
『消防士を辞めたい…』
『消防士から転職したい…』
『民間に転職して人生を変えたい…』
このような方に向けて記事を書いています。
今まで消防士の仕事を続けてきたけど、体力的にきつくなってきた…という方は多いです。
消防士の仕事は、人の役に立っていることを実感てきて、やりがいを感じるかもしれませんが、30代40代の自分の体力を考えると、何歳まで続けられるのか不安になりませんか?
30代の先輩社員や40代の上司が、あなたの未来の姿なので、『先輩や上司たちって体力的にギリギリな感じだよなぁ…』と思うと、急に辞めたくなりますよね。

記事を書いている僕は24歳まで年収350万円の消防士でした。その後、民間企業の営業職に転職して年収アップとスキルアップに成功し、人生が変わりました。
この記事では、入社5年目で消防士から民間企業に転職した僕が、『消防士の将来性に見切りをつけた理由』から『消防士から転職で失敗しない方法』までを解説します。
この記事を読めば、消防士の実態を理解した上で、消防士を辞めるべきかどうかを判断できるようになります。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
消防士を辞めたい人へ【消防士から転職で失敗しない方法とは?】

消防士を続けていると、『このまま仕事を続けても大丈夫か…』と思う瞬間がたくさんありますよね。
僕も24歳まで、消防士として働いていたので、その気持ちは痛いほどよくわかります。
僕のメインの仕事は、以下のような感じでした。
- 火災が起きた際の消火活動
- 急病人やケガ人を病院へ搬送する救急活動
- 消火器具・消火栓の点検
- 小学校での指導活動
- 日常の訓練・トレーニング
とはいえ、ほとんどが訓練やトレーニングで1日が終わるので、普段の仕事のやりがいはゼロでした…。
休日がとにかく多くて、月20日休みのときもあり、仕事自体は楽だったのですが、問題は『給料が安いこと』です。
僕は『24歳で年収350万円ほど』をもらっていましたが、同世代で年収400万円以上を稼ぐ友人も多かったので、自分の給料が上がらないことに焦りを感じる日々でした。
年齢的にも20代半ばだったので、民間企業に転職するなら早いほうがいいと思い、約5年勤めた消防士を辞めました。
大卒ではない学歴の僕でも、ほかの業界に転職したことで、年収アップとスキルアップに成功しました。
この経験から僕は『働く場所を変えるだけで人生は良い方向に進む』ということを実感しました。
低スペック人間の僕ができたわけですから、この記事を読むほど意識の高いあなたなら、絶対に人生変えれると思いますよ。
【関連記事】
⇒消防士がきつい理由を3分で解説します【元消防士の体験談】
消防士は将来性がない?【20代のうちに行動しないと損します】

もしあなたが『消防士を辞めたい』と思っているなら、20代のうちに行動しないと損します。
『消防士の仕事に心からやりがいを感じている』という方が、消防士を続けるかどうか迷う気持ちはわかります。
しかし『もう辞めたい』と思っているなら、消防士を続ける理由はないはずです。
なぜなら『消防士は将来性がない』といわれているからです。
消防士の主な仕事は、消火活動、救急活動、救助活動の3つです。
この業務の問題点は、消防士以外の仕事に応用が効かないところです。
消防士を辞める人の退職理由は、次のとおり。
- 体力的にきつくなった
- 人間関係が辛くなった
- 給料が上がらない
- 退職金で逃げ切れなさそう
消防士の仕事は体力勝負なので、どうしても年齢を重ねると厳しくなります。
『消防士は公務員だから安定している』という印象はあるものの、ぶっちゃけ給料が上がりにくく、退職金もあてにできない…というのが僕の感想です。
今の時代は転職が当たり前の時代なので、消防士から転職すること自体は珍しいことではありません。
しかし、消防士の方が経験してきた業務は『消火活動・救急活動・救助活動』という横展開しにくいものなので、経験を活かせる転職先はめちゃくちゃ少ない…。
そのため消防士から転職するなら、『若さ』という武器をアピールできる20代のうちに、行動しておくのが安全だと思います。
消防士自体はなくならないと思いますが、そこで長く働き続けることは、将来の選択肢を失うリスクが高いです。

消防士の離職率は高い?【消防士がきつい理由】

消防士がきつい1番の理由は、体力的に厳しいからです。
消防士の現場では、ヘルメットや防火服を着て、重さ10㎏以上の酸素呼吸器を背負って、高所などの危険な場所で消火活動や救助活動を行います。
さらには、消防士は普段から身体づくりのために、訓練やトレーニングを通して、かなりの体力を消耗します。
体力自慢の人が集まる消防士でも、出動が続くと心身ともにきつくなってしまい、そのうち消防士を辞めていく…。
では、消防士の離職率はどれくらいなのか?
消防士の就職後3年以内の離職率は『約10~15%』といわれています。
消防士は若い人材の離職率が高い傾向にあり、消防士全体の離職率は『0.6%』となっております。
・消防士全体の離職率:0.6%
・就職後3年以内の離職率:約10~15%
若い消防士の離職率が高い理由は、退職金で逃げ切るのが無理そうだからです。
40代後半の消防士であれば、退職金でギリギリ逃げ切れるかもしれませんが、20代30代は退職金をあてにできないといわれています。
『給料が上がりにくい』『退職金があてにできない』という理由から、20代の多くが消防士に見切りをつけて辞めていくのです。
消防士から転職して失敗する人、成功する人

『消防士に将来性がないのはわかったけど、消防士からどこに転職すればいいの?』
このような疑問もありますよね。
結論からいうと、消防士からの転職で失敗したくないなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
その理由は、実際に僕が転職エージェントを利用して、消防士から民間企業の営業職に転職できたからです。
消防士から転職する方法には、ハローワークを利用する、転職サイトを利用する、求人誌から探す、などの方法もありますよね。
しかしこれらの問題点は、どれも自分ひとりで転職活動しなければいけないところです。
はじめての民間への転職だと、求人の選び方とか面接対策の仕方とかって、よくわからないですよね。
僕もそうでしたけど、自分ひとりで転職活動をやっていたときは、『自分に向いている仕事』とか『民間企業の面接対策のやり方』がよくわからず、なかなか転職活動が前に進まなかったです…。
そんなときに友人から『転職エージェント』というサービスがあることを教えてもらい、とりあえず登録してみました。
転職エージェントを利用して分かったのですが、そもそも世の中には、消防士から転職できる会社とできない会社がある、とのことでした。
わかりやすくいうと『未経験者を採用している会社』と『経験者しか採用していない会社』の2種類がある、というイメージですね。
さらにキャリアアドバイザーのサポートのおかげで、自己分析のやり方にもコツがあり、面接対策の仕方も企業ごとに違う、ということがわかりました。
正直、これを自分ひとりでやるとか無理でしょ!と思いました…。
僕の経験からもわかるように、消防士から転職するなら、転職エージェントに頼るのが楽ですね。

消防士を辞めない方がいい人もいます

ここまで『消防士から転職するべきだ!』という話を強めにしてきましたが、中には消防士を辞めない方がいい人もいます。
消防士から転職してプラスになる人の条件は『本気で人生を変えたいと思っている人』です。
以下のような考えの人は、そのまま消防士を続けた方が良いです。
『身体を動かすだけの仕事がいい…』
『新しいことを覚えたくない…』
『何も考えずに仕事がしたい…』
このような仕事に対する意識が低い人は、どのような職場に転職しても失敗します。
ですから『今が良ければそれでいい』と思う方は、消防士を辞めないでください。
あなたは、どんな未来を手に入れたいですか?
ワクワクした仕事ができて、毎日成長を実感できて、尊敬できる仲間がいて、満足できる給料がもらえて…。
こんな未来を手に入れたいなら、消防士から今すぐ転職しましょう。
人生を変えたいなら今すぐ行動しよう

人間は基本的に『ラクをしたい』と思う生き物なので、気を抜くとすぐにサボってしまいます。
ダイエットが1週間も続かなかったり、読書が三日で終わってしまったり…。
このように、自分を変えることは、とにかく大変なのです。
『明日からやります』と言って、行動を先延ばしにする人もいますが、この人は1年経っても何もやりません。
ほとんどの人は、以下のような流れになります。
【人生を変えたい→情報を集めよう→良いことを知った→明日からやろう→明日やらない→結局何も行動しない→人生は変わらない】
『明日やろうはバカ野郎だ』という言葉があるように、行動を先延ばしにする人は、人生を変えることができません。
ですから、本気で消防士から人生を変えたいと思っている人は、今すぐに行動してくださいね。

まとめ:消防士から転職すると人生が変わる
この記事のまとめです。
- 消防士を辞めると人生が変わる
- 消防士は将来性がない
- 20代のうちに消防士を辞めないと損する
- 転職エージェントを利用すると失敗しにくい
- 消防士を辞めない方がいい人もいる
- 人生を変えたいなら今すぐ行動しよう
とりあえず公務員だからという理由で、消防士になったものの、40代50代の自分の未来を考えると不安しかない…という方は多いです。
でも20代なら、人生をやり直す方法はあります。
『自分は消防士しかやったことがないから…』と言って、異業種への転職を諦めるのはもったいないです。
実際にこんなダメダメな僕でも、民間企業の営業マンに転職できたわけですから、ほとんどの方が転職できるはずです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、理想の未来を手に入れませんか?
