
『大学って卒業した方がいいのかな?』
『大卒と大学中退はそんなに違うの?』
『非大卒でも就職先はあるでしょ?』
このような疑問に答えます。
結論からいうと、たとえFラン大学でも、大卒は高卒よりも有利に転職できます。
あなたがもし、『芸能などの学歴が関係ない世界でしか働くつもりはない』というなら、高卒や専門卒でもいいかもしれません。
しかし、一般企業への就職や転職を考えているなら、大学は卒業しておいた方がいいです。
なぜなら、世の中には「大卒以上」しか応募できない求人があるから、です。

記事を書いている僕はFラン大学を卒業後、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計329名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、「Fラン大卒でも、大卒は高卒より有利に転職できる理由」を解説していきます。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう。
※『今すぐに転職して人生やり直したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
Fランでも大卒は有利に転職できる理由【大卒以上の求人があります】

『転職に学歴は関係あるの?』
このような疑問を持つ方は多いです。
結論からいうと、一般企業に就職や転職するなら、大卒は圧倒的に有利になります。
特に大手企業や有名企業になると、求人票の応募条件に『大卒以上』と記載するところも多い。
ちなみに『大卒以上』といっても、別に東京大学や京都大学のようなハイスペック人材を求めているわけではなく、『Fラン大学でも、とりあえず大卒ならOK』という感じです。
日本企業の多くが、大卒の新卒採用を行っているので、たとえFラン大学であろうと、世の中の新卒採用の流れに乗れるんです。
でも高卒や専門卒の場合、なかなかこの流れに乗れない…。
その証拠に、高卒の方のほとんどが、高校を卒業した後に就職するのが、工場や建設現場などの肉体労働です。
なぜ高卒の多くが、肉体労働にしか就職できないのか?
その理由は、高校に就職活動のノウハウがないから、です。
僕は過去に83名の高卒の方にインタビューをしましたが、高校を卒業した後に肉体労働以外の仕事に就職していたのは、たったの1人でした。
ちなみにその1人は、高校の紹介ではなく、高校3年生の時に自分でインターネットで就職先を探して、たまたまIT企業に異例で採用されたそうです。
なぜFラン大卒が高卒より有利に転職できるのか?

新卒の就職はもちろん、転職においても、Fラン大卒は高卒より有利です。
それは、なぜか?
その理由は、転職市場にも『大卒以上』が応募条件の求人があるから、です。
ちなみに中途採用では、即戦力となる人材を求める会社が多いので、どちらかというと学歴よりも経験や実績が重視されます。
そのためFラン大卒でも、前職で経験や実績を積んでおけば、大手企業や有名企業に転職するチャンスもある。
実際に僕の友人に『Fラン大卒の元アパレル店長』がいるのですが、彼は4年ほどアパレルの仕事でコミュニケーション能力を身につけた後、大手上場企業の営業職に転職しています。
ここだけの話、年収は『300万円→650万円』になったようです。
転職成功の要因には、もちろん彼のポテンシャルもあると思いますが、そもそも彼の最終学歴が高卒だったら、この転職は実現しませんでした。
なぜなら、応募条件が『大卒以上』だったから…。
ですから勉強が苦手な方も、とりあえず大学は卒業しておくのが無難ですよ。
Fランでも大卒なら第二新卒のポテンシャル採用で有利に転職できる

大学を卒業するメリットには、『第二新卒や既卒のポテンシャル採用の転職で有利になる』があります。
第二新卒や既卒などのポテンシャル採用の場合、仕事の実績がほぼゼロの状態で選考をするため、学歴は地頭のレベルを確認することが多い。
要するに、『勉強をする習慣があるか?』ですね。
こうなると、大学合格のための受験勉強をして、大学でも4年間勉強してきた、大卒が有利になります。
仕事をする上で、『学ぶこと』は大切なので、そういった意味でも学習経験の長さをチェックされる、ということですね。
Fラン大卒が勝ち組になるには個人スキルと熱意が超重要です!

Fラン大卒の方が勝ち組になるには、個人のスキルと熱意が最重要です。
転職市場では、即戦力となる人材が求められます。
ですからFラン大卒の方は、学歴だと有名大学に勝てない分、『個人で何ができるか?』や『どれだけ仕事に情熱を持っているか?』で勝負するべきなのです。
『この人を採用したらすぐに活躍してくれそうだ!』
『この人に入社してもらったら会社の業績が伸びそうだ!』
上記のように、企業の採用担当者が感じたら、採用される可能性はグッと高まります。
そのためには、応募する企業が『どんな人材を求めているのか?』を、事前に企業のホームページや求人サイトで確認しておくのがおすすめです。
『企業が求めている人物=あなた』になれば、あなたを採用しない理由はありませんからね。
大卒が転職で有利になる理由【大卒しか応募できない求人が存在する!】

世の中的に『学歴は関係ない』という主張が増えてきたとはいえ、まだまだ応募条件に『大卒以上』を入れている会社も多いです。
たしかに転職は即戦力採用が中心なので、最終学歴よりも能力や実績が評価されやすい。
しかし大手企業や老舗企業の場合、上層部が大卒ばかりのことも多いので、そうなると高卒や専門卒は採用されにくい…というのが現実です。
『勉強が嫌いだから…』
『学力的に行ける大学がないから…』
『親が就職しろって言うから…』
『金銭的に大学は無理だから…』
いろいろな事情がありますよね?
それでも、長期的な人生を考えると、『大卒』という最終学歴を手に入れておいた方が、絶対に有利だと思います。
大学に行こうかどうか迷っている方や、大学中退を考えている方は、とりあえず大学を卒業するという選択をおすすめします。
大卒以上と非大卒では、選べる仕事の種類や数が全く違いますからね。

Fラン大卒が転職で失敗しない方法【どうすれば勝ち組になれるの?】

では、Fラン大卒の方が転職を成功させるには、どうすればいいのか?
結論をいうと、まずは大学ランクを気にしない企業の『法人営業』を経験し、その後でキャリアアップ目的の転職を重ねていく、という方法がおすすめです。
法人営業の求人の中には、未経験から挑戦できる求人もあるので、営業経験のない方は、まずその求人に応募しましょう。
そして、その会社である程度の『法人営業』の経験を積んだ状態で、次の転職先を探すのです。
法人営業の経験があると、転職して年収アップやスキルアップできるチャンスが増えます。
実際に転職市場には『法人営業の経験3年以上』など、法人営業の経験を応募条件にする企業もある。
そういった求人にチャレンジできれば、自分の市場価値がどんどん高まっていきます。
個人のスキルや経験を積み重ねていけば、Fラン大卒でも『20代で年収500万円』ぐらいは普通に稼げます。
ですからFラン大卒の方は、『2回~3回の転職を通して勝ち組になる』という前提で、将来のキャリアを考えるのがおすすめですよ。

Fラン大卒は高卒より有利に転職できる理由【まとめ】
最後に、今回紹介した「Fランでも大卒なら高卒より有利に転職できる理由」の内容をまとめておきます。
- Fランでも大卒なら高卒より就職や転職で有利になる
- 大卒は第二新卒や既卒などのポテンシャル採用でも有利になる
- Fラン大卒が勝ち組になるには個人スキルと熱意が超重要
- 大卒じゃないと応募できない求人が存在する
- Fラン大卒は転職を重ねてキャリアアップするのがおすすめ
たとえFラン大学だったとしても、最終学歴が大卒なら有利に転職できます。
『Fラン大卒はクズだ!』とか『Fラン大学は大学じゃない!』という声もありますが、そんなの無視すればOKです。
Fラン大卒でもキャリア設計を失敗しなければ、20代で年収500万は普通に稼げますし、大手上場企業に転職できるチャンスもあります。
要するに、『本人がどう行動するか?』だけの話ですね。
日本人の平均年収は430万円ぐらいなので、20代で年収500万稼げれば、とりあえず負け組にはなりません。
あとは、あなた次第です。
今から行動を変えて、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
