営業職を経験したことがない方は、「営業職はきつい」というイメージを持っている方が多いと思います。

「常にノルマに追われている」「売上をつくるのが大変そう」などのネガティブなイメージが先行してしまい、営業職の良いところが見落とされてしまっています。

結論からいうと、実は、営業職は自由度の高い職種なのです。

私はIT系企業の営業マンとして、これまでに契約件数450件の実績があり、利益1億2千万円を生み出した経験があります。

これらの経験をもとに、今回はこの部分について話していきたいと思います。

スポンサーリンク

営業職はきつい仕事というイメージが強いけど実は自由度が高い

「営業職はノルマがきつい」「営業職はとにかく大変だ」などのイメージが強すぎて、営業職が実は自由度の高い仕事だということに気づいていない求職者が多いです。

会社から与えられた仕事を、会社の指示通りにこなすだけの単純労働のような仕事に就きたいという方には営業職は向いていません。

しかし、自分が考えたやり方で、自分の好きなように仕事がしたいという方には営業職はピッタリの職種です。

特に、「何かに縛られるのが嫌い」「チームプレーが苦手」「1人で行動するのが好き」という方にとっては、営業職はストレスの少ない職種といえます。

その理由は、基本的に営業職は売上さえつくることができていれば、会社からごちゃごちゃ言われることがない職種だからです。

営業職以外は自由度が低いので単純労働になりやすい

営業職以外の職種には、一般事務、経理、サポート、人事総務、倉庫作業員、運転手、企画、販売員、生産管理など、様々な職種があります。

しかし、これらの職種のほとんどが、必ず毎日会社に定時で出勤しなければいけませんし、何時に休憩をとって、何時から何時までこの作業をするというように、労働の時間を徹底的に管理されています。

超一流のスーパーデザイナーや敏腕ディレクターなどの企画職であれば、ある程度の裁量権が認められていることもありますが、それはほんの一握りの人材なので、ほとんとの人が会社に徹底的に管理されることになります。

労働時間を会社に管理されているということは、たとえ正社員として働いていたとしても、結局は時給で働いているパートやアルバイトと同じように、「自分の時間を売って、それをお金に替える」という働き方なのです。

このような働き方をしている限り、仕事の中での自由度は低いままです。

これからの時代は、大手企業が次々に早期退職希望者を募るなど、どこの会社で、どのような雇用形態で働いていても、一生安定ということはなくなりました。

ですから、これからは「自分で考えて行動できる人」だけが、自分の市場価値を高めていくことができる時代です。

そんな時に時間で管理される働き方を続けていると、新しいことを考える時間もつくれませんし、身体から指示待ち体質も抜けないので、長い目で将来を見ると状況は悪くなる一方です。

営業職がきついと思うのはビジネスモデルが悪いから

現在、営業職をやっている人の中にも、「営業職はきつい仕事だよ・・・」と感じている人もいるかと思います。

この人たちが営業職をきついと感じる理由は、自分が所属している会社のビジネスモデルが悪いからなのです。

時代遅れの商材を販売していたり、価格競争に巻き込まれて利益が全然出せなかったり、など営業職がきついのではなく、ビジネスモデルそのものがきついということが結構あります。

革新的なアイデアもないまま、大手競合がひしめくレッドオーシャンの市場で戦おうとしたり、一度売れた商品を何年も何十年も販売し続けようとしたりしている会社で営業職をやっていると、ブラックな労働をさせられる可能性が高くなります。

このようなビジネスモデルの悪い会社で営業職を経験してしまうと、この一社の営業経験だけで、「営業職はきつい仕事だ」というイメージがついてしまうのです。

しかし、本当は営業職がきついのではなく、その会社のビジネスモデル自体が悪いということが実際にあります。

ネット回線の営業職がきつい理由

私は20代の転職希望者の相談に乗ることも多々あるのですが、結構ひどい労働環境で営業職を経験している人が世の中にはたくさんいらっしゃいます。

ある20代の男性の話だと、ネット回線を個人事業主や法人相手に即決営業で販売するという仕事をしていたそうですが、この会社の営業手法がひどかったです。

自分たちのオフィスに女性のコールスタッフのアルバイトが数人いて、個人事業主や法人に対して電話をかけまくって、「挨拶だけさせてください」というアポイントをとり、営業職はその挨拶だけのアポから即決でネット回線の契約を取らないといけないという非常に過酷な環境で営業をやらされていました。

さらに、月末の数字の帳尻を合わせるために、その場で無理やり契約書だけ書いてもらって、翌月にキャンセルしてもらうというようなブラックな営業手法もとっていたそうです。

この会社で営業職をしていた20代の男性は、会社のやり方に不信感を感じて転職をしました。

人材派遣の営業職がきつい理由

もう1人の20代の男性の話だと、人材派遣の営業職をやっていた方の話で、これもひどい労働環境での営業職の話でした。

人材派遣業は小資本、少人数から開業できることもあり、従業員数30名程度の人材派遣会社で、この方は営業職として働いていました。

人材派遣業の営業職の仕事は、自社に登録している派遣社員の派遣先の開拓と、派遣社員の管理が主な業務になります。

しかし、この20代の男性は、派遣先の開拓をしても派遣する派遣スタッフが自社にいないという理由で、営業職なのに自分が派遣スタッフとして数ヶ月間を工場で働かされることになった、と言っていました。

20代の男性が会社に対して「派遣スタッフの募集をしてほしい」と伝えても、「広告宣伝費が高いから今は無理だ」と断られ、結局は派遣契約終了まで現場スタッフとして働いたそうです。

この20代の男性も会社に不信感を感じて、転職することになりました。

業種選びもそうですが、このような規模の小さい会社は、会社の仕組みが整っていないことも多いので、慎重に就職先を選んだ方がいいですね。

IT系の営業職は自由度が高い

私はIT系の営業職をやっていましたが、IT系の営業職は自由度が高い職種だといえます。

WEB系のサービスを扱っている会社の場合、インターネットさえ繋がっていればどこでも仕事ができるので、常に会社にいる必要もありません。

そのため、午前は直行でお客様先に訪問することもできますし、訪問と訪問の空き時間に外で作業をすることができるので、ネットが繋がっているカフェや、自分でWIFI環境を持っていれば、車の中でも電車でもコンビニでもどこでも仕事ができます。

営業職は売上という結果を出していれば、何時から何時まで何をやっていたかを会社に報告する必要もないですし、会社にほとんど縛られずに仕事をすることができます。

もちろん、この働き方を孤独に感じたり、常に1人で仕事をするのは不安だという方には合わないかもしれませんが、自由に働きたいという方にとってはIT系の営業職はとてもおすすめの職種です。

営業職はきついけど独立起業がイメージしやすい

男女関係なく、今の20代の方に人気の職種は、一般事務やサポート業務です。

「営業職はきつい」というイメージがあり、20代の方には営業職は敬遠されがちな職種です。

しかし、将来を長い目で見たときには、一般事務を経験しておくか、営業職を経験しておくかで、将来のリスクに雲泥の差が開きます。

一般事務は人気の職種ですが、一般事務を何年経験しても何のスキルも身に付かないので、将来的には市場価値は全く上がりません。

「楽そう」という理由だけで、選ばれる一般事務ですが、今が楽でも将来仕事がなくなるリスクを考えると、とても危険な職業選択といえます。

営業職を経験すると、仕事の取り方や売上の作り方を経験でき、ビジネスの仕組みまでを見ることができます。

さらに、1人で仕事をすることに慣れていれば、そのまま自分で独立起業することもできます。

終身雇用が崩壊した今、一般事務として働き続けるか、営業職を経験して将来に備えるか、どちらを選んだほうが将来のためになるかは一目瞭然です。

営業職は売上目標の達成というノルマはありますが、その分得られるモノもたくさんあるということを知っておきましょう。

どこの業界の、どこの会社の営業職で仕事をするかを間違えなければ、営業職はそこまできつい職種ではありません。

あなたも転職先の候補として営業職をぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

最後に今回紹介した「営業職はきつい仕事というイメージが強いけど実は自由度が高い」の内容をまとめておきます。

  • 営業職以外は自由度が低いので単純労働になりやすい
  • 営業職がきついと思うのはビジネスモデルが悪いから
  • ネット回線の新規開拓営業はきつい
  • 小規模の人材派遣会社の営業職はきつい
  • IT系の営業職は自由度が高い
  • 営業職はきついけど独立起業がイメージしやすい

20代で転職を考えている方は、将来のことを考えると、営業職を経験しておくとメリットがたくさんあるので、転職先の候補に営業職を入れておくことをおすすめします。

「営業職はきつい」というイメージが先行していますが、自由度が高く仕事ができることや、将来独立や起業を視野に入れやすいというメリットがあります。

一般事務などの仕事は、目先の状況は仕事が楽でいいかもしれませんが、誰でもできる仕事なので、将来的にはAIやロボットにすぐに置き換わる仕事でもあります。

このサイトを見てくれているあなたは、将来のことを真剣に考えて職業選びをしてくださいね。

スポンサーリンク