「退職理由が人間関係のときの伝え方が知りたい」という方のために、面接での退職理由の伝え方をまとめましたので、ぜひご覧ください。

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退職理由が人間関係のときの伝え方【面接で失敗しない方法】

僕は、転職エージェントのキャリアアドバイザーをやっていますが、人間関係が理由で、退職する人は、めちゃくちゃ多いです。

人間関係のトラブルには、同僚や先輩、上司への不満などが挙げられます。

転職活動中の方は、面接時に、退職理由を、必ず質問されます。

退職理由 人間関係 伝え方

では、人間関係が理由で退職を決意したことについて、面接ではどのように伝えればいいのでしょうか?

伝えるときのポイントは、以下の3つです。

  • 前向きな内容に変換して伝える
  • 志望動機につなげる
  • 自分に落とし込んでおく

この3つができていれば、面接で失敗しにくくなります。それぞれ解説していきますね。

前向きな内容に変換して伝える

退職理由の9割以上が、前職に不満があるから、です。

しかし、この不満を、そのまま面接官に伝えると、落選します。当たり前ですよね。

ネガティブな人、後ろ向きな人、他責な人、という印象を与えてしまい、また同じ理由で辞めそうだな、と思われてしまいます。

ですから、退職理由を伝えるときは、必ず前向きな内容に変換して、伝えなければいけません。

不平不満を、ありのまま伝えるのではなく、それらを解消した上で、入社後に、どのような活躍をしたいかなどの、前向きな内容に変換しておきましょう。

退職理由を志望動機につなげる

人間関係が合わなかった、仕事内容が合わなかった、などの不平不満を伝えるだけでは、印象が悪いので、落選します。

たとえば、事務職の人が、長期的な将来を考えて、営業スキルを身に付けたほうがいいと考え、会社に営業職への異動を希望したが、受け入れてもらえなかった。御社では、新規開拓の営業スキルを身に付けることができ、長期的にキャリアを積んでいけると思い、今回志望させていただきました。というような感じです。

さらに、その会社が扱っている商品を、ターゲットの顧客に、どのように提案しようと考えているか、などの具体的な内容も一緒に伝えると、面接官の印象が良くなり、内定をもらいやすくなります。

自分に落とし込んでおく

面接で失敗しないように、上手く話す練習をしたり、話す文章を事前に考えたりする人がいます。これも大切なことです。

しかし、もっと大切なのは、自分に落とし込んでおくこと、です。自分が腑に落ちていない内容は、必ずボロが出ます。

面接を通過するために、努力することは大事です。

でも、そのために、自分が思ってもいないことを伝えるのは、やめておいたほうがいいです。

その理由は、面接で別人格を演じすぎると、必ず入社後にギャップが生じるからです。

自分が、納得できるような理由になるまで、時間をかけて、じっくりと考えて、自分に落とし込んでおくことが重要です。

面接では、どうやって話すかよりも、何を話すかの方が重要です。

たとえ、話し方がぎこちなくても、話している内容がしっかりしていれば、好印象になります。

話し方などのスキルは、入社後に教育すれば改善できます。しかし、思考の部分は、簡単に変えられません。

そのため、考え方が自社とマッチしていれば、内定をもらいやすいのです。

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退職理由が人間関係のときの伝え方【具体例】

退職理由が、人間関係のときは、理由をそのまま伝えると落選します。

その理由は、どこの会社も、少なからず、人間関係の問題を抱えているからです。

退職理由 人間関係 伝え方

面接官に、また同じ理由で離職するのではないか?、と思われてしまいます。

人間関係が退職理由ということは、逆に考えると、「もっと周囲と協力して仕事を進めたい」「チームワークを活かして成果を出したい」と思っているということです。

そうやって考えると、「コミュニケーションをもっと活発に行ないながら仕事がしたい」「チームで協力して成果を出したい」という前向きな志望動機に変換できることがわかります。

例えば、以下のような退職理由になりますね。

「前職も営業職でしたが、個人主義の風土が強く、個々で成果を出すことが求められる環境だったため、情報共有やチームで協力することが困難でした。私は、周囲とコミュニケーションを取りながら、仕事を進めるのが好きな性格なので、個々でバラバラに活動する社風に、もどかしさを感じていました。御社は、組織営業力の高さを強みにされているので、私もその中で、コミュニケーション能力を活かして活躍したいと考え、今回志望させていただきました」

このように、退職理由を前向きな内容に変更して、最終的に志望動機につなげることが、面接では大事になります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

面接で退職理由を聞かれる理由

なぜ、面接で退職理由を聞かれるのか?

その理由は、退職理由から仕事に対する考え方を知るため、です。

退職理由から、働くうえで重視していることや、仕事に対する考え方を、知ることができます。

特に、注目されるのは、同じ理由でまた離職する可能性はないか?、です。

実際に、面接官からフィードバックされる落選理由の5割以上が、同じ理由でうちの会社でも辞める可能性があるから、です。

そのため、退職理由が人間関係の場合、伝え方を特に注意しなければいけません。

なぜなら、どこの会社にも、人間関係のトラブルはあるからです。

会社は、人間がいて、成り立っているので、大なり小なり必ず問題はあります。

つまり、人間関係が理由で退職した人は、同じ理由でまた離職するんじゃないか?、と思われるのです。

前の職場が悪い、同僚や先輩が良くしてくれなかった、上司が自分を理解してくれなかった、など。すべてを周りのせいにして、被害者感が強い人は、絶対に面接で落とされます。

大事なのは、自分に起こった出来事とどうやって向き合ったか、改善しようとしたか、行動はしてみたか、です。

退職理由から、面接官は「責任感のある人なのか?」「自分から行動できる人なのか?」などを、確認しているということですね。

面接で失敗する3つのキーワードとは?

退職理由を伝えるときに、ポジティブワードだと思って使った言葉に、足元をすくわれることがあります。

退職理由 人間関係 伝え方

特に、気をつけたほうがいいキーワードは、以下の3つです。

  • キャリアチェンジ
  • ステップアップ
  • スキルアップ

キャリアチェンジという言葉は、キャリアの途中で挫折して、中途半端に逃げ出した、という印象を与える可能性があります。キャリアチェンジではなく、今までの経験を活かして、〇〇という職種で活躍できるようになりたい、という伝え方のほうがいいですね。

ステップアップやスキルアップという言葉は、自分のスキルや能力を上げるため、という「自分のため」という印象を与えます。面接官は、会社に貢献してくれる人を探しているわけですから、ここでミスマッチがおこります。自己成長は大事ですが、会社に何を提供できるか、という視点が大事です。

絶対に面接で言ってはいけないこと

面接で失敗する人の中には、めちゃくちゃ初歩的なミスをしている人も多いです。

そのミスとは、前職の悪口を言う、です。

たとえば、前職の不平不満、批判、上司のパワハラ、長時間労働、休日出勤、仕事が合わない、仕事が嫌い、ブラックな労働環境など。

これらは、事実かもしれませんが、絶対に面接で言わないほうがいいです。

うちの会社に入っても、また同じように、会社の悪口や不平不満を言ってくるのではないか、と思われます。

普段、転職相談に乗っていると、前職の悪口を言っている人は、だいたい前職で大した成果を出していません。

不平不満しか言わない人は、行動をしない人なので、成果を出せず、会社の評価も低くなります。

この人たちは、自分の実績のなさを棚に上げて周りのせいにする、という思考そのものを変えないと、どこの会社に行ってもうまくいきません。

ですから、退職理由が、不平不満しか出てこないという方は、転職する前に一度、自分のキャリアを見つめ直す時間をとったほうがいいです。

キャリアを選ぶときは「なぜ仕事をするのか?」を明確にしてくださいね。

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まとめ

今回のまとめです。

  • 退職理由は前向きな内容に変換して伝える
  • 退職理由を志望動機につなげる
  • 退職理由を自分に落とし込んでおく
  • 退職理由から仕事に対する考え方をみられる
  • キャリアチェンジ・ステップアップ・スキルアップはNGワード
  • 前職の悪口は絶対に言うべきじゃない

今回は「退職理由が人間関係のときの伝え方」について解説しました。

転職で失敗しないためには、話し方などのテクニックではなく、なぜ転職するのか?、という思考の部分が、めちゃくちゃ大事になります。

退職理由が、不平不満しか出てこない人は、特に気をつけてくださいね。

どこの会社に行っても、必ず何かしらの不満が出てきます。

「不満に耐えてでも、自分はこれを得たい!」

そう思えるようになるまで、自分のキャリアを考えておきましょう。

ひとりで考えるのが難しいなら、転職エージェントなどの、第三者に頼ってみるものアリだと思います。

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