これから転職を考えている方の中には「自分は転職回数が多いから、転職で不利になるのではないか?」と不安に感じている方も多いと思います。

このようなお悩みをお持ちの方のために、転職するうえで重要なことをお伝えします。

それは「転職で不利になるのは、転職回数が多いことよりも在籍期間が短いこと」だということです。

私は実際に、転職エージェントの転職コンサルタントとして20代を中心に転職支援をおこなってきた経験があります。

今回はこの経験を活かして「転職回数が多いことよりも在籍期間が短いことの方が転職で不利になる理由」について話していきたいと思います。

スポンサーリンク

転職回数が多いことよりも在籍期間が短いことの方が転職で不利になる

転職活動をしても、なかなか内定がもらえない人の特徴は「転職回数が多い人ではなく、在籍期間が短い人」です。

学歴もないし、職歴もないし、スキルも経験もないから、自分を採用してくれる企業など本当にあるのか・・・。

これから転職しようと思っている人はさまざまなお悩みを抱えています。

結論からいうと、あなたがまだ20代なら学歴も経験もスキルも関係なく、今は転職しやすい状況になっています。

しかし、いくら20代だからといっても、若ければ誰でも内定がもらえるということではありません。

気をつけないといけないのが、前職の在籍期間です。

前職の在籍期間が3ヶ月~6ヶ月だったり、1年未満で複数回転職をくり返したりしている人は、企業の採用担当者から嫌がられます。

その理由は、「入社してもまたすぐに会社を辞めてしまうのではないか?」と思われるからです。

転職回数が多くても、それぞれ数年は勤めている人や直近の前職の在籍期間が長い人は転職でそこまで不利にはなりません。

スポンサーリンク

20代のうちしか未経験求人にチャレンジできない

人手不足の問題を抱えている企業が多いので、「20代であれば未経験でも採用したい!」という企業が増えています。

応募条件についても「転職回数不問」「業界経験不問」「職種経験不問」「学歴不問」など、ほとんどの条件が不問になっています。

しかし、ひとつだけ条件があります。

それは「応募可能年齢」です。

未経験採用をしている多くの企業が年齢制限を設けており、応募可能年齢は「29歳以下」や「34歳以下」になっています。

営業職やエンジニアなどのホワイトカラー系の職種の場合は、この傾向が特に強いです。

未経験の人材は、入社してから会社の戦力になるまで時間がかかるので、企業側は戦力になってからの勤続年数が長い若い人材がほしいと思うのです。

「キャリアチェンジを考えている」「やってみたい職種がある」という方は、20代のうちにチャレンジしておいてくださいね。

20代を過ぎるとガクッとチャンスが減っていきますから。

スポンサーリンク

高卒OK&未経験歓迎の会社も在籍期間で不採用にする

求人情報に「高卒OK!未経験OK!」と書いてある企業でも、前職の在籍期間が短い人は不採用になります。

これは実際に私のもとに相談に来た20代前半の求職者の事例です。

この求職者は、20代前半の男性で、履歴書も職務経歴書も完璧に書いてあり、面接での受け答えもしっかりできるのですが、20代前半で転職回数が3回もあり、しかも各在籍期間が半年以内という短さでした。

企業の採用担当者様から実際に確認した不採用の理由は、転職回数が問題ではなく、各企業での在籍期間が短すぎるという理由でした。

その企業は運送系の会社で、世間的には運送業は人手不足の業界なので、若い人材は喉から手が出るほどほしい状況なのですが、そんな運送系の会社でも不採用になりました。

たしかに、20代という若さは転職市場では武器になるのですが、年齢に甘んじて適当な転職をくり返していると、この人のように転職先がなくなるという最悪の状況になってしまいます。

転職回数が4回以上あると転職成功が絶望的になる

これから転職しようと考えている人の中で、転職回数が3回以上ある人は要注意です。

人材紹介を受け入れていて、未経験の人材を募集している企業では「転職回数4回まで」を採用条件にしている企業が多いです。

「営業人員大量募集!」などのキャッチコピーで求人募集をしていて、ネット上に「あの会社はブラック企業だ!」という口コミが多数ある企業ですら、転職回数4回までという条件を提示しているのです。

ですから、転職してホワイトカラー系の職種にチャレンジしたいと思っていて、現段階で転職回数が2~3回になっている方は、めちゃくちゃ慎重に次の転職先を決めるべきです。

転職回数が4回以上あると、ホワイトカラー系の職種への転職成功は絶望的になります。

転職回数4回以上でもチャレンジできる仕事は?

転職回数4回以上になってしまっている人は、どのような仕事に転職することができるのでしょうか?

20代でも転職回数が4回以上になってしまっている方は、転職先の選択肢がめちゃくちゃ少なくなります。

保険の営業、タクシードライバ―、倉庫作業員、一般宅に受信料の回収をする訪問営業、退職率が異常に高い営業会社などです。

これらの仕事が悪い仕事というわけではありませんが、非常に厳しい労働環境だったり、給料が上がらなかったり、一部の優秀な人しか生き残れない業界だったりと、かなりのハードワークになる可能性は高いです。

「転職をくり返すほど年収が下がる」という言葉もあるように、今の職場が少し嫌だからと言って、簡単に転職するのは考えものです。

転職は自分の市場価値を高めるためにするべき

心身が崩壊するほどヤバすぎる職場なら秒で辞めるべきですが、それほどでもない場合は、必ず自分のキャリアアップや成長のために転職するようにしてください。

理想の転職は、転職によって新しいスキルや知識が身についたり、今よりもさらに大きなビジネスに挑戦できたりするなど、自分の市場価値を高めるためにする転職です。

「もっと楽な仕事はないか?」「もっと休みが多い仕事はないか?」「もっと負担の少ない仕事はないか?」と考えて転職をくり返していくと、給料が安くて簡単な仕事にどんどん落ちていってしまいます。

そのような仕事は、誰でもできるような仕事なので、数年後にAIやロボットに置き換わってしまう可能性がめちゃくちゃ高くなります。

もしそうなった場合、あなたが働く場所は本当になくなってしまうのです。

そうならないためにも、今のうちに「自分の市場価値を高め続ける」という意識を持って仕事に取り組むことをお勧めします。

ぜひ、転職で素晴らしい人生を手に入れてください。

まとめ

最後に、今回紹介した「転職回数が多いことよりも在籍期間が短いことの方が転職で不利になる理由」の要点をまとめておきます。

  • 前職の在籍期間が短いと転職で不利になる
  • 20代のうちしか未経験求人にチャレンジできない
  • 高卒OK&未経験歓迎の会社も在籍期間で不採用にする
  • 転職回数が4回以上あると転職成功が絶望的になる
  • 転職回数4回以上でもチャレンジできるのは厳しい仕事
  • 転職は自分の市場価値を高めるためにするべき

20代の人材はどこの企業も欲しがるので、最初のうちは未経験でも簡単に転職できますが、転職回数が2回、3回、4回と増えていき、在職期間がそれぞれ数ヶ月程度と短くなってしまうと、若くても転職できなくなっていきます。

あなたはそうならないためにも、自分の市場価値を高めるための転職をしてくださいね。

スポンサーリンク