

このような方に向けて記事を書いています。
世の中的には『高卒は転職できない』というイメージが強く、今の職場に不満を抱きつつも、転職に一歩踏み出せない…という高卒の方は多いです。
高卒で就職した方のほとんどが、工場や建築現場などの肉体労働をやっているので、どうしても給料が安かったり、体力的にきつかったりしますよね?
結論からいうと、高卒でも20歳を過ぎると、肉体労働ではない仕事に転職できます。
ただし、世の中には高卒を採用してくれる会社と採用してくれない会社があるので、学歴ではなく本人の能力を重視する会社を選ぶことが重要です。
これを知らずに転職活動をすると、いつまで経っても転職できず、最終的に心が折れて、工場勤務に耐え続ける人生になりますからね…。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や就職に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、83名の高卒の方にインタビューしてきたので、高卒が転職する上でのリアルな情報を伝えられると思います。
この記事では、『高卒が転職できないといわれる理由』から『高卒が転職で失敗しない方法』までを解説します。
この記事を読めば、転職したいけど行動できない…という高卒の方でも、今すぐに転職活動を始められるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐに転職して人生を変えたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
高卒が転職できないはウソ!高卒でも大卒の上司になれるのが現実です

世の中的には『高卒の転職は難しい』というイメージが強いので、現状に不満を感じながらも、転職に踏み出せない高卒の方は多いです。
では、本当に高卒は転職できないのか?
結論をいうと、高卒でも転職はできます。
僕は83名の高卒の方にインタビューしてきましたが、実際に皆さん、転職できていますからね。
1番すごかった人は、IT企業の役員まで出世した『八木徹平さん(29歳男性・仮名)』で、高卒ながら大卒の社員をたくさん部下に抱えており、年収は600万円を超えていました。
ちなみに八木徹平さん(29歳男性・仮名)は、高卒で自動車工場のライン作業に就職し、20歳まで1日中車のボディにスプレーを塗っていたそうです。
このように、高卒でも転職先や転職方法を間違えなければ、理想の未来を手に入れることは可能なのです。
ですから、まずはあなた自身が『高卒でも転職できる!』と信じてくださいね。
高卒が痛感する転職の現実とは?【高卒が転職できる会社と転職できない会社】
高卒でも転職できるのは事実ですが、高卒の方が覚悟しておくべき現実があります。
それは、世の中には『高卒が転職できる会社』と『高卒が転職できない会社』があるという現実…。
最近は、時代的に学歴よりも実力を評価する会社も増えていますが、『大卒以上しか採用しない』という会社もまだ多いです。
この現実を知らずに転職活動してしまうと、何社応募しても書類選考ですべて落選する…という悲劇になります。
ですから、高卒のあなたが転職で失敗しないためには、『高卒でも転職できる会社で、なおかつ転職後に高卒でも出世できるチャンスがある会社』を選ぶのがおすすめです。
ちなみに、高卒の部長や高卒の役員が活躍する会社を選ぶと、『高卒だから出世できない』という問題は少ないですよ。
なぜなら実際に高卒の人たちが、幹部クラスまで出世できているわけですからね。
高卒の肉体労働は将来仕事を失うリスクが高い!

高卒で働く場合、ほとんどの方が高校の紹介で、工場や建築現場などの肉体労働の仕事に就職します。
でも将来性を考えると、肉体労働を続けるのはリスクが高いです。
肉体労働のきついところは、年齢とともに作業効率が落ちる点です。
いわゆる『頭をつかう仕事』であれば、年齢とともに知識や経験が蓄積されるので、キャリアを積むほど作業効率は上がり、人材の市場価値も高くなります。
そのいっぽうで、肉体労働は体力で勝負しなければいけないので、『20代→30代→40代→50代』と年齢が上がるほど、市場価値が低くなる…。
極端にいうと、『高卒で20年勤務した38歳の社員が、高卒で1年目の18歳の社員に作業スピードで追い越される…』というのが、肉体労働なのです。
ですから将来のキャリアを考えると、個人の経験やスキルが身につく仕事を選ぶのが安全ですね。
高卒で資格なしの男性が年収500万円稼げた事例
ここでは、実際に高卒の方が、転職して年収500万円以上を稼げるようになった事例を紹介しておきますね。
高卒の松本弘明さん(28歳男性・仮名)は、高校を卒業後、柔道整復師になるために専門学校に通っていましたが、金銭的な理由で専門学校を中退しました。
その後はフリーター生活を2年ほど続けていましたが、同世代が正社員として就職する姿に焦りを感じ、23歳のときにIT企業の営業職に転職しました。
松本弘明さんは、自分が高卒であることにコンプレックスを持っていましたが、転職したIT企業の社員の6割が高卒だったため、肩身の狭い思いをせずに仕事に打ち込めたそうです。
松本弘明さんは学生時代に6年間ハンドボール部に所属しており、自分のコミュニケーション力や継続力には自信があったので、それを営業の仕事にも活かしていきました。
転職して1年ぐらいは、なかなか成果が出ませんでしたが、努力を継続し続けた結果、2年目からは安定して契約が取れるようになりました。
その後、28歳のときに営業チームのリーダーを任されるようになり、年収は580万円まで上がったそうです。
松本弘明さんは過去を振り返って、以下のようにコメントしています。
『高卒の学歴にコンプレックスがありましたが、転職先の先輩や上司に高卒の方が多かったので、余計なことを考えずに仕事ができました。自分は高卒で資格は運転免許しか持っていませんが、正しい場所で努力すれば理想の未来は手に入るのだと実感しましたね。正直、いまは柔道整復師にならなくて良かったと思っています!笑』

高卒の転職は難しい?高卒が転職で失敗しない方法とは?

ここまで、『高卒の転職は難しいっていわれるけど、実際に高卒で転職している人も多いし、高卒でも年収500万円以上を稼いでいる人もいますよ〜』という話をしてきました。
とはいえ、初めての転職だと不安もあると思います。
では、高卒の方が転職で失敗しないためには、どうすればいいのか?
それは、高卒の気持ちがわかる、転職エージェントを利用することです。
高卒の方が転職活動をする場合、転職サイトに登録したり、転職エージェントを利用したり、企業に直接応募したりする方法があります。
でも企業の選考は『書類選考→面接→内定』という流れで進んでいくので、履歴書の最終学歴が『高卒』だと、学歴フィルターで落選することも多いんですよね…。
企業の採用担当は『効率よく選考をしたい!』と考えるので、高卒はそもそも面接しないという会社も多いです。
そのため、高卒の方は、転職サイトから応募したり、企業に直接応募したりすると、書類選考で落とされやすい…。
ですから、高卒の方が転職する場合は、高卒の気持ちがわかる転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントの中には、大卒に有利な求人を中心に扱っているところや、キャリアアドバイザーが大卒のみのところも多いです。
このような転職エージェントを利用すると、よほど優秀な高卒の方じゃないと、手厚いフォローが受けれない可能性があります。
なぜなら転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を企業に入社させないと、利益が発生しない仕組みになっているからです。
大卒を欲しがっている企業に対して、高卒の人を紹介しても内定がもらえないので、大卒の求職者を優先的にフォローするということですね。
ですから高卒の方は、高卒の求人をメインに扱っていて、高卒のキャリアアドバイザーが在籍する、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
キャリアアドバイザーも人間なので、自分と同じ高卒の境遇から何とか人生をやり直したいと思っている求職者に対しては、特に手厚くサポートしてくれます。
人間は、感情で動く生き物ですからね、
高卒から人生を逆転させたい方は、高卒の転職を本気で考えてくれる、転職エージェントを利用しましょう。

【まとめ】高卒でも転職すれば年収500万円以上稼げます
最後に、この記事のまとめです。
- 高卒でも年収500万円以上稼げる
- 高卒が転職できないというのはウソ
- 肉体労働は将来仕事を失うリスク高い
- 高卒でも肉体労働じゃない仕事に就ける
- 高卒が転職できる会社とできない会社がある
- 高卒の部長や役員がいる会社を選ぶのがおすすめ
- 正しい努力をすれば高卒でも理想の未来が手に入る
- 高卒の気持ちがわかる転職エージェントを利用しよう
『自分は高卒だから…』と転職を諦めるのは、めちゃくちゃもったいないです。
この記事で紹介したように、実際に高卒でも転職を成功させている人はたくさんいます。
つまり、行動するかしないか、だけなのです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
