
『銀l行員を辞めたい…』
『銀行員の仕事がきつい…』
『でも今辞めないほうがいいのかな…』
このような方に向けて、記事を書いています。
銀行員は安定志向の若者に人気のある職業ですが、そのいっぽうで『仕事のストレスがきついこと』でも有名です。
今回は『銀行員を辞めてもいいのか?』を検証するために、元銀行員の新田香奈さん(24歳女性・仮名)の体験談を紹介していきます。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員でした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計211名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際にインタビューした元銀行員の新田香奈さんの体験談をもとに、『銀行員の何がきついのか?』から『銀行員を辞めてよかった理由』までを解説していきます。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
銀行員を辞めてよかった理由【元銀行員の体験談】これが本音です!

少し前までは、銀行員は多くの20代から人気の職業でした。
しかし最近はAIやロボットの普及によって、『銀行員=将来仕事を失うリスクが高い職業』というイメージも広がっており、以前よりも志望者は減っています。
とはいえ、そんな中でも『銀行=安定』『銀行窓口=定時に帰れて楽そう』という理由で、今でも安定志向の若者からは人気がありますね。
この記事で紹介する、元銀行員の新田香奈さん(24歳女性・仮名)から聞いた話によると、本当に定時に帰れるし、社内は年功序列で安定感もあったそうです。
新田香奈さんの担当業務は、『申込書のデータを打ち込む、ローンが通るかどうかを調べる、稟議書を作成する、営業のサポート事務をする』などでした。
新田香奈さんが働いていたのは地元の信用金庫で、支店の従業員数は15名ほど。従業員の8割は社歴が自分より上で、支店長は40代半ばの男性という人員構成でした。
では、なぜ新田香奈さんは銀行員を辞めたのか?
新田香奈さんが銀行を辞めた理由は、ゴリゴリの営業担当への異動辞令が出たからです。
もともと新田香奈さんが銀行員に就職した理由は、『とにかくプライベートの時間を充実させたい!』『数字に追われる仕事はしたくない!』だったので、『ゴリゴリの営業の仕事なんてあり得ない!』となって入社5年目で銀行を辞めたそうです。
新田香奈さんは銀行員を辞めたことについて、次のようにコメントしています。
『事務処理や窓口のお客様対応の仕事は好きでしたが、売上目標に追われる営業の仕事は絶対にやりたくなかった!この異動がなければ銀行は辞めなかったですね…』
銀行員を辞めたい20代は今すぐに行動するべき!【辞めても後悔しないの?】

新田香奈さんが銀行を辞めた理由は、事務系の業務からゴリゴリの営業担当への異動辞令が出たからです。
とはいえ、この辞令に対して文句を言っても、どうしようもありません。
銀行員でいる限り、社内の組織変更による異動を断ることはできないのです。
ちなみに、事務系の作業しかやったことがない人材を営業に異動させる背景には、以下のような理由があったようです。
- 銀行の業績が悪いから間接部門の人員を減らして営業の人数を増やしたい
- 業務の自動化によって人間がやる事務系の仕事が減ってきたから
今後はさらに、この傾向が強くなりそうですね。
実際に大手上場企業でも、以下のような取り組みを始めています。
一般事務職の女性社員に向けて、『業務の自動化によって事務系の仕事がなくなるから』という理由で、一般事務職から営業職にキャリアチェンジをするための社員研修を受けさせている。
このような辞令があったときに、事務職から営業職に変われない社員は、会社を辞めるしかないということですね…。
銀行員を辞めてよかった!【銀行員から異業種に転職できた理由】

元銀行員の新田香奈さんは、約4年間勤めた銀行を辞めたあと、大手物流企業の人事担当に転職することができました。
なぜ、新田香奈さんは銀行から異業種に転職できたのか?
その理由は、面接で企業に伝える『転職理由』がしっかり作り込まれていたから、です。
実際に新田香奈さんが面接で話した転職理由は、次のとおり。
『現在の業務は全てできるようになってしまい、自分の将来を考えたときに、このまま銀行で同じ業務を続けるよりも、これまでの経験を活かして、さらにステップアップできる環境で長期的にキャリアを形成していきたいと考え、転職を決意しました』
本当の退職理由はどうあれ、銀行に4年以上勤めた事実と前向きな転職理由があれば、銀行員から異業種に転職することは可能だということですね。
もともと新田香奈さんは前向きな性格で、コミュニケーション能力も高いので、転職活動を始めてから約1ヶ月で、スムーズに転職先を決めることができました。
あとは、年齢が『20代前半』というのも大きいですね。
未経験者を採用する場合、多くの企業が『20代で若い人材を獲得したい』と考えますから。
新田香奈さんは銀行から転職したことについて、以下のようにコメントしています。
『営業に辞令が出たタイミングで銀行を辞めてよかったと思っています。あのまま営業をやっていたら精神的に病んでいたかもしれません。今は人事担当として新しい経験を積めているので、自分がキャリアアップしていることを実感できています。あとは定時で帰れてノルマ的なプレッシャーがないのも働きやすいですね!』
『銀行員をずっと続けるのは無理かも…』という方は、今のうちから準備しておくのが安全です。
なぜなら、今の職場でストレスや疲労が限界に達すると、転職先を探す気力すらなくなりますから…。
あとは、あなた次第です。
今から少しずつ行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
