「事務職から転職したい…」
「事務からIT業界に転職したい…」
「営業事務からキャリアアップしたい…」
このような方に向けて記事を書いています。
新卒で事務職に就職し、事務職の仕事を頑張っている20代の女性はたくさんいます。
でも事務職を続けているうちに、『キャリアアップが難しい…』『人間関係が悪くなってきた…』などの理由から、事務職からの転職を考える人も多いです。
この記事では『事務職からIT業界に転職した私の体験談』を紹介しますので、事務職から転職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
記事を書いている私は28歳まで製造業の営業事務でした。その後、IT業界に転職してキャリアアップに成功しました。現在はWeb広告運用の仕事をしています。
この記事では、元事務職の私の体験談をもとに『事務職からIT業界に転職して良かった理由』から『事務職から転職で失敗しない方法』までを解説します。
この記事を読めば、事務職からIT業界に転職した後のリアルや、事務職から転職するための具体的なステップがわかりますよ。
3分で読める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
- 1 事務職からIT業界に転職したきっかけ:将来性と成長を求めて
- 2 事務職からIT業界に転職して仕事のモチベーションが格段に上がった
- 3 Web広告運用の仕事は自分が会社に貢献していることを実感させてくれる
- 4 事務職からIT業界に転職する最大の魅力はスキルアップと自己成長
- 5 私が事務職から転職したい人にIT業界をおすすめする理由
- 6 事務職からIT業界に転職するためにやったこと【私の体験談】
- 7 IT業界に転職できたのは事務職を経験したおかげ。本当に感謝しています
- 8 事務職からの転職が厳しいと感じる理由は転職そのものを目的にしてしまうから
- 9 まとめ:事務職からIT業界に転職するなら今すぐに行動しておくのが安全です
事務職からIT業界に転職したきっかけ:将来性と成長を求めて
私が事務職からIT業界への転職を決意したのは、28歳のときでした。
新卒で製造業の事務職に就職し、営業事務として6年間働いていました。
当時の私は、安定した職場環境に満足し、特に大きな不満はありませんでした。
毎日、伝票の処理や見積書の作成、電話対応といった業務をこなす日々が続いていました。
しかし、次第に「このままでいいのだろうか…」という疑問が心に芽生えるようになりました。
社長が息子に代替わりし、社内の雰囲気が微妙に変わり始めた頃、私の中でその疑問はますます大きくなりました。
人間関係のぎくしゃくとした空気が漂い、仕事に対するモチベーションが下がっていったのです。
そんな中、母親から祖母の介護のために実家に戻ってきてほしいという話があり、将来のことを真剣に考えるようになりました。
「このまま、ただ安定を求めて働き続けるだけでいいのか?」というモヤモヤが、日に日に大きくなっていきました。
私は自分のキャリアに不安を感じ始め、「20代のうちに転職して、スキルが身につく仕事を選びたい」と思うようになりました。
IT業界は未経験ながらも、その成長性と将来性に魅力を感じ、思い切ってチャレンジすることを決意したのです。
不安もありましたが、「今、行動しなければ後悔する」と自分に言い聞かせ、私は新しい道を進むことを決めました。
この決断が、私のキャリアを大きく変える第一歩となったのです。
事務職からIT業界に転職して仕事のモチベーションが格段に上がった
IT業界に転職して最初に感じたのは、自分の成長を実感できる環境が広がったことでした。
事務職では、毎日同じ業務を繰り返すことが多く、スキルアップの機会は限られていました。
しかし、IT業界では日々新しい挑戦が待っており、それが私にとって大きなやりがいとなりました。
特に印象的だったのは、転職先のITベンチャー企業での新入社員研修です。
未経験者である私にも丁寧な指導があり、安心してスタートを切ることができました。
また、同年代の社員が多く、共に切磋琢磨しながら成長できる環境は、前職とは比べ物にならないほど働きやすさを感じさせてくれました。
さらに、ベンチャー企業ならではの「挑戦を恐れない」文化も、私には非常に刺激的でした。
失敗を恐れずに新しいことに取り組む姿勢が社内に根付いており、それが私自身の成長にもつながっていると感じます。
この環境で、私は自分の限界に挑戦し続けることができると確信しました。
IT業界への転職を通じて、自分のスキルがどんどん磨かれていく実感を得られたことは、転職して本当に良かったと感じる理由の一つです。
毎日が新しい発見と挑戦の連続であり、私の仕事に対するモチベーションは格段に上がりました。
Web広告運用の仕事は自分が会社に貢献していることを実感させてくれる
現在、私はIT業界でWeb広告運用の仕事をしています。
この業務で感じるやりがいは、自分の手で結果を出すことができるという点にあります。
事務職時代には、業務の成果が見えにくく、達成感を感じる機会は少なかったのですが、今は違います。
私の提案や施策が直接、顧客獲得や売上に結びつくことが、この仕事の大きな魅力です。
初めて自分が手がけた広告キャンペーンが成功したとき、「自分の力で結果を出したんだ」と実感し、心の底から喜びを感じました。
これまでの経験やスキルを活かしながら、IT業界のスピード感に合わせて成長できることは、何よりのやりがいです。
また、IT業界は日々進化しており、新しい技術やトレンドが次々と登場します。
そのため、常に学び続けなければなりませんが、それが逆に私のモチベーションを高めています。
学んだことがすぐに仕事に活かされ、結果を出すことで、さらに成長していける環境が整っています。
「自分が会社に貢献している」という実感が、私の仕事への誇りとなり、毎日の業務に対する意欲を引き出してくれます。
IT業界で働くことは、私にとって自己実現の場となっているのです。
事務職からIT業界に転職する最大の魅力はスキルアップと自己成長
IT業界に転職してから、私は自分のスキルアップを強く実感しています。
特に、Web広告運用の仕事を通じて、データ分析やマーケティングの知識を深めることができました。
事務職時代に習得したExcelスキルが、広告の費用対効果を分析する際に非常に役立っています。
「あの時、MOSを取っておいて良かった」と何度も感じました。
さらに、IT業界では新しい技術やツールが次々と登場し、それをキャッチアップすることが求められます。
私はこの変化をチャンスと捉え、常に学び続ける姿勢を持つように心がけています。
たとえば、SNS運用に関しては独学で勉強を続けながら、実践の中で試行錯誤を繰り返し、徐々に成果を出せるようになりました。
このように、日々の業務を通じてスキルアップを実感できる環境で働くことで、私は自信を持って新しい挑戦に取り組むことができています。
IT業界は、努力した分だけ成果が返ってくる場所であり、その過程で自己成長を感じられるのが最大の魅力です。
「やる気があれば、どんどん成長できる」というIT業界の文化は、私にとって大きな励みとなっています。
事務職時代には想像もできなかったほどの自己成長を感じることができ、日々の業務に対するやりがいも格段に増しています。
私が事務職から転職したい人にIT業界をおすすめする理由
もし、あなたが事務職での将来に不安を感じているなら、私はぜひIT業界への転職をおすすめします。
IT業界は成長のスピードが速く、常に新しい挑戦が待っている場所です。
特に、スキルアップを目指している人にとっては、最適な環境だと感じています。
私が感じたのは、IT業界では自分の努力がそのまま成果に繋がるということです。
新しい技術や知識を学び、それを仕事に活かすことで、自己成長を実感できるのは非常に大きな魅力です。
また、IT業界は若い人が多く、チームワークを大切にする文化が根付いているため、仲間と一緒に成長できる環境が整っています。
事務職からの転職に不安を感じるかもしれませんが、「一歩踏み出せば、自分の世界が広がる」ということを私は実感しました。
IT業界で働くことで、私のキャリアは大きく広がり、新しい可能性が次々と見えてきました。
転職を考えているなら、ぜひ一度、IT業界を検討してみてくださいね。
きっと、新しい挑戦と成長の機会があなたを待っていますよ。
次章からは、私がどうやって転職活動を進めていったのかを中心に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
事務職からIT業界に転職するためにやったこと【私の体験談】
事務職からIT業界に転職するためには、具体的に何をすればいいのか?
結論をいうと、転職エージェント経由で転職するのが1番おすすめです。
事務職で働いた経験しかない人が、自分ひとりで転職活動を進めてしまうと、すぐに転職先が決まらない、ブラック企業を選んでしまう、などの失敗のリスクがあります。
実際に元事務職の私も最初は自分ひとりで転職活動しましたが、なかなか転職先が決まらずに、すごく悩みましたからね。
転職活動を始めるにあたって、次の準備ができないなら、迷わず転職エージェントを頼るのがおすすめです。
- 事務職の経験を活かせる仕事を選べますか?
- 事務職から転職した事例の多い求人を探せますか?
- 事務職の経験の中からアピールポイントを絞れますか?
- 事務職の経験を魅力的に伝える履歴書や職務経歴書を作れますか?
上記の内容を準備しておかないと、転職で失敗するリスクが高いです。
とはいえ、これらを全部ひとりでやるのは、ちょっと大変ですよね?
実際に28歳まで事務職だった私の場合も、自分ひとりで転職活動してみた結果、自分に合う仕事がわからなくて時間だけが過ぎてしまい、「このままだと転職できない…」と痛感しました。
転職エージェントを利用すれば、担当のキャリアアドバイザーが自分にあった求人をピックアップしてくれて、書類応募から面接日程の調整まで全部やってくれるので、働きながらでも楽に転職活動を進めていけますよ。
私の場合は自分に合う職種がわからなかったので、キャリアアドバイザーの方にカウンセリングをしてもらって、自分の強みや経験を活かせるIT業界の求人を紹介してもらえたのが特に良かったですね。
最初は「IT業界の仕事=ITエンジニア」というイメージでしたが、ITサポート事務やWeb広告運用、IT営業などの職種も紹介してもらえたことで、転職先の選択肢が広がりました。
このおかげで、最終的に私はホワイト環境のIT企業に転職することができ、その2年後には自社のWeb広告運用を任されるほど知識やスキルが身につきました。
私の経験からもわかるとおり、事務職からIT業界に転職する場合は、とりあえず転職エージェントに相談してみるのがおすすめですよ。
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IT業界に転職できたのは事務職を経験したおかげ。本当に感謝しています
IT業界で新たなキャリアを歩んでいる今でも、私は事務職での経験に感謝しています。
あの時期がなければ、今の私も存在しなかったと感じるからです。
毎日、伝票の処理や見積書の作成、電話対応といった業務をこなしていた頃のことを思い出すと、単調に感じる一方で、一つ一つの作業が確かに私を成長させてくれていました。
ExcelやWordといった基本的なPCスキル、データを正確に扱う慎重さ、そして何より、チームとして働くことの重要性を学びました。
これらのスキルは、今でも私の土台としてしっかりと根付いています。
28歳で事務職を辞め、IT業界への転職を決意したとき、不安がなかったわけではありません。
しかし、「今ならもっとできる」と感じられたのも、事務職で積み重ねた経験があったからこそです。
新しい環境で、Web広告運用の仕事に挑戦する中で、事務職で培ったスキルが役立つ場面が幾度となく訪れました。
データ分析の際、事務職時代に取得したMOS資格が思わぬ形で私を支えてくれました。
「あのときの経験が、ここでも生きるんだ」と実感した瞬間、私は事務職での日々を改めて誇りに思いました。
IT業界に転職して新たなスキルを磨きながらも、事務職での経験があったからこそ、今の私があるのだと強く感じています。
事務職は決して「過去の仕事」ではなく、今の私を支えてくれる大切な基盤です。
だからこそ、事務職を経験できたことへの感謝とリスペクトは、これからも変わることはありません。
事務職からの転職が厳しいと感じる理由は転職そのものを目的にしてしまうから
転職活動を始めた当初、私は「事務職を辞めて、他の仕事に就ければそれでいい」と思っていました。
転職さえできれば、すべてがうまくいくと考えていたのです。
しかし、その思い込みが、私を何度も立ち止まらせる原因となっていました。
転職をゴールと考え、そこにすべてを賭けていたからこそ、厳しさや不安が際立って感じられたのです。
最初の面接で「なぜ転職を考えたのですか?」と質問されたとき、私は答えに詰まりました。
「事務職に飽きたから」「新しいことをやってみたいから」そう言葉にしたものの、その理由があまりにも浅はかで、自分でも納得できないものでした。
その瞬間、面接官の表情が変わり、「本当にこの人は転職して成功するのだろうか?」と思われている気がしました。
「このままではダメだ」と思い、改めて自分のキャリアについて深く考えました。
そして気づいたのは、私が転職そのものをゴールにしていたことでした。
新しい仕事に就くことがゴールではなく、その仕事を通じて自分がどう成長し、どんなキャリアを築きたいのかを考えるべきだったのです。
それを見失っていたために、転職活動がこんなにも苦しく、厳しいものに感じられていたのだと悟りました。
「転職はスタートラインでしかない」
そう自分に言い聞かせると、目の前の霧が少しずつ晴れていくような感覚がありました。
新しい業界でどんなスキルを身につけたいのか、どんな価値を提供できるのか、そしてその結果、どんな自分になりたいのかを明確にすることで、転職活動は大きく前進しました。
その後、私はIT業界に転職し、Web広告運用の仕事に就くことができました。
毎日が新しい挑戦の連続で、やりがいを感じながら働くことができています。
事務職からの転職が厳しいと感じるのは、単に転職そのものを目的にしてしまうからです。
転職はただの通過点であり、その先にあるキャリアと成長を見据えることで、初めてその厳しさを乗り越えることができるのです。
今、もしあなたが転職を考えているなら、まずはその先にある自分の未来をしっかりと見つめてください。
その視点を持てば、きっとIT業界という新しい世界にも自信を持って飛び込んでいけるはずです。
まとめ:事務職からIT業界に転職するなら今すぐに行動しておくのが安全です
今の段階で「事務職から転職したい…」と思っている方は、今すぐに行動しないと手遅れになる可能性もあるので、注意してくださいね。
事務職から転職するなら、理想は『25歳前後』です。
30代に近づくほど、書類選考が通りにくくなりますからね。
あなたの会社の先輩や上司は、5年後10年後の未来のあなたです。
これに納得できないなら、今すぐ行動して、徐々に変えていくしかないですね。
この記事を書いている私も、事務職からIT企業のWeb広告運用に転職できたわけですから、ほとんどの方が転職できるはずです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
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