自分のキャリアビジョンを考えるのって結構難しいですよね。5年後、10年後の自分がどうなっているかなんて、なかなか想像がつきません。

しかし、転職活動をしていると、やたら「あなたのキャリアビジョンは何ですか?」みたいな質問をされることが多いです。

結論からいうと、キャリアビジョンを持っていることには何の意味もありません。キャリアビジョンはなくても大丈夫です。

その理由は、現実は自分が描くキャリアビジョン通りにいかないからです。

これだけ変化のはやい時代に、10年スパンで何かを考えることは危険です。10年前はYouTubeでお金を稼ぐ人はほとんどいませんでしたし、フリーランスという働き方もメジャーではありませんでした。

つまり、10年後を考えた時に、今ある仕事が10年後も存在するとは限らないということです。

10年後のキャリアビジョンを持って仕事をしても、それ通りにいかなくなる可能性はかなり高いです。

僕は転職コンサルタントとして多くの転職者のキャリア相談に乗ってきました。今回は「失敗しない仕事選び」について話していきたいと思います。

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キャリアプランがない人のほうが仕事選びで失敗しない理由

仕事選びで失敗する1番大きな原因は「名詞で仕事を選ぶ」です。

キャリアプランがない

「事務の仕事がしたい」「営業の仕事がしたい」「商品企画の仕事がしたい」「コンサルティングの仕事がしたい」などです。このように名詞で仕事を選ぶ人は失敗する可能性が高いです。

その理由は、名刺(職種名)は社会の変化とともに生まれたり、消えたりするからです。名刺自体の意味は、時代によって違ってきますし、人によってその解釈も変わってきます。

さらに、やっかいなのは、人の名詞に対する興味や関心は時代とともに強くなったり、弱くなったりすることです。「子供の頃は好きだったけど、今はそんなに好きじゃないもの」ってありますよね?

つまり、名刺というのは外部環境の影響を受けやすいということです。

「今は服が好きだからアパレル業界が好き」「今はITに興味があるからプログラミングが好き」みたいな感じですね。

ですから、自分のキャリアビジョンを名詞でつくってしまうと、社会の変化や関わる人によって、簡単にキャリアビジョンに対する興味が薄れてしまうのです。

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「名詞で仕事を選ぶ時代」から「動詞で仕事を選ぶ時代」になった

これまでの時代は、「一人の労働者は一つの仕事で仕事人生を終える」という時代だったので、名刺で仕事を選んでも成立していました。

しかし、これからは新卒で入社した会社に定年まで勤務するというのが難しい時代です。

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実際に大手上場企業は45歳以上に対して早期退職希望を積極的に行っています。これは終身雇用の崩壊を意味します。

人生100年時代と言われ、これからは70歳以上になっても働く人が多くなる時代になるので、多くの人が人生で複数の会社を経験することになります。

こうなってくると、名詞で仕事を選ぶという考え方から、動詞で仕事を選ぶという考え方にアップデートさせる必要があります。

次からは「動詞で仕事を選ぶという考え方」について解説していきます。

動詞で仕事を選ぶべき理由

「仕事は名詞ではなく動詞で考える」ということをお伝えしましたが、動詞で仕事を考えるとはどういうことか?

ポイントは「自分が夢中になっている動詞は何か?」を考えることです。

キャリアを考えるうえで、自分が好きな動詞を見つけることはめちゃくちゃ重要です。

たとえば「計画する」「説得する」「まとめる」「主張する」「電話をする」「話を聞く」「調べる」「嘘をつく」「一人で行動する」「チームで一緒に何かをする」「計算をする」「アイデアを出す」など。

動詞にはさまざまな動詞があるので、それぞれ自分が好きな動詞と嫌いな動詞を整理しておくと、仕事選びで失敗しにくくなります。

好きか嫌いかを「名詞」でやってしまうと、好き嫌いが変化する可能性がありますが、「動詞」だと好き嫌いが変化することはありません。

「自分が好きな動作を仕事に選ぶ」という考え方で転職活動すると、転職で失敗するリスク圧倒的に抑えられます。
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好きな動詞を仕事にするのが最高のキャリア戦略

好きな動詞を見つけて、その動詞に夢中になれる環境に身を置くのが、最高のキャリア戦略になります。
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子供の頃に好きだったこと、大人になっても夢中で続けていることなど。自分が好きで仕方ない動詞の割合が多い仕事に就けると、人生の幸福度は一気に高まります。

たとえば、営業は名詞だと「営業職」ですが、仕事の内容を動詞で表現すると以下のようになります。

お客様の「話を聴いて」、お客様の要望や課題を「発見して」、課題を解決するための「提案をして」、提案内容に納得してもらえるように「説得する」。

こんな感じで、営業の仕事の中には、「話を聞く、発見する、提案する、説得する」という4つの動詞が含まれています。

「営業」という名詞のイメージから自分には向いてないと思っても、動詞から入ると「自分にもできるかもしれない!」と思う方はたくさんいます。しかも、自分が好きな動詞が集まった仕事は成果も出しやすくなります。

好きな動詞が仕事になると集中力と幸福度が高まる

「目の前のことに集中できると幸福度が高くなる」という研究結果があります。

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つまり、幸せになりたいのなら、自分が好きな動作で仕事を埋め尽くすといいということです。

これができると、「好きな動作が増える」→「目の前の仕事に集中できる」→「幸福度が高くなる」→「成果が出る」という好循環スパイラルをつくることができます。

動詞を軸に仕事を選んでいくと、複数の職種(名詞)を横断することもできるので、それだけで唯一無二的な存在になれて、市場価値も高くなっていきます。

時代の変化が激しい現代では、名詞でキャリアを考えても、それ通りにはいきません。未来は誰にも予測することができないのです。

これからは「動詞」という揺るがない軸を持って、自分の市場価値を高めるためにキャリアを選んでいくというのがおすすめですね。

「どんな動作が好きか?」を知って、「提供できる動作のクオリティを高めていくこと」が、これからのキャリア戦略では重要なのです。[/marker]

幸せな仕事人生を送りたいなら、今回の内容をぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

  • 名詞で仕事を選ぶと失敗する可能性が高い
  • 名詞で仕事を選ぶ時代から動詞で仕事を選ぶ時代になった
  • 名詞の好き嫌いは変化するから仕事選びの基準には向いていない
  • 動詞の好き嫌いは変化しないから揺るがない軸になる
  • 好きな動詞を仕事にするのが最高のキャリア戦略になる
  • 好きな動詞は集中できるから人生の幸福度が高まる

今回は「キャリアプランがない人のほうが仕事選びで失敗しない理由」について解説しました。

多くの人がキャリアを考えるときに「営業の仕事がしたい」「事務の仕事がしたい」「マーケティングの仕事がしたい」など。名刺で職種を考えて転職活動を行っています。

そして、多くの人が仕事選びに失敗します。

この理由の大部分は、自分のことを理解できていないからです。地図を持たずに目的地にたどり着こうとしている人が大半だということです。これはとてもリスクが大きい行為ですよね。

それなのに、多くの人が転職になるとこれをやってしまっています。自分のことが理解できていない状態で、仕事を選ぶのはとても危険です。

人生の時間の大部分を仕事でつかうので、仕事が好きな動詞で埋め尽くされていれば、人生の幸福度は高くなっていきます。

これから転職を考えている方は、今回の「好きな動詞で仕事を選ぶ」という考え方をもって転職活動してくださいね。あなたの人生が幸せになることを祈っています。

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