今回の記事は「志望動機のつくり方がわからない・・・」と悩んでいる高卒の方に向けて書いています。

転職が成功するかどうかを左右するのが、この「志望動機」です。志望動機が明確であればあるほど、選考はうまく進んでいきます。

応募条件の学歴が「高卒以上」の求人なら、応募先の人事担当は学歴ではなく、求職者の中身を重視して選考をおこないます。

つまり、御社の志望動機が明確な人ほど内定を獲得しやすいということです。

僕は転職コンサルタントとして、多数の20代の高卒の人たちの転職をサポートしてきました。

今回は「高卒の志望動機のつくり方」について話していきたいと思います。3分くらいで読み終わるので、それではいきましょう。

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高卒の志望動機のつくり方を徹底解説【大卒に勝つための戦略とは?】

転職を成功させるためには、学歴・年齢・経験業界・経験職種・実績・資格など、さまざまな要素が関わってきます。

その中でも特に重要な要素が「志望動機」です。

志望動機 高卒

この志望動機のクオリティ次第で、書類選考や面接の合否が分かれます。

高卒の人は大卒よりも学歴で劣っていますが、この志望動機のクオリティ次第で大卒に勝てる可能性は十分あります。

その理由は、ひどい志望動機で転職活動をしている大卒の求職者がたくさんいるからです。

志望動機が明確になっていないと、履歴書や職務経歴書などの応募書類の内容がふわっとしますし、面接での質疑応答でも好印象を残せません。

応募先の企業にはたくさんの求職者が応募してくるわけですから、ほかの求職者に埋もれてしまうと、絶対に内定はもらえません。

「この人に会ってみたい!」と思ってもらえるような応募書類を作成し、「ぜひ、一緒に働いてみたい!」と思ってもらえるような面接をしなければいけません。

そのためには「志望動機」がめちゃくちゃ重要になります。

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志望動機の間違った考え方とは?

「志望動機なら履歴書や職務経歴書に書いてあるから大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか。

志望動機 高卒

しかし、ちょっと待ってください。

書類審査や面接で落とされていませんか?

もし、落とされているなら、志望動機の考え方が間違っている可能性が高いです。僕の経験からいうと、90%くらいの人の志望動機に対する考え方が間違っています。

「御社に入社して成長したい」「〇〇業界はこれから伸びると思うのでチャレンジしたい」「御社の教育制度に魅力を感じました」など。自分の希望ばかりが並んだ志望動機になっている人がかなり多かったです。

ここであなたに質問です。

志望動機は、何のために用意しておくものですか?

自分をアピールするため?内定をもらうため?

違います。

志望動機は、応募先の人事担当が選考をしやすくするために用意するものです。

どういうことかを解説していきますね。

人事担当は志望動機の何を重視するのか?

志望動機は、あなたのすごさや希望をアピールするものではなく、応募先の人事担当があなたを選考しやすいようにつくるものです。

どういうことかというと、できるだけ人事担当に手間をかけさせずに、あなたが応募先企業に適した人材だと理解してもらうということです。

志望動機をつくるときは想像力が大事です。あなたを選考する人事担当のことを想像してみてください。

応募先の人事担当は、毎月何十人という応募者の書類選考や面接をおこなっていますよね。ということは、一人ひとりの選考にいちいち時間をかけていられません。

人事担当は「この人はうちの会社に入って活躍できる人材だろうか?」ということを重視して選考をおこないます。

ですから、応募書類の志望動機に「御社で成長したいです」「〇〇業界はこれから伸びると思いました」「教育制度に魅力を感じました」などの自分の希望だけが書いてあると、あなたがどんな活躍をできる人材かわからないので、落選しやすくなるということです。

つまり、志望動機は人事担当に「あなたがその会社で活躍できる人材であること」を証明するためのツールだということですね。

志望動機には具体的な数字やエピソードを入れておく

「私の過去の経験を活かして御社に貢献できると思います」「営業の経験を活かして御社に貢献したいです」などという漠然とした志望動機も落とされやすいです。

その理由は「具体的にどんな経験があって、具体的にどんな貢献ができるのか?」が分からないからです。

例えば、営業職なら「毎月10件の契約を取っていた」「年間5000万円の売上をつくっていた」などの数字面がわからないと、実際にどれだけの能力がある人なのかはわかりません。

異業種や異職種へのキャリアチェンジの場合、人事担当はさらに想像するのが大変なので、「スケジュール管理能力」「チームマネジメント能力」「担当してきた顧客規模や業種」「仕事の進め方」など、人事担当が想像しやすいように具体的な志望動機をつくっておくことが大切です。

人事担当者には、一人ひとりの求職者に対して、自社で活躍できる人材かどうかを想像する時間はありません。

ですから、わかりにくい志望動機の求職者は「よくわからない」「想像できない」という理由で落とされてしまうのです。

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志望動機は自分を徹底的に知らないと完成しない

志望動機では「あなたのどんな強みが応募先に貢献できるのか?」を人事担当に伝わるようにするのが重要です。

そのためには、自分のことを理解しておく必要があります。

志望動機 高卒

しかし、多くの人は自分のことをあまり理解していません。

自分が「何が得意で、何が苦手で、何が好きで、何が嫌いなのか」をわかっていないのです。

自分の強みや特徴がわからない状態だと、完成度の高い志望動機はつくれません。

自分を知るためには自己分析をするのがおすすめです。自己分析のポイントは過去の自分のことを徹底的に調べることです。

高校生時代、中学生時代、小学生時代、未就学時代、生まれて間もない頃など、記憶がある限りの過去の自分のことを思い出してノートなどに書き出していきましょう。

当時の自分は何が好きだったのか?何になりたかったのか?何が嫌いだったのか?テンションがどん底に落ちたエピソードはあるか?など、過去の自分のことを徹底的に分析してきます。

過去の自分の積み重ねが今の自分なので、過去を振り返ると自分の本質が見えてきます。自分の本質が見えてくると、志望動機の完成度も高くなるのです。

自己分析におすすめの方法として「自分に1000問の質問をすること」がありますので、ぜひ試してみてくださいね。

志望動機は応募先を徹底的に調べないと完成しない

志望動機の完成度を高めるためにもう一つ大切なことは「応募先を徹底的に調べること」です。

応募先の企業がどのような人物を求めていて、どのような人物が実際に活躍できているのかを知らないと、的外れな志望動機になってしまいます。

求人票はもちろん、ホームページの内容を徹底的に確認して、求める人物像を把握して、実際に活躍できている人がどんな人物かまでを調べたうえで、志望動機をつくっていきます。

自分がその会社に入社して、実際に働いて成果を出せている状態までイメージできるくらいに応募先を調べておくのがおすすめです。

入社したら具体的にどのような戦略で数字を残していくか、どのようなターゲットにアプローチしていくかなどが鮮明になっていると、書類選考も面接もかなりスムーズに進みます。

高卒が転職を成功させるための志望動機とは?

転職市場では高卒は不利だと思っている方が多いですが、志望動機の完成度を高めれば、大卒に勝つこともできます。

志望動機 高卒

応募先の学歴条件が「高卒以上」となっていれば、高卒でも中身がしっかりしていれば十分に内定を獲得できるチャンスがあるということです。

さらに、その会社の上層部に高卒の割合が多い場合は、高卒でも十分に出世のチャンスがあるということなので、高卒の人はこういう会社を転職先に選ぶといいですね。

高卒が大卒との学歴の差をカバーするためには、志望動機の完成度を高めることがめちゃくちゃ重要になります。

ここまでお伝えした内容をもとに、自分の強みや特徴を把握して、具体的な数字やエピソードを踏まえて、人事担当者に「なぜ、あなたを採用するべきか?」がしっかりと伝わる志望動機をつくっていきましょう。

自分の希望ばかりを並べている志望動機が多い中に、しっかりと自分を採用するメリットが盛り込まれている志望動機があれば目立ちます。

そうすれば、会ってもらえる可能性は高くなりますし、もう一度会ってもらえる可能性も高くなります。

応募先にどんな労働を提供できるかを志望動機に明記する

最後に、志望動機に加えておいたほうがいいポイントとして、「応募先にどんな労働を提供できるか?」があります。

自分が何を提供できるかを棚に上げて、「年収500万円稼ぎたい」「賞与がほしい」「福利厚生が充実した会社がいい」「年間休日120日以上ほしい」と希望ばかりを言っている求職者がいます。

しかし、このような質問をすると皆黙ってしまいます。

「じゃあ、あなたはその企業にどんな労働を提供できるのですか?」

給料とは「労働の対価」です。

「自分はこれだけの仕事をします。その対価として、これくらいの給料がほしいです」という感じですね。

それなのに、労働の対価を無視して、自分の要求ばかりを並べている求職者が多すぎます。

希望年収を並べるのは勝手ですが、「なぜ、その年収をもらう権利があるのか?」の根拠をしっかりと説明できないといけません。

ですから、志望動機には、あなたが応募先の企業に提供できる労働をわかりやすく書いておきましょう。

「御社の営業として毎月5件以上の契約を獲得します」「年間3000万円の売上に貢献します」「とにかく言われたことは何でもやります」「前職の〇〇の経験が御社の〇〇の業務で活かせます」など。

志望動機には、あなたが提供できる労働の対価をしっかりと明記しておいてくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

  • 多くの人は志望動機の考え方が間違っている
  • 志望動機は自分のためではなく応募先のために明記する
  • 人事担当は志望動機で求職者のポテンシャルを確認する
  • 自分を徹底的に分析しないと志望動機は完成しない
  • 応募先を徹底的に調べないと志望動機は完成しない
  • 志望動機には応募先に自分が何を提供できるかを入れるべき

今回は「高卒の志望動機のつくり方」について解説しました。

求職者の志望動機に関しては、人事担当者が自分を採用したくなるような内容にすることがポイントです。

人事担当者は決して求職者を選考で落としたいわけではありません。選考は業務負荷が高いので、本当は全員採用したいと思っています。

しかし、新しい人材を採用するためには、その人を採用する理由を会社に報告しなければいけません。

つまり、「採用するための言い訳」が必要だということですね。

この言い訳があれば、もし採用してその人が成果を出せなかったとしても、人事担当者は責任を逃れることができます。

人事担当者も結局はサラリーマンなので、人を採用するのと同時に、自分の立場を守ることも大事なのです。

ここまでを想像して志望動機をつくれば、転職で成功しやすくなるということですね。

「志望動機のつくり方がわからない・・・」と悩んでいる高卒の人は、今回の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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