
サラリーマンとして出世を目指している人の中には、『頑張っても頑張っても仕事が増えるだけで給料が増えない…』と悩んでいる人も多いと思います。
なぜ、出世するほど仕事がきつくなるのか?
結論からいうと、サラリーマンが出世しても、仕事量が増えるだけで、微々たる給料アップと名ばかりの役職しかもらえないように設計されているからです。

記事を書いている僕は32歳まで副収入ゼロ円の会社員でした。その後、ブログを始めて副業で月10万円稼げるようになり人生が変わりました。現在は会社員の方向けに副業や人生に役立つ情報を発信しています。
ということで、今回は『サラリーマンの仕事は増えるのに給料が増えない理由』について解説していきたいと思います。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐにブログで副業を始めたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
サラリーマンとして出世しても仕事量が増えるだけになる理由

『頑張っても頑張っても、全然仕事が楽にならない…』
このような方に向けて、記事を書いています。
僕は26歳のときに、年収190万円のフリーターから営業職に転職して、入社2年で年収500万円稼げるようになりました。
しかし会社で実績を残して昇進し、給料が上がっていく中で感じたのは、『出世しても仕事がどんどんきつくなるだけで、全然自由になれない…』ということでした。
とにかく目の前の仕事に没頭していれば、人生を良い方向に進めていけると信じて努力していましたが、年収500万円稼げるようになってからは、『どうやら努力している方向が違うかもしれない…』と思うようになったのです。
それからは、『どうすれば経済的な自由や時間の自由を手に入れられるのか?』を自分なりに研究した結果、サラリーマンとして働いている限り、一生自由にはなれないことがわかりました。
この資本主義ゲームにおいては、自由になりたければ、使われる側ではなく、使う側に移動しなければいけないようです。
この世界には、お金の稼ぎ方が4種類あります。
- 従業員
- 自営業者
- ビジネスオーナー
- 投資家
上記のとおり。
この中で最も搾取されるのが、『従業員(サラリーマン)』です。
従業員として働いている限り、一生他人にこき使われる人生になります。
サラリーマンは他人のふんどしで相撲を取っている

なぜ、サラリーマンは自由になれないのか?
結論をいうと、サラリーマンは他人のふんどしで相撲を取っているからです。
サラリーマンは、経営者が用意した『会社』というビジネスモデルの中で、歯車の一つとして働いています。
『自分でビジネスモデルを考えて構築する』という大変な作業を放棄して、『与えられた仕事をこなす』という楽な道を選んでいるのです。
サラリーマンの仕事は、毎日決められた労働時間を会社に提供することです。
サラリーマンは自分の時間を売ってお金を稼いでいますが、経営者は自分のビジネスモデルの仕組みからお金を稼いでいます。
他人が作った仕組みの中でお金を稼ぐか、自分が作った仕組みにお金を稼がせるかによって、人生は180度違うものになります。
サラリーマンが、本当の意味での『時間とお金の自由』を手に入れるためには、自分のビジネスモデルを構築しなければいけないのです。
出世しても微々たる報酬と名ばかりの役職しかもらえない

『会社で出世するのが正解じゃないの?』と思っている、サラリーマンの人も多いと思います。
厳しいことを言うと、これは思考停止になっています。
世の中のサラリーマンは、このような考え方を持っています。
- 役職が上がれば仕事も楽になる
- 出世すれば経済的に自由になれる
- 年収が増えれば人生が豊かになる
しかし、このような考え方のままでは、他人から酷使される人生から抜け出せません。
会社という組織を、一歩引いて、広い視野から見てみてください。
会社というビジネスモデルは、経営者によって構築されています。
経営者が会社を作る目的は、自分の資産を増やすためで、サラリーマンを豊かにするためではありません。
実際に僕も、会社員として年収を上げることが正しいと思って、毎日深夜までハードワークをしていた時期もありましたが、働いても働いても毎月数万円の報酬が増えるだけでした…。
会社内で実績を出せば、役職が上がり、社内でも一目置かれる存在になります。
しかし、経済的な自由や時間の自由は全く手に入りません。
どれだけ役職が上がっても、毎日会社に出勤しなければ、クビになります。
さらに役職が上がると、『良い時計や良い車を持つべきだ!』『マイホームを持つべきだ!』『上司は後輩に奢るべきだ!』という感じで、年収が上がるにつれて出費も増えていきます。
『年収200万円→出費190万円→残額10万円』が『年収500万円→出費490万円→残額10万円』になるだけで、結局残るお金は変わらないのです。
ですから、自由になりたければ、会社員以外からの収入源を増やすしかありません。
資本家はいかに安くサラリーマンを働かせるかを考えている

資本家である経営者たちは、自分が作ったビジネスモデルの中で、『いかに安くサラリーマンに働いてもらうか?』を常に考えています。
一方でサラリーマンたちは、『自分の働きに見合った評価をしてほしい!』『実績を作ったのだから給料をあげてほしい!』と考えています。
つまり、資本家とサラリーマンとでは、目指しているものが真逆なのです。
会社は資本家に決定権があるため、当然サラリーマンの主張は無視され、サラリーマンたちは労働時間を安く提供することを強いられます。
『売上を作れるまで帰るなよ!』『時間は無限にあるのだから絶対に成果を出せ!』という上司たちは、サラリーマンに労働時間をタダで提供させるための仕組みです。
- 出勤時間よりも2時間早く来て働かされる
- 残業しているのに定時で帰ったことにさせられる
上記のような会社で働くサラリーマンは、経営者に時間を吸い取られています。
サラリーマンたちが時間をタダで提供している間に、経営者たちは新しいビジネスモデルを考えたり、お金をさらに増やすために勉強をしたりして、どんどん豊かになっていきます。
両者の時間の使い方の差が、貧富の差に繋がるのです。

サラリーマンは勝ちにこだわり過ぎると貧乏になっていく

サラリーマンは勝ちにこだわり過ぎると、どんどん貧乏になっていきます。
勝ちにこだわるとは、どういうことか?
それは、『自分の見栄やプライドを守ろうとする行為』のこと。
たとえば、『高級な時計やスーツを身に付けたい、高級車に乗りたい、マイホームがほしい』など、周りより良いものを手に入れたいという見栄です。
さらには、『同僚よりも良い成果を残したい、社内で誰よりも早く出世したい』などの相手に勝ちたいというプライドです。
この見栄やプライドを守るために勝とうとすると、ラットレースを高速で回さなければいけなくなり、肝心の自分のビジネスを構築することができなくなります。
サラリーマンとしてエネルギーを使い果たしてしまうと、プライベートの時間に何もできないので、会社に人生を捧げることになる…。
しかし、どれだけ献身的に会社に労働時間を捧げても、会社は他人が所有するものなので、『いつ解雇されるかわからない…』という不安がつきまといます。
最近では、大手企業が従業員を大量に解雇していますし、終身雇用の崩壊を発表する大企業もあります。
つまり、会社にしがみついて生きる人生には、安定などない、ということ。
『自分で商品やビジネスモデルをつくり、自分の力でお金を稼げるようになること』だけが、本当の安定です。
ただし、サラリーマンとして出世を目指すのか、自由を手に入れるために準備を始めるのかは、あなたの自由です。

【まとめ】仕事は増えるのに給料が増えない理由
今回の内容のまとめです。
- サラリーマンとして出世しても仕事量が増えるだけ
- サラリーマンは他人のふんどしで相撲を取っている
- サラリーマンは勝ちにこだわり過ぎると貧乏になる
- 資本家はいかに安くサラリーマンを働かせるかを考える
- 出世しても微々たる報酬と名ばかりの役職しかもらえない
『サラリーマンとして出世するのが正しい』と思っている人は多いですが、これは学校教育による洗脳です。
『よく勉強して、いい学校に入って、いい会社に就職して、出世して偉くなる』というのが素晴らしいことだと教え込まれてきたせいで、多くの大人が何も疑わずにその道を選びます。
しかしこれは、『大量の会社員を生産するための洗脳』なのです。
これらの洗脳は、言われたことをきちんとこなし、余計な発言や行動をしない人間を大量に生産して、資本家が作った会社の中で労働をさせて、高額な税金を納めさせるための仕組みです。
幼少期から植えつけられたマインドを変えるのは大変ですが、資本主義ゲームを攻略するためには、客観的な事実に注目して、どう生きるかを考えることが重要です。
僕は資本主義のルールやお金を稼ぐ方法を研究した結果、『自分でビジネスモデルを構築してサラリーマンを卒業すること』に決めました。
サラリーマンとして出世を目指すのも、自分でお金を稼ぐ仕組みを作るのも、どちらが正解とかはありません。
ただし、どちらが安定していて、どちらが自由になれるかは一目瞭然です。
あとは、あなた次第です。
今のうちに行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
