中途で入るべき会社

現在、就職活動中の方は、企業を選ぶ基準として、新卒で入るべき会社と、中途で入るべき会社がある、ということを知っておいた方がいいです。

新卒なのに中途で入るべき会社に入ってしまったり、中途なのに新卒で入るべき会社に入ってしまったりすると、入社後、かなり働きづらくなってしまいます。

ドフラ
こんにちは。新卒入社と中途入社の両方を経験している、ドフラです。

記事を書いている僕は『新卒でアパレル企業に入社→25歳で倉庫作業員のフリーターに転落→26歳でIT企業に中途入社』という流れで人生をやり直しました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計329名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、新卒入社と中途入社の両方を経験した僕が『新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社の違い』について解説していきます。

この記事を読めば、自分に合う会社の選び方がわかるので、入社後に後悔するリスクを抑えられるはずです。

3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社の違い

中途で入るべき会社

就職活動で会社を選ぶ時には、皆さん、いろいろな基準を持って、会社を選ぶことになります。

たとえば、自分が行きたい業界かどうか、やりたい仕事かどうか、給料は希望の額もらえるのか、など。人それぞれ、企業選びで、重視するポイントは違います。

もちろん、それは大切なことなのですが、それよりも、その会社が、新卒で入るべき会社なのか、中途で入るべき会社なのかを、見極めなければいけません。

中途社員を活かすカルチャーがあるか?

転職を考えている方は、ほぼ100%が中途採用で入れる会社を探すことになります。この場合、チェックするべきポイントは、その会社に中途を生かすカルチャーがあるかどうかです。

たとえば、その会社の役員が、新卒出身者で占められていれば、あなたが、その会社に入ったとしても、役員になれる可能性は、とてつもなく低くなります。

中途入社だと出世が難しい、ということが推測できるからです。その会社は、中途を生かすカルチャーがないので、転職先として選択するのは危険です。入社後に、あなたを育てる環境は用意されていないのです。

逆に、中途出身の役員が占める割合が高ければ、中途を生かすカルチャーがあるので、あなたはその会社で活躍できるチャンスが大いにある、ということです。

自分の強みと会社の強み一致しているか?

中途で入るべき会社

中途を生かすカルチャーのある会社を選んだら、その次に注意するのが、その会社の強みは何か、です。

商品力が高い会社なのか、営業力が強い会社なのか、マーケティング力が高い会社なのか、どの分野に強い会社なのか、を確認しておく必要があります。なぜなら、その会社の強みと、あなたの強みが一致していなければ、あなたはその会社では活躍できないからです。

会社選びは慎重に行ってください。せっかくの才能や経験を無駄にしないでください。会社が強みとしていることが、あなたの強みと一致していて、会社の中で、1番重要視されている職種で入社することができるかどうか。この基準を持ったうえで、転職する会社を選んだ方がいいです。

面接では、会社の強みは何なのか、どのような人が活躍しているのか、経営陣のバックグラウンドについてを、それぞれ確認できれば、その会社が、何を中心に動いているかわかります。

自分が、その会社で活躍できているイメージをしっかり持てるまで、会社について調べましょう。

どんな人材でも回るビジネスモデルの会社は注意

中途で入るべき会社

会社のビジネスモデルを把握すると、その会社が、人材育成に力を入れているかどうかが、わかります。

たとえば、会社の求人票に、このような文言が書いてある時は慎重になってください。

「未経験大歓迎、前職不問、学歴不問、大量募集」などの文言です。 これは、どんな人材でもまわるようなビジネスモデルの会社だということです。つまり、誰がやっても、同じくらいのクオリティで作業ができて、同じくらいの生産性が取れるビジネスです。

もちろん、これは会社としては優れています。株主からすると、優秀な投資先でしょう。 ただし、転職するあなたにとっては、このような会社に入ると、市場価値は上がりません。代替え可能な会社の歯車の1人として、働くことになるからです。

このような会社は、経営陣などの、それなりのポジションで入社しないと、出世は厳しいです。 しかも、常に人材募集をしていて、退職した人材を新しい人材で補うというビジネスモデルのため、人材育成に力を入れていないケースがほとんどです。

毎日がルーティーンワークで、一定のところまで仕事をしたら、そこから先は得られるものがなくなります。 そのような人材に、市場のニーズはありません。

自分の市場価値を上げるためには、あなたにしかできない仕事の数をどれだけ増やせるか、がめちゃくちゃ重要なのです。

自分の知識や経験が生かせる職場かどうか、新しい経験が得られて市場価値も上げられる職場かどうかを、しっかりと見極めて、入社後に後悔しないように、転職先は決めてください。

自分で、あらかじめ決めた転職の指標があれば、転職先に迷うことがなくなります。

あなたも一度、自分のための転職の指標を作ってみてはいかがでしょうか。

ドフラ
自分に合う会社が知りたい方は、転職エージェントに登録して『無料カウンセリング』や『無料適性診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社の違い【まとめ】

今回のまとめです。

  • 新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社がある
  • 会社に中途社員を生かすカルチャーがあるか?
  • 自分の強みと会社の強みが一致しているか?
  • どんな人材でも回るビジネスモデルの会社は注意
  • 転職の指標を持つと迷わなくなる

今回は「転職するなら、新卒で入るべき会社と、中途で入るべき会社があることを知っておくべき」という話をしました。

転職は人生の大きなイベントなので、入社後に、自分を活かせる場所があるか、自分を受け入れてくれるカルチャーはあるかを、しっかり確認してから、入社を決めてくださいね。

ドフラ
未経験からの転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。