飲食からの転職 体験談

『飲食店から転職したい…』
『飲食店社員の給料は安くて…』
『飲食店から転職して人生変えたい…』

このような方に向けて記事を書いています。

なんとなく飲食店に就職したら、いつの間にか20代後半になっていた…という方は多いです。

飲食店の正社員として働く方の中には、「給料や福利厚生に不満がある」「長時間労働や休日が取れないことがストレス」などの理由から、20代30代で飲食店から転職する人もたくさんいます。

5年後の先輩社員や10年後の先輩社員が、あなたの未来の姿なので、「自分もあんな感じになるのかぁ…」と思うと、ちょっと将来が不安になりますよね。

この記事では、実際に「飲食店から異業種に転職した方の体験談」を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブルク
こんにちは。26歳までアパレル店員だった、ブルクです。

記事を書いている僕は26歳まで年収300万円のアパレル店員でした。その後、商社の営業職に転職して年収500万円になり人生変わりました。現在は年収650万円まで上がっています。

当ブログではコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、飲食店から転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、和食居酒屋・うどん屋・パン屋など、さまざまな飲食店から異業種に転職した人たちの事例を紹介します。

この記事を読めば、あなたが飲食店から転職した後の未来をイメージできるので、今すぐに飲食店から転職すべきかを判断できますよ。

インタビューにご協力いただいた皆さんに感謝しつつ、それぞれの体験談を読んでいただければ幸いです。

「今すぐに飲食店から転職したい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

大卒の飲食店社員が会社に感じた違和感と、転職に踏み切ったワケ

飲食からの転職 体験談

①飲食店で働く前はどんな人生でしたか?

大学を卒業してから、新卒での就職活動をしました。もともと銀行系の仕事に興味があり、30社ほど応募しましたが、すべて落ちてしまいました。その結果、唯一内定をもらっていた飲食業界のチェーン店に就職を決めました。

正直、飲食業界は自分の理想ではありませんでしたが、当時は「仕事があるだけありがたい」と思い、飛び込むことにしました。

②飲食店の仕事を続ける中で感じていたことはありますか?

仕事自体には楽しい部分もありました。接客が好きだったので、お客様と直接関わることはやりがいを感じていました。

ただ、長時間労働と休日出勤の多さが心身に負担をかけていました。毎日14時間拘束される上、急な呼び出しで休日も休めないことが多く、次第に「このままでいいのか?」と疑問を抱くようになりました。

また、職場の人間関係にも苦労しました。忙しさから余裕がなく、上司や同僚が常にイライラしているような環境でした。精神的にも体力的にも限界を感じながら働いていました。

③飲食店から転職したきっかけを教えてください

25歳になったとき、「この先も飲食業界で働き続ける未来が見えない」と思ったのがきっかけです。将来に対する漠然とした不安がありましたし、労働環境が改善される見込みもありませんでした。

周囲には同じような環境で苦しんでいる人が多かったので、「このままでは自分も同じ末路をたどる」と危機感を覚えました。それで思い切って転職活動を始めました。

④転職活動で苦労したことはありますか?

一番苦労したのは、自分に何ができるのかを明確にすることでした。飲食業界しか経験がなかったので、他の業界で通用するスキルがあるのか不安でした。書類選考で落ちることも多く、心が折れそうになることもありましたね。

ただ、転職エージェントを活用して、自己分析や職務経歴書の作成をサポートしてもらったことで、自分の経験を営業職に生かせると気づきました。「人と接する能力」や「ストレス耐性」が評価されるポイントだと教えてもらえたのは大きかったです。

⑤飲食店からの転職先や転職後の状況を聞かせてください

転職先は社員規模40名のIT企業で、営業職として採用されました。土日祝休みで、残業も少なく、プライベートの時間が確保できる環境に変わりました。年収も飲食業界時代の320万円から500万円にアップしました。今では体力的にも精神的にも余裕が生まれ、将来に対する不安もほとんどなくなりました。

転職して驚いたのは、自分の経験が意外と役立ったことです。飲食業界で培った「丁寧なコミュニケーション」や「現場での柔軟な対応力」は、営業職においても重要なスキルとして認められました。

⑥今後の目標や将来やりたいことはありますか?

これからは、営業職としてさらにスキルを磨きたいと思っています。将来的には、チームリーダーやマネージャーとして組織を動かす立場になりたいです。また、余裕ができた今だからこそ、趣味や自己投資にも時間を使いたいですね。

前職飲食店チェーンの正社員
転職先IT企業の営業職
最終学歴大卒
転職時の年齢25歳(男性)
アピールした
実績やスキル
・コミュニケーション力
・ハードワークに耐えた経験
・若さと元気な笑顔
辞めた理由・14時間以上の労働時間
・2週間に1日しか休めない
・将来に希望が見えない
転職先選びで
重視したこと
・ホワイトな環境
・休日出勤や長時間労働が少ない
・将来性がある業界
満足していること・土日祝休みになった
・長時間労働から解放された
・年収アップできた
・将来のキャリアに対する不安がなくなった
前職の年収320万円
転職後の年収500万円

パン屋から商社のルート営業に転職。長時間労働からホワイト企業の仕事へ

パン屋から転職

①飲食店で働く前はどんな人生でしたか?

お菓子作りが大好きな子どもでした。きっかけは姉が趣味でケーキを作る姿を見たことです。それで、小学生の頃から自分でもお菓子を作るようになりました。中学生の頃には「いつかプロになりたい」と思うようになり、専門学校で製菓を学びました。高校生の時には飲食店のアルバイトも始めて、接客業務の楽しさを感じるようになりました。

学生時代はスポーツもしていて、小学校ではサッカー、中高6年間はテニス部に所属していました。身体を動かすのは今でも好きで、自転車に乗ったり散歩したりするのが趣味です。

②飲食店の仕事を続ける中で感じていたことはありますか?

パン屋の仕事は、最初はやりがいを感じていました。でも、働いていくうちに現実の厳しさに直面しました。朝4時から夜遅くまで働く日が続き、休みは月に4日程度。肉体的にも精神的にも限界を感じることが多かったです。

その後に転職した焼肉店では、上司と部下の板挟みになったり、アルバイトスタッフの不満をなだめたりするのが日常でした。コミュニケーション能力は磨かれましたが、オーバーワークが続く中で、自分の体調を崩してしまいました。

③飲食店から転職したきっかけを教えてください

一番のきっかけは、体力的にも精神的にも限界を感じたことです。特に焼肉店では、勤務時間が不規則で、上司との関係や人間関係のストレスが大きく、胃腸炎を患ってしまいました。

このままでは長く続けられないと判断し、20代のうちに新しい道を探そうと思ったんです。

④転職活動で苦労したことはありますか?

飲食業以外の経験がないことが不安でした。履歴書に書けるスキルや経験が他の職種でどう評価されるのか分からず、自信を持てませんでした。

でも、転職エージェントを利用して、過去の経験をどうアピールするかを教えてもらい、少しずつ自信がつきました。

⑤飲食店からの転職先や転職後の状況を聞かせてください

現在は商社でルート営業の仕事をしています。未経験からの挑戦でしたが、今は土日祝休みで、プライベートの時間も十分に確保できています。

おかげで好きなライブにも行けるようになりました。収入も以前より安定していて、精神的にも余裕が生まれました。

⑥今後の目標や将来やりたいことはありますか?

今の仕事でさらに経験を積み、信頼される営業担当者になりたいです。将来的には、自分の得意分野を活かして人とつながる仕事に携わり続けたいと思っています。

安定した生活を送りながら、自分の好きなことを大切にする人生を築いていきたいです。

前職パン屋のパン職人
転職先商社のルート営業
最終学歴専門卒
転職時の年齢27歳(男性)
アピールした
実績やスキル
・コミュニケーションスキル
・長時間労働を続けた忍耐力
辞めた理由・長時間労働
・土日休みがほしい
・人間関係
転職先選びで
重視したこと
・残業が少ない
・土日休み
・安定した会社
満足していること・ホワイトな労働環境
・土日休みになった
・長く働ける気がする
前職の年収250万円
転職後の年収400万円

うどん屋の従業員から建設業界の施工管理に転職。自分に合う仕事を求めて

飲食からの転職体験談

①飲食店で働く前はどんな人生でしたか?

学生時代はアルバイトでマクドナルドに3年間勤めていました。高校時代から専門学校を卒業するまで続けていたので、接客の基本的なマナーやお客様対応の感覚は自然と身についていきました。

また、中高ではパソコン関連の部活に所属していたこともあり、CGやアニメーション制作にも興味がありました。その頃はどちらかと言えば「ゲームをすること」が趣味でしたが、今思えば、物事を長く続ける粘り強さや探求心はこの時期に育まれたと思います。

②飲食店の仕事を続ける中で感じていたことはありますか?

飲食店では正社員として4年間働きました。最初の3年間は接客担当でしたが、そこには大きなやりがいがありました。特に常連のお客様とのコミュニケーションや、新人スタッフの指導は自分自身の成長を実感できる瞬間でした。

ただ、4年目からは厨房業務がメインになり、接客を離れることに少し物足りなさを感じるようになりました。やっぱり、直接お客様と関わる方が楽しかったですね。

③飲食店から転職したきっかけを教えてください

接客業は楽しかったのですが、次第に「もっと直接お客様にサービスを届ける仕事がしたい」という気持ちが強くなりました。

さらに、自分の趣味が服を買ったり着たりすることになった影響もあって、最初はアパレル業界への転職を考えました。

しかし、具体的に転職活動を進める中で、自分に合った道を冷静に見極める必要があると感じました。

④転職活動で苦労したことはありますか?

最初はひとりで接客業の求人を探して応募していました。例えば、高級時計の販売員などにも挑戦しましたが、なかなか内定を得ることができず、自分のアピールポイントや方向性に迷うこともありました。

その後、転職エージェントに相談したことで、第三者の視点からアドバイスをもらい、軌道修正することができました。結果として、6社応募して1社から内定をいただきました。

⑤飲食店からの転職先や転職後の状況を聞かせてください

最終的に選んだのは、建設業界の施工管理の仕事です。当初の希望だった接客業とは違いますが、転職エージェントのアドバイスを受け、自分の将来性やキャリアアップの可能性を考えた結果、この選択をしました。

今は現場での管理業務にやりがいを感じていて、日々新しいことを学びながら取り組んでいます。

⑥今後の目標や将来やりたいことはありますか?

今は施工管理のプロを目指して努力しています。具体的には国家資格を取得して、自分のスキルやキャリアを着実に積み上げていくことが目標です。

これからも自分の持続力を活かして、長く仕事を続け、成長し続けたいと思っています。