「肉体労働がしんどい…」
「肉体労働は何歳までやれるのか…」
「将来に不安を感じている…」
このような悩みを抱える、肉体労働者の方に向けて記事を書いています。
中卒や高卒の方の中には、学校卒業時に就職先が見つからず、仕方なく肉体労働を続けている方も多いと思います。
結論からいうと、肉体労働は年を取るとできなくなるので、将来的には仕事を失うリスクが高いです。
その理由は、肉体労働は身体が資本なので、加齢によるケガや病気で身体が動かなくなると、会社での居場所がなくなるからです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、肉体労働を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。
今回は、「肉体労働は年を取ると仕事を失うリスクが高い理由」について解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
肉体労働は何歳まで?【年取ったら仕事を失うリスクが高い理由】
肉体労働の仕事をしている人はすごいと思いますが、長期的な視点で将来を考えると、仕事を失うリスクが高いです。
その理由は、肉体労働は身体が資本なので、ケガや病気で仕事ができなくなると、仕事を辞めるしかないからです。
20代30代と年齢が若いうちはいいですが、40代50代になると身体にガタがきて、若い頃のようにはいかなくなります。
基本的に肉体労働は単純労働なので、何年続けても、市場価値の高いスキルは身に付きません。
肉体労働の市場では、体力や筋力がある若手人材の方が重宝され、現場の中心となるのは20代30代となります。
40代50代は若手人材の教育係かリーダーとなって、組織を引っ張るポジションに移動するわけですが、そのポジションには数に限りがあります。
コミュニケーション能力が高くて、頭がキレる人が出世していくので、凡人の肉体労働者たちは、ずっと現場作業をやらなければいけません。
しかし現場には、自分たちより若くて元気のある、20代30代がメインで活躍しているので、完全に居場所がない状態です。
将来的なキャリアを考えるなら、経験年数が長いほど知識や経験が積み上げられ、人材の価値が高くなる仕事を選んだ方がいいです。
このような理由から、肉体労働はしんどくて、将来仕事を失う可能性が高い仕事だといえます。
肉体労働は年取ったらできなくなる
肉体労働は、年を取るとできなくなる可能性が高いです。
正直、中学を卒業したばかりの15歳や、高校を卒業したばかりの18歳だと、そこまで仕事を選べないので、肉体労働を選ぶのは仕方ないと思います。
しかし20歳近くなってくると、さまざまな企業が未経験者の採用をおこなっているので、転職できるチャンスはたくさんあります。
肉体労働を続けて40歳になった人と、知的労働をして40歳になった人とでは、人材としての市場価値に大きな差が生まれます。
身体を動かしてお金を稼いできた人たちは、肉体労働以外にお金を生み出す方法を想像しにくいので、40代50代になったときに人生がきつくなってきます。
肉体労働者を雇う会社側も、本当は給料が安くてよく働く若手人材を増やしたいと考えるので、中年以降の肉体労働者は居場所を失っていきます。
いっぽうで知的労働を続けてきた人たちは、頭をつかってお金を生み出す方法を想像しやすいので、自身の経験を活かして他業界に転職したり、自分でビジネスを始めたりすることができます。
学校を卒業して2〜3年肉体労働を続けたタイミングで、将来のキャリアを見つめなおして、ほかの職種への転職を検討するのがおすすめです。
たとえ年齢が若くても、2〜3年同じ職場で働いたという実績ができれば、企業からも信用されるので、ほかの職種に転職できる確率はグッと高まります。
肉体労働で体を壊したら終わり!30歳超えると再就職がきつい
肉体労働の最大のネックは、身体を壊したら終わりだということです。
肉体労働者は、毎日重いものを運んで、階段を上ったり下りたりして、常に身体を酷使しています。
それでも若いうちは何とかやっていけますが、30代になると徐々に身体にガタがくるようになります。
もし肉体労働で身体を壊したら、身体を使う仕事以外の職種に転職することになりますが、年齢が30歳を超えていると、未経験から採用してくれる企業はかなり少なくなります。
肉体労働と知的労働では、常識や基礎力が全く違うので、採用する企業側も入社後の教育コストの大きさを考えて、簡単には採用しないのです。
このように肉体労働者は、30歳以降で身体に限界を感じて転職を決意しても、再就職が難しいという現実を理解しておく必要があります。
肉体労働やりながらリスクヘッジしておくのがベスト
ここまでは、肉体労働者は将来仕事を失う可能性が高い理由について、解説してきました。
では、いま肉体労働をしている方は、どうすればいいのでしょうか?
それは、肉体労働をしながらリスクヘッジしておくこと、です。
肉体労働者にとってのリスクヘッジとは、ほかの職種への転職を早い段階から考えておくことと、肉体労働以外の収入源を確保することです。
学校を卒業したばかりのタイミングだと、肉体労働しか選べないこともあると思います。
しかし、肉体労働の仕事に就職しながらも、常に知的労働系の仕事への就職のチャンスを探し続けましょう。
良さそうな仕事があったら、とりあえず書類を応募して、肉体労働から抜け出すための行動を実践していくのがおすすめです。
まとめ
この記事のまとめです。
- 肉体労働は年取ったら路頭に迷うリスクが高い
- 肉体労働は年取ったらできなくなる
- 肉体労働で身体を壊したら終わり
- 30歳超えると再就職がきつい
- 肉体労働やりながらリスクヘッジしておくのがベスト
- 肉体労働で固定給を稼ぎながら他で収入源をつくる努力をする
肉体労働自体は世の中に必要な仕事だとは思いますが、現実的に40代50代の将来を考えると、なかなか厳しいものがあります。
年を取ったら仕事を失うリスクがある、何年経験を積んでも市場価値が上がらないなど、肉体労働は仕事として選ぶのにデメリットが大きすぎます。
将来のキャリアを真剣に考えるなら、できるだけ早く肉体労働から知的労働に移動するのがおすすめです。
30歳まで肉体労働しかやったことがないと、ほかの職種への転職が厳しくなるので、その点は注意してくださいね。