職して良かったと思っています。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、WEB制作会社の営業職に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、フリーターから営業に就職した僕の実体験をもとに『フリーターから営業に就職して得るもの・失うもの』を中心に解説していきます。
この記事を読めば、営業に就職した後のリアルな情報がわかるので、営業に就職するべきかどうかを判断できると思います。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐにフリーターから営業に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
フリーターから営業に就職した体験談【得るもの・失うものとは?】

僕は26歳まで倉庫作業員のアルバイトをしており、毎日朝から晩まで倉庫内で荷物を運んでいました。
当時の作業内容は、伝票に書かれた指示に従って、棚から商品をピックアップして、集めた商品をカゴ車に乗せて、指定の場所に置いておくだけ。
最強に単純労働だったので、いつも思考停止で働いていました。
フリーター時代は年収190万円しかなかったので、欲しいものはあまり買えず、実家で親のすねをかじりながら、ダラダラと生きていましたね…。
しかし30歳が近づくにつれて、『このままだと人生がヤバくなる!』という危機感を感じて、必死に就活してWEB制作会社の営業に就職したんです。
実際にフリーターから営業に就職してみて、僕が得たものと失ったものは次のとおり。
- 年収500万円の給料
- ヒアリング力
- 問題解決力
- ビジネスマインド
- 自学自習の習慣
- 経営者の体験談の蓄積
- 挑戦に対するマインドブロックがなくなる
- ダラダラと過ごせる毎日
- 思考停止で働ける時間
- 何の期待もされない立場
- 親に甘え続けられる環境
- 好きな時だけ働く生き方
もしあなたが『営業職に挑戦してみたい!』と思っているなら、営業に就職して得られるものは、計り知れないと思いますよ。
とはいえ、はじめての仕事だと不安なことも多いと思うので、ここからは僕が実際に体験した『営業のリアルな情報』を伝えていきますね。
フリーターから営業に就職するメリットとは?

営業職を経験するメリットには、給料が上がりやすい、営業スキルが身に付く、ビジネスマナーが身に付く、市場価値が上がる、などがあると思います。
では、実際に営業を経験した僕が感じるメリットは何か?
それは次のとおり。
- 年収が2倍以上になった
- 一人暮らしを始められた
- 約500名の経営者から話が聴けた
- ヒアリング力と提案力が身に付いた
- 自分で事業を作るスキルが身に付いた
- 時間を有効活用できるようになった
- 自分に自信を持てるようになった
ぶっちゃけ営業を経験して感じたメリットは、めちゃくちゃ多いですね。
僕は26歳までフリーターだったので、未経験から営業職に就職したのですが、毎日新しい発見があって、自分の成長を実感できたので、『営業ってこんなに面白いのか!』と思いました。
当時の僕は中小零細企業にWEB制作を販売する営業をしており、商談相手の9割以上が経営者だったので、商談で経営者から様々な話を聴けたことは、今でも人生のプラスになっています。
あとは、年収ですね。
フリーター時代は年収190万円でしたが、就職後1年で年収500万円になりました。
使えるお金が2倍以上に増えたので、一人暮らしも始めることができて、ようやく親から自立できた感じでしたね。
フリーターから営業に就職したことで、思考が変わって、行動が変わって、付き合う人間が変わって…という感じで、これが人生のターニングポイントになりました。
フリーターから営業に就職して身につくスキルとは?

フリーターから営業職に就職すると、どんなスキルが身に付くのか?
僕の経験からすると、次の7つですね。
・ヒアリング能力
・問題解決能力
・仮説と検証をくり返す能力
・自分を信じる力
・固定観念に縛られないマインド
・ビジネスを作り出す思考
・時間を有効活用する習慣
『営業職=コミュニケーション能力』というイメージはありますよね?
実際に営業をやってみると、本当に毎日お客様を接する機会がありました。
僕は就職してから約3年くらいは、新規開拓の営業を中心にやっており、基本的に営業の流れはこんな感じでした。
テレアポ→商談→契約→納品→サポート
商談がある日は中小零細企業に訪問して、そこの社長相手に商談をし、商談がない日は社内でひたすらテレアポをする、という日々でした。
このおかげで、毎月100名近くの経営者と、電話か商談のどちらかで接触できました。
営業ど素人だった僕でも、とにかく量をこなすうちに、お客様の課題をヒアリングする力や、その課題を解決するための戦略を考える力が身に付いていきました。
2年目には営業成績が社内でトップになり、チームリーダーにも抜擢されたことで、『頑張れば何でもできる』という自分を信じる力が身に付きました。
ちなみに、それから数年後の僕は、社内で出世する道を捨てて、『自分でビジネスを作る』という方向にシフトチェンジしました。
このようにサラリーマンで出世する以外の選択肢を持てたことも、営業を経験したからだと思っています。
【関連記事】
⇒営業職はやめとけって言う人の9割は無能な営業マンです
フリーターから営業に就職するとやりがいを感じる理由

『営業職のやりがいは何ですか?』
この質問は、営業職に興味がある方からよくされます。
僕が実際に営業職をやってみて、やりがいに感じたことは2つです。
・経営者のマインドをインストールできること
・自分の提案がお客様のビジネスの役に立つこと
上記のとおり。
思考が変わると行動が変わり、行動が変わると人生が変わります。
この根源となる思考をアップデートさせるためには、本を読んだり、セミナーに行ったり、動画を観たり、オーディオブックを聴いたり…いろいろな方法があります。
この中でも1番効果があるのは、やはり『直接会って話を聴くこと』だと思います。
特に経営者を相手に商談する営業だと、仕事をしているだけで自然と経営者のマインドに触れることができるので、本当にメリットだらけです。
経営者の言葉のシャワーを浴びることによって、勝手に自分が成長していくんですよ。
あとは、自分が考えた提案によって、お客様のビジネスが上手くいったときも、めちゃくちゃやりがいを感じますね。
営業職はお客様の事業をとおして、『自分が立てた仮説が合っているか?』を検証できるので、仮説と検証が好きな方はかなり楽しめると思います。
営業職を選ぶデメリットとは?

ここまで、営業職のメリットばかりを伝えてきましたが、良いところばかり話していると怪しいですよね。
『営業って本当は辛いんじゃないの?』
『営業はきついって聞いたことがあるよ?』
このような疑問もあると思います。
結論からいうと、たしかに営業は辛いこともありますし、きつい部分もあります。
でもどんな仕事にも、辛いことやきついことってありますよね?
たとえば、女性にも男性にも人気の『一般事務』の仕事があります。
人気の理由は『楽そうだから』です。
実際に一般事務をやっていた方から聴いた話ですが、おつぼね社員から陰湿ないじめを受けたり、社内ではコミュ力がないと立ち回れなかったり…という感じでストレスも多いようです。
ちなみに事務職は今後ロボットやAIに代替えされる可能性が高く、将来的に仕事を失うリスクも高いです。
ですからデメリットに振り回されるのではなく、メリットとのバランスを考えた上で仕事を選ぶことが重要になります。
僕は営業に就職してから、50名以上の営業をみてきました。
その上で『こういう特徴がある人は営業に向いてない』という傾向があるので、以下に共有しておきます。
・自分の頭で考えれらない人
・失敗を他人や環境のせいにする人
・言い訳が上手い人
・営業をゲーム感覚で楽しめない人
・フットワークが重い人
・成長意欲の低い人
・周りの意見に流されやすい人
・何よりもプライベートが最優先な人
上記のとおり。
これは僕が実際にみた、営業を辞めていった人たちの特徴です。
とはいえ、今の段階で上記の特徴に当てはまる人でも、『ここから何としてでも自分を変えたい!』という強い気持ちがあればOKです。
人間は自分次第で、いつからでも変われますからね。

フリーターから営業に就職して得るもの・失うもの【まとめ】
最後に『フリーターから営業に就職して得るもの・失うもの』をまとめておきます。
- 年収500万円の給料
- ヒアリング力
- 問題解決力
- ビジネスマインド
- 自学自習の習慣
- 経営者の体験談の蓄積
- 挑戦に対するマインドブロックがなくなる
- ダラダラと過ごせる毎日
- 思考停止で働ける時間
- 何の期待もされない立場
- 親に甘え続けられる環境
- 好きな時だけ働く生き方
ここまで、いろいろ伝えてきましたが、めちゃくちゃシンプルに言うと『営業に就職して何を得られるかは自分次第』です。
ぶっちゃけ今フリーターの人なら、失うものより得られるものの方が大きいですよ。
なぜならフリーターを続けた先には、ヤバい末路しか待ってないですからね…。
いずれにせよ、フリーターから営業に就職するなら『1歳でも若い方が採用されやすい』ので、営業に興味があるなら一度やってみればいいと思います。
こんなことを言ったら元も子もないですが、どれだけ情報を詰め込んでも、実際にやってみないとわからないことは多いです。
『フリーターから営業に挑戦してみたい』という方は、ぜひこの機会に行動してみてくださいね。
