
『キャリアアドバイザーはきついの?』
『キャリアアドバイザーは何が大変なの?』
『キャリアアドバイザーは辞めるべき?』
このような疑問に答えるために、今回は元キャリアアドバイザーの『津田恵梨香さん(26歳女性・仮名)』から聞いた体験談を紹介します。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、キャリアアドバイザーとして働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、元キャリアアドバイザーの津田恵梨香さんの体験談をもとに、『キャリアアドバイザーの転職がきつい理由』を解説します。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分がキャリアアドバイザーに向いてるのかを知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
元キャリアアドバイザーの転職がきつい理由【26歳女性の体験談です】

津田恵梨香さんは、人材紹介会社のキャリアアドバイザー(営業職)として、約2年間働いていました。
キャリアアドバイザーを辞めた理由は、『県外に住んでいる彼氏と同棲するため』です。
津田恵梨香さんはキャリアアドバイザーを退職後、転職活動を続けていますが、なかなか転職先が決まりません。
では、なぜ転職できないのか?
津田恵梨香さんが転職できない理由は、26歳で転職回数がすでに3回あるからです。
転職市場では『20代で経験社数が4社以上ある』と、かなりネックになります。
同業界や同職種でのキャリアアップ目的の転職なら、転職回数は何回でも問題ありません。
しかし、未経験からの転職だと不採用になる確率が高いです。
津田恵梨香さんの最終学歴は専門卒なので、20歳から働いていることにはなりますが、6年で経験社数4社ということは、1社あたり1年〜2年で辞めていることになる。
これでは、企業に『早期離職の恐れがある』と判断されても仕方ないですよね…。
『うちに入社してもすぐ辞めるのでは?』
『この人は持続性が低いのでは?』
このように思われたら、内定はもらえません。
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キャリアアドバイザーでも希望条件が高すぎると転職できない!

津田恵梨香さんは転職活動を半年ほど続けていたが、どこからも内定をもらえていません。
しかし本人としては、『自分にはキャリアアドバイザーとして、そこそこの実績がある!』と言っており、実際にキャリアアドバイザー時代は『月5名の決定、月平均130万円の売上達成』をしていたとのこと。
では、なぜ内定をもらえないのか?
結論をいうと、希望条件が高すぎるからです…。
津田恵梨香さんの希望条件は、以下のとおり。
- 希望業界:人材紹介業
- 希望職種:営業職
- 希望年収:手取りで月20万円以上
- 希望休日:土日祝休み
- 通勤手段:公共交通機関
- 勤務時間:自宅から30分以内
- 仕事内容:新規開拓の電話はやりたくない。
- 労働時間:残業なし(19時までに家に帰りたい)
- 社内環境:若い人がいる職場。飲みに行ける仲間がほしい。
こんなに希望条件が多いと、内定を獲得するのは無理ですね…。
『彼氏と同棲すること』が転職の最大の目的なので、彼氏が返ってくるまでに夕食をつくらなければならず、休日も彼氏と合わせなければならない、とのこと。
このような状態では、アルバイトしか選べないのが現実です。
『希望条件が高い+20代で経験社数4社』という状況では、元キャリアアドバイザーでも正社員に転職するのはきついです…。

20代で経験社数4社のキャリアアドバイザーはきつい!転職先を選べる余裕はない…

津田恵梨香さんはキャリアアドバイザーに転職する前に、ブライダル業界のプランナー、アパレルショップの販売員、ほかの人材紹介のキャリアアドバイザーを経験しており、26歳時点で経験社数は4社。
ぶっちゃけ20代で経験社数が4社もあると、企業からの印象は『長続きしない人』となってしまう。
短期離職をくり返している人は、書類選考でほぼ落とされます。
ものすごい実績のある人材なら、『転職回数が多くても、ぜひ採用したい!』と言ってもらえる可能性もありますが、津田恵梨香さんレベルの実績だと状況はきついですね…。
どこかで折り合いをつけないと、そのままニート生活に転落するリスクがあります。
- 正社員を諦めるか?
- 土日休みを諦めるか?
- 残業時間を諦めるか?
- 彼氏を諦めるか?
- 就職を諦めるか?
何かを諦めない限り、一生転職はできません。
企業の中には『結婚したら会社を辞めてしまうのではないか?』も想定して、採用するかしないかを決める会社もあります。
20代で経験社数が4社ある人は、転職先を選べる立場じゃない…
これは認めたくない事実かもしれませんが、現実を受け入れて行動しないと、将来的に理想の未来を手に入れることはできません。
津田恵梨香さんと同じような立場の方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。
