
『なぜ経営者と従業員は分かり合えないのか?』
このような疑問に答えます。
会社員の中には、社長に対して、『うちの社長は社員のことを全然わかっていない!』と怒っている人がいます。
恥ずかしながら、以前の僕も同じでした…。
でも結論からいうと、経営者と従業員は絶対に分かり合えません。
その理由は、経営者と従業員とでは、生きているステージが違うからです。

記事を書いている僕は32歳まで副収入ゼロ円の会社員でした。その後、ブログを始めて副業で月10万円稼げるようになり人生が変わりました。現在は会社員の方向けに副業や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、『経営者と従業員がわかり合えない理由』から『時間を奪う側と奪われる側がいる事実』までを解説していきます。
この記事を読めば、経営者と従業員の価値観の違いがわかるので、今後の人生をどう生きるかのヒントになると思います。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐにブログで副業を始めたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
経営者と従業員にギャップがある理由【時間を奪う側と奪われる側】

経営者と従業員には、大きなギャップがあるため、両者は絶対に分かり合えません。
- 経営者=時間を奪う側の人間
- 従業員=時間を奪われる側の人間
上記のとおり、そもそもの目的が違うのです。
- 経営者の頭の中:いかに従業員の時間を安く手に入れるか?
- 従業員の頭の中:いかに自分の時間を高く買ってもらうか?
このように、経営者と従業員の思考は、真逆の方向を向いています。
たとえば、従業員がサービス残業をして、会社の利益が5倍になったとしても、従業員の給料は5倍にならないですよね?
では、従業員に還元されずに残った利益は、どこに消えるのか?
それは、すべて『経営者の資産』になります。
従業員の給料が増えない理由は、『従業員が豊かになるほどの給料を与えてしまうと、明日から会社に来なくなってしまうから』です。
経営者としては、従業員が毎日働いてくれないと、自分のビジネスモデルが運営できないので困ります。
これを防ぐために、生活できるギリギリの給料しか与えず、『会社に依存しなければ生きていけない状態』を維持させようとするのです。
経営者と従業員の違いは『誰のために時間を使うか?』
経営者と従業員では、『誰のために時間を使っているか?』が違います。
- 経営者:自分のために100%の時間を使う
- 従業員:他人のために100%の時間を使う
上記のとおり。
経営者は、自分の時間を使ってビジネスモデルを構築し、そこから生み出したお金は、すべて自分の資産に入れることができる。
そのいっぽうで従業員は、他人が作ったビジネスモデルの中で労働し、そこでお金を生み出しますが、そのお金はすべて他人の資産になるだけ…。
従業員が毎月もらう給料は、会社で成果を出す出さないに関係なく、常に同じ金額です。
このように従業員は、『毎月の固定給』を受け取る代わりに、『自分の労働時間』を他人に差し出しているのです。
経営者と従業員にギャップがある理由は価値観が違うから!

経営者と従業員にギャップが生じる理由は、そもそもの価値観が違うからです。
- 経営者:自分の資産を増やすものに労力を使う
- 従業員:他人の資産を増やすものに労力を使う
経営者は『自分のビジネスモデル』からお金を稼ごうとしますが、従業員は『自分の労働時間』を他人に提供してお金を稼ごうとします。
経営者が最優先する『ビジネスモデル』は、一度構築してしまえば、半永久的にお金が入るようになる。
そのいっぽうで、従業員が最優先する『労働時間』は、1日24時間と限られているため、精神力と体力が維持できる範囲でしか、お金は稼げない…。
このように経営者と従業員とでは、お金を稼ぐための思考が全く違うのです。
経営者は従業員の時間をタダで奪うことを考えている!?
『社長が社員のことを全然わかってくれない!』
このように主張する従業員の方もいますが、これは当然です。
なぜなら経営者は、従業員の時間をタダで奪うことを考えているのですから…。
サービス残業やサービス出勤を強制されるのは、経営者が従業員の時間をタダで奪っている証拠です。
経営者は『いかに自分の資産を効率よく増やすか?』を最優先に考えているので、かけた費用に対するリターンを最大化したいと思っている。
そのため、『従業員が給料分より多くの労働時間を提供してくれたらコスパが高い!』と考えます。
『成果が出るまで絶対に帰るなよ!』
『目標が未達成なら休日は返上しろ!』
このようにブラック労働を強制する上司たちは、経営者にとっては『最高の労働者』というわけですね…。

経営者と従業員のギャップは絶対に埋まらない!

経営者と従業員のギャップは、絶対に埋まりません。
- 経営者:自分の資産を効率よく増やせればいい
- 従業員:給料のほかに仕事のやりがいも欲しい
上記のとおり。
たとえば、『従業員のやりがい=お客様が喜んでくれること』に対して、『経営者のやりがい=喜んだお客様からの再受注や紹介による受注が増えること』なのです。
経営者と従業員では、見ているものが全く違うため、喜ぶポイントや目指している場所も異なる。
仕事ができる従業員は、早い段階で出世や昇給し、それに伴って仕事量がめちゃくちゃ増えていきます。
目標設定が高くなり、部下の教育もやらされて、サービス残業やサービス出勤が増えて、仕事の責任も大きくなる…。
このように人生のほとんどが仕事になると、目の前の労働で手いっぱいになり、会社以外からの収入源を確保する時間などありません。
つまり、『出世するほど会社への依存度が高くなる』ということ。
- 従業員:出世するほどハードワークになり苦しい
- 経営者:従業員がハードワークするほど資産が増えて自由になる
この両者が、分かり合えるわけないですよね?
ただし従業員として出世するか、経営者側に移動するかは、あなたの自由です。
どうか、後悔のない人生にしてくださいね。

経営者と従業員にギャップがある理由【まとめ】
最後に、『経営者と従業員にギャップがある理由』の要点のまとめです。
- 経営者と従業員にはギャップがある
- 経営者と従業員の価値観が全く違う
- 経営者と従業員は絶対に分かり合えない
- 経営者は時間を奪う側、従業員は時間を奪われる側
- 経営者は従業員の時間をタダで奪うことを考えている
- 経営者と従業員は誰のために時間を使っているかが違う
経営者と従業員のどちらを選ぶかは、本人の自由です。
ですから、従業員が自分の給料や待遇の悪さについて、経営者に文句を言うのは論外だといえます。
給料に不満があるなら、給料の高い仕事を選べばいいですし、サービス残業やサービス出勤が嫌なら、労働環境が整った会社に転職すればいいだけです。
『従業員は搾取されている!』と文句をいう暇があるなら、自分が経営者側に移動すればいいですよね?
資本主義の社会では、『ビジネスモデルを構築できた人間が勝つ』のです。
周りの環境や他人は変えれませんが、自分は自分次第でどうにでも変えれます。
時間を奪われる側から抜け出すための第一歩は、『副業で自分の収入源を増やすこと』です。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
