この記事には「営業職の志望動機をつくろうとしている若者へのアドバイス」をまとめてあります。

結論から言うと、営業職の志望動機をつくるコツは以下の6つです。

  • 何を営業職で活かせるかを伝える
  • その会社を志望する理由を伝える
  • 営業職に対する覚悟を伝える
  • コミュニケーション能力をアピールする
  • その会社の商品を扱いたい熱意をアピールする
  • PDCAをまわせることをアピールする

僕は、転職エージェントのキャリアアドバイザーをしていますので、選考通過する志望動機と選考落選する志望動機の違いも解説していきます。

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営業職の志望動機を考えるときの3つのポイント

営業職の志望動機を考えるときのポイントは3つあります。

  • 入社後、何を営業職で活かせるか?
  • なぜ、その会社を志望するのか?
  • 営業職に対する覚悟はあるか?
営業職志望動機

志望動機が自分の希望ばかりになっている人がいます。

「土日休みだから」「残業が少なそうだから」「福利厚生が充実してそうだから」「会社が安定してそうだから」など。

これだと落選します。

もの凄い実績がある人なら、その能力と引き換えに希望条件を提示しても大丈夫です。

しかし、たいした実績がない人、ましてや営業未経験の人なら、これは論外です。

営業職の志望動機は、企業に対して、あなたの何を提供できるかを軸に考えていきましょう。

ここからは、営業職の志望動機を考えるときの3つのポイントをそれぞれ解説していきます。

入社後、何を営業職で活かせるか?

志望動機では、あなたの今までの経験の中で、何を営業職で活かせるかを伝えましょう。

例えば、こんな感じです。

居酒屋のアルバイトで売上ランキング1位になりました。

その際に工夫したことは、毎日接客ロープレを行って、トーク力を磨きました。

さらに、お客様のドリンク残量を常に確認して注文ロスをなくしたり、退店の気配があれば、席の回転数が悪くならないようにほかのスタッフと連携して会計や片づけをスピーディーに対応できるように取り組みました。

そのため、お客様が何を求めているかを常に考えて行動する習慣が身についています。

営業職として採用していただいた際は、この経験が活かせるのではないかと考えています。

このように、あなたのこれまでの経験を営業職に結びつけて伝えると、面接官に入社後のあなたが営業職として活躍している姿をイメージしてもらえます。

これで面接通過率は上がります。

なぜ、その会社を志望するのか?

同じ営業職でも、会社によってお客様や商品が違います。

さらに、会社の考え方によって、営業手法もまったく異なります。

そのため、なぜその会社を志望するか?を伝えるのはとても大切です。

たとえば、新規開拓営業とルート営業では、求められる能力や特性が全然違います。

新規開拓営業では、断られてもどんどん挑戦できる特性が求められるので、「積極的にチャレンジして、圧倒的に成長したい!」などの志望動機が好まれます。

ルート営業では、お客様と長期的な信頼関係を築く特性が求められるので、「お客様と密な関係を築いて、満足し続けていただきたい」などの志望動機が好まれます。

志望動機をつくるためには、志望する会社のことをしっかり理解して、どのような人材が営業職に求められているかを把握しておく必要があります。

営業職に対する覚悟はあるか?

営業職は成果を求められる職種です。

チームの売上目標や個人の売上目標が設定されている会社がほとんどです。

そのため、営業職をやる上では覚悟が必要です。

精神的に追い詰められても、仕事を続けられる覚悟がなければ、営業職は務まりません。

この覚悟が面接官に伝わらなければ、落選します。

覚悟をアピールするのに効果的なのは、挫折経験とそれを乗り越えた経験です。

例えば、こんな感じです。

高校で野球部に入部しましたが、2年間試合に出ることができませんでした。

しかし、諦めることなく毎朝6時からの朝練と、部活終了後の自主練を継続した結果、3年生でレギュラーになることができました。

この経験を活かして、御社でも結果が出るまでひたむきに努力し続け、営業職として活躍できる人材になりたいと考えております。

このように挫折経験を志望動機に盛り込むことで、営業職への覚悟が面接官に伝わります。

営業職の志望動機に盛り込むべき3つの要素

社会人未経験や営業未経験の人の場合、営業職として直接アピールできる実績や経験がありません。

では、何をアピールすればいいのか?

それは、営業職として活躍できるだけの人材のポテンシャルです。

営業職志望動機

営業職の本質は、「お客様の課題を把握し、その課題を解決するための商品を提案して販売する職業」です。

この点を踏まえると、志望動機には以下の3つの要素を盛り込むのが効果的です。

  • コミュニケーション能力をアピールできる内容
  • その会社の商品を扱いたい理由と熱意
  • PDCAをまわす習慣があること

ここからは、それぞれ解説していきます。

コミュニケーション能力をアピールできる内容

想像はつくと思いますが、営業職にはコミュニケーション能力が必須です。

相手が興味を持つ話題を提供して会話を盛り上げたり、会話の中で相手が何を求めているかを把握したりする能力です。

さらに、自分が伝えたい内容を相手に伝わるように話す能力も求められます。

営業職には、ヒアリング力と提案力がめちゃくちゃ重要です。

そのため、あなたの強みの中で、これをアピールする必要があります。

具体的には、友人から悩み相談をよく受ける、相手の話を聴くのが得意、相手を説得するのが得意、などです。

その会社の商品を扱いたい理由と熱意

同じ営業職でも、会社によって扱う商品は全然違います。

そのため、ただ単に「営業職がやりたい」よりも「御社の〇〇の商品を販売したい」のほうが、面接官の心に響きます。

どうしてその会社の商品を扱いたいか?

これをしっかり伝えるのがポイントです。

ここで大切なのは、単に商品が好きだからという個人的な感想ではなく、ビジネス視点での商品の強みや価値を伝えることです。

その商品が開発された意図や経緯を調べておくのがおすすめです。

提供する側の目線で、商品の社会的な価値も伝えられると、商品への熱意が伝わります。

PDCAをまわす習慣があること

営業職で成果を出すためには、PDCAをまわす習慣が必要です。

「計画→実行→検証→行動」を高速でまわし続けないと、成果は出ません。

たとえば、「契約が取れる」「契約が取れない」には必ず理由があります。

なぜ今の結果になっているか?を常に把握して、改善するためには何が必要か?を考えて、そのための行動を実行しまくるのです。

あなたの経験から、これをアピールすると、選考通過率が上がります。

部活、アルバイト、受験勉強、テスト勉強、資格取得など、目標に対して努力した経験をアピールしましょう。

無意識に「計画→実行→検証→行動」をやっているはずなので、それを思い出して整理し、自己PRに盛り込むと効果的です。

営業職の志望動機の例を9つ紹介!

ここでは、営業職の志望動機の例を9つ紹介します。

営業職志望動機

あなたの志望動機をつくるときの参考にしてくださいね。

営業職の志望動機【 例1:居酒屋アルバイト】

私は居酒屋でホールスタッフのアルバイトを3年間経験してきました。お客様への接客やメニューの提案などを経験して、対人コミュニケーションスキルを身に付けました。また、アルバイトを始めたばかりの頃は、メニューの説明や提案がうまくできなかったため、毎日自宅で練習したり、先輩にロープレを付き合ってもらったりして努力した結果、お店の売上アップにつながりました。この経験から、成果を出すために日々業務を改善する習慣が身に付きましたので、御社でもこの経験を活かして成果が出るまで圧倒的に努力して、営業職として活躍できる人材になりたいと考え、志望させていただきました。

営業職の志望動機【 例2:販売員アルバイト】

販売店でアルバイトをしていたときに、店頭での商品の売れ行きを調べて、その情報をもとにお客様に商品を提案し、結果的に売上アップに貢献できて、それが評価されました。この体験に面白さを感じて、営業職に強い興味を持ちました。

営業職の志望動機【 例3:アパレル企画】

私が御社の営業職を志望する理由は、営業職のスキルを身に付けて、どこに行っても活躍できる人間になりたいと考えたからです。前職ではアパレル企業で商品企画の仕事をしており、季節ごとに開催される展示会ではバイヤーへの商品説明や商品提案を行い、相手の要望を把握して商品提案するというスキルを身に付けました。社内では営業やデザイナーと密にコミュニケーションをとり、社内の業務が円滑に回るように努めてきま知った。また、業務に役に立つような資格は自学自習して取得し、縫製やデザインを学ぶために休日は専門学校にも通っていました。今後はコミュニケーション能力や目標に対して努力する習慣を活かして、営業職として活躍できる人材になりたいと考え、御社を志望させていただきました。

営業職の志望動機【 例4:無形商材営業】

私が御社の営業職を志望した理由は、様々な業界の企業様に対して、幅広い商材やサービスを提案できる点に魅力を感じたからです。私は、圧倒的な営業力を身に付け、どんな商品でも売れる営業マンになりたいと考えております。御社の営業職はコンサルタントとして、企業様の営業の課題を解決する仕事であることを知りました。企業様の営業課題を解決するためには、私自身の営業力が必要不可欠になります。そのため、営業力を身に付けて、その営業力を活かして企業様に貢献貢献できる営業マンになりたいと思い、御社の営業職を志望しております。

営業職の志望動機【 例5:シューズショップ店員】

私が御社の営業職を志望する理由は、法人営業として長期にわたり活躍できる人材になるためです。私は5年間シューズショップの販売員をしており、接客業務や店舗運営に携わってきました。その中で、お客様への対人コミュニケーションスキルを身に付けました。また、店舗の売上目標を達成するために、お客様への商品提案トークやディスプレイを工夫し、日々の業務に取り組んでいました。この経験を活かして、日々努力を怠らず、御社の営業職として売上目標を達成し続けられる人材になりたいと考え、志望させていただきました。

営業職の志望動機【 例6:法人営業】

私が御社の営業職を志望する理由は、関わった人から「次回も〇〇くんにお願いしたい」と言われる存在になりたいと考えているからです。そのためには、誰からも信頼される必要があり、お客様から信頼を得るために、コミュニケーション力、ヒアリング力、提案力、知識、経験が必要だと感じています。御社に入社した際には、誰よりも努力して積極的に先輩社員に聞きに行き、一日でも早く一人前になりたいと考えております。

営業職の志望動機【 例7:新規開拓営業】

私が御社の営業職を志望する理由は、自分の頑張りで成果を出せれば、それがインセンティブとなって評価される点です。私は企業選びの軸に収入を挙げています。その理由は、両親に恩返しとして一軒家をプレゼントしたいと考えており、そのためには収入が必要だと考えているからです。また、私は人に相談されることが多く、その相談を解決することに、いつも達成感を感じています。自分のこの特性を活かして、お客様の課題を見つけて、それを解決するという営業の仕事で成果を出していきたいと思い、志望させていただきました。

営業職の志望動機【 例8:経営者相手の営業】

私が御社の営業職を志望する理由は、形のない商品を自分の力だけで売ることができる営業力を身に付けたいからです。御社は多くの企業様や人と関わることができますので、その環境で仕事ができれば、御社とともに私も成長できるのではないかと考えました。また、営業相手が経営者になりますので、経営層と仕事ができることも魅力に感じています。経営者を相手に仕事をすることで、自身の営業力だけでなく、人間力も身につくと思い、御社を志望させていただきました。

営業職の志望動機【 例9:人事経験者】

前職では新卒入社で人事部に配属され、5年間新卒採用の業務をおこなっておりました。御社の営業職を志望した理由は、採用業務を通して、就職に悩む個人の課題と自社の採用課題を解決できる点にやりがいを感じ、採用に悩む多くの企業の課題を解決したいと考えたからです。また、新卒採用で身に付けた対人スキルが、御社の法人営業でも活かせると思い、今後は御社の営業職として活躍したいと考え、志望させていただきました。

まとめ

最後に、営業職の志望動機をつくるコツをまとめておきます。

  • 何を営業職で活かせるかを伝える
  • その会社を志望する理由を伝える
  • 営業職に対する覚悟を伝える
  • コミュニケーション能力をアピールする
  • その会社の商品を扱いたい熱意をアピールする
  • PDCAをまわせることをアピールする

今回は、営業職の志望動機をつくるときの考え方をお伝えしました。

選考通過のコツは、自分の希望ばかりを主張せず、自分が何を提供できるのかを伝えることです。

あとは、一貫性です。

これまでのあなたの人生の延長に営業職のキャリアがないと、一貫性に欠けると判断されて落選します。

志望動機の例も紹介してありますので、そちらをベースにして、あなたの志望動機をつくってみてくださいね。

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