

このような方に向けて記事を書いています。
接客が好きで飲食店に就職する人や、ワイワイした雰囲気が好きで飲食店に就職する人は多いです。
でも実際に飲食店で働いてみると、労働時間が長すぎてプライベートの時間がない…という飲食店のきつい実態に直面します。
せっかく就職したのだから頑張らないと!と思いつつも、残業や休日出勤の多さに、身も心もボロボロになりますよね。
では、なぜ飲食店はこんなにきついのか?
結論からいうと、飲食業界の人手不足の問題が深刻すぎて、従業員の長時間労働がないとビジネスが成り立たなくなっているから、です。
従業員の残業や休日出勤ありきで、多くの飲食店が運営されているため、飲食で働く限り、仕事がきつい状況からは解放されないのです。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、飲食店で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた、元飲食店勤務の西尾知孝さん(27歳男性・仮名)の体験談をもとに『飲食店の社員が地獄だといわれる理由』から『飲食から異業種への転職で失敗しない方法』までを解説しています。
この記事を読めば、飲食店がきつい理由を理解した上で、今すぐに飲食を辞めるべきかを判断できるようになります。
3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう。
※『今すぐに飲食店から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
飲食店の社員の末路がやばい理由【飲食に就職はやめとけ!地獄になる?】

まずは今回紹介する、元飲食店勤務の西尾知孝さん(27歳男性・仮名)の簡単な経歴を紹介します。
西尾知孝さんは大卒で、もともと銀行系の仕事に就職したいと思って就活していましたが、30社ほど受けてもどこからも内定がもらえませんでした。
そのため仕方なく唯一内定がもらえていた、飲食業界のチェーン店の社員に就職することを決めました。
新卒で飲食店の正社員になった後は、飲食店での接客やワイワイした雰囲気は好きだったので、仕事自体はそれなりに楽しくやれていました。
しかし問題は、長時間労働と休日出勤の多さでした…。
西尾知孝さんが働いていた飲食店の営業時間は朝10時〜夜10時だったのですが、毎日1時間前には出勤しなければならず、閉店後も売上集計などで1時間の残業が絶対でした。
つまり、毎日14時間の拘束時間です。
それに加えて、休日でも急に店長から呼び出されることもあり、休日も全く気が抜けませんでした。
しかも休日出勤してるのに、給料明細には『公休8日』としか記載されておらず、『これだから飲食はブラックとか言われるんだろうな…』と思ったそうです。
西尾知孝さんは過酷な労働環境の中で、なんとか3年間耐え抜き、年齢が25歳になったタイミングで飲食店を退職しました。
ここからは、西尾知孝さんの実体験を紹介しつつ、『飲食店が地獄だといわれる実態』を詳しく解説していきます。
飲食店の社員が地獄だと感じる5つの理由【元飲食社員の体験談です】

ここでは、元飲食社員の方から聞いた話をもとに、『飲食店の社員が地獄だと感じる5つの理由』を紹介します。
飲食店スタッフが仕事を辞めるときの退職理由は、主にこの5つです。
・労働時間が長い
・休みが少ない
・給料が安い
・職場の人間関係が悪い
・体力的にきつい
17時間労働の和食店、14時間労働の居酒屋、15時間労働のファミレス…など。やはり飲食店はどこも、長時間労働になりやすいようです。
また飲食店社員は週休1日が平均で、アルバイトが休むと社員がカバーしなければならず、2週間に1日しか休めないこともあります。
しかも飲食業界にはおかしな風潮があり、『無給で働く姿勢』が社内から評価されることが多いです。
そのため時間外労働や休日出勤をどれだけ頑張っても、給料明細には何も記載されず、『激務なのに給料が安い』というヤバい状態になるのです。
このような労働環境の悪い職場で働いていると、人間の心にも余裕がなくなってしまい、職場の上司や同僚が常にイラだっている、という状況になります。
常に誰かが怒鳴っていたり、物に八つ当たりする人がいたり…。もう最悪な職場ですね。
飲食店は狭いので、逃げる場所もなく、かなりきついです。
これらが積み重なって、精神的にも体力的にも限界になり、多くの人が飲食店を辞めていくのです。
ちなみに厚生労働省が発表した『平成28年雇用動向調査結果』によると、宿泊・飲食サービス業は『離職率 30.0%』となっており、全業界の中でワースト1位です。
【関連記事】
⇒居酒屋の正社員がきつい理由とは?【26歳男性の体験談】
飲食店に就職はやめとけ!【元飲食社員が語る飲食店の闇とは?】

飲食店で働いていると、長時間勤務や肉体労働が原因で、飲食店の仕事に疲れることもあると思います。
でも『せっかく就職したのだから途中で辞めちゃダメだ!』と言って、飲食の仕事を頑張りすぎてしまう人も多いようです。
しかし、14時間以上の労働時間、2週間に1日しか休めない環境、将来に希望が見えない…という状況の中で、仕事に対するモチベーションを保つのは難しい、というのが本音ではないでしょうか?
はっきり言って、飲食店に疲れたらすぐに辞めないと、人生損する可能性が高いです。
なぜなら行動を後回しにしていると、未経験からチャレンジできる正社員の転職先がどんどん少なくなるからです。
ちなみに、30歳以降で飲食店の正社員を辞めた田所涼介さん(32歳男性・仮名)は、何社応募しても書類選考で落とされ、最終的に落ち着いたのは、正社員ではなく日雇い派遣でした。
これは数ある人生のサンプルの一つですが、30代まで飲食で頑張ってきた末路が、物流センターで商品の仕分けや発送作業をする日雇い労働者…というのは残酷ですよね。
『飲食店の仕事に疲れた…』と思うなら、とりあえず行動してみるのがおすすめですよ。
あなたが行動しない限り、あなたのきつい生活は変わりませんからね。

飲食店に向いてない正社員はやばい末路になる前に行動しよう!

『自分は飲食に向いてないから辞めたい…』
このように思う方は、今すぐに飲食店から転職しないと、後悔します。
なぜなら飲食店から異業種に転職するなら、20代の若いうちじゃないと難しいからです。
とはいえ、『どうやって飲食から転職すればいいの?』という方もいますよね。
世の中的には、飲食からの転職は難しいというイメージが強いので、なかなか行動できない人も多いのだと思います。
では、本当に飲食からの転職は難しいのでしょうか?
結論からいうと、たしかに飲食からの転職は簡単ではありませんが、転職活動のやり方を間違えなければ、飲食からでも転職できます。
具体的には『転職エージェントを利用する』という選択ですね。
特に飲食から異業種に転職したい方に対して、手厚くサポートしてくれるような転職エージェントを選ぶと、転職の成功率はグッと高まります。
世の中には『経験者の転職に強いエージェント』と『未経験者の転職に強いエージェント』があり、ここを選び間違えると失敗するので、注意が必要です。
飲食から異業種に転職したい方が登録すべきなのは、『未経験者の転職に強いエージェント』ですね。
転職エージェントに登録すれば、自己分析・求人選び・書類作成・面接対策まで全部やってくれるので、めちゃくちゃ楽に転職活動を進めていけますよ。
とりあえず迷ったら、転職エージェントに登録してみるのが安全ですね。

飲食店の社員の末路がやばい理由【まとめ】
この記事のまとめです。
- 飲食店は長時間労働がきつい
- 飲食店は体力的にきつい
- 飲食店はの離職率はワースト1位
- 飲食社員の未来は絶望しかない
- 飲食を辞めないと末路がヤバいかも
- 行動しないときつい人生はずっと続く
- とりあえず転職エージェントに登録すべき
なんとなく飲食店に就職したものの、飲食のきつい労働環境に限界を感じている方は多いです。
でも環境を変えるのは勇気がいるので、今のままではマズイと思いながらも、なかなか行動できない気持ちもわかります。
しかしそのまま放置していると、田所涼介さんのように『32歳で日雇い労働者…』という末路が待っています。
飲食から転職して新しい未来を手に入れるか、そのまま飲食のきつい仕事に耐え続けるか…。
人によって価値観はちがうので、どちらを選んでもOKです。
あとは、あなた次第。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
