
『今の会社では成長できない…』
『会社に見切りをつけようか迷っている…』
『でも本当に辞めてもいいのか不安で…』
このような方に向けて記事を書いています。
将来性に不安を感じて、会社を辞めたいと思いつつ、なかなか見切りをつけられずに時間だけが過ぎていく…という方は多いです。
結論からいうと、見切りをつけた方がいい会社は、次の5つです。
- ずっと同じビジネスをしている
- 経営者が新しい事業に挑戦しない
- 新しい経験が積めない
- 尊敬できる上司や同僚がいない
- 給料以外に得られるものがない
『自分の将来性』を第一に考えるなら、このような会社は早めに見切りをつけるべきですね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB系ベンチャー企業に転職して起業に活かせる経験を積み、現在は会社員を辞めて独立しています。
この記事では、自己成長のために会社に見切りをつけた経験を持つ僕が、『見切りをつけた方がいい会社5選』を解説していきます。
この記事を読めば、見切りをつけた方がいい会社の特徴がわかるので、会社を辞めるか残るかの判断ができるようになります。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
【見切りをつけた方がいい会社①】ずっと同じビジネスをしている

見切りをつけた方がいい会社の一つ目は、『ずっと同じビジネスをしている』です。
何年も同じビジネスを続けている会社は、時代の変化によって、突然業績が傾くリスクが高いです。
インターネットが普及する前は、世の中の流れが遅かったので、事業を変化させなくても、企業は利益を確保できていました。
しかし現在はスマホの普及やSNSの拡大によって、情報の格差がほとんどなくなり、人々のライフスタイルは目まぐるしく変化しています。
そうなると、当然それに合わせて、会社のビジネスモデルを変化させる必要が出てきます。
書籍から電子書籍になったり、テレビからYouTubeになったり、ガソリン車から電気自動車になったり。
そんな中で、顧客の変化に見て見ぬ振りをして、今ギリギリの状態で売上を確保している事業にしがみつくことは、リスクでしかないです。
あなたの将来性を考えると、時代の変化に合わせて、ビジネスモデルを進化させようとしない会社は、見切りをつけた方がいいですね。
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⇒ずっと同じ仕事を続けている人は損します!その理由とは?
【見切りをつけた方がいい会社②】経営者が新しい事業に挑戦しない

見切りをつけた方がいい会社の二つ目は、『経営者が新しい事業に挑戦しない』です。
新しいことに挑戦していない会社には、将来性がありません。
経営者が現状維持しか考えていなかったり、事業への情熱がなくなったりすると、会社で新しい事業が立ち上がらなくなる。
会社で得られる経験値を考えると、既存の事業に関わるよりも、新規の事業に関わる方が、はるかに大きな経験になります。
ぶっちゃけ、すでに完成している事業の中で働くことは、会社にある大量の歯車のひとつになることを意味します。
代替え可能な歯車社員になってしまうと、個人の成長は期待できません。
会社の売上を安定させるために必要な、ただの1ピースになるだけ…。
ですから、個人のスキルを身に付けたい方は、経営者が挑戦していない会社に、見切りをつけるべきですね。
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【見切りをつけた方がいい会社③】新しい経験が積めない

見切りをつけた方がいい会社の三つ目は、『新しい経験が積めない』です。
人材の市場価値は、『何を経験してきたか?』で決まります。
つまり、ずっと同じ仕事しかやっていない人は、世の中的な価値が低いということ。
一般的には、次のような考え方です。
・珍しい経験をしてきた人=希少価値が高いから高収入
・どこにでもいるような人=希少価値が低いから低収入
上記のとおり。
希少価値の高い人材になるためには、誰もやってないような経験を積むか、複数の経験を組み合わせることが必要。
とはいえ、誰もやってないような経験を積むのは、かなりハードルが高いので、複数の経験を組み合わせながら、自分の希少性を高めるのが現実的かと。
たとえば、こんな感じです。
WEB制作の新規開拓営業5年 × SEOコンサルタント3年 × WEBマーケター3年 × WEBセミナー講師2年 × 経営者セミナー運営 × 採用コンサルタント2年 × キャリアアドバイザー2年
こうやって自分の経験値を増やしていくと、次に挑戦できる仕事の選択肢が増えるので、どんどん人材の市場価値が高まります。
このような個人の成長戦略をとるためには、新しい経験が積めない会社にいてはいけないのです。
【見切りをつけた方がいい会社④】尊敬できる上司や同僚がいない

見切りをつけた方がいい会社の四つ目は、『尊敬できる上司や同僚がいない』です。
『あなたの年収はあなたの周りにいる5人の平均になる』といわれているように、誰と一緒に仕事をするかはめちゃくちゃ大切です。
特に同じ部署の上司や同僚は、毎日顔を合わせて仕事をするわけなので、嫌でも影響を受けてしまいます。
意識が高い人材に囲まれていれば最高ですが、その逆の人材が集まる職場も多いですよね。
文句ばかり言っている人、フットワークが重い人、サボることしか考えていない人、必要最低限の仕事しかしない人…など。
このような低レベルの人が集まる会社で働いていると、どんなに優秀な人でも、仕事に対するモチベーションが下がります。
『上司が凄すぎて追いつけない!』
『優秀な先輩のスキルを盗みたい!』
『ここで仕事すれば絶対に成長できる!』
このように思えない会社で働いても、あなたの成長はゼロです。
もしそうなら、そろそろ見切りをつけるタイミングかと。
【見切りをつけた方がいい会社⑤】給料以外に得られるものがない

見切りをつけた方がいい会社の五つ目は、『給料以外に得られるものがない』です。
あなたは何のために、いまの会社で仕事をしていますか?
- 個人のスキルを身に付けるため
- 業界の知識を吸収するため
- 職種の経験を増やすため
- 上司や同僚から学ぶため
- 新規事業を経験するため
上記のように、自己成長が目的なら、そのまま会社で仕事をし続けるべきです。
しかし、仕事をする目的が『給料をもらうため』だけになっている場合は、もう見切りをつけた方がいいですね。
給料以外に得られるものがない環境で仕事をすると、あなたは成長するどころか、退化してしまいます。
学びのない環境や刺激のない環境は、どうしても思考停止になるので、自分で考えて行動する力が衰えてしまうのです。
これは、あなたの将来性を考えると、めちゃくちゃリスクが高い。
最近では、大企業のトップたちが『45歳定年制』や『終身雇用の崩壊』などの発言をしていることもあり、同じ会社で一生働くというのは非現実的です。
ということは、自分で考えてキャリアを形成したり、市場価値を高めるために転職したりしないといけません。
そうなると、思考停止で働いている人たちは、完全に取り残されます。
もう『待っていれば会社が面倒を見てくれる時代』ではないのです。
あなたの未来を考えると、給料以外に得られるものがない会社は、絶対に見切りをつけるべきですね。

今すぐに行動しないリスクは転職の可能性が狭まること

20代の方が今すぐに行動しないリスクは、『年齢を重ねるほど転職の可能性が狭まること』です。
学歴や職歴に自信がない方でも、年齢が20代なら、未経験から応募できる求人はたくさんあります。
たとえば、20代の未経験がチャレンジできる求人は、次のとおりです。
・ホームページ制作の営業
・アプリ制作の営業
・求人広告の営業
・建築商材の営業
・電気製品の営業
・ITエンジニア
・施工管理
・携帯ショップスタッフ
わりと20代なら、仕事を選べる感じですよね。
でもこれが30代以上になると、未経験から採用してくれる企業が一気に減り、経験者の採用がメインとなります。
20代には若さとエネルギーを求める企業が多く、30代以降は前職の経験や知識を求める企業が多いのです。
ですから、30代まで同じ会社で働き続けた結果、その後の人生を諦めるしかない…という後悔をしないでくださいね。
見切りをつけた方がいい会社5選【まとめ】

最後に『見切りをつけた方がいい会社5選』をまとめておきます。
- ずっと同じビジネスをしている
- 経営者が新しい事業に挑戦しない
- 新しい経験が積めない
- 尊敬できる上司や同僚がいない
- 給料以外に得られるものがない
『今の会社に見切りをつけていいのか迷っている…』と悩んでいる方はたくさんいます。
これからの仕事選びでは、自分の市場価値を高めることが重要になります。
仕事を通して、将来応用できるスキルや経験、知識を身に付けられる環境のある会社を選ぶのがおすすめです。
ぶっちゃけ、最強なのは『個人のスキルが身につく仕事』ですね。
ちなみに僕の場合は、フリーターからWEB制作会社の営業に就職して、その後はWEBマーケティングやWEBコンサルにキャリアを広げていきました。
『自分はスキルも経験もないから…』と言って、異業種への転職を諦めるのはもったいないです。
実際にこんなショボい経歴の僕でも、最終的に起業するところまで行けたのですから、ほとんどの方が転職で人生を変えれるはず。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、理想の未来を手に入れませんか?
