大手上場企業が相次いで、中堅以上の社員に対して早期退職希望者を募集しており、実質的なリストラを実行しています。
「自分もリストラの対象になるのではないか?」と不安に思う方も多いと思います。
結論からいうと、リストラ対象になりやすい人には3つの特徴があります。
- 不平不満ばかり言っている人
- 自分から行動しない人
- 仕事のための勉強をしない人
この3つの特徴に当てはまる人は、リストラ対象に入る可能性が高いです。
人材を雇用している会社側の目線で考えてみてください。
行動も勉強もせずに、不平不満ばかり言っている従業員を、手放したくないと思うでしょうか?
普通、そんな従業員には、早く会社を辞めてほしいと思いますよね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
今回は「リストラ対象になる人の3つの特徴」について話していきたいと思います。
3分で読める内容なので、それではいきましょう。

目次
リストラ対象になりやすい人①:不平不満ばかり言っている

「バカ不平多」という言葉があるように、リストラ対象になる人は不平不満がめちゃくちゃ多いです。
不平不満ばかりって言っている人は、確実にリストラ対象になります。
45歳以上の従業員に対して、早期退職者を募っている大手企業が増えてきました。
しかし、なぜ、20年近くのキャリアがある中堅従業員を、企業は手放そうとしているのでしょうか?
普通に考えたら、その業界で20年のキャリアがあれば、その業界で仕事ができるようになっているはずですし、実績もそれなりに積んでいるのでは?と思いますよね。
その理由は、残念ながら、多くの従業員が「不平不満ばかり言う従業員」になってしまっているからなのです。
黒字企業でも不平不満が多いとリストラ対象になる
優秀な従業員ばかりなら、わざわざその従業員を手放すようなことはしませんよね?
それを手放そうという施策を実行するということは、使えない中堅社員が量産されているということなのです。
実際に、数千人規模の従業員が、早期退職の対象リストに入っています。
今後の会社経営のために、使えないのに給料だけが高い中堅社員を手放して、若くてITリテラシーの高い社員を雇いたいと思う大手企業が多いということです。
その証拠に、ほとんどの企業が経営危機でのリストラではなく、黒字状態でのリストラ実施となっているのです。
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リストラ対象になりやすい人②:自ら行動しない

中小零細企業には、リストラ対象になる従業員が、たくさん集まります。
その理由は、大手企業で採用されなかったポテンシャルの低い人材が、集まりやすいからです。
ですから、中小零細企業の従業員の中には、「こんなこともできないのか!?」という人が、実際にたくさんいます。
「あなたもう30歳ですよね!?」「あなた5年以上の経験があるんですよね!?」「それなのに、こんなこともできないんですか!?」という従業員の割合が、必然的に多くなります。
なぜ、この人たちが、このようなポテンシャルの低い従業員になってしまったかというと、難しいことから逃げ回って生きてきたからです。
リストラ対象の従業員は給料さえもらえればいいと考えている
仕事の実務というのは、めちゃくちゃ難しいものです。
成果が出るまでに時間がかかりますし、「頭で考えて行動して、失敗して改善して、また行動する」をくり返していかないと、実務は身につきません。
つまり、自分で考えて行動できる人しか、仕事ができるようにならないのです。
しかし、中小零細企業というのは、二流か三流の人材しか集まりません。
そのため、ほとんどの中小零細企業が、三流の人材しかいない状態で会社経営を行っています。
中小零細企業の場合、社長だけは志が高いので、社長は難しい仕事も取ってきて、どんどんチャレンジしようとします。
社長は「頑張ってこの仕事をやりきろうよ!」という感じで、仕事を持ってきますが、従業員にとってはそんなことは関係ありません。
従業員は何歳になっても、難しい仕事から逃げるという習慣があり、この人たちは別に難しい仕事なんかしたいと思っていないのです。
「ただ単に給料がもらえればいい」と思って働いている従業員がほとんどなのです。
リストラ対象になりやすい人③:不勉強で単調な作業しかできない

中小零細企業の社長の多くが、従業員をただの作業員として扱うようになっていきます。
「従業員を作業員として扱うなんてひどい!」と思うかもしれませんが、これは普通のことです。
難しい仕事にチャレンジできるチャンスを与えても、そのチャンスから逃げることしか考えない従業員に対して、何も期待はできませんよね。
中小零細企業の社長は、この人たちに「会社の幹部になってほしい」などの高度な要求はしなくなり、簡単な作業をとにかく済ませてくれればいい、と思うようになっていきます。
リストラ対象になるのは簡単な作業しかできない代替え可能な従業員
簡単な作業しか依頼されてない従業員は、いつまで経っても三流以下の作業しかできない状態が続き、人材としての価値はいっさい高くなりません、
このような三流の従業員たちは、「この難しい仕事から、どのようにして逃げるか」だけを考えて、頭を下げて仕事から逃げることだけがうまくなっていきます。
三流の従業員を雇用している経営者の立場からすると、簡単な作業しかできない従業員は代替え可能な人材です。
そのため、「ロボットなどで置き換えることはできないか?」「人件費がもっと安いパート・アルバイトで置き換えることはできないか?」と考えるのは普通のことです。
難しい仕事から逃げてばかりいると、代替え可能な人材となり、リストラ対象に入りやすくなるということです。
代替え可能な従業員ほど文句が多い

三流の従業員たちは、難しい仕事から逃げているくせに、仕事に対しての文句がめちゃくちゃ多いです。
「あいつが悪いからだ」「世間が悪いからだ」などと言って、自分の給料や待遇がよくならないことを他人のせいにばかりしているのです。
あなたも想像してみてください。
あなたもまわりに、会社や上司の不平不満ばかり言っている人はいませんか?
その人たちの給与や待遇は、あなたが目指したいところにありますか?
ほとんどの場合、答えはNOだと思います。
つまり、自分の状況を他責にして、文句ばかり言っている人の中に、一流の人材はいないということです。
リストラ対象の人でも勉強すればチャンスがある
「世の中の道理がわかる人が1000人いれば、世の中の道理がわからない人は1000人いる」という言葉があります。
しかし、道理がわからない人でも、自分で勉強して、道理がわかる人になるチャンスは平等に与えられています。
道理がわかるようになり、世の中を良くするためのスキルを身につけることができれば、給与や待遇もどんどん上がっていきます。
他責する暇があったら、自分自身を変えたほうが早いということです。
「他人が悪い、他人が悪い」と言っている時間があったら、勉強をしたほうがいいということに気付いた人だけが、リストラ対象の三流従業員から抜け出せるのです。
つまり、リストラ対象の人でも、勉強すればチャンスがあるということです。
【まとめ】リストラ対象になりやすい人の3つの特徴
最後に「リストラ対象になりやすい人の3つの特徴」をまとめておきます。
- 不平不満ばかり言っている人
- 自分から行動しない人
- 仕事のための勉強をしない人
結論、給与や待遇を上げていくためには、他責にするのではなく全てを自責にして、改善の矛先を自分に向けることがめちゃくちゃ大事だということですね。
どうしても人間は弱いので、他人やまわりの環境のせいにしてしまいがちです。
しかし、そこで覚悟を決めて、自分自身と向き合えるかどうかが、一流と三流の分かれ道だということですね。
まずは、第一歩として、仕事のための勉強や、将来のための勉強をすることから始めていくのがおすすめです。
「道理がわかる人になる」ためには、やはり勉強をし続けることが大切なので、今のうちから勉強をする習慣を身につけておきましょう。