「わかっちゃいるけどやめられない」と思ったことはありませんか?

ネットサーフィンがやめられない、いつも約束に遅れてしまう、などの習慣は、頭ではわかっているけどやめられないものです。

このような習慣をなくして本を読んだり、仕事のスキルアップに時間を使ったりしたいと考えている方にお伝えしたいのは、これは全て潜在意識からくるものだということです。

仕事で成果を出したければ、この潜在意識を味方につける必要があります。今回は潜在意識を味方につける方法について話していきたいと思います。

人間は潜在意識に支配されている

テレビを観るのをやめられない、ダイエットしているのにチョコレートを食べてしまう、などの習慣は、頭ではわかっているのに、なぜやめられないのか?

それは、人間の行動のほとんどが潜在意識に支配されているからです。

潜在意識にプログラムされたことが、知らない間にあなたに働きかけているせいで、頭で考えていることとは違う行動をとってしまうのです。潜在意識にはとても大きなパワーがあるので、いくら頑張ってもあなたの意志の力は潜在意識に負けてしまい、テレビを観たり、チョコレートを食べたりしてしまうのです。

人は自分の思考や意識で自分の行動を選んでいると思っていますが、そのほとんどは潜在意識の中にあるプログラムによって支配されています。

潜在意識は入力に対しての出力が決まっている

潜在意識のプログラムはコンピューターのプログラムと同じで、ある入力をすると決まった出力があります。ある五感情報(視覚、聴覚、身体感覚)を受けると、いつも決まったパターンの反応をするということです。

たとえば、あがり症というプログラムを持っている人は、プレゼンテーションの場で緊張してしまいます。一方、同じ状況になっても、このプログラムを持っていない人は全く緊張しません。

ネットサーフィンをしたり、テレビを観たりするのは潜在意識にそのプログラムを持っているということになります。帰宅後の落ち着いた時間になると、プログラムが自動的に動いてネットサーフィンを始めるということです。

逆に、このプログラムを「この時間に読書をして仕事のスキルアップに使う」というプログラムに書き換えることができれば、自分の意志とは関係なく、いつも読書をすることができるのです。

これが習慣化の力です。潜在意識に染み付いたプログラムが、あなたの人生を決めているのです。この潜在意識の特性を理解して、潜在意識の中のプログラムをコントロールできれば、潜在意識を味方につけることができます。

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そもそも潜在意識とは何か?

では、そもそも潜在意識とは何なのか?

意識全体を氷山で表すと、水面に見えている部分が私たちが意識できている部分で、これを「顕在意識」といいます。ここは意識できているので、自分の中でもよくわかっていて、理性的な部分です。顕在意識の機能は主に左脳に位置しているといわれています。

そして、水面下にある部分の意識できていない部分が「潜在意識」です。潜在意識とは心の奥底に沈んだ本能的な意識で、自覚することはできませんが、あなたの考え方や行動に大きな影響を与える部分です。この潜在意識は、フロイトの精神分析学やユングの分析心理学によって世の中に知られるようになりました。

潜在意識のパワーは健在意識による意志のパワーよりも大きいので、「わかっちゃいるけどやめられない」ということが起こるのです。潜在意識のパワーは顕在意識の20,000倍といわれています。

何も考えずに生活していると、この潜在意識に支配されたまま、自分の思うような人生を送ることはできません。自分が望むような人生を送りたいなら、自分自身で意図的に潜在意識を設計して、潜在意識の絶大な力を使って、より良い人生をつくりあげていく必要があるのです。

潜在意識を書き換えてより良い人生を手に入れる

潜在意識の中のプログラムを書き換える方法は大きく2つあります。「心理学的手法を活用して短時間でプログラムを書き換える方法」と「長い時間をかけてプログラムを書き換える方法」です。

潜在意識のプログラムは、トラウマ体験のように強烈な体験により、一瞬にして潜在意識の中に作られます。犬に噛まれたことによる犬恐怖症や、一目ぼれのような体験です。

たとえば、犬恐怖症の場合、犬に噛まれるという恐怖体験により「犬=怖いもの」というプログラムが潜在意識の中に一瞬でつくられています。これにより、犬恐怖症の人は犬についての五感情報(犬が視界に入る、犬の鳴き声を聞く、犬の匂いを嗅ぐ、犬に触れる)に接することで、犬恐怖症というプログラムが機能して、怖がるという反応が起こるのです。

「五感情報の入力→プログラム作動→反応の出力」という流れです。

同じような入力があっても、犬恐怖症のプログラムではなく、愛犬家のプログラムを持っている人は、気持ちが温かくなる、微笑んでしまう、などの全く違う反応が起こります。このように、喜怒哀楽などの人間の感情の出力もこの潜在意識の中のプログラムによって異なってくるのです。

潜在意識の中にあるプログラムは、一瞬でつくられることがあるのですから、一瞬で書き換えることも可能です。

両親や友人、会社の上司や同僚との人間関係においても、この潜在意識がはたらいてネガティブな関係になっていることがあります。潜在意識を書き換えることができれば、人間関係をポジティブなものにすることも可能なのです。

長い時間をかけて潜在意識の中のプログラムを書き換える方法

潜在意識の中のプログラムには、日々繰り返されることで、長い時間をかけてつくられるものもあります。東洋医学的な手法で、ゆっくりと時間をかけて、潜在意識の中にあるプログラムを最適な方向に書き換えていく手法です。

あなたがより力を発揮できる人生の土台をゆっくりと確実につくる方法です。

潜在意識には安心安全を第一で動くという特徴があります。犬恐怖症のようなプログラムは犬に対しての強固な防御プログラムになり、噛まれたのが大型犬だっとしても、小型犬に対しても大型犬と同じように怖いという感情を抱いてしまうのです。

このように潜在意識がその絶大なパワーをブレーキとして発揮する根本的な動機はすべて安心安全の欲求からきているのです。安心安全のために、潜在意識は基本的に現状維持を続けるようとします。

潜在意識は常に現状維持をしたいと考えるので、現状を変えようとすることは危険だと考え、変化を起こすことに対して絶大なブレーキをかけてきます。実は人がなかなか変われないのは、これが原因になっているのです。

このように潜在意識はかなり保守的です。だから、潜在意識の中のプログラムを変える時には、潜在意識が持っている安心安全の欲求を満たしながら、ゆっくりと変えていくことも大切なのです。

潜在意識による自動操作でより良い人生を手に入れる

習慣化に成功すると、意識しなくても毎日続けることができるようになります。ここまで来ると、逆にやらないことに違和感を感じるまでになってきます。

たとえば、毎朝のジョギングの習慣なら、最初は毎日決めた距離を走ることに対して、必要な意志の力をはたらかせることになります。ここであまり高すぎる目標を設定すると、相当な意識と意志の力が必要になり、潜在意識の抵抗にあって、長続きしません。

一方で、細々と続けていくと、やがて当たり前の感覚で走れるようになっていきます。ここまで来たら、潜在意識の中のプログラムがうまく書き換わっており、潜在意識による自動操作モードに入っている状態です。

自動操作モードに入ると、意識や意志の力を使わなくても勝手に続けられます。

これは、毎朝のジョギングに対して、潜在意識が現状維持の力を与えてくれている状態ということです。このプログラムは「朝起きる→ジョギングシューズを履く→潜在意識のプログラムが発動する→自動操作モードに入る→足が勝手にジョギングしだす」という感じです。

このように潜在意識による自動操作ができるようになると、習慣の行動をすることに何の労力もかからなくなります。習慣化とは意志の力を使う要素を少なくして、自動化するということなのです。

潜在意識によって、日々の行動が自動化されれば、無意識の状態でどんどん人生がいい方向に進んでいきますさらに、ここに意志の力と労力をほとんど使わなくていいので、他のことをやる余裕も生まれるのです。これも習慣化のメリットです。

まとめ

今回のまとめです。

  • 潜在意識を味方にするとより良い人生が手に入る
  • 人間は潜在意識に支配されている
  • 潜在意識は自覚できないが思考や行動に大きな影響を与える
  • 潜在意識を書き換えれば人生が良い方向に進む
  • 自動操作モードに入ると無意識に続けられる

あなたもぜひ潜在意識を味方につけて、より良い人生を手に入れてください。それではまた。

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