2018年1月23日に、独立行政法人中小企業基盤整備機構が認知度向上のために「社畜ミュージアム」というPR動画を公開しました。

社畜ミュージアムでは、長時間労働。深夜残業・パワハラ・モラハラなどのブラック企業特有のヤバすぎる労働環境で社畜になってしまった会社員の様子を紹介しています。

今回はこの動画の内容を参考にして「社畜ミュージアムの中の会社員のような人生になる人の特徴」について話していきたいと思います。

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社畜ミュージアムの中の会社員のような人生になる人の特徴

社畜ミュージアムでは、架空の美術館の中でさまざまな社畜たちを展示しているという設定で、以下のような社畜たちが紹介されています。

  • 終わらない仕事に絶望しウォータースライダー上に石化してしまった社畜
  • 深夜にクライアントからの鳴りやまない電話に絶叫する社畜
  • 上司から毎日の進捗確認で詰められて爆発寸前の社畜
  • 睡眠時間の短さを競い合う社畜
  • 前任者の引き継ぎで何もわからずに謝罪する社畜
  • 上司が帰らないから深夜になっても会社から抜け出せない社畜
  • 連休が終わり現実を受け入れられないまま玄関で絶望する社畜
社畜

さらに、社畜たちには以下のようなキャッチコピーがつけられています。

  • お手上げスライダー
  • 戦慄のミッドナイトコール
  • 進捗モンスター
  • 寝てない自慢大会
  • はじめまして、ごめんなさい
  • 居残り部長
  • 月曜、襲来

このように、社畜ミュージアムでは、深夜残業・サービス残業・過剰労働・パワハラ・人員不足・精神的ストレス・帰るに帰れない辛さ・睡眠不足で健康が崩壊する様子などが描かれています。

社畜ミュージアムの中の社畜人生になっている人もいる

あなたが勤める労働環境は大丈夫でしょうか?

社畜ミュージアムで表現されている内容は少々過剰に見えるかもしれませんが、実際にこのような労働環境で働いている人たちもいらっしゃいます。

私はこれまでに、転職エージェントの転職コンサルタントとして、20代を中心に転職支援をおこなってきた経験があり、数百人の転職希望者とお会いしてきました。

彼らの中には、めちゃくちゃ酷い労働環境で働いている人たちが実際に存在します。

たとえば、以下のようなブラック企業特有の労働環境です。

  • 残業代支給という条件で入社したのに、サービス残業前提で残業させられる
  • 残業時間を改ざんされて、実際の残業時間よりはるかに短い残業時間になっている
  • 休日も常に会社用携帯を持たされて、常にクライアントからの電話対応をしなければいけない
  • 社会保険完備の条件で入社したが、実際に加入できたのは入社1年後だった
  • 給料が指定の日に支払われないことが多々ある
  • 毎月の給料日が決まっていない
  • 人手不足によって15連勤とかが普通にある
  • 「給料泥棒!」などの罵声を頻繁に浴びせられる
  • 詐欺すれすれの営業トークをして営業させられる
  • 事務で入社したのに派遣社員として現場作業員になってしまった

このように、世の中にはかなり酷い労働環境で働かされて、社畜状態の仕事人生になってしまっている人が実際に存在するのです。

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社畜人生になってしまう原因とは?

なぜ、社畜ミュージアムで紹介されているような社畜になってしまう人がいるのでしょうか?

その理由は、彼らが職業選択に失敗してしまったからです。

社畜

入社する会社の労働環境がどうなっているかや、会社のビジネスモデルがどのようになっているかを、さほど調べずに職業選択をしてしまった人は社畜人生になってしまう可能性が高いです。

なぜなら、求人が紹介されているWEBメディアやフリーペーパーには、良いことばかりが書かれているからです。

今の時代は、かなりの人手不足になっているので、どこの企業も喉から手が出るほど若手人材を欲しがっています。

このような状況では、ありのままの求人情報を正直に書いて求人募集しても、なかなか応募者を集めることができないのです。

ですから、多くの企業が、応募者を集めるために多少オーバーな表現をしてでも、求人情報を魅力的につくっているのです。

求職者は魅力的な求人情報に騙されてしまう

どのような会社が魅力的な求人情報をつくっているのかというと、求職者に人気のない職種を募集している会社や、離職率が高くて人が定着しない会社です。

なぜなら、ほかっておいても応募者が集まる会社は、必要以上に誇張した表現などしませんし、求人募集すればすぐに人員が充足するので、募集している期間がそもそも短いのです。

ド派手な求人原稿を用意している会社や、年中求人を出している会社は要注意です。

労働環境が厳しくて人材の定着率が低い会社は、普通に求人募集をしても応募者がこないので、あの手この手で人手を確保しようと頑張っています。

そのため、初めて求人原稿を見た人にとっては、めちゃくちゃ良い会社に見えるのです。

ですから、会社や仕事内容についてしっかり調べておかないと、社畜確定の労働環境を選んでしまいやすくなります。

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会社規模が小さいと必然的に社畜になる

また、社畜が確定する労働環境として、規模が小さい会社に入社してしまう、というのもあります。

単純に考えればわかることですが、従業員が数千人規模の大企業と数十人規模の中小零細企業とでは、会社の資金力がまったく違ってきます。

社畜

会社の資金力が違うということは、労働環境もまったく違うということです。

なぜなら、大企業は従業員を数千人雇用できるほどの、安定したビジネスモデルを保有しているということなので、常に明日の売上が見えている状態で経営をすることができます。

しかし、従業員数が数人とか数十人規模の会社の場合、ビジネスモデルも規模相応の利益しか生み出せないということになります。

つまり、小規模会社で働く従業員は、必然的に過剰労働を求めらるということになるのです。

小規模会社で働く場合、業務範囲が広いので、大手企業とは違い、個人としてのスキルや経験が幅広く身に付けることができる点はメリットです。

ただし、組織体制や仕組が整っていない場合が多く、長時間労働になりやすいといえます。

小規模会社は給料未払い・社保未加入・賞与なしになりやすい

実際に私のもとに相談にきた求職者の中には、給料未払い・社会保険未加入・賞与なし・昇給なしなどの待遇の悪さに加えて、罵声などのパワハラを受けていたという方もいました。

彼らに共通していたのは「従業員数20名以下の小規模会社に在籍していた」という点です。

会社組織が整っていないので、給料の未払いが起こったり、社会保険の手続きの対応が遅れたり、利益を賞与や昇給に還元できなかったりという環境になるのです。

さらに、社内にモラルを管理する部署もないので、職場は罵声やパワハラが横行する無法地帯となります。

優秀なベンチャー企業もあるので、すべての小規模企業が劣悪というわけではありません。

しかし、経営者がめちゃくちゃ優秀で、革新的なビジネスを持っている会社でないと、労働環境が悪い可能性は高いです。

社畜として生きるのは絶対にイヤだという人は、規模の小さい会社を就職先に選ばないように注意してくださいね。

あとは、長時間労働しないとビジネスが成り立たなさそうな会社も選ぶべきではありません。

ぜひ、就職先や転職先を選ぶときの参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

  • 社畜人生になる人には共通点がある
  • 実際に社畜ミュージアムの中と同じ状態になっている人が存在する
  • 社畜人生になってしまうのは職業選択に失敗しているから
  • 求職者は魅力的な求人情報に騙されている
  • 会社規模が小さいと必然的に社畜確定する
  • 小規模会社は長時間労働や給料未払いの可能性が高い

社畜ミュージアムの動画はPR動画ではありますが、世の中には実際にこの動画の中の社畜と同じような人生を生きている人もいます。

これから就職や転職を予定している人は、くれぐれも十分な情報収集をしたうえで職業を選ぶようにしてくださいね。

安易に働く場所を選んでしまうと、社畜人生になる可能性が高いです。

「ブラック企業は絶対にイヤだ!」「社畜になりたくない!」という方は、ぜひ、今回の内容を参考にしてくださいね。

それではまた。

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