契約社員 なってはいけない

『契約社員にならない方がいいの?』
『契約社員はデメリットが多いの?』
『なぜ契約社員だとダメなの?』

このような疑問に答えます。

『仕事がラクそうだから』という理由で、なんとなく契約社員になる人は多いです。

でも、5年後10年後の自分の未来を考えると、契約社員として生きるのはちょっと不安ですよね。

結論からいうと、契約社員はデメリットしかないので、できるだけ若いうちに正社員に就職しておくべきです。

契約社員になってはいけない理由は、次のとおり。

・いつクビになるか分からない
・何のスキルも身に付かない
・給料がめちゃくちゃ安い
・全てにおいて節約生活になる
・正社員に就職するのが難しくなる
・底辺から抜け出せなくなる
・将来が絶望的になる

このように契約社員はリスクが高いので、なんとかして正社員になっておきたいところです。

ドフラ
こんにちは。26歳まで非正規労働者だった、ドフラです。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、WEB制作会社の営業職に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。

僕は累計978名の転職相談に乗ってきた経験がありますが、元契約社員の方の話を聴いていると、かなりリスクの高い状態で生きているんだな…と思います。

とはいえ、契約社員やフリーターは気楽なので、何か緊急なことでもない限り、なかなか行動する気にならないですよね。

以前の僕もそうでしたが、『契約社員でもそれなりの生活ができているから、別に今すぐ正社員にならなくても良くね?』というのが本音ではないでしょうか。

今回は、僕が実際に元契約社員の方から聞いた話をもとに『契約社員になってはいけない理由』から『契約社員から正社員に転職する方法』までを解説していきます。

それでは、さっそく見ていきましょう~。

『今すぐに契約社員から正社員に転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

契約社員になってはいけない理由【元契約社員の失敗談あり】

契約社員 なってはいけない

『仕事がラクそう』
『単純作業はストレスが少なそう』
『責任やプレッシャーがなさそう』

このような理由から、契約社員になる人は多いです。

たとえば契約社員の仕事には、自動車工場のライン作業、自動車部品の検品作業、倉庫作業員、トラック運転手、警備員などがあります。

たしかに単純作業が多くて、仕事の責任やプレッシャーは少なそうですよね。

でも『今がラクだから』という理由で、契約社員を選んでしまうと、40代で急に解雇されて中年フリーターに転落する…という最悪の末路が待っています。

今回紹介する元契約社員の『谷田光彦さん(39歳男性・仮名)』の失敗談から学べることは多いので、ぜひ参考にしてくださいね。

契約社員になってはいけない!デメリットしかないです…【体験談あり】

契約社員 なってはいけない

谷田光彦さんは、28歳のときに契約社員の警備員に就職しましたが、入社7年目のときに突然会社から『雇用期間満了の通知』を渡されました。

通知された内容は『会社の経営方針の変更に伴い、今後は契約社員で働く警備員の契約更新は見送る』というもの。

要するに『契約期間が満了した警備員は全員解雇ですよ~』という話です。

何の前触れもなく、いきなりのクビ切りだったので、準備なしで会社の外に放り出された感じです。

谷田光彦さんがやっていた警備の仕事は、建物の解体現場、ビルやマンションの建設現場、交通誘導や歩行者誘導でした。

勤務時間は朝8時~夜7時で、基本的に現場で立っているだけ…。

もちろん警備員の仕事にも、大変なことはたくさんあります。

  • 10時間以上も立ちっぱなし…
  • 毎日足がパンパンになる…
  • 大雨や強風でも立ちっぱなし…
  • 大雪の日は顔や耳が痛い…

上記のとおり、警備員はきつい部分も多いのですが、最大の問題は『何のスキルも身に付かないこと』です。

谷田光彦さんのように、突然会社から解雇されたときに、ほかの仕事で活かせるスキルがないから転職できない…という状態になります。

これがまだ20代なら、未経験でも採用してくれる会社もありますが、30代後半になると絶望的です…。

契約社員はやめとけ!【30代後半で契約社員を解雇された末路をぶっちゃけます】

契約社員 なってはいけない

谷田光彦さんは30代後半で契約社員を解雇されて、強制的に転職活動をしなければいけなくなりました。

しかし、それは散々な結果でした…。

設備工事会社の現場管理、広告会社の営業、飲食店の店舗スタッフなど合計30社ほど応募しましたが、すべて不採用だったのです。

ハローワークや転職サイトで求人を探しても、応募条件に『35歳まで』と書かれており、応募すらできない会社も多かったようです。

とはいえ、生活するためには収入が必要になります。

ですから『たとえアルバイトでも働かないと!』と思って、アルバイト求人にも応募していましたが、年齢的にアルバイトさえ見つからない…という状況。

ちなみに、谷田光彦さんが応募したアルバイト求人は、コンビニ、ファミレス、ホームセンター、ドラッグストア…などです。

このうち9割は、書類落ちだったそうです。

そんな中でやっと採用されたのが、倉庫で野菜を袋詰めするパートです。

時給は930円ですが、これで毎月10万円くらいの収入を確保しています。

谷田光彦さんはパートをしながらも、就職活動を継続していますが、正社員になれる目処は全く立っていません…。

契約社員になってはいけない最大の理由:一生正社員になれないリスクがある

契約社員 なってはいけない

谷田光彦さんは『契約社員の最大リスクは正社員に転職できなくなることだ』と言っています。

契約社員でも年齢が20代なら、未経験から応募できる求人はあります。

たとえば、20代の未経験がチャレンジできる求人は、次のとおりです。

・ホームページ制作の営業
・アプリ制作の営業
・求人広告の営業
・建築商材の営業
・電気製品の営業
・ITエンジニア
・施工管理
・携帯ショップスタッフ

わりと20代なら、仕事を選べる感じですよね。

これが30代以上になると、未経験から採用してくれる企業が一気に減り、経験者の採用がメインとなります。

20代には若さとエネルギーを求める企業が多く、30代以降は前職の経験や知識を求める企業が多いのです。

ですから、30代まで契約社員を続けた結果、その後の人生を棒に振らないように注意してくださいね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

契約社員から正社員に転職する方法とは?

契約社員 なってはいけない
『契約社員から正社員になった方が良いのはわかったけど、どうやって転職活動すればいいの?』

このような疑問もありますよね。

結論からいうと、契約社員から転職で失敗したくないなら、転職エージェントを利用するべきです。

以前の僕もそうでしたが、まともに就職活動をしたことがない人が、自分ひとりで正社員を目指すのは無謀です。

実際にフリーターだった僕は、30社に書類を応募して、そのうち28社が書類選考で落選、残りの2社は面接でフルボッコでした…。

そんな状況のときに、友人から『転職エージェント』というサービスを教えてもらい、とりあえず登録してみたのが良かったです。

転職エージェントに登録した後は、担当のキャリアアドバイザーが求人をピックアップしてくれて、応募書類の作成から面接対策までを手厚くサポートしてくれました。

担当アドバイザーの話によると、世の中には『契約社員からでも採用してくれる会社と採用してくれない会社がある』とのことでした。

要するに、未経験者を積極的に採用する会社と経験者しか採用しない会社がある、ということですね。

ぶっちゃけ、担当アドバイザーがやってくれたことを自分ひとりでやるのは無理でしょ…と思いました。

ここまでの内容からもわかるとおり、契約社員から転職で失敗したくないなら、とりあえず転職エージェントに登録しておくのが安全ですよ。

『契約社員から正社員になりたい!』という方は、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。

ドフラ
僕は26歳の時に転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円の正社員に転職できましたよ。

契約社員になってはいけない理由【まとめ】

最後に、契約社員になってはいけない理由をまとめておきます。

  • 契約社員はデメリットしかない
  • 契約社員は常にクビになる恐怖がある
  • 契約社員を解雇された後の末路がやばい
  • 年齢とともにアルバイトにも受からなくなる
  • 契約社員は一生正社員になれないリスクがある

なんとなく契約社員になって、なんとなく契約社員を続けていたら、20代後半に差し掛かっていた…という方は多いです。

でも20代〜30代前半なら、まだ間に合います。

『自分は契約社員しかやったことがないから…』と言って、正社員への転職を諦めるのはもったいないです。

実際にこんなダメダメな僕でも、IT業界の営業マンに転職できたわけですから、ほとんどの方が転職できるはずです。

あとは、あなた次第です。

今から行動して、理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
契約社員から正社員への転職に失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。