「30歳のフリーターってヤバいのかな…」
「30歳でも正社員に就職できるかな…」
「30歳以降もフリーターを続けると、どうなるんだろう?」
このような疑問を抱いている方に向けて、この記事を書いています。
人生は人それぞれなので、フリーターが良いとか悪いとかの話ではありません。
でも、この記事を読んでいるあなたは、『30歳でフリーターはヤバいかも…』と思っていますよね?
結論からいうと、30代で正社員経験のないフリーターのままだと、40代以降の人生がきついです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代30代向けに就職や転職に役立つ情報を発信しています。
この記事では、僕が累計985名の方にインタビューした内容をもとに『30歳フリーターがやばいといわれる理由』から『30歳フリーターが就職成功する方法』までを解説しています。
この記事を読めば、フリーターから就職するためにやるべきことがわかるので、今日から前向きに就職活動に取り組めるはずです。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※「すぐにおすすめの転職エージェントが知りたい!」という方は、以下の記事から先に目を通してくださいね。
目次
30歳フリーターは人生終わった?【5つのデメリットを解説します】
なんとなくフリーターを続けている人も多いですが、将来的に正社員への就職を考えているなら、1秒でも早く行動しないと手遅れになるかもしれません…。
なぜなら30歳でフリーターを続けることには、このようなリスクがあるからです。
- 不動産の賃貸契約ができない
- クレジットカードの審査が通らない
- 年金や保険の負担がきつい
- 世間体が悪く、社会的信用もない
- 時間が経つほど就職が難しくなる
ここからは、『30歳フリーターがやばいといわれる理由』を詳しくみていきましょう〜。
30歳フリーターがやばい理由①:不動産の賃貸契約ができない
フリーターは信用がないため、マンションやアパートを借りたくても、賃貸契約の審査で落ちやすいです。
保証人を立てないと借りれない物件も多く、親が若ければいいですが、30代のフリーターの親は退職している場合があり、保証人に認められないこともあります。
親がダメなら別の保証人を立てればいいのですが、30代にもなって、友人や知人に保証人をお願いするのは恥ずかしいですよね。
たとえ本人が恥ずかしくなくても、信用のなさから、頼まれた側はすんなりOKしてくれないので、30代のフリーターが新しく不動産の賃貸契約を結ぶのは難しいです。
30歳フリーターがやばい理由②:クレジットカードの審査が通らない
フリーターは社会的な信用がないので、クレジットカードの審査が通りにくいです。
フリーターは正社員と違って、いつ仕事を辞めるか分からないと思われており、毎月の支払い能力に不安があると判断されます。
高額な商品を買いたいときや、ネットから商品を買いたいときに、クレジットカード払いができないのは何かと不便です。
普通の正社員なら、大体クレジットカードの審査は通ります。
30歳フリーターがやばい理由③:年金や保険の負担がきつい
フリーターと正社員の大きな違いに、「厚生年金保険に加入できるかどうか」があります。
日本の年金制度では、フリーターでも正社員でも、国に保険料を支払わなければいけません。
フリーターは国民年金にしか加入できませんが、正社員は国民年金に加えて厚生年金にも加入できます(しかも保険料は会社と折半です)。
このように正社員には、保険料を会社と折半できて、老後にもらえる年金が多くなる、というメリットがあるのです。
20歳~40歳までを、フリーターとして働くか、正社員として働くかで、老後の年金収入に大きな差が開きます。
30歳フリーターがやばい理由④:世間体が悪く社会的信用もない
30代でフリーターを続けていると、フリーターの世間体の悪さと、社会的な信用のなさを痛感すると思います。
たとえば、同窓会で同級生と集まったときに、「いまは何の仕事をしているの?」という話が絶対に出てきますよね。
30代でもフリーターを続けていることが恥ずかしくて、同級生たちに嘘をついてしまう人も多いです。
また家族や親戚からは、「いつまでフラフラしているんだ!」と冷たい目でみられることもあります。
30代のフリーターは周りからの風当たりが強くて、自己肯定感が下がってしまうため、「自分の居場所がない…」と感じることも多くなります。
30歳フリーターがやばい理由⑤:正社員への就職が手遅れになる
転職市場のリアルな情報を伝えると、30代で正社員経験がない人の就職は、かなり難しいです。
フリーターから正社員に就職するなら、若ければ若い方が有利ですが、「28歳まで」に行動するのが理想です。
その理由は、28歳を過ぎると、未経験から応募できる求人が少なくなり、書類選考に通過しにくくなるからです。
- 22歳:79件
- 23歳:89件
- 24歳:96件
- 25歳:110件
- 26歳:107件
- 27歳:107件
- 28歳:105件
- 29歳:105件
- 30歳:96件
- 31歳:86件
- 32歳:86件
- 33歳:84件
- 34歳:82件
- 35歳:76件
- 36歳:46件
- 37歳:46件
- 38歳:45件
- 39歳:43件
- 40歳:40件
この数字をみると、28歳以降で求人数が減っていくのがわかりますよね。
また企業側の立場で考えると、未経験者を1人前の正社員に育てるまでには、多大な時間と労力がかかります。
そのため、できるだけ若い人材に入社してもらって、1年でも長く働いてほしいと考えます。
これが、30代フリーターの就職が難しい理由なのです。
※フリーター向けの求人が多い就職サイトは下記に記載してありますので、ぜひこの機会に無料登録して30歳から就職できる求人をチェックしてみてくださいね。
30歳職歴なしは手遅れじゃない!フリーターが就職できる職種を紹介
30歳で職歴なしのフリーターは、どんな職種に挑戦できるのか?
たとえば、某地方都市エリアの場合、30歳フリーターが採用される可能性のある求人はこちらです。
- IT企業の営業
- 派遣会社の営業
- 商社のルート営業
- 不動産の営業
- 携帯ショップの販売職
- ITエンジニア
- セキュリティスタッフ
- 飲食店スタッフ・店長候補
- タクシードライバー
- 施工管理
- 葬儀場のディレクター
ただし、上記の求人には20代の求職者も応募してくるので、30歳フリーターは1秒でも早く行動しておかないと、年齢を理由に不採用になるリスクが高まります。
ぶっちゃけ、30歳のフリーターから正社員に就職したいなら、求人の選り好みをしている場合ではありません。
『正社員に就職すること』を最優先に考えて、とにかく応募できる求人を受けまくりましょう。
どの会社に入社するかは、『複数の内定を獲得できてから』にするべきです。
内定をもらう前から仕事を選んでいては、いつまで経っても就職できませんからね。
30歳フリーターは人生終わってない!30歳から就職成功する方法を解説
30歳フリーターが自分ひとりで就職活動を始めると、『書類選考がほぼ通らない…』という問題にぶつかります。
実際に書類を応募してみればわかりますが、ほぼ落選します。
これはなぜか?
『30歳』という年齢と『正社員経験なし』という経歴が原因です。
とはいえ、世の中には、たくさんの求人がありますよね。
ハローワークにも、転職サイトにも、求人誌にも、多くの求人が出ています。
では、なぜ多くの求人があるのに、30歳フリーターの書類は落選するのか?
その理由は、世の中にある、未経験者向けの求人のほとんどが『20代を対象にしているから』です。
採用活動する企業の多くが、社内の選考基準として『30歳以上の未経験者は採用しない』という基準を設定しているのが現実です。
そのため、ハローワークや転職サイトから求人を選ぶと、20代しか受からない企業に応募してしまうリスクが高くなり、書類選考でほぼ落選することに…。
では、30歳のフリーターはどうすればいいのか?
結論をいうと、自分ひとりで就職活動しないで、就職のプロである『転職エージェント』を利用するのがおすすめです。
30歳のフリーターが就職を成功させるためには、自己分析・業界研究・企業研究・ビジネスマナー・書類作成・求人選び・面接対策…など、やるべきことがたくさんあります。
そんなときに頼りになるのが、『転職エージェント」です。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが面談をしてくれて、フリーターから就職するために必要なことを全てやってくれます。
さらに転職エージェントの中には、フリーターから就職したい方向けの『無料就職講座』を用意しているところもあります。
しかも転職エージェントは、無料で全て利用できるので、あなたのリスクはゼロです。
ちなみに僕も転職エージェントを利用したおかげで、フリーターから年収500万円の正社員に就職できました。
ただし、世の中にある大半の転職エージェントは『20代向け』なので、30歳フリーターの方は『30歳でも就職サポートしてもらえる転職エージェント』を選ぶ必要があります。
あなたが就職活動で失敗しないように、以下の記事で『30歳フリーターにおすすめの転職エージェント』を紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
まとめ:30歳ならまだ間に合います!
以上が、30歳フリーターが就職成功する方法です。
30歳フリーターでも転職エージェントを利用すれば、就職できる確率はグッと高まります。
しかしながら、30歳という年齢が不利なことには変わりません。
そして、ここから31歳、32歳、33歳、34歳…と年齢が高くなるにつれて、どんどん就職が難しくなっていきます。
『就職活動は大変そう…』と思う気持ちもわかりますが、あとになって後悔しても手遅れです。
実際に僕がインタビューした方の中には、30歳を過ぎてもフリーターを続けた結果、アルバイト採用にも受からなくなり、最終的に日雇い労働者まで転落した…という方もいますからね。
フリーターから抜け出したいなら、今から行動して、少しずつ変えるしかありません。
あとは、あなた次第です。
本気で人生やり直したい方は、ぜひこの機会に行動してくださいね。