美容師から転職して年収230万アップした体験談【24歳の元美容師】

「美容師から異業種に転職したい…」
「美容師の転職先が知りたい…」
「美容師から営業に挑戦したい…」

このような方に向けて記事を書いています。

専門学校を卒業して、新卒で美容師に就職し、美容師の仕事を頑張っている20代の方はたくさんいます。

でも美容師を続けているうちに、『労働時間が長い…』『もっと給料が欲しい…』などの理由から、美容師からの転職を考える人も多いです。

この記事では『美容師からIT営業に転職した僕の体験談』を紹介していますので、美容師から転職したい方の参考になれば幸いです。

記事を書いている僕は24歳まで年収250万円の美容師でした。その後、IT業界に転職して年収480万円になり人生が変わりました。現在はWeb制作会社で営業職をやっています。

この記事では、元美容師の僕の体験談をもとに『美容師からIT営業に転職して良かった理由』から『美容師から異業種への転職で失敗しない方法』までを解説します。

この記事を読めば、美容師からIT営業に転職した後のリアルや、美容師から転職するための具体的なステップがわかりますよ。

3分で読める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

美容師からIT営業に転職したきっかけ

僕が美容師として働き始めたのは、専門学校を卒業してすぐのことでした。

新卒で入社した美容院では、アシスタントとして一年、スタイリストとして三年間働きました。

仕事は朝から晩まで忙しく、常にお客様対応や技術向上のための練習に追われる日々が続きました。

正直、最初はやりがいを感じていました。

「自分のセンスを表現できる仕事だ」と思っていたんです。

でも、次第にその感覚は変わっていきました。

特に辛かったのは、休日がほとんどないことでした…。

毎週のように勉強会や研修に参加しなければならず、家でゆっくり過ごす時間が全く取れませんでした。

友人と遊ぶ機会も減り、「自分の人生はこれでいいのか」と考えるようになったのです。

それに加えて、給料の低さも悩みの種でした。

どれだけ働いても、月給21万円程度…。

これでは、将来の夢や目標を実現するのは難しいと感じました。

「もっと収入が増え、スキルも磨ける仕事はないだろうか？」

そんな思いが強くなっていきました。

そして、ふと目にしたのがIT業界の求人広告でした。

「未経験歓迎」「年収アップも可能」といった言葉が僕の心に刺さりました。

「もしかして、これが自分の転職先かもしれない」と思い始めたのです。

悩み抜いた末、24歳のとき、ついに美容師を辞める決意をしました。

「このままじゃダメだ」と自分に言い聞かせ、未経験からでも挑戦できるIT営業に転職しようと思いました。

美容師からIT営業に転職して良かったこと：働きやすさとスキルアップ

美容師からIT営業に転職して、まず感じたのは「働きやすさ」でした。

IT業界に入ってすぐに、労働環境の違いに驚かされました。

以前の美容師の仕事では、朝から晩まで働き詰めで、自分の時間なんてほとんどありませんでした。

それが、IT業界では定時で帰れる日が多く、週末もきちんと休めるようになったんです。

初めて定時に帰れた日のことは、今でも鮮明に覚えています。

「こんなに早く帰れるんだ…」と、仕事を終えて家に戻ったときのほっとした気持ちは今でも忘れられません。

心にも体にも余裕が生まれ、日々の生活が一気に楽しくなりました。

それだけでなく、IT業界では新しいスキルを学ぶ機会も豊富にありました。

美容師時代には想像もしていなかった技術や知識を習得できることが嬉しくて、毎日が刺激的でした。

自分が成長している実感があり、「この道に進んで正解だった」と心から思えるようになりました。

プライベートの時間も増え、趣味や自己投資にも時間を割けるようになりました。

友人たちとも以前よりも頻繁に会えるようになり、人間関係も充実してきました。

IT業界に転職して、本当に良かったと感じています。

IT業界の営業職として働く現在の仕事のやりがい

現在、僕はIT業界で営業職として働いています。

企業に対してホームページ制作の提案を行う仕事です。

初めての営業職ということで、最初は不安もありましたが、実際にやってみると美容師時代に培ったコミュニケーションスキルが非常に役立つことに気づきました。

美容師として、お客様の要望を引き出し、適切な提案を行うスキルは、営業職でも同じように活かせます。

むしろ、そのスキルのおかげで、早い段階で営業の成果を上げることができました。

商品を導入したお客様から「そちらの会社にお願いして良かった」と言われたときの喜びは、美容師時代のお客様の笑顔と同じくらい心に響きました。

また、IT業界は常に進化しているため、新しい技術やトレンドに触れる機会が多く、自分が成長している実感があります。

「この仕事に出会えて良かった」と思うことが増え、毎日が充実しています。

この先も新しい挑戦が待っていると思うと、仕事に対するモチベーションがさらに高まります。

美容師からIT営業に転職して年収230万円アップできた話

美容師からIT業界に転職したことで、僕の年収は大きく変わりました。

美容師として働いていた頃の月給は約21万円で、どれだけ頑張ってもそれ以上の収入を得るのは難しい状況でした。

しかし、IT営業に転職したことで、成果に応じて報酬が増えるシステムに出会い、その仕組みに驚きました。

初めは不安もありましたが、実際に成果を上げることで、1年目から収入が徐々に増えていきました。

入社2年目には年収が約230万円アップし、年収480万円に達しました。

この数字を目にしたとき、自分でも驚きを隠せませんでした。

「こんなに稼げるんだ…」と、信じられない気持ちでいっぱいでした。

この年収アップのおかげで、生活の質が大きく向上しました。

以前は、欲しいものを買うときに常に我慢していましたが、今では自由に使えるお金が増え、旅行や趣味にも積極的に取り組めるようになりました。

美容師時代には考えられなかった経済的な余裕が、心の余裕にも繋がっています。

IT営業に転職して、努力が報われる実感を得ることができました。

これからも自分のキャリアを積み重ねていきたいと思います。

美容師から転職したい人にIT営業をおすすめする理由

もし、今の美容師の仕事に悩んでいるなら、僕は迷わずIT営業への転職をおすすめします。

美容師としてのキャリアも素晴らしいものですが、IT業界には新しい可能性が広がっています。

僕自身、転職を決断したことで、労働環境や収入、スキルアップの面で大きな変化を感じることができました。

IT業界は未経験からでも挑戦できるフィールドが多く、自分の努力次第でどんどん成長できる環境が整っています。

もちろん、最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、入社後は研修やサポートがあるので、安心して新しいキャリアをスタートできます。

ちなみに、僕が転職したWeb制作会社では、入社後に3週間の研修があり、ビジネスマナーからインターネットの仕組み、営業手法までしっかり教えてもらいました。

そして、何よりも感じたのは、美容師時代に培ったコミュニケーションスキルが、IT営業でも大いに役立つということです。

お客様のニーズを引き出し、それに応じた提案を行う能力は、営業職においても非常に重要です。

美容師として日々お客様と接してきた経験があったからこそ、クライアントとの信頼関係を築くのもスムーズでした。

土日祝休みで休日出勤もゼロですし、仕事は遅くなっても20時までには帰れるので、前職と比べるとプライベートの時間は圧倒的に増えましたね。

次章からは、僕がどうやって転職活動を進めていったのかを中心に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

美容師からIT営業に転職するためにやったこと【僕の体験談】

美容師からIT営業に転職するためには、具体的に何をすればいいのか？

結論をいうと、転職エージェント経由で転職するのが1番おすすめです。

美容院で働いた経験しかない人が、自分ひとりで転職活動を進めてしまうと、自分に合う会社を見つけられない、ブラック企業に入社してしまう、などの失敗のリスクがあります。

実際に元美容師の僕も最初は自分ひとりで転職活動しましたが、3ヶ月くらい転職先が決まらずに、ストレスが溜まりましたからね。

美容師からIT営業に転職するためには、次の準備が必要です。

• 美容師の経験を活かせる求人を調べる
• 美容師から転職した事例の多い会社を探す
• 美容師の経験の中からアピールポイントを絞る
• 美容師の経験を魅力的に伝える履歴書や職務経歴書を作る

とはいえ、これらを全部ひとりでやるのは、かなり大変ですよね…。

実際に24歳まで美容師だった僕の場合も、自分ひとりで転職活動してみて落選し続けた結果、「このままだと転職できない…」と痛感しました。

その後、思いきって友達に相談してみたら、『第二新卒エージェントneo』という無料の転職支援サービスがあることを教えてくれました。

第二新卒エージェントneoは、美容師から転職できる未経験OKの求人が豊富に揃っていますし、10時間以上の手厚いサポートもあります。

美容師の経験をフルにアピールできる履歴書や職務経歴書、自己PRを作ってもらえる点も、第二新卒エージェントneoが選ばれる理由のようです。

僕の場合は自分に合う会社がわからなかったので、キャリアアドバイザーの方にカウンセリングをしてもらって、自分の性格に合った会社を教えてもらえたのが特に良かったですね。

美容師時代の経験はもちろん、学生時代にハンドボール部で頑張っていた経験も強みになると言ってもらえて、転職先の選択肢が広がりました。

また、キャリアアドバイザーの方が「面接でどんな質問をされるか」や「何をアピールすればいいか」を事前に教えてくれたので、面接もあまり緊張しなかったです。

このおかげで、最終的に僕は土日祝休みのIT企業に転職することができ、その2年後には年収480万円稼げるようになりました。

第二新卒エージェントneoはすべて無料なので、あなたのリスクはゼロです。

美容師から転職を考えている方は、これを利用しない手はありませんよね。

美容師を辞めてよかったと思うけど、美容師の仕事には感謝しかないです

美容師からIT営業に転職してみて、自分の世界は大きく広がりました。

美容師だった頃は、朝から晩まで美容院で働き、周りには同じ美容師の同僚や先輩、後輩、上司ばかり。

日々の情報も美容師の仕事に関わることばかりで、正直なところ、自分の視野はかなり狭かったと思います。

転職してから、僕はさまざまな業界の人たちと話す機会が増えました。

建設会社の方と次のプロジェクトについて議論したり、飲食店のオーナーから集客の悩みを聞いたり、介護施設の運営者とサービス向上のアイデアを出し合ったりと、毎日が新しい発見の連続です。

以前の自分なら想像もしなかったような知識や視点が身につき、日々の成長を実感しています。

ただ、だからといって、美容師としての経験を後悔したことは一度もありません。

むしろ、美容師としての4年間は、僕の人生においてかけがえのない時間でした。

美容師は僕にとって憧れの職業であり、自分の手でお客様を美しく変えることにやりがいを感じていました。

あの時、美容師としてのキャリアを積んでおいて、本当に良かったと思っています。

もし最初に美容師を経験していなかったら、今の自分はなかったかもしれません。

特に、美容師として毎日お客様と接していたおかげで、自然と身についたコミュニケーションスキルは、転職後の営業職で大きな武器になりました。

実際、僕と同じタイミングで入社した26歳の男性（元パチンコ店員）よりも早く出世することができ、最年少でチームリーダーに任命されました。

これからは自分をさらに成長させることはもちろん、後輩や新人のメンバーが成果を出せるようにしっかりサポートしていきたいと思っています。

美容師からの転職が難しい理由｜美容師を辞めないほうがいい人もいます

美容師から転職する際には、ひとつ大切なことを覚えておいてほしいです。

それは、転職後も努力を続けられない人は、現職の美容師を辞めないほうがいいということです。

なぜなら転職することはゴールではなく、新しいスタートに過ぎないからです。

美容師という仕事は、確かに体力的にも精神的にも厳しいことが多いです。

長時間労働、低い給料、そして将来への不安が積み重なり、転職を考える方も多いでしょう。

しかし、転職先での成功は、現職での辛さから逃げるだけでは手に入りません。

むしろ、転職後に求められるのは、新しい環境での努力と成長です。

僕自身、美容師からIT業界に転職しましたが、最初は全く未知の世界で、何もわからない状態でした。

それでも、転職後に求められるスキルや知識を身につけるために、毎日学び続けました。

転職してからが本当のスタートであり、その後の努力が成功を決定づけるのです。

もし転職を考える理由が、ただ現状から逃げたいだけなら、それは危険な選択かもしれません。

新しい仕事でも、最初は戸惑いや挫折が待っています。

そのときに、努力を惜しまず、学び続ける覚悟がないと、転職したことを後悔する可能性があります。

だからこそ、転職後も自分を磨き続ける気持ちがないのであれば、現職の美容師を続けるほうがいいです。

転職を成功させるためには、単に職を変えるのではなく、その後の努力が必要になります。

その覚悟がある人だけ、この機会に美容師からの転職活動を始めてくださいね。

まとめ：美容師からIT営業に転職すると人生が変わります

最後に、この記事のまとめです。

• 美容師から転職したきっかけは、拘束時間の長さ・給料の低さ・スキルアップ・休日の少なさ
• 美容師からIT業界の営業職に転職して、入社2年目で年収480万円になった
• 美容師時代に身につけたコミュニケーションスキルは、IT営業の仕事でかなり役に立った
• 美容師からIT営業に転職して自分の世界が大きく広がった
• 美容師を辞めてよかったと思うけど、美容師として働いた4年間には感謝しかない
• 美容師から転職するなら20代の若いうちの方が失敗しにくい
• 美容師から転職したい人は、とりあえず転職エージェントに無料相談してみるのがおすすめ

美容師の仕事は、『自分のセンスや技術を表現できる・お客様に喜んでもらえる』といったやりがいのある素晴らしい仕事です。

しかしそのいっぽうで、給料面や待遇面など、将来のことを考えて、20代のうちに美容師から転職する人も多いです。

とはいえ、自分ひとりで美容師の経験を活かせる仕事を調べたり、美容師から転職した事例の多い求人を探したり、美容師の経験を魅力的に伝える履歴書や職務経歴書を作ったりするのって、なかなか大変ですよね？

そんなときは、転職エージェントの担当アドバイザーに相談すればOKです。

転職の初心者が自力で行動するよりも、転職のプロからアドバイスをもらって行動する方が、何倍も効率がいいです。

ただし、美容師から転職するなら、今すぐに行動しないとチャンスを失う可能性もあるので、そこは注意してくださいね。

未経験から転職するなら、理想は『25歳前後』です。

30代に近づくほど、書類選考が通りにくくなりますからね。

会社の先輩や上司の姿が、5年後10年後の未来のあなたです。

これに納得できないなら、今から行動して、少しずつ変えていくしかありません。

この記事を書いている僕も、美容師からIT営業に転職できたわけですから、ほとんどの方が転職できるはずです。

あとは、あなた次第です。

今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか？