ハローワーク 転職 失敗

「ハローワークで転職するのってどうなんだろう?」

このような疑問をお持ちの方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、ハローワークで転職すると失敗します。

その理由は、『ハローワークにはブラック企業の求人が集まりやすい』といわれているからです。

ハローワークで転職した人の口コミをみると、「雇用形態が違っていた」「仕事内容が違っていた」「給料が違っていた」などの声が多数あります。

このようにハローワークに書かれていた求人票と内容が違うという理由で、短い在籍期間での離職になってしまい、履歴書に無駄な経験社数がついてしまっている人も多いようです。

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、ハローワークで転職した人リアルな情報をお伝えできると思います。

ひとりでも多くの人が転職で失敗しないように、今回は「ハローワークで転職すると失敗する理由」について解説していきたいと思います。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

ハローワークで転職すると失敗する理由【ブラック企業の求人多数?】

ハローワーク 転職 失敗

ハローワーク(公共職業安定所)は、厚生労働省設置法第23条に基づき設置される「国民に安定した雇用機会を確保すること」を目的として国が設置した行政機関となります。

日本では、出張所を含めると544か所に設置されており、年間で550万人以上の求職申込があります。

ハローワークは無料で使える日本最大の職業紹介所なのです。

結論をいうと、これから転職を考えている人は、ハローワークで転職するのは絶対にやめておいたほうがいいです。

なぜなら、ハローワークを使って転職すると、ブラック企業の求人を選んでしまう可能性が高いからです。

ハローワークには、「給料が低い」「休日が少ない」「労働環境が悪い」「福利厚生が整っていない」など、一般的にブラック企業といわれる企業の求人が集まっています。

ハローワークにブラック企業の求人が集まる理由は、企業が無料で求人を掲載することができるからです。

企業が人材を採用する方法には、以下の5つの方法があります。

  • 自社サイト経由
  • 転職サイト経由
  • 転職エージェント経由
  • 知人紹介経由
  • ハローワーク経由

企業にとって、本来はお金をかけずに人材を確保するのが理想です。

しかし、人材確保が非常に厳しくなった現代では、無料で人材を確保するのはかなり難しいので、企業は仕方なく転職サイトなどの有料媒体に掲載したり、転職エージェントを利用したりして、採用活動を行っているのです。

ただし、企業の中には、転職サイトや転職エージェントなどに予算をかけられない企業もあります。

このように採用にお金をかけられない企業は、ハローワークに求人を出して人材を採用しています。

つまり、ハローワークの求人には、採用に予算をかけられない企業の求人が集まっているということです。

もちろん、採用に予算がかけられない企業が必ずしもブラック企業とは限りませんが、採用に予算がかけれないということは、会社が儲かっていない可能性は高いです。

もし、会社が儲かっていて十分な利益があるのなら、採用予算くらい出せそうですよね。

会社が儲かっていないと、社員に対しての給料や待遇が悪くなる傾向にあるので、結果的にハローワークの求人にはブラック企業の求人が集まりやすいということになります。

優良企業はハローワークに集まる人材の質が悪いと思っている

ハローワーク 転職 失敗

大手企業や上場企業などの優良企業は、ハローワークに求人を出そうとはあまり考えません。

なぜなら、ハローワークに集まる人材には、あまりいい人材がいないと思われているからです。

ハローワークに求人を出した企業の採用担当者がよく言っているのが「ハローワークからの応募は多いが、書類選考や面接に時間をかけた割には、あまりいい人材に出会えない」です。

つまり、ハローワーク経由での採用活動はかなりコスパが悪いと考えている企業が多いということです。

この場合のコストとは、お金ではなく、採用担当者の時間のことですね。採用担当者の時間も経営者からすれば人件費なので、お金といえばお金になりますね。

2007年10月から厚生労働省が雇用対策法を改正し、年齢で採用を見送ることが禁止されるようになりました。

これによって求人票に年齢制限を記載することができなくなり、書類選考でのミスマッチの数が膨大に増えてしまいました。

ですから、ある程度しっかりしている企業は、これらの手間を避けるためにハローワークに求人を出さなくなりました。

そして、これらの手間をかけてでも、人材を確保しなければいけない、という中小零細企業の求人ばかりがハローワークに集まるようになり、結果的にブラック企業の求人が多くなってしまっているのです。

ハローワークの求人票はウソばかり書いてある!?

ハローワーク 転職 失敗

先ほどお伝えしたように、ハローワークに集まる求人はブラック企業の求人が多くなる傾向があります。

ハローワーク経由で応募するとブラック企業の求人に当たりやすい理由のひとつに「求人票の内容がウソだらけ」というのがあります。

ではなぜ、国が運営するハローワークにこのような事態が起こってしまうのでしょうか?

その理由は、国がハローワークに対して求人数を確保するように指示しているからです。

ハローワークの職員は、企業に対して求人を出してほしいとお願いをしている立場なので、企業の方が立場が強くなっています。

そのため、ハローワーク側は求人票に虚偽がないかをチェックしていますが、求人を出してほしいという立場なので、企業に対してあまり強く言えないという事情があるのです。

国はハローワークに対して求人を開拓するように指示を出しており、ハローワークの職員は企業開拓を一生懸命やっていますが、明らかに人員が不足しているというのが現状です。

つまり、求人票をチェックする職員が足りていないのです。

ハローワークの事業所によっては、開拓求人数8万件に対して、職員が25名しかいないという事業所もあるほどです。

この場合、25名で8万件の求人票をチェックしなければいけないということになるので、明らかに無理がありますよね。

ハローワークは有効求人倍率を上げるために求人獲得をする

ハローワーク 転職 失敗

なぜ、国はハローワークに求人獲得の指示を出しているのでしょうか?

その理由は、有効求人倍率を上げたいからです。

求人票は経済指標の一つとなっており、有効求人倍率が高い社会というのは多くの企業が人材を求めていることになり、経済に活気があると考えられています。

つまり、国は求人倍率という数字を根拠にして、日本の経済が伸びているということを発表したいのです。

ハローワーク経由の転職で、ブラック企業に就職してしまうところまでの流れを簡単にまとめると、以下のようになります。

①国は求人倍率を上げて日本経済が伸びていることを発信がしたい。
②国は求人倍率を上げるためにハローワークに求人獲得を指示する。
③目標数を達成できないと地方移管される恐怖があり、ハローワーク職員は求人開拓を必死で行う。
④求人開拓をしても、求人票をチェックする職員が極端に不足&立場的に企業にあまり強く言えない。
⑤ウソの求人票に応募してブラック企業に就職する人が増える。

ですから、求人倍率はあてにならないという考え方もあるのです。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

ハローワークは相談員のレベルが低い

ハローワーク 転職 失敗

ハローワーク経由での転職だとブラック企業に就職しやすい理由には「ハローワークの相談員はレベルが低い」というのがあります。

もちろん、すべての相談員のレベルが低いというわけではありませんが、ハローワークの相談員のレベルが低いというのは有名な話です。

ネットの口コミには、「上から目線で対応される」「説教される」「態度が悪い」などのコメントがたくさんあります。

しかし、ハローワークの相談員のレベルが低いことは仕方のないことです。

その理由は、「役所仕事だからやる気がそこまでない」「転職したことがなく知識がないので話ができない」「ノルマも競合もなく頑張る必要がない」などです。

転職のプロからのアドバイスがほしいと思うなら、転職市場の第一線で活躍している転職エージェントのコンサルタントに相談するほうがいいですね。

転職サイトや転職エージェント経由でもブラック企業の求人に応募してしまう可能性はありますが、ハローワーク経由と比べると圧倒的にブラック企業に出会う可能性は低くなります。

ドフラ
はじめての転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

まとめ

今回のまとめです。

  • ハローワークで転職すると失敗する
  • ハローワークにはブラック企業の求人が集まりやすい
  • 採用にお金が払えない企業はブラック企業の可能性が高い
  • 優良企業はハローワークに求人を出さない
  • ハローワークにはいい人材が集まらないと思われている
  • 優良企業は転職サイトや転職エージェントを利用する
  • ハローワークの求人票にはウソばかり書いてある
  • ハローワークは企業にお願いして求人を獲得している
  • ハローワークは立場的に企業に対して強く言えない
  • ハローワークには求人票を確認する人が足りていない
  • ハローワークは有効求人倍率を上げるために求人獲得している
  • ハローワークの相談員はレベルが低い
  • 転職するなら転職サイトか転職エージェントがおすすめ

今回は「ハローワークで転職すると失敗する理由」について解説しました。

転職するならハローワークがいいと思っている人もいるかもしれませんが、ブラック企業の求人に応募してしまうリスクが高いので、優良企業に就職したいなら転職サイトか転職エージェントを利用するのがおすすめですね。

ハローワークで働いている人たちは転職のプロではないので、やはり情報量や経験値が不足しているという懸念点があります。

公務員的な働き方をしている人と企業でコミットして働いている転職コンサルタントとでは、転職アドバイスに対する熱量がちがいます。

転職は人生の大きなイベントなので、失敗のリスクを最大限に抑えられる選択をしたほうがいいですよね。

はじめて転職する方や転職活動に不安がある方は、とりあえず転職エージェントに登録してみるのがおすすめですよ。

ドフラ
『本気で人生やり直したい!』という方は、今すぐ転職エージェントに登録してくださいね。