
「異業界に挑戦したいけど、どの業界が良いかわからない…」
「できればホワイト企業に転職したい…」
「年収の伸びしろがある安定した会社で働きたい…」
この記事は、こんなお悩みを持つ、20代のあなたに向けて書いています。
結論からいうと、ホワイト企業に行きたいなら化学業界がオススメです。
その理由は、化学業界にはホワイト企業が多く、未経験でも営業などの職種であれば、20代を積極採用している企業が多いからです。

記事を書いている僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計329名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
ということで、今回は『ホワイト企業で働きたいなら化学業界がおすすめな理由』について解説していきたいと思います。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
営業職におすすめのホワイト業界は化学業界である理由

あなたはホワイト企業について、どのような印象を持っていますか?
「残業がない、給料が高い、休日が多い、待遇がいい」など、人によってホワイト企業の印象はさまざまです。
まずは、ホワイト企業の条件を以下のように定義づけしたいと思います。
- 残業時間が少ない
- 将来的な年収の伸びしろが大きい
- 会社の経営が安定している
- 年間休日が120日以上ある
- 福利厚生が充実している
これらのホワイト企業の条件に当てはまりやすいのが、「化学業界」になります。
特に未経験者のあなたがホワイト企業で働くためには、この化学業界で営業職にチャレンジするのがおすすめです。
ここからは化学業界についてみていきましょう。
化学業界の企業とは?【なぜ営業職にとってホワイト業界なのか?】
未経験からホワイト企業で働きたいなら、化学業界がおすすめです。
しかし、あなたは化学業界がどのような業界か想像できますか?
ほとんどの方が、化学業界のことをよく知りません。
一般的に化学業界は、あまり知られていない業界なのです。
化学業界とは、化学変化から素材をつくる業界のことです。
たとえば、化粧品、洗剤、薬、食品、電池、タイヤ、歯磨き粉、サランラップ、ジップロック、コンタクトレンズなどの商品のもとになる素材をつくっている業界のことです。
このような業界の企業は、化学メーカーと呼ばれています。
化学業界があまり知られていない理由は、ほかの業界と比べて参入障壁が高く、多くの資金がないと会社を運営できないので、会社の数が少ないからです。
会社の数が少ないということは、競合他社が少なく、自社で独占できる業務が多くなります。
それによって、経営が安定しやすく、ホワイト企業が多くなる傾向があるのです。
ちなみに、化学業界の有名な企業には「花王」「旭化成」「東レ」「ライオン」「三菱ケミカル」などの化学メーカーがあります。

化学業界は平均年収630万円だから営業職がホワイトに働ける!

化学業界の企業は、平均年収630万円です。
ほかの業界に比べて、平均年収630万円は圧倒的に高い給料です。
しかも、企業によっては、年収1,000万円以上も十分に狙えます。
これだけ聞くと、化学業界ってめちゃめちゃいいじゃん!と思いますよね?
しかし、注意点もあります。
それは、入社したての若手は、そこまで年収が高くないということです。
化学業界の特徴は、年齢やキャリアが上がれば上がるほど、年収もスムーズに上がっていくところです。
ですから、化学業界で働く20代は年収450万円あれば良い方です。
しかし、30代では500万~1,000万円、40代以上では1,000万~2,000万円を目指せるのが化学業界です。
もちろん、企業やその人のスキルによって年収は変わりますが、長期的にはこれくらいの年収が目指せる業界なのです。
この年収幅は、ほかの業界と比べて明らかに高水準です。
さらに、この年収の条件に加えて、残業が少なく、年間休日も120日以上という企業が多いところも、化学業界で働く魅力です。
未経験で化学業界に挑戦するなら営業職
化学業界の年収が高いのはわかったけど、未経験の自分には無理なんじゃないか?
そう思っている方も多いですよね。
安心してください。
未経験のあなたでも、化学業界に挑戦できる方法があります。
それが、化学業界の営業職です。
化学業界の職種には、研究開発、マーケティング、企画、物流、生産、営業、管理部門などがあります。
研究開発や生産などの職種に関しては、理系の大学を卒業していないと採用してくれなかったり、経験者しか採用していない企業がほとんどです。
しかし、ビジネス系の職種である「営業、マーケティング」は、20代なら未経験でも採用してくれる企業があります。
ですから、未経験からホワイト企業で働きたいと思っているなら、このような化学業界はおすすめなのです。

化学業界のデメリットとは?

ここまで化学業界の良いところばかりを紹介してきましたが、化学業界にもデメリットはあります。
それは、化学業界には老舗企業が多く、古い体質の企業も多いということです。
20代が古い体質の企業で働くとき場合、以下のデメリットを感じやすいです。
- デジタルではなく紙ベースで情報を管理している
- いまだにFAXをたくさん使っている
- 社内政治に適応するのが大変に感じる
- 上司に付き合って食事に行くこともある
- おじさんの話相手をしなければいけない
化学業界の企業は、参入障壁が高いことで経営が安定しているため、社員の離職率も低いです。
そのため、社内には20代~60代までの社員が満遍なくいて、20代の若手はそれぞれの相手をしたり、社内での人間関係でも気を遣わなければいけない立場になります。
つまり、化学業界は、古い体質の文化が今でも残っている業界だということです。
20代の若い世代の方が、この中に入っていくのは、面倒ですし、辛いと思うことも多いかもしれませんが、その代わりにホワイト企業で働くというメリットを得るわけです。
どんな業界や企業にもメリットやデメリットは必ず存在するので、をの両方を天秤にかけて、メリットの方が多いと感じれば、チャレンジしてみても損はありません。
ちなみに、早く稼げるようになりたい人や、若いうちからいろいろなことにチャレンジしていきたいという人には、あまり化学業界は向いていません。
しかし、「ある程度稼げて、早く帰れて、しっかり休日が取れる仕事がいい」という方には、おすすめの業界です。
また、化学業界の企業は、求人募集をするときに転職サイトよりも転職エージェントを利用する企業が多い傾向があります。
化学業界の求人に興味が湧いた方は、転職エージェントに登録してみて、求人を探してみてはいかがでしょうか?

まとめ
今回のまとめです。
- ホワイト企業で働きたいなら化学業界がおすすめ
- 化学業界は参入障壁が高いからホワイト企業が多い
- 化学業界の企業の平均年収630万円
- 未経験で化学業界に挑戦するなら営業職がおすすめ
- 化学業界のデメリットは古い体質の企業が多いこと
- 化学業界の求人は転職サイトより転職エージェントに多い
今回は、「ホワイト企業で働きたいなら化学業界がおすすめな理由」について解説しました。
転職する理由や転職で叶えたい希望は、人によってさまざまです。
化学業界はあくまでも、「残業が少ない」「年間休日120日以上」「年収の伸び代が大きい」「会社が安定している」などのホワイト企業で働きたい方向けの業界です。
まずは、あなたが転職で実現したいことをしっかり整理してから、あなたに合った転職先を見つけてくださいね。
