
「保育士が稼げない理由を知りたい」
「保育士で高収入を得る方法が知りたい」
「安月給の保育士生活から抜け出したい」
このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、保育士が安月給しか稼げない理由は国が給料を決めているからです。
保育士の給料の原資は税金です。
ということは、無限に給料を増やせるわけではありません。
さまざまな政治的要因が重なり合って、保育士の給料は決まります。
それに加えて、保育園は無料で利用できるようになっています。
保育士の給料が上がる要因はほとんどなく、無理ゲー状態なのです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計211名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では「保育士の給料が安い理由」から「保育士が稼ぐ方法」について解説していきます。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐに保育士から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
保育士が稼ぐ方法とは?【底辺になりやすい理由も解説します】
保育士が稼ぐためには、どうすればいいのでしょうか?
それは「税金に頼らず、自分の力で稼ぐ」です。
普通に保育園で保育士をやろうとすると、給料の原資は税金になります。
しかし自分でベビーシッターなどをすれば、税金は関係なくなり、自分の頑張り次第で給料を増やすことができます。
例えば、「キッズライン」というベビーシッターのマッチングサイトを運営する会社があります。
ここではベビーシッターが自分で時給を決められるようになっており、時給1900円で働いている元保育士の人なども登録しています。
ですから保育士で本気で稼ぎたいなら「時給5000円で子供を預かります!」みたいなことも、フリーランスなら可能になります。

ここからキッズラインの手数料を引いたとしても、保育園で保育士をやるよりも数倍高い給料が稼げることになります。
「顧客を高所得者にする」などの戦略をとれば、時給をもっと高く設定することも、ビジネス的には可能です。
保育士にも稼ぐチャンスはあります
ここでのポイントは「保育士として、やっていることは同じ」ということです。
「子供を預かって保育をする」というのは保育園で働こうが、フリーランスとして働こうが同じです。

給料の原資が税金なのか、ユーザーから直接いただく利用料なのかで、給料の上限が決まっているのです。
ですから保育士が安月給なのは、保育士の仕事に価値がないわけではなく、お金を稼げる仕組みの中で働いていないからなのです。
保育士としてお金を稼ぎたいなら、フリーランスになって、自分のサービスを提供していくことがおすすめです。
そうしないと、年収300万円以下の世界から抜け出すことはできないのです。
保育士が底辺になる理由を解説します

残念ながら保育士は、稼ぐことができない仕事です。
今後も保育士の年収が上がることもありません。
「保育士」はそもそもが高年収の仕事ではないのです。
保育士の平均年収は290万円~300万円ほどです。
ですから保育士で年収600万円というのは、普通に保育士で働いている限り、あり得ない数字です。
やはり安月給の仕事だということです。

ですから「保育士の仕事がめちゃくちゃ好き!」という人しか続けることができない仕事です。
「給料を稼ぐため」「安定した生活をするため」という動機で働くのはおすすめできないということです。
保育士の給料が安い理由は国が給料を決めているから
なぜ保育士は稼げないのでしょうか?
今後も「保育士の仕事が稼げない」という仕組みは変わりません。
その理由は国が給料を決めているからです。
保育士の給料は国が決めているので、通常のビジネスとは性質が全く異なります。
そもそも保育園を利用するユーザーは、無料で保育園を利用できるようになっています。
これは普通のビジネスではあり得ないことです。

もちろん保育士の給料も税金から出ています。
ユーザー側としては無料で保育園を利用できるのは嬉しいことです。
しかし働いている保育士側は、給料が国に決められていることによって、どれだけ頑張っても稼げないという構図になってしまっているのです。

厚生労働省の目標は、保育士給料を1%アップすること

通常のビジネスで考えると、自分の給料を上げたいのなら「利用料を上げよう!」という判断ができますが、国に決められているので、それができません。
保育士の給料を上げるためには、政治的判断が必要になるのです。
でも政治を動かすのはめちゃくちゃ大変で、ほとんど無理ゲーです。
国が保育士確保のためにやっている活動としては「保育士確保のために、2019年度は保育士の給料を約1%改善します」と厚生労働省が発表しています。
「たったの1%か・・・」という感じです。
保育士は国によって給料などが管理されているので、公務員と同じように「もっと給料を上げてほしい!」と言っても、そんなに簡単には変えられないのです。
保育士が稼げない理由は「通常のビジネスと違って、給料が国によって決められているから」ということですね。
これから保育士になろうと考えている方は、この辺りも知っておいたほうがいいですよ。
まとめ
この記事のまとめです。
- 保育士が稼ぐためには税金じゃなく自分で稼ぐ必要がある
- 保育士にも稼ぐチャンスはある
- 雇われ保育士は稼げる仕事ではない
- 保育士の職場はブラックになりやすい
- 保育士が稼げないのは国が給料を決めているから
- 厚生労働省の目標は、保育士の給料を1%アップすること
今回は「保育士が稼ぐ方法」について解説しました。
どんな仕事でも同じですが、「どこで、何をするか」によって給料の上限は大きく違ってきます。
保育士の場合は税金から給料をもらうのか、利用者から直接給料をもらうのかで、給料が大きく変わります。
保育士は素晴らしい仕事なので、そこに付加価値をつけて高単価なサービスをつくり、世の中に提供していけるといいですね。
「誰に何を売るか?」を変えるだけで、保育士でも底辺給料から抜け出せるようになります。
しかし人生を変えるためには、少しずつ行動していくしかありません。
いますぐ会社を辞めろとは言いませんが、「未来のあなたは、あなたの会社の上司」です。
ここに納得できないなら、徐々に行動しないとですね。
