「転職で失敗したくない…」

「転職で失敗が続いている…」

「ブラック企業に転職してしまった…」

このような方に向けて記事を書いています。

結論から言うと、転職で失敗する理由は7つあります。

  1. 労働対価を考えない
  2. 個人の労働対価を高めない
  3. 給与や待遇だけを求める
  4. 既存の就活ルールを疑わない
  5. 他人と同調する
  6. 資本主義の仕組みを知らない
  7. 労働対価を最大化させる方法を考えない

特に、労働対価を考えないのが、致命的な理由です。

今回はこの部分を解説していきます。

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バカが転職で失敗する7つの理由【労働対価を考えろ!】

転職で失敗が続いている人は、以下の7つのアドバイスを実践すれば、失敗しなくなります。

  1. 労働対価を考えろ
  2. 個人の労働対価を高めろ
  3. 給与や待遇だけを求めるな
  4. 既存の就活ルールを疑え
  5. 他人と同調するな
  6. 資本主義の仕組みを知れ
  7. 労働対価を最大化させる方法を考えろ
転職 失敗理由

僕は、転職エージェントのキャリアアドバイザーをやっていますが、転職志望者の多くは、以下のような理由で転職を考えています。

「完全週休2日制がいい」「土日休みがいい」「残業をしたくない」「ホワイト企業がいい」「ノルマがない会社がいい」など。

全部、前職に対する不満ですね。

ここから読み取れる本音は、楽をしたい、働きたくない、大変な思いをしたくない、安定したレールに乗りたい、です。

この人たちは転職で失敗します。

その理由は、どの会社にも何か一つは不満があるからです。

全ての希望が叶う完璧な会社などありません。

会社勤めをする上で、給与や待遇は大切です。

しかし、そんなことよりも、あなた個人の労働価値を考えることが大事です。

この思考を持っている求職者はほとんどいません。

ここからは「バカが転職で失敗する7つの理由」を解説していきます。

労働対価を考えろ

あなたは自分自身の労働対価を考えたことがありますか?

そもそも、労働対価とは何か?

労働基準法の第11条には「この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。」と定義されています。

「労働対価=賃金」となっています。

しかし、ここで大切なのは「労働時間=労働対価」ではないということです。

つまり、「労働時間=賃金」ではないということですね。

もしも、「労働時間=労働対価」なら、1番お金持ちになれるのは、1番長く労働した人になります。

しかし、お金持ちほど労働時間が短いのが現実です。

これはなぜか?

これは「労働対価=提供できる価値の対価」だからです。

労働時間が短くても、労働によって提供できる価値の対価が大きければ、給与も待遇もよくなるということです。

転職先にいろいろ求める前に、自分が何を提供できるのかを考えなければいけません。

提供できる価値がないのに、求めるものは1人前というのは、バカだと思われます。

この思考では、絶対に内定をもらえません。

ですから、転職するときは、自分の労働対価が何に役に立つかを考えましょう。

労働対価の提供先にとって、あなたの希少価値が高ければ、希望も通りやすくなります。

しかし、労働対価が低ければ、何も求めることはできません。

まずは、自分の労働対価を高めることに集中しましょう。

個人の労働対価を高めろ

転職活動において、「労働対価を高める」という思考を持っているか持っていないかは、非常に重要です。

転職 失敗理由

僕の経験からいうと、転職志望者の9割がネガティブな理由で転職活動をしています。

実際にリクナビネクストで発表されている「転職理由と退職理由の本音ランキング」では以下のようになっています。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった
2位:労働時間・環境が不満だった
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった
4位:給与が低かった
5位:仕事内容が面白くなかった
6位:社長がワンマンだった
7位:社風が合わなかった
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した
7位:キャリアアップしたかった
10位:昇進・評価が不満だった

「キャリアアップしたかった」以外の理由はすべて不満ですね。

今の職場の給与や待遇よりも、もっといい環境で働きたいというのが、転職志望者の本音です。

しかし、この思考は危険です。

僕が会ってきた転職をくり返す人の傾向をみると、転職をくり返すごとに、どんどん待遇の悪い会社に落ちていっていました。

この原因は「自分の労働対価を高める」という思考が欠如しているからです。

目先の不満から逃げたい気持ちはわかります。

しかし、楽をしたいという理由での転職は、5年後、10年後の自分の首をしめることになります。

転職で失敗したくないなら、転職の目的を「個人の労働対価を高める」にしたほうがいいです。

給与や待遇だけを求めるな

先ほどのリクナビネクストの調査結果をみてもわかりますが、転職理由で多いのは、労働時間・労働環境・給与・昇進・評価などです。

給与や待遇面の不満ですね。

「労働時間=給与」の思考だと、この発想になります。

しかし、労働時間をお金に換えるという考えだと、転職は失敗します。

先ほどお伝えしたとおり、「給与=提供できる価値の対価」です。

自分が提供できる対価を無視して、給与や待遇ばかりを優先していると、ブラック企業の求人に引っかかります。

本来の自分の市場価値では、絶対にもらえない高収入や、一流企業のような高待遇につられて、ブラック企業に応募してしまうのです。

何のスキルもないのに月給30万円以上、何も経験がないのに超ホワイト企業のような待遇など。

これはかなり怪しいですね。

どこかで、自分の市場価値の低さを受け入れないといけません。

希望や条件が多少合わなくても、自分の市場価値を高めるための転職をしたほうが安全です。

給与や待遇ばかりを追い求めると転職で失敗します。

既存の就活ルールを疑え

あなたはどのように就活をしましたか?

大手転職サイトに登録をして、人気の企業にエントリーして、全員とお揃いのリクルートスーツを着て、面接をして、内定をもらう…。

これが就活のスタンダードです。

転職 失敗理由

2020年卒マイナビ大学生就職意識調査で発表された「応募企業を選ぶポイント」のアンケート結果は以下のとおりです。

1位:安定している会社
2位:自分がやりたい仕事(職種)ができる会社
3位:給料の良い会社
4位:これから伸びそうな会社
5位:勤務制度・住宅など福利厚生の良い会社
6位:休日・休暇の多い会社
7位:働きがいのある会社
8位:社風が良い会社
9位:自分の能力・専門を活かせる会社
10位:転勤のない会社

この調査結果をみると、安定、給与、福利厚生、休日、社風、転勤がない、などが目立ちます。

めちゃくちゃ安定志向ですね。

逆に「行きたくない会社」のアンケート結果は以下のとおりです。

1位:ノルマのきつそうな会社
2位:暗い雰囲気の会社
3位:休日・休暇のとれない(少ない)会社
4位:転勤の多い会社
5位:仕事の内容が面白くない会社
6位:残業が多い会社
7位:給料の安い会社
8位:体質が古い会社
9位:大学・男女差別のありそうな会社
10位:財務内容の悪い会社

この調査結果をみると、自分を成長させるために就職するという思考が欠如しているのがわかります。

安定した会社で楽をしたい、でも給与や休日はたくさんほしい、残業や転勤は絶対にイヤだ、社風の良い会社なら尚いい、みたいな感じです。

各メディアが報じる人気企業ランキングなどの影響で、安定した会社で楽をしたいという人が増えています。

しかし、それが本当に自分の安定になるのでしょうか?

今の時代は、大手上場企業が終身雇用の崩壊を発表したり、45歳以上の大量リストラをおこなったりしています。

つまり、今は安定した会社に入社しても、将来どうなるかはわからないということです。

では、何が安定になるのか?

それは、個人のスキルや経験です。

個人の労働価値が高ければ、いつでも好条件で転職できます。

大切なのは「いつでも転職できる状態」にしておくことです。

ですから、これまでの就活のルールを疑ってください。

学校の先生、親、会社の上司や先輩など、彼らが言うことを鵜呑みにしてはいけません。

就活の本質は「自分の労働対価を最大化できる会社を選んで、入社するために応募する」です。

これを軸に活動すれば、失敗するリスクは最小限に抑えられます。

他人と同調するな

他人と同調すると、転職で失敗します。

その理由は、人それぞれ特性が違うからです。

日本の学校教育では、周りと同じであることが正義でした。

しかし、その価値観を転職活動に適用すると失敗します。

人にはそれぞれ得意なことがあります。

細かい作業が得意、身体を動かすのが得意、人をまとめるのが得意、企画するのが得意、交渉するのが得意、戦略を考えるのが得意、新しいことに挑戦するのが得意、コツコツ続けるのが得意、など。

他人と同調して、自分の特性と真逆の仕事を選んでしまうと、不幸になります。

何にストレスを感じるのかも、人によって違います。

家庭環境、友人関係、学校、部活、習い事、趣味嗜好など、今までの経験の積み重ねで、人格が形成されます。

1人として同じ人間は存在しません。

ですから、仕事を選ぶときは「皆がやっているから」という理由だと危険です。

他人ではなく、自分個人に目を向けてください。

つまり、自己分析がめちゃくちゃ大事だということです。

周りが何をしていようが関係ありません。

自分は何が得意で、何ができて、何にストレスを感じるか?

自分の労働対価を最大限にするためには、どんな選択をするべきか?

これらをしっかりと考えて転職活動をしましょう。

資本主義の仕組みを知れ

資本主義の仕組みを知らないまま、転職活動をすると失敗します。

ここでの失敗の定義は「市場価値が上がらない」とします。

転職 失敗理由

お金がどうやって生み出されるかを知らないと、自分の市場価値を高めるための選択はできません。

世の中には、儲かるビジネスと儲からないビジネスが存在します。

この指標でよく使われるのが「1人当たりの労働生産性」です。

これは、1人の従業員が、どれだけの成果(利益)を会社に生み出せるかをはかる指標です。

たとえば、飲食店と広告会社では、この労働生産性に圧倒的な開きがあります。

TKC経営指標(BAST)が公開しているデータによると、食堂・レストラン業の1人当たりの限界利益は354万円で、広告業は1,380万円になります。

この差は3.8倍です。

つまり、飲食業と広告業では、儲かりやすさが3.8倍も違うのです。

どちらの業界に就職すれば、あなたの市場価値が高くなりやすいかは、わかりますよね?

一般的には、誰でもできる仕事の価値は低く、できる人が少ない仕事の価値は高くなります。

当たり前ですよね。

どちら側の人間を目指すかで、あなたが就職する会社は決まります。

ちなみに、あなたは資本主義の仕組みを理解していますか?

そもそも資本主義とは「資本家のお金を増やすための仕組み」です。

これを知らない人が多いです。

日本の学校教育では、資本主義のことを教えないので、仕方がありません。

何が言いたいかというと、資本主義社会では、資本家にならない限り、勝ち抜けできないということです。

つまり、会社員のままでは、一生社畜なのです。

本気で労働者から抜け出したい人は、個人で稼ぐスキルを身に付ける必要があります。

そして、それが1番の安定になります。

労働対価を最大化させる方法を考えろ

結局、転職で失敗しないために1番大切なのは「労働対価を最大化させる方法を考えること」です。

これを軸に転職すれば失敗しません。

まずは、今の自分の労働対価が何か整理します。

その次に、その労働対価を最大化させる方法を考えます。

どの業界がいいか、どの会社がいいか、どんな仕組みに乗るといいか。

1の労働を5、10、100にする方法を考えましょう。

労働対価には「営業力」「販売経験」「リーダー経験」「サポート力」「プログラミングスキル」など、様々なものがあります。

この労働対価をどこに乗せれば最大化するのかを考えるのです。

たとえば、先ほど紹介した「TKC経営指標(BAST)」を確認して、労働生産性の高い業界を選ぶのも一つの方法です。

客観的な視点で、自分の労働対価を見つめましょう。

ひとりで考えるのが難しい場合は、転職エージェントなどに登録して、アドバイザーから助言をもらうのも一つです。

転職のプロからの意見は聞いておいて損はないと思います。

まとめ

最後に、今回紹介した「バカが転職で失敗する7つの理由」をまとめておきます。

  • 労働対価を考える
  • 個人の労働対価を高める
  • 給与や待遇だけを求めない
  • 既存の就活ルールを疑う
  • 他人と同調しない
  • 資本主義の仕組みを知る
  • 労働対価を最大化させる方法を考える

転職で失敗しないための本質的な部分を紹介しましたので、何度も読み返して落とし込んでいただければと思います。

目先の希望や不満にとらわれすぎず、長期的な視点で自分の労働対価を考えることが重要です。

労働対価を最大化させる方法を考え続けて行動すれば、転職で失敗する可能性はかなり低くなります。

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