これから転職や就職を考えている方は、仕事人生の中で一度は営業職を経験しておいた方がいいです。

その理由は、営業経験者と営業未経験者では、ビジネススキルに圧倒的な差が出るからです。

ビジネスの基本的な構造は、商品やサービスを開発して、それをお客様に買ってもらうことでお金を稼ぐ、という流れになっています。

つまり、商品やサービスをお客様に販売できなければ、ビジネスとして成り立たないということです。

どのような仕事にも意義や価値はありますが、今は一生一つの会社で働き続けるという時代ではないので、多くの人が人生の中で複数の会社や職業を経験することになります。

どうせ複数の職種を経験することになるのなら「営業職」は絶対に経験しておいた方がいいです。

私はこれまで8年間、個人事業主から上場企業まで、様々な業種や規模感の会社の経営、採用、WEBマーケティングのコンサルティングをやってきました。

これらの経験を活かして、今回は「営業経験者と営業未経験者ではビジネススキルに圧倒的な差が出る理由」について話していきたいと思います。

スポンサーリンク

営業経験者と営業未経験者ではビジネススキルに圧倒的な差が出る理由

私は仕事柄、月間30名以上の求職者と会うのですが、営業経験者と営業未経験者を比較すると、ビジネススキルに圧倒的な差があることがわかります。

ビジネスシーンにおいては、コミュニケーションスキルがめちゃくちゃ重要になりますが、営業経験者はだいたいコミュニケーション能力があります。

過去に、お客様に対しての接客経験や営業経験があるかどうかは、企業側が人材を採用するときにも大事なポイントになります。

さらに、営業経験者には、毎月の売上目標を追いかけたり、契約件数の目標を達成するために試行錯誤したりしてきた「目標を達成するための思考」が身についているので、次の職場に転職したときにもその習慣が活かせます。

一般事務職やサポート業務を行ってきて人には、「自分から考えて行動する」という思考を持っている人が少ないので、営業経験者は転職活動の場面においても有利になることが多いです。

営業経験者は何かを売った経験があるから有利になる

営業経験者が、ビジネスシーンや転職の場面において有利になる最大の理由は「何かを売った経験があるから」です。

多くの人は、誰かに何かを売ることに対して、かなり大きな抵抗感を持っています。

「モノを売るのは悪だ」「押し売りはしたくない」というような思考が働いて、その商品やサービスがいい良いか悪いかに関わらず、お客様に何かを売ることを嫌う人が圧倒的に多いです。

私が以前働いていた会社にも、普段は社内で偉そうなことを言っているのに、お客様にお金の話をすることができない、という人が実際にいました。

お客様が商品やサービスを欲しがっているのに、「お金のかかる話ができない」という理由で、お金の話は営業の人にしてもらうという人が結構たくさんいます。

ですから、誰かに何かを売ることに対して抵抗がない人は、ビジネスシーンにおいて重宝されるのです。

「この商品の価格は〇〇円ですが、ご検討はいかがでしょうか?」の一言が言えるか言えないかで、その人の市場価値に大きな差が開くのです。

良い商品や良いサービスをつくっても営業しないと売れない

世の中の多くのビジネスマンが勘違いしていることに、「良い商品や良いサービスは勝手に売れる」という間違った考え方があります。

これはサラリーマンだけでなく、起業家にも同じことがいえますが、知ってもらうための営業活動ができない会社はうまくいきません。

良い商品や良いサービスをつくっても、知ってもらえなければ売れないのです。

売れないということは、会社に1円もお金が入ってこないということです。

ですから、商品やサービスをつくったら、チラシやWEBなどの広告を出したり、SNSで発信したり、テレアポや飛び込みで営業したり、知り合いに商品のことを広めてもらうように頼んだり、という泥臭いことをしないといけません。

世の中に存在する商品やサービスは、ある一定の知名度や売上が構築されるまでは、誰かが泥臭く活動して営業しているのです。

この原理を知っているかどうかは、転職した後や起業した後でのパフォーマンスに大きな影響を与えます。

営業経験者には、この思考が備わっているから、ビジネススキルが高いと判断されるのです。

営業経験者には創意工夫して仕事を改善する習慣がある

営業経験者には、創意工夫して仕事を改善する習慣があります。

営業職は、年間の売上目標、月間の売上目標、週間の売上目標などを常に追いかけており、その目標を達成するために、月別・週別・日別の行動目標を立てて仕事をしています。

「今週の目標が達成できていないのなら、来週で挽回するためにはどうすればいいか?」「今日の行動目標が達成できていないなら、明日は何をどのように改善すればいいか?」を常に考えて行動しています。

ですから、営業職には、日ごろから創意工夫をして自分の業務を改善する、という習慣が身についているのです。

創意工夫する習慣は、あらゆる職種で活かすことができるので、この習慣を持っている営業経験者はビジネススキルが高いといえます。

営業経験者は自分の給料がどこから出ているか知っている

営業経験者のビジネススキルが高い理由の一つに、「自分の給料がどこから出ているのかを知っている」というのがあります。

営業職の仕事は、お客様に商品やサービスを販売して売上をつくることなので、自分が働いている会社が「誰からいくらお金をもらっているのか?」を身近に感じることができます。

会社の売上から遠いところで業務をしている職種の人たちは、自分の給料がどこから出ているかを把握していないことが多く、「なぜ、こんなに自分の給料が少ないのか?」と文句ばかり言っているのです。

この人たちは、自分の給料がどこから出ているかを知らないので、一生行動に移さないですし、一生低賃金のまま働き続けることになります。

いっぽう営業経験者は、自分の給料を上げるためには、自分の売上を増やせばいいということを知っているので、文句を言うのではなく、給料を増やすために行動をすることができます。

ただ単に、「給料を上げてほしい!」と訴えるよりも、「〇〇円の売上をつくって、会社に〇〇円の利益をもたらしているのだから、給料を上げてほしい!」と交渉できる人の方が、ビジネススキルが高いといえるのです。

営業経験者は転職先がいつも豊富にある

営業経験者が、世の中からビジネススキルが高いと思われている最後の理由は、「営業職にはいつも転職先が豊富にある」という点があります。

転職サイトや人材紹介サービスを利用するとよくわかりますが、営業経験者を募集している会社は世の中にたくさんあります。

年収400万円~500万円の求人はもちろん、経験次第では年収600~1,000万円クラスの求人がいつも出ています。

営業職は、どんな業種や会社でも必要な職種なので、常にどこかの会社が募集しています。

企業側が、「高い給料を払ってでも、営業経験者を採用したい」と思うということは、それだけ営業経験者のビジネススキルを高く評価しているという証拠です。

ですから、20代~30代前半までの方で営業職をまだ経験したことがない人は、今のうちに、ぜひ営業職にチャレンジしておきましょう。

未経験から営業職を受け入れてくれる会社はありますが、そのほとんどが「30~35歳まで」という年齢制限を設けています。

「やりたい仕事が特にない」「自分の市場価値を高めたい」「将来の不安を解消したい」という方は、営業職へのキャリアチェンジを検討してみてくださいね。

まとめ

最後に、今回紹介した「営業経験者と営業未経験者ではビジネススキルに圧倒的な差が出る理由」をまとめておきます。

  • 営業経験者は何かを売った経験があるから有利になる
  • 良い商品や良いサービスをつくっても営業しないと売れない
  • 営業経験者には創意工夫して仕事を改善する習慣がある
  • 営業経験者は自分の給料がどこから出ているか知っている
  • 営業経験者は転職先がいつも豊富にある

営業職をまだ経験したことがない人は、若いうちにぜひ営業職を経験しておいてくださいね。

転職してキャリアアップするときや起業にチャレンジするときなど、これから先の人生で営業職の経験が必ず活きてきます。

スポンサーリンク
おすすめの記事