飲食店 退職理由

『飲食店の辞めどきに悩んでいる…』
『飲食店から転職を考えている…』
『飲食店の社員を辞めたいけど不安…』

このような方に向けて、記事を書いています。

飲食の仕事に魅力を感じて就職したものの、20代半ばくらいになってくると、給料面やキャリアアップに限界を感じ始める人も多いと思います。

でも今までせっかく頑張ってきたのに、ここで本当に飲食店の社員を辞めてもいいのか…という気持ちもありますよね?

そんなときは、実際に飲食店を辞めた人のリアルな話を聞くのが1番早いと思うので、僕が元飲食店社員の方に『なぜ飲食店を辞めたのか?』をインタビューしてきました。

ぶっちゃけ飲食店から異業種に転職するなら、理想は25歳前後まで、最低でも20代のうちに行動しないと、結構厳しいのが現実です。

ですから、今の段階で飲食店を辞めようか迷っている方は、行動を先延ばしにして後悔しないようにしてくださいね。

ドフラ
こんにちは。26歳まで底辺労働者だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、これまでに978名の会社員の方にインタビューしてきたので、飲食店を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聞いた『元飲食店社員のリアルな退職理由』を紹介します。

この記事の内容は、『飲食店を辞めたいけど、一歩を踏み出す勇気が出ない…』という方の参考になるはずです。

3分で読める内容ですので、それでは見ていきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

休日も呼び出されるから気が休まらない【飲食店店長・27歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店店長の佐山美玲さん(27歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『休日でも呼び出されるから』です。

<本人のコメント>
自分は店長職だったのですが、店長になると休日でも店舗から呼び出しがあり、アルバイトやパートの急な欠勤があると強制的に休日出勤でした。ちなみに、丸1日しっかり休めた日は年間50日ほどでした…。

飲食業界は休日が少ないイメージですが、年間休日50日はかなりハードモードですね…。

実際にワークライフバランスを改善したくて、飲食店の正社員を辞める人は多いです。

労働時間が長すぎて限界だった【飲食店社員・26歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の村尾龍之介さん(26歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『労働時間が長いから』です。

<本人のコメント>
アルバイトに穴が開くと社員がヘルプをしなければならず、とにかく労働時間が長かったです…。安定して稼働してくれる人材の確保が難しく、残業もどんどん増えていたため、退職を考えました。

アルバイトやパートさんの確保ができないと、社員がそれをカバーしないといけないので、飲食社員の労働時間は長くなりがちですよね…。

体力的にきつかった【飲食店社員・24歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の野村梨沙さん(24歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『体力的にきついから』です。

<本人のコメント>
希望していないのに強制的に昇進の話が入ってきて、意思確認のないまま昇進試験を受けさせられました。仕事量が多くて体力的にキツかったです…。

最近は働き方が多様化しているので、昇進や昇格したくない人もいますよね。

先輩社員や上司が出世した後にハードワークする姿を見て、飲食業界を離れていく人もいます。

上司とアルバイトの板挟みで辛かった【飲食店社員・24歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の加藤美穂さん(24歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『上司とアルバイトの板挟みになるから』です。

<本人のコメント>
店長である上司とアルバイトの間で伝書鳩のような役割をさせられて、嫌なことがあると自分に不満をぶつけられるので、それがストレスになって退職しました。

中間管理職のような立場になると、上司と部下から文句を言われるので、かなりストレスが溜まりますよね…。

実際に人間関係のストレスが原因で、飲食店の社員を辞める人もたくさんいます。

給料が上がらなかった【飲食店店長・28歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店店長の西尾春輝さん(28歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『給料に不満があるから』です。

<本人のコメント>
事業が縮小傾向で経営は厳しくなっており、労働時間に対して給料が見合っていませんでした。給料は毎年上がるわけではなく、役職を上げないといけないので、ここ数年は同じ給料で、それが不満でした。

何年働いても給料が変わらないというのは、仕事のモチベーションも下がりますよね…。

生活リズムのズレで結婚生活がうまくいかなかった【飲食店社員・27歳男性】

飲食店 退職理由

元居酒屋社員の陣内蒼汰さん(27歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『結婚相手と生活時間が合わないから』です。

<本人のコメント>
家庭を持つことを考えたときに、やはり昼夜逆転の生活では厳しいと思いました。社会勉強になるので、学生のアルバイトならおすすめですが、結婚生活は難しいと判断しました…。

結婚相手が土日休みの会社員とかだと、お互いの生活リズムが合わなくて、すれ違うかもしれませんね…。

実際に土日休みで日勤の仕事を希望して、飲食店からキャリアチェンジする人も多いです。

尊敬できる先輩や上司がいなかった【飲食店社員・26歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の前田大雅さん(26歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『尊敬できる先輩や上司がいないから』です。

<本人のコメント>
職場の先輩や上司に尊敬できる人がいなくて、ここで働いていてもほかの業界や企業で活躍できるスキルは得られないと思いました。ノリと勢いだけで仕事をする先輩が多いのも微妙でした…。

職場の先輩や上司の姿は、5年後10年後の自分の未来なので、ここに納得できないなら、環境を変えるしかないですよね。

会社が業績不振になった【飲食店社員・31歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の小原優真さん(31歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『会社が業績不振になったから』です。

<本人のコメント>
会社の業績不振によって、給料が減額され、賞与の支給もなくなってしまいました…。赤字になることも多々あり、将来のことを考えて異業種に転職することにしました。

競合他社との競争に負けたり、景気情勢の影響を受けたり、どんな会社で働いていても、一生安泰の時代ではなくなりましたよね…。

実際に会社の将来性に不安を感じて、飲食業界から異業種へキャリアチャンジを考える人もいます。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

残業が多すぎて嫌になった【飲食店社員・24歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の斉藤海人さん(24歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『残業が多すぎるから』です。

<本人のコメント>
飲食店なので残業があることは仕方ないと思いますが、それにしても想像以上の残業時間でした。また酔っ払ったお客さんの対応をしたり、アルバイトの急な欠勤のフォローのために休日出勤したり…というのも嫌でした。

飲食業界は人手不足の問題を抱えているので、人員を確保できずに既存社員の残業時間が多くなることもありますよね…。

実際に長時間労働が当たり前になっていることに耐えられず、飲食店を辞めていく人もたくさんいます。

転勤が多くて生活が安定しなかった【飲食店社員・24歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の木村創右さん(24歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『転勤が多いから』です。

<本人のコメント>
転勤が多くて生活が安定せず、社内の評価が悪いと田舎の店舗に異動させられる印象でした…。ワンオペで店舗にアルバイトが少ないと、まともに休みも取れません。

いつ転勤させられるかわからない状況だと、落ち着いて生活できないので、精神的にもなかなかツラいですね…。

スキルが身につかないから不安だった【飲食店社員・27歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の根元塁さん(27歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『スキルが身につかないから』です。

<本人のコメント>
通常業務でスキルが身につかないので、このまま仕事を続けていると、転職できる会社がなくなってしまうと思いました…。毎日同じことのくり返しで、バイトでもできる仕事だと感じたので、環境を変えたいと思いました。

ずっと飲食店で仕事をするならいいですが、将来的に異業種への転職も考えているなら、スキルが身につかないのは不安ですよね…。

実際に若いうちにスキルアップできる環境で働きたいと考えて、20代のうちに飲食店からキャリアチェンジする人は多いです。

家庭と仕事の両立が難しかった【飲食店社員・25歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店社員の青井依茉さん(25歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『家庭に時間を使えないから』です。

<本人のコメント>
ほとんどがアルバイトということもあり、とにかく休みが取れないし、残業をせざるを得ない環境でした…。数年前に結婚しましたが、家庭に時間を割くことができず、これ以上続けるのは無理だと判断しました。

飲食店で働く人の多くが、休日が少ないことや残業が多いことを覚悟している印象ですが、家庭を持つと限界がきますよね…。

実際に結婚や出産をきっかけに、飲食店から異業種へのキャリアチェンジを考える人も多いです。

飲食業界の未来が不安になった【飲食店社員・24歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店店員の三浦沙穂さん(24歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『安定した業界で働きたいから』です。

<本人のコメント>
飲食業なので景気情勢や感染症などの影響をもろに受けてしまい、休業期間があったり、時短営業を余儀なくされたりして、給料も少し下がりました。20代のうちに安定した業界に転職したいと思って、飲食を辞めました。

飲食業は景気や社会情勢の打撃をもろに受けるので、それで給料が下がったりすると、異業種に転職したい気持ちが高まりますよね…。

実際に会社の業績悪化の影響で給料が減ってしまい、それがきっかけで、飲食から転職する人もいます。

自分の市場価値を高めたかった【飲食店サブマネージャー・32歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店サブマネージャーの渡辺陸斗さん(32歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『自分の市場価値を高めたいから』です。

<本人のコメント>
店舗業務を続けていても、他社で通用する人材にはなれないと思いました…。自分の市場価値を高めるためにスキルアップしたいと考えて、転職することを決めました。

日々の仕事の中で成長を実感できないと、『このまま働いてたら将来やばいかも…』って不安になりますよね。

実際にスキルアップやキャリアアップを求めて、20代30代で飲食から異業種へのキャリアチェンジを考える人は多いです。

モチベーションが維持できなかった【飲食店店長・28歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店店長の村瀬瑛太さん(28歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『モチベーションが維持できないから』です。

<本人のコメント>
社内の評価制度が曖昧で、社員は年2回の電話面談だけで評価されている印象でした。いつの何の成績を評価してくれているのかが不明確すぎて、仕事のモチベーションを維持することが難しかったです…。

『昇給や昇格するために具体的に何をすればいいのか?』がよくわからないと、仕事を頑張るモチベーションは上がらないですよね…。

結婚後も転勤があるのは無理だと思った【飲食店社員・25歳女性】

飲食店 退職理由

元飲食店店員の山川美月さん(25歳女性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『転勤のない会社で働きたいから』です。

<本人のコメント>
全国転勤の可能性があることは理解して入社しましたが、将来のことを考えると、転勤のない会社で腰を据えて長く働きたいと思うようになりました。土日休みで転勤のない会社に転職するために、飲食の仕事を辞めました。

20代前半までは『全国転勤があっても全然大丈夫でしょ!』と思えるかもしれませんが、30代以降の人生を考えると、ちょっと不安になりますよね…。

実際に結婚や出産などのライフイベントをきっかけに、飲食業から土日休みの仕事に転職する人は結構多いです。

店長より上の役職が詰まっていた【飲食店店長・28歳男性】

飲食店 退職理由

元飲食店店長の東野風太さん(28歳男性・仮名)が、飲食店を辞めたいと思った理由は『上の役職が詰まっているから』です。

<本人のコメント>
上の役職が詰まっていて、なかなか店長から上のポジションに昇進することができませんでした。昇進できないと給料も増えないので、そろそろ飲食の仕事に見切りをつけるタイミングだと判断しました。

『店長より上のポジションが詰まっている問題』は、飲食をはじめ、アパレルや美容業界などのサービス業あるあるですね…。

実際に社内での出世に限界を感じて、20代後半で飲食店を辞める人はたくさんいます。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。