自分を変えたいけど、なかなか自分を変えられないと悩んでいる方はたくさんいます。

多くの場合、自分に染み付いた習慣を変えられないことが原因で、自分を変えられないのです。「習慣を変える」と聞くと、すごい頑張らなきゃいけないと思うかもしれませんが、本当はそんなに頑張らなくても自分の習慣を変えることはできるんです。むしろ頑張らないほうがいいのです。

今回はその理由を話をしていきたいと思います。

自分の習慣を変えるために頑張らなくていい理由

自分の習慣を変えるために、いっさい頑張る必要はありません。

「何言ってんだ、お前?」と思った方は、ぜひ最後まで読んでみてください。習慣をつくるための正しい方法をご理解いただけると思います。

それでは、ここからは習慣を変えるために頑張らないほうがいい理由について、解説していきます。

習慣化の正しい始め方

一般的に人が習慣を身につけようというときには、その成功率はとても低いのが現状です。喫煙や禁酒を宣言しても、なかなか目的を達成できず、忘れたころにまた宣言するというのを繰り返している人が多いです。

これらは習慣化しようとして、意志の力で頑張りすぎたり、我慢したり、無理をしたりすることが原因でうまくいかないのです。ここで注目するポイントは「意志の力は消耗する」ということです。

つまり、意志の力で何かを成し遂げようとするには限界があるということです。さらに意志の力を消耗しすぎるとパフォーマンスも下がっていきます。

これはフロリダ州立大学の実験によって明らかになっています。この実験では学生を2つのグループに分けて、それぞれのグループの前に焼きたてのチョコレートチップ入りのクッキーを置いて、1つのグループにはクッキーを食べることを許可し、もう1つのグループには我慢するように指示しました。そして、両方のグループに難しいパズルをやってもらうということを行いました。

結果は、クッキーを食べることを許可されたグループの方がパズルに取り組める時間が長かったというものでした。これはクッキーを食べることを我慢させられたグループは、パズルを始める前にクッキーを我慢するために意志の力を消耗してしまっていたということです。

このように、意志の力は消耗していくので、習慣化をする初期段階では、できるだけ意志の力を使わない状態でいることが大切だということです。[/marker/]

まずは1つのことに集中する

そして、習慣化を始めるときにさらに大切なのは「まずは1つのことに集中すること」です。一度にあれもこれも複数のことを習慣化しようとしないことです。

複数同時に習慣化しようとすると、それだけで意志の力を激しく消耗してしまいます。仕事をしている人であれば、仕事ですでに意志の力を使っていますから、複数の習慣をつくれるほど余力が残っていないことが多いのです。

ですから、まずは1つのことを徹底的に習慣化することが成功への近道なのです。

1つのことの習慣化に挑戦しはじめてから3週間〜3ヶ月たった段階で、どれだけ習慣が定着してきたかをチェックしていきましょう。それが自分の日常の中でほぼ自動化できているようであれば、もうそれは習慣化できたと判断してもいいでしょう。

この段階まできたら、その習慣行動を続けることに意志の力はほとんど使っていませんから、この段階に来れたら次の習慣化を始めても大丈夫です。次の習慣化にもチャレンジしていってください。

習慣化を1つ成功させるということは、同時に小さな成功体験を積み重ねることにもなります。成功体験は自己肯定感を上げてくれるという効果もあるので、習慣化に成功すると幸福度も高まって、より良い人生になっていくのです。

三日坊主の人には共通点がある

習慣化を達成させるためには、頑張りすぎない方がいいです。

世の中には「何事も達成するためには頑張らなければいいけない」と考えて、頑張りすぎてしまう方がたくさんいます。実は、このように考えてしまうのは潜在意識の中にある価値観のプログラムのせいなのです。

一方で、習慣化を成功させるためには、肩の力を抜いて、リラックスした状態で臨むくらいがちょうど良かったりします。

三日坊主の人は、最初の3日間を無理して頑張りすぎてしまい、続けることが苦痛になってやめてしまうケースがほとんどです。

頑張りすぎないほうがいいのには理由があって、良い気分で頑張れているうちはいいのですが、習慣化は毎日の積み重ねが大事ですから、そのうち頑張れない日がやってきます。そうなったときに続けることが苦痛になると、意志の力を激しく消耗してしまい、続けることができなくなってしまいます。

習慣化において、この苦痛の感情をつくらないことが、潜在意識をうまくコントロールする秘訣なのです。

習慣化の初期段階は成果よりも定着が大事

習慣化の初期段階で大切なのは成果よりも定着です。

習慣を定着させるためには、まず3週間続けることです。そして、それが3ヶ月続けば、ほぼ習慣になります。だから、最初は成果を追い求めるのではなく、定着させることを優先的に考えて習慣化に取組んでください。

最初は少し物足りないくらいでちょうど良いです。たとえば、ダイエットでは食事コントロールの習慣を定着させることから、毎朝のランニングでは、300メートルでも良いので毎朝走るということを定着することから始めていくということです。

これを3週間続けることで、やがてそれが当たり前になり、「もうちょっと続けたい」という感覚が出てきて、それをやること自体が快感になっていくのです。こうやって徐々に習慣化させていくやり方は、潜在意識のプログラムを書き換えるのに最善の方法なのです。

好きなことをやり続けることに対しては、潜在意識は常に安心している状態なので、意志の力がなくても自然に続けられることができ、やがて習慣化は完成していきます。

ですから、習慣化の初期段階では成果よりも定着させることを意識して取り組んでください。

習慣化に成功するためにはブレイクポイントを待つ

習慣化は、ビジネスの成果でよく使われる成長曲線に例えることができます。

最初は、知識も経験もないので要領がわからず、手探り状態でやっているので、当然、成果はなかなか出ません。それでも続けていると、徐々に成果が出てくるのですが、満足いくレベルまではなかなか到達しないので、それ以上続けることができずに、多くの人はそこで諦めてしまいます。

それでも諦めずに続けている人には、あるポイントが訪れます。そのポイントを越えると、急激に成果が出始めるというポイントです。ここからは費やす時間に対して成果が急上昇していくというポイントで、これを「ブレイクポイント」と呼んだります。

世の中の成功者たちは、このブレイクポイントを超えるまでやり続けた人たちなのです。

習慣化は最初はあまり成果が出ませんが、それでも続けていくことによって、定着化が進んで、そのうち大きな成果が出てくるのです。習慣化は一時的に頑張るだけでは意味がなく、続けていくことがとても大切です。

だから、頑張らない、無理しない、でも毎日コツコツとやれる、ということが重要だということです。

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まとめ

今回のまとめです。

  • 習慣化には正しい始め方がある
  • まずは1つのことに集中する
  • 三日坊主の人には特徴がある
  • 習慣化の初期段階は成果よりも定着が大事
  • 習慣化に成功するためにはブレイクポイントを待つ

今回は「自分の習慣を変えるために頑張らなくていい理由」について解説していきました。習慣を変えるというと、めちゃめちゃ頑張らなきゃいけないと思ってしまいますが、逆にそんなに頑張らないことが行動を定着するためには大切ということですね。今回の内容が、皆さんのお役に立てたら幸いに思います。これからもよろしくお願いいたします。

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