転職 失うもの

「最初の転職だから不安で…」
「転職すると何を失うんだろう…」
「転職のデメリットが知りたい…」

この記事は、こんなお悩みを持つ、あなたに向けて書いています。

結論をいうと、最初の転職のときに、あなたは「信用・可能性・安心感」を失います。

転職をすることで、失うものと得るものが必ずあります。

転職するかどうかの判断軸は「失うものより得るものが大きければ転職する」です。

ドフラ
こんにちは。26歳のときに転職した、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、実際に転職した人たちのリアルな情報をお伝えできると思います。

今回は「最初の転職であなたが失うもの」について話していきたいと思います。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

最初の転職であなたが失うものは【信用・可能性・安心感】です

最初の転職は緊張しますし、不安ですよね?

どんなふうに転職を進めればいいか、わからないですよね?

そんなあなたのために、転職者の状況ごとに「最初の転職で失うもの」を解説していきます。

入社1年未満の転職で失うものは『信用』

転職 失うもの

まず、入社1年未満の人が転職をする時には『信用』を失います。

「入社して1年も我慢できずに退職してしまった」という事実が残ります。

これによって、社会的な信用、退職した会社からの信用、学生時代の友人からの信用、などを失います。

さらに、転職希望者の転職活動を支援する「転職エージェント」からの信用も失ってしまいます。

その理由は、求人を募集する企業が「入社2年目以降の求職者」を求めていることが多いからです。

転職エージェントは、企業に求職者を紹介して、入社を決めることで、企業から紹介料をもらっています。

入社1年未満の求職者は、入社2年目以降の求職者と比べて、企業に入社できる確率が下がります。

ですから、当然、転職エージェントは、入社2年目以降の求職者の方を優先して転職支援するというわけです。

また、余程のブラック企業でない限り、入社後1年未満で会社を辞めるというのは、考えが甘いのではないか、という印象を持たれます。

新卒で入社した会社に対して、「なぜ自分はこの会社を選んでしまったのか?」「この会社で得られるものは何か?」などを考えていると、1年くらいの期間はかかります。

ですから、1年未満で退職していると、軽率な人間だと思われてしまい、信用を失ってしまうのです。

入社3年目の転職で失うものは『可能性』

転職 失うもの

入社3年目の人は転職で『可能性』を失います。

あなたがいる会社が、大手企業か中小企業かによって状況は変わりますが、一般的には30歳前後はその会社のキャリアの入り口です。

その会社の中で昇進のルートに入るのが、30歳前後なのです。

入社3年目ということは、30歳前後の昇進ルートに入る前の段階で、会社を辞めるということなので、あなたはその会社の中での昇進やキャリアアップの可能性を失います。

実査に、その会社の昇進ルートの中にいる、課長や部長をみて、数年後の自分がそうなりたくないと思うなら、あなたにとって転職という選択は正しいです。

30歳前後の転職で失うものは『安心感』

転職 失うもの

30歳前後で転職する人は『安心感』を失います。

30歳前後というのは、一番転職が多い時期です。

30歳前後は、その会社の中で、スキルや経験が身についてきて、人材として脂がのってきている段階です。

会社でのポジションが確立されてきて、仕事の要領もつかんでいる時期なので、入社時と比べて仕事が大分やりやすくなっています。

このタイミングでの転職は、安心感を失います。

20代での転職は、若いということもあり、勢いで転職できてしまうタイミングです。

しかし、30代前後は、その会社の中では知らない人がいなくて、社内での立ち位置も安定しているので、安心して仕事ができる状態です。

転職後は新たな職場で1からのスタートになるので、その安心感を失うことになります。

また30歳前後は、その会社の中での一番最初のキャリアパスを迎えている段階なので、昇進のルートに乗っているなら、転職を考え直した方がいいです。

しかし、昇進ルートに乗っていなかったり、その会社でのキャリアアップに興味がないなら、転職してもいいでしょう。

転職で失うものより得るものの方が大きいなら行動するべきです!

転職 失うもの

転職することで、捨てるものよりも得るものが大きいという判断ができれば、転職したほうがいいです。

ただし、今の職場の嫌なことから逃げるように転職するのは、あまりオススメできません。

逃げるように転職して、次の転職先がさらに悪い環境であることもあるからです。

自分のビジョンをしっかり考えた上で、転職によって得られるものが大きいと判断できたら、転職するようにしましょう。

また、転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動するのもいいですが、理想は「あなたが行きたい企業に直接応募してみる」です。

やりたいことが決まっていて、それが実現できる企業が見つかっているなら、わざわざ転職サイトや転職エージェントなどのライバルたちがいる中で戦うより、直接応募して、ライバルのいない状況で自分をアピールした方がいいです。

あなたがその企業に転職することで、その企業に何をもたらすことができるかを伝えましょう。

そうすれば、あなたの希望する条件と最適なタイミングで転職しやすくなります。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

最初の転職で失うもの【まとめ】

今回のまとめです。

  • 最初の転職では「信用・可能性・安心感」を失う
  • 1年未満の転職は信用を失う
  • 3年目の転職は可能性を失う
  • 30歳前後の転職は安心感を失う
  • 捨てるものより得るものが大きければ転職する

今回は「最初の転職であなたが失うもの」について、話しました。

入社1年目、入社3年目、30歳前後で、それぞれ失うものは違いますが、大切なのは「失うものよりも得るものが大きければ転職する」という判断軸を持つことです。

あなたが転職を考えているなら、ぜひ今回の内容を参考にしてください。

ドフラ
最初の転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。