

このような方に向けて、記事を書いています。
家庭の事情で学費が払えず大学を中退したり、授業のレベルについていけずに大学を中退したり、大学中退でフリーターを続けている方には様々な事情があると思います。
でも20代半ばになると、周りの友人のほとんどが社会人になり、急に『フリーターのままだとやばいかも…』という危機感が強くなりますよね。
しかし、いざ就職活動をやってみると、『なかなか就職できない…』と苦戦する方もいるようです。
では、なぜ就職できないのか?
結論からいうと、大学中退で就職できない人には、次の3つの共通点があります。
- 何のために就職したいのかを説明できない
- 対人コミュニケーション能力が極端に低い
- 何もできないのに上から目線で就活している
上記のとおり。
このどれかに当てはまっている人は、なかなか就職が決まりません。
もし一つでも当てはまっている人は、今すぐに改善してくださいね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、大学中退で就職できない人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に大学中退の方から聞いた話をもとに、『大学中退で就職できない人の3つの特徴』から『大学中退のフリーターから就職するための方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、大学中退の未来に絶望している方でも、前向きに就活に取り組めるようになります。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
大学中退で就職できない人の3つの特徴【クズとか失礼だろ!】
大学中退で就職できない人には、3つの共通点があります。
それは、次のとおり。
- 何のために就職したいのかを説明できない
- 対人コミュニケーション能力が極端に低い
- 何もできないのに上から目線で就活している
僕はこれまでに、978名の方にインタビューしてきた経験がありますが、この3つに当てはまる大学中退の方は、就活にかなり苦戦していました。
ここからは、それぞれの共通点と対処法について、詳しく見ていきましょう〜。
【大学中退で就職できない人の特徴①】何のために就職したいのかを説明できない

大学中退で就職できない人には、『何のために就職したいのかを説明できない』という特徴があります。
『何のために就職したいのか?』という就職の目的がはっきりしていないと、必ず面接でボロが出ます。
世間的に『大学中退=すぐに投げ出す人』というイメージがあるため、企業は大学中退の人を採用するときに、ものすごく慎重に面接を行います。
『本当に就職する覚悟はあるのだろうか?』『入社してもすぐに辞めてしまわないか?』という懸念点を払拭するために、面接でさまざまな質問をするのです。
そして、就職する目的がはっきりしていないと、このような質問にうまく答えられず、落選します。
ですから、まずは『何のために就職するのか?』をしっかりと説明できるように準備しましょう。
実際に大学中退で就職できた人たちの『就職する目的』の例を紹介しておきますので、参考にどうぞ。
彼女との結婚を考えるようになり、今後は将来のためにも長期的にキャリアアップができる会社の営業職として仕事がしたいと思い、就職を決意いたしました。【春岡高貴さん(大学中退・26歳男性・仮名)】
⇒インタビュー記事:26歳で大学中退フリーターから正社員に就職できた理由【体験談あり】
大学卒業に向けて勉学に励んでいましたが、大学の授業のレベルについていけず、最終的に大学を中退することになりました。年齢が26歳になったこともあり、周囲の同世代が社会に出て活躍する姿をみて、自分も早く社会人として活躍できるようになりたいと思い、就職することを決意いたしました。【山下剛史さん(大学中退・26歳男性・仮名)】
経済的な理由で大学中退し、今までラーメン屋でアルバイトをしてきましたが、やっぱり弟や妹は大学に行かせてあげたいと思うようになりました。家族のためにもっとお金を稼ぎたいと思い、社歴や年齢に関係なく昇給や昇格のチャンスがある会社で働くために、正社員に就職することを決めました。【梶田麻里さん(大学中退・22歳女性・仮名)】
上記のとおり。
こちらの3名は全員、大学中退で正社員への就職を成功させています。
就職する目的を考えるときのポイントは、『正社員に就職したいと思った強い動機』を思い出すことですね。
そのときの恥ずかしい感情や悔しい気持ちを面接で伝えると、面接官も共感してくれるので、選考も通過しやすくなります。

【大学中退で就職できない人の特徴②】対人コミュニケーション能力が極端に低い

大学中退で就職できない人には、『対人コミュニケーション能力が極端に低い』という特徴があります。
『対人コミュニケーション能力があるか?』は、主に面接でチェックされます。
面接で悪い印象を与えてしまう行動は、次のとおり。
- 目を合わせて会話ができない
- 質問に対して言葉に詰まることが多い
- 笑顔が全くない
- 相手の話に対して相づちをしない
- 後ろ向きな発言が多い
僕が実際に、企業の人事担当から聞いた話によると、面接で落選する理由の6〜7割が、上記の行動によるものでした。
コミュニケーション能力に関しては、これまでの家庭環境、交友関係、アルバイト経験などが積み重なって構築されるので、すぐに改善できるものではないかもしれません。
それでも、努力すれば改善できることもありますよね?
たとえば、目を合わせて会話をする、笑顔を心がける、相手の話に相づちを打つ、前向きな発言をする、などは努力すれば今すぐに改善できます。
家族や友人と話すときに、これらを意識して会話すると、面接の練習になるので、ぜひやってみてくださいね。
【大学中退で就職できない人の特徴③】何もできないのに上から目線で就活している

大学中退で就職できない人には、『何もできないのに上から目線で就活している』という特徴があります。
『無能な人ほど自己評価が高い』という心理学の研究結果があるとおり、大学中退でアルバイト経験しかないのに、なぜか上から目線になってしまっている人がいるんですよね…。
⇒参考記事:能力が低い人ほど自己評価が高い理由
たとえば、次のような人たちです。
- 自分の希望ばかりを面接で伝える
- 自分がやりたくないことを主張し過ぎる
- 大学の悪口を面接で言ってしまう
上記のとおり。
『従業員が働いて給料をもらうこと』と『企業が従業員を雇用すること』は等価交換です。
そのため、求職者が提供できる価値に対して、企業は『その人を採用するべきか?』を判断します。
それなのに、自分が提供できる価値を無視して、自分の要望ばかりを主張していたら、不採用になるのは当然ですよね。
これまでにアルバイト経験しかない人は、アピールできる実績や経験が少ないと思うので、面接では『熱意を伝える』のが効果的です。
たとえば、次のような発言ですね。
『自分には誇れる経験はありませんが、御社に貢献できるようにとにかく必死で働きます!』
『本気で人生をやり直したいと思っていますので、がむしゃらに努力して成果を出せる人材になります!』
このような熱意を伝えられると、面接官の感情も動きます。
人間は感情で動く生き物なので、面接官の感情を動かせれば、内定を獲得できる可能性も高まります。

大学中退で就職できない人はどうすればいい?【クズ人生から這い上がる方法】

ここまで、『大学中退で就職できない人の3つの特徴』について解説してきました。
大学中退でアルバイトの経験しかないと、就活をする上で、何が良くて何がダメなのかってよくわからないですよね?
僕も26歳までフリーターだったので、『どうすれば就職できるのかわからない…』という方の気持ちは、痛いほど良くわかります。
以前の僕は、書類選考で落ちまくっていましたし、面接で説教されることもありました。それくらいザコだったんです…。
それでも最終的には、フリーターからIT企業に就職することができて、年収も500万円になり、なんとか人生やり直せました。
元フリーターの僕が本気でおすすめできる、鉄板の就職方法は『大学中退の就職に強い転職エージェントを利用すること』ですね。
やはり大学中退のフリーターの方は、自分ひとりで就活しないほうがいいですよ。僕も過去に、それで失敗してますからね。
最初からプロに頼るのがおすすめです。
自己分析も手伝ってくれますし、自分に合う求人も探してくれますし、応募書類も作ってくれますし、面接対策もやってくれますし、企業とのやりとりも全部やってくれます。
転職エージェントの担当アドバイザーに任せておけば、半自動的に就活を進めてくれるので、めちゃくちゃ楽ですよ。
