
『介護職の仕事がきつい…』
『介護職を辞めたい…』
『でも介護職から転職できるのか不安…』
このような方に向けて、記事を書いています。
介護職はやりがいのある素晴らしい仕事ですが、実際に働いてみると大変なことも多く、精神的なストレスを感じる人もたくさんいるようです。
今回は介護職の現場のリアルを調査するために、元介護職員の増岡望美さん(21歳女性・仮名)にインタビューしてきました。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計211名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、元介護職員の増岡望美さんの体験談をもとに、『介護職が精神を病む理由』から『介護職を辞める前にやるべきこと』までを解説していきます。
この記事を読めば、介護職の現場の実態がわかるので、介護の仕事を辞めるべきかを判断できるようになります。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐに介護職から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
介護職が精神を病む理由【元介護職員が失敗談を本音で語ります】

介護職の退職理由で多いのは、『体力的な限界』や『精神的なストレス』です。
介護の仕事は、利用者の介助など身体をつかう業務が多く、これが原因で腰や背中を痛める人もたくさんいます。
また入居者や宿泊利用者などを対応する場合は、24時間体制で介護しなければいけないので、夜勤が必須になります。
この夜勤によって、生活リズムが崩れて、精神的な疲労が蓄積されることもあるようです。
元介護職の増岡望美さん(21歳女性・仮名)の話によると、『介護施設の業務体制によって過酷な労働になるかどうかが決まる』とのこと。
- 従業員数が多くて業務体制が整っている介護施設⇒そこまで過酷にならない
- 従業員数が少なくて業務体制が整っていない介護施設⇒過酷な労働環境になる
上記のとおり。
従業員数が少ないと、人員を確保するために無理なシフトを組まれたり、現場の人員が足りずに業務負荷が高くなったりすることが多くなります。
さらに会社によっては、サービス残業しないと現場がまわらないこともあるようなので、入社前に会社の規模や組織体制はしっかり確認しておくべきですね。
増岡望美さんは高校を卒業後に介護職に就職していますが、介護業界を選んだ理由は『高校の先生から紹介されたから』です。
『おじいちゃんおばあちゃんと話すのは好きだからいいかな〜』という軽い気持ちで介護職を始めましたが、ここまで過酷な現場だとは思っていなかった…とのこと。
結局、増岡望美さんは約1年で介護職を辞めましたが、退職理由は『体力の限界による精神的なストレスに耐えれなかったから』です。
ちなみに、職場の人間関係は全く問題なかったそうです。
介護職が精神を病む原因は『肉体的疲労と生活リズムの崩壊』

世の中的には、『介護職の仕事はきつい』というイメージがありますよね。
増岡望美さんの場合は、『肉体的な疲労の蓄積』と『生活リズムのバランスが崩れること』が特にきつかったそうです。
介護職のメイン業務である利用者の介助には、入浴介助など肉体的にハードな業務もあり、女性だと筋力的に厳しい面もあります。
介護経験者の中には、『介護業務によって腰や背中を痛めてしまった…』という方も多い。
僕が過去にインタビューしてきた元介護職の方の傾向をみると、運動部よりも文学部出身の方が多く、『自分には身体をつかう仕事が合わなかった』という理由で介護を辞める人もいました。
特にショートステイや特別養護老人ホームなどは、24時間体制で利用者を介護しなければならず、絶対に夜勤業務が発生します。
夜勤が連続したり、夜勤と日勤の入れ替わりが激しくなったりすると、生活リズムのバランスが崩れて疲れがとれなくなり、これが精神的に病む原因となるようですね。
介護職で精神的にきつい時の対処法はある?

介護職の仕事のやりがいは、おじいちゃんおばあちゃんと話をしたり、イベントで楽しんでもらったりすることです。
ちなみに増岡望美さんの場合は、利用者さんの好きなものや昔流行っていたものなどの話を聞いて、会話を楽しんでもらえていたことが、仕事のやりがいになっていたそうです。
さらに介護施設では、夏祭りやカラオケ大会などのイベントも開催しており、介護の仕事自体には面白い部分もたくさんあります。
介護職の問題は、肉体的疲労と生活バランスの崩壊からくる『精神的なストレス』。
仕事がどれだけ楽しくても、肉体労働と夜勤業務は必ず発生するので、ここに大きなストレスを感じてしまう人も多いです。
『どうしても介護職を続けたい!』という方は、次の対処法を試してみてください。
- 肉体疲労がきつい→肉体労働の業務を減らしてもらう交渉をする
- 夜勤がきつい→夜勤をなくしてもらう交渉をする
上記のとおり。
とはいえ、介護業界は常に人手不足の業界なので、介護職員の要望をすべて叶えるのは、現実的に厳しいかも…。
介護職を選ぶのであれば、肉体労働や夜勤は避けて通れないと思った方がいいです。
『どうしても介護職の仕事が精神的にきつい…』という方は、ほかの業界に転職するしかないですね。

介護職で精神病む前に今すぐやるべきことは?

『このまま介護職を続けるのは無理かもしれない…』という方は、今のうちに転職できる求人情報を集めておくことがおすすめです。
今すぐに介護職を辞める気がなくても、常に求人情報はストックしておくべきです。
なぜなら、介護職のストレスや疲労が限界になると、転職先を探す気力すらなくなるから…。
興味のある求人情報をストックしておくだけでも、『転職という選択肢』ができるので、精神が病む前に転職という逃げ道を用意できます。
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それに納得できないなら、今から行動して、少しずつ変えていかないとですね。
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介護職が精神を病む理由【まとめ】
最後に元介護職の増岡望美さんの体験談をもとに、『介護職が精神を病む理由』をまとめておきます。
- 介護職が精神を病む原因は肉体的疲労と生活リズムの崩壊が原因だった
- 介護職の仕事は利用者の介助と夜勤業務が特にきつい
- 介護職を続けるのは無理かも…と思ったら今すぐに転職サイトに登録するべき
介護職はやりがいのある素晴らしい仕事ですし、利用者さんとの会話やイベントなど楽しい業務もあります。
しかし肉体的疲労と精神的疲労が限界になれば、もう仕事は続けられません…。
介護業界は人手不足なので、どうしても従業員の希望を叶えるのが難しいです。
『このまま介護職を続けるのは無理かも…』という方は、精神が病む前にほかの業界に転職するのが安全です。
『利用者さんの役に立つ⇒お客様さんの役に立つ』にやりがいを変換すれば、仕事の選択肢が広がります。
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