「会社員でもいつクビになるかわからない」「自分で稼げる力を身につけておきたい」といった理由で、将来起業を考えている方が増えてきています。

しかし、「起業したいけど何から始めていいかわからない」という方が圧倒的に多いのが現状です。

このようなお悩みを持つあなたに向けて、起業素人が知っておくべき会社経営の基礎知識について話していきたいと思います。

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素人起業家が知っておくべき会社経営の基礎知識まとめ

私は過去に経営者向けのセミナーを運営していた経験がありますが、その時にセミナーに参加していた起業予定の方の半分は「何をやっていいかわからないけど起業したい」という状態の人でした。

漠然と起業した方が良さそうとは思うけど、実際に起業しようとすると、何から始めればいいかわからないというのが本音だと思います。

でも、大丈夫です。

あなたは起業しようと思っている時点で、普通のサラリーマンよりは一歩前に進んでいます。

結論からいうと、起業を成功するためには、小さく始められて、粗利益率が高いビジネスをすることです。

ここからは、この部分について話していきます。

起業は小さく始められるものを選ぶ

あなたは起業と聞いて、大きな資金が必要だと思っていませんか?

どのようなビジネスを始めるかによって、起業時に必要な資金は違ってきます。

例えば、誰でも簡単に思いつくビジネスに飲食店があります。

飲食店を始めるためには店舗や厨房機器、テーブルや椅子、食材、食器などが必要です。

これらを全部買い揃えていくと、500万円くらいのお金が簡単になくなります。

さらに、飲食店はお客様を集めないといけないので、ネットやフリーペーパーなどの広告宣伝費にも結構なお金を使うことになります。

もしも、お店がうまくいかなかったら、廃業後は500万円~1000万円の借金が残ってしまいます。

実際に飲食店は1年以内に潰れるお店が50%くらいです。

ビジネスの成功率や初期投資額を考えても、飲食店開業はかなりリスクの高い事業だといえます。

ですから、あなたには、まず小さく始められそうなビジネスを考えることをおすすめします。

ビジネスは小さいままでもいい

実際に日本にある企業のうち99.7%は中小零細企業です。

つまり、大企業になるのは1000社中3社だけということです。

素人がいきなり大企業をつくれる可能性は極めて低いので、あなたは99.7%の中小零細企業として、しっかり利益の残るビジネスをすればいいのです。

ですから、無理に会社を大きくしようとは考えず、中小零細企業のまま地に足のついた経営をしていくという考え方を持っておきましょう。

粗利益は2000万円を目標にする

小さなビジネスで大切なのは粗利益です。

事業の資本が小さいので、薄利多売のビジネスは向いていません。

しっかりと利益がの残るビジネスをしないと、せっかくつくったあなたの会社が潰れてしまいます。

例えば、飲食店は原価率が30~40%くらいなので粗利益率は60~70%、美容師は技術を提供する仕事なので原価率は10%くらいで粗利益率は90%となります。

インターネット系のビジネスや広告、人材紹介なども高利益率のビジネスとなります。

初めて起業するなら、年間の粗利益目標は2000万円に設定するのがおすすめです。

なぜかというと、粗利益が2000万円あると、人を雇えるくらいの余裕が出てくるからです。

人が雇えるようになって、会社を組織化できる粗利益の目安が2000万円なのです。

人を雇うことができれば、あなたは労働から解放されて、アイデアや戦略を考えるのに専念できるようになります。

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誰がお金を払ってくれるのかが見えているか?

商売をするうえで最も大切なのがお客さんです。

どんなに良い商品や優れたサービスをつくっても、それを買ってくれるお客さんがいなければ始まりません。

ですから、まずはどんなお客さんに買ってもらうのかを明確にしておきましょう。

商売で結果を残している人は、この顧客戦略がものすごく上手です。

年齢、性別、地域、規模、収入、趣味嗜好、利用シーン、購入頻度などもお客さんの属性を徹底的に分析して、どこの誰をターゲットにするかを明確にしておきましょう。

ビジネスモデルを考えるときは、顧客を先に決めてから、商品やサービスを決めるのがおすすめです。

粗利益率・粗利益額が高い商品を選ぶ

粗利益が低い商売は小資本ビジネスには向いていません。

なぜなら、粗利益が低いと大きな資金が必要になるからです。

例えば、卸業者などは粗利益が低いですが、それを量でカバーしてビジネスを成り立たせています。

小規模事業主には、これと同じことはできません。

しっかりと粗利が商品を選びましょう。

さらに、利益額の高い商品を選ぶことも大切です。

理想は、一人当たりの粗利益が年間1000万円以上あることです。

これくらいの粗利益がないと、自分や従業員の給料が払えなくなってしまいます。

お客さんは20社以上に分散しておく

会社の収入源となるお客さんの数は多ければ多いほど良いですが、まずは20社以上のお客さんを持つことを目標にしてください。

その理由は、収入源を複数持っていないと、リスクが大きいからです。

下請け企業によくあるのが、お客さんが元請けの1社しかないという状態です。

この状態では、仕事依頼主であるこの1社が潰れたり、取引を停止されたりすると、自分たちのビジネスがまわらなくなります。

ですから、20社以上のお客さんを確保して、リスクヘッジできる状態にしておく必要があるのです。

ビジネスは「粗利益額×客数」で成立する

ビジネスの仕組みは、シンプルにいうと「粗利益額×客数」です。

粗利益額と客数をどれだけ増やせるかで、ビジネスが成功するかどうかが決まります。

起業を成功させるためには、とにかく勉強することが大切です。

どうすれば、自分の粗利益合計を増やすことができるかを常に意識しておきましょう。

あなたも自分の事業を成功させたいなら、継続的に勉強し続けてくださいね。

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