こんにちは、ドフラです。私は現在、20社程の企業に対して採用のコンサルティングを行なっております。各企業に応募してくる若者たちをみて思うのが、最近の若者は安定志向の方が多くなってきているということです。

年間休日120日以上は絶対に欲しい、残業がない会社で働きたい、福利厚生が充実している会社がいい、年功序列で昇級できる会社がいい、という感じで、採用市場ではその会社でどんな仕事ができるかよりも、何となく安定してそうな会社が若者から選ばれている印象があります。実際にマイナビの調査によると「安定した会社を選ぶ人」が増えているという調査結果も出ています。

ということで、今回は安定した会社で働きたいと思っている方に向けて、少し酷ではありますが、「安定している会社なんてないですよ」という話をしていきたいと思います。

安定している会社なんてない

日本企業が世界企業番付にランクインしていた一昔前の時代には安定している会社というものが存在していました。会社に一度入社してしまえば、年功序列で昇級していき、定年まで生涯安泰みたいな時代です。でも、そんな時代は既に終わっています。

今は時代の変化が激しくなっているので、超大手のグローバル企業であっても一生安定しているということはありません。日本国内の大手企業であるコカ・コーラ、NEC、エーザイ、カシオ、富士通などが45歳以上に対して早期退職者を募集し始めています。事実上、45歳以上の大量リストラを開始したということです。昔は一生安泰だといわれていた企業もこのような経営戦略を取るようになってきているのです。

世界的な企業でさえも安定していない

日本国内の企業はもちろん、世界的な企業にも安定なんてありません。Google、Apple、Amazon、Facebookなどの世界的な企業であっても、現代は環境の変化がものすごく早く、いつ何が起こるかわからないので、環境の変化についていけなくなったらすぐに企業は崩壊します。

わかりやすい例を挙げると本です。本は紙に印刷されたものが一般的でしたが、今は多くの人が電子書籍で本を読む時代になりました。このように環境の変化のスピードが今は昔より格段に早いので、同じ商品がずっと売れ続けるということはありません。

環境の変化についていけない人は切り捨てられる

環境の変化に合わせて自社商品の開発を常に進めなければいけませんし、広告もテレビや新聞だけではなく、リスティング広告、YouTube広告、SNS広告など様々な流入経路に対して消費者にアプローチしなければいけません。ですから、常に学び続ける人でなければ、環境の変化についていけず、ビジネスパーソンとしての価値はすぐになくなってしまうのです。

世界的な企業の場合、入社後にスキルアップしない人や学ばない人は降格させられ、不要な人材はリストラされる厳しい世界です。それだけ時代のトップを走る会社は環境の変化に適応することに真剣に向き合っているということです。

日本のサラリーマンは海外のサラリーマンと比べて全然勉強をしないといわれています。自分の仕事のために本を読む人がほとんどいないというのが、日本のサラリーマンの現状です。この思考のままでは今の時代、絶対に安定なんてあり得ないのです。

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安定した会社はないが、個人で安定するのは可能な時代

これまでお話したように、安定した会社はもう存在しません。ですから、私たちは安定を会社に求めるのではなく、自分自身で安定を手に入れるという思考が必要です。

会社レベルでは抱える従業員数多く、組織の規模が大きいので安定することは難しいですが、個人レベルなら安定することができると思います。なぜなら、個人は会社と比べて安定するのに必要なお金が少なくて済みますし、何といっても環境に合わせて変化するために圧倒的い小回りが利くからです。

個人で安定するためには「自分の商品やサービスを持っていること」「市場・環境の変化に対応し続けること」「個人での影響力を持っていること」が大切になってきます。

個人で安定するための方法

資本主義社会では自分の商品を持っていることは圧倒的に有利になります。会社のサラリーマンは会社が用意した商品を販売しているので、商品を販売した後のリターンを直接受け取ることができず、自分に分配されるリターンは雀の涙ほどの微々たるものです。これがもし、自分の商品なら100%のリターンを受け取ることができるのです。

環境の変化に対応し続けなければいけないのは、会社も個人も同じです。個人の場合も、ずっと同じ商品が売れ続けるということはあり得ません。環境の変化に合わせて商品も変えていかなければいけませんし、ビジネスモデルも変化させていかなければいけません。

私が思うに、個人が会社と比べて有利なのは、環境の変化に対応するスピードが早いということです。会社は組織で動くので意思決定のスピードが遅くなってしまいますが、個人なら自分ひとりで意思決定できるので、プロジェクトをどんどん先に進められるこは最大の強みです。

個人としての影響力を持っているか、持っていないかで、自分が受け取れるリターンに大きな差が生まれます。あなたが今、世間からあまり知られていない無名の存在なら、今のうちから自分の権威性を高めておく必要があります。

ブログ、 ツイッター、フェイスブック、YouTube、書籍などを活用して自分のブランディングをしておくことは大切です。様々なメディアを通して有益な情報を発信し続ければ自分のラベルができてきて、「自分といえば〇〇」という存在になることができます。これがつくれると個人としてビジネスがとてもやりやすくなります。

安定した会社なんてないのまとめ

ということで、今回は「安定した会社なんてない」というテーマで話をしました。これだけ環境の変化が激しい時代なので、私たちは安定を会社に依存するのではなく、自分自身の力で安定を手に入れなければいけないということです。依存する思考から自立する思考にマインドチェンジすることが安定への第一歩ということですね。それではまた。

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