20代 転職体験談

「20代で未経験転職したい」「20代で転職した人の体験談が知りたい」という方向けの記事です。

『ボクらの転職体験談』は、スーパー店員・エステティシャン・倉庫業・工場・営業・パチンコ店員・ホテル業界・コールセンター・パン屋・アパレル店員・飲食店・美容師・塾講師など、さまざまな職種から異業種に転職した20代の人たちに取材をしてきました。

それぞれの経験をもとに、就職したきっかけ、転職に至った経緯、転職活動で苦労したこと、転職した後の生活、などが語られています。

インタビューにご協力いただいた皆さんに感謝しつつ、それぞれの転職体験談を読んでいただければ幸いです。

※文中の地名や人名などの固有名詞は、本人の意向により仮名や匿名にしている場合があります。

「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

目次

27歳男性の転職体験談|倉庫業から商社に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕の子ども時代は、実家が割烹料理店を営んでいたこともあり、料理屋を継ごうかと漠然と思っていた時期もありました。ただ、その夢は自然と薄れていき、音楽や趣味に没頭する学生生活を送ることになりました。

小学校では習い事は特にしていませんでしたが、中学校に入ると珍しいと思った弓道部に入部しました。高校でも一度弓道部に入りましたが、理不尽な指導を受けて辞め、水泳部に転部しました。

音楽との出会いは中学時代で、ロックに魅了されて楽器を始め、高校時代からベースに熱中しました。大学ではバンド活動を本格化させ、オリジナル曲を10曲ほど作り、3人編成のバンドで3カ月に1度ライブを開催するなど、音楽漬けの日々を送りました。

アルバイトはコンビニやコンサートホールのスタッフ派遣を経験しましたが、やはり音楽に一番情熱を注いでいた時期ですね。

②前職に就職したきっかけはありますか?

前職に就職したきっかけは、大学の先輩の誘いでした。先輩が社員として働いていた玩具の物流会社でアルバイトを始め、その後正社員として採用されました。

大学卒業後の進路についてあまり深く考えていなかった僕にとって、誘われたことがきっかけでキャリアをスタートさせる決断ができました。玩具やゲーム、アニメ商品に興味があったことも、続けられる理由になりました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

前職では、物流業務がメインでしたが、一部営業活動も担当していました。物流の仕事では、在庫管理や作業効率の改善を行い、ピッキング効率を上げるために商品の配置を工夫するなど、業務改善の経験を積みました。また、運送会社との料金交渉を通じて交渉力を養えたことも大きな収穫です。

営業としては、商品の魅力をお客様に伝える接客スキルや商品知識を学ぶことができました。特に、小規模な社長さんや大手チェーンのバイヤーと直接やり取りする中で、相手のニーズを汲み取る力がつきました。好きな商品に囲まれた環境だったからこそ、商品の説明や提案を楽しむことができ、結果的に多くの学びを得られたと思います。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を決意した一番の理由は、体調の問題です。繁忙期には毎日深夜まで働く日が続き、胃潰瘍や大腸炎を発症してしまいました。健康面での限界を感じ、このまま働き続けるのは難しいと判断しました。

もう一つの理由は収入です。5年間働いても年収は268万円で、将来を考えるとこの収入では不安が拭えませんでした。これ以上の成長が見込めない環境であると感じ、新しい職場でキャリアアップを目指そうと思いました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

正直なところ、転職活動を始めた当初は何もわからない状態でした。履歴書の書き方や職務経歴書の作成、面接の受け答えなど、全てが手探りでした。そのため、転職エージェントのサポートをフル活用することにしました。

担当のキャリアアドバイザーは、僕の経験や希望を丁寧にヒアリングし、適切な求人を紹介してくれました。また、職務経歴書の添削や面接対策を手伝ってもらい、企業ごとに異なるアプローチを取ることができました。特に、前職での具体的な実績やスキルをどうアピールするかをアドバイスしてもらえたことは、非常に助かりました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

転職後、僕は建材専門商社の営業職に就きました。最初は内勤営業からスタートしましたが、職場の雰囲気が良く、先輩や上司がサポートしてくれる環境だったので、すぐに馴染むことができました。教育体制も充実しており、ビジネスマナーや営業スキルを一から学べる点は心強かったです。

転職してから2年が経ち、年収は400万円に達しました。収入が増えたことで生活に余裕ができ、一人暮らしも視野に入れられるようになりました。また、転勤がなく、残業も少ないので、趣味や家族との時間を確保できるようになったのは大きなメリットです。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今後の目標は、会社の中核を担う存在になることです。入社5年目までにはメインの営業担当として活躍し、職場から信頼される存在になりたいと思っています。また、安定した収入を得て、一人暮らしを実現し、仕事もプライベートも充実した生活を送りたいです。

長く働ける環境で自分を成長させ、少しずつステップアップしていければと思っています。

25歳女性の転職体験談|エステティシャンからWeb制作会社に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

小学生の頃から母の影響で剣道を始め、高校、大学もスポーツ推薦で進学しました。剣道を通じて、「最後まで諦めない気持ち」や「やり切る力」を身につけることができました。試合で何度も悔しい思いをしましたが、そのたびに努力を重ねて、結果を出せたときの達成感は今でも大きな自信になっています。

また、剣道を通じて多くの人と出会い、人と話す楽しさも学びました。誰とでもすぐに打ち解けられる性格だと自分でも思っていますし、周りからもよく「コミュニケーション能力が高い」と言われていました。このスキルは、今の仕事でも大きな武器になっています。

②前職に就職したきっかけはありますか?

エステサロンに就職したのは、美容に興味があったからです。学生時代からスキンケアや美容の話をするのが好きで、人をキレイにする仕事に憧れていました。

就職活動中に訪れたサロンで、エステティシャンの方々が明るくお客様と接している様子を見て、「私もこんな風にお客様に喜ばれる仕事がしたい!」と思ったのがきっかけです。

実際に働いてみると、お客様が施術後に満足そうな笑顔で帰られる姿を見るのがとても嬉しく、やりがいを感じていました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

エステティシャンの仕事を通じて、特にコミュニケーションスキルが磨かれたと思います。お客様一人ひとりの悩みや要望をしっかりと聞き取り、それに合った施術や商品を提案する中で、相手の気持ちをくみ取る力が自然と身につきました。

また、店舗の売上目標や個人のノルマがあったため、目標達成に向けた努力の仕方も学びました。最初は苦戦しましたが、先輩や同僚のアドバイスを受けながら改善を重ね、成果を出せるようになりました。これらの経験は、現在の営業職でも大きく役立っています。

④転職しようと思った理由はありますか?

エステティシャンの仕事自体は好きでしたが、勤務時間の長さや体力的な負担に限界を感じるようになりました。また、土日祝が仕事の日も多く、友人や家族と過ごす時間を取れないことも悩みでした。

さらに、将来のキャリアを考えたとき、このままでは自分の成長が止まってしまうのではないかという不安が強くなりました。「スキルアップできる環境で、新しい挑戦をしたい」と思うようになり、転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を始めましたが、異業種への転職だったこともあり、どのように進めればいいか分からず苦労しました。特に履歴書や職務経歴書でエステティシャンとしての経験をどのようにアピールすればいいか悩みましたね。

そこで転職エージェントを活用しました。担当のキャリアアドバイザーの方と面談し、自分の強みを整理してもらったことで、応募企業ごとに効果的なアピールができるようになりました。また、面接対策や企業選びのアドバイスももらえたので、自信を持って転職活動を進めることができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在はIT業界のWeb制作会社で営業職をしています。最初は全くの未経験だったので不安もありましたが、職場の先輩や上司が丁寧に教えてくれる環境だったので、スムーズに業務に慣れることができました。お客様との商談では、前職で培ったコミュニケーションスキルが大いに役立っています。

また、土日祝が休みになったことで、友人と過ごす時間や趣味の時間が増え、生活の質が大きく向上しました。収入も年収400万円にアップし、金銭的にも余裕が生まれました。転職したことで、仕事もプライベートも充実した毎日を送れています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

現在は営業職としてさらにスキルを磨き、将来的にはチームを率いるポジションに挑戦したいと思っています。その先には、個人で仕事ができるようになりたいという夢があります。

具体的には、自分の強みを活かしてフリーランスとして独立し、自由度の高い働き方を実現したいです。そのためにも、今の仕事でしっかりと実績を積み重ね、人脈を広げていきたいと思っています。剣道で培った諦めない気持ちを忘れずに、これからも新しい挑戦を続けていきます!

24歳男性の転職体験談|コールセンターから不動産業界に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

子どもの頃から体を動かすことが好きで、学校の部活やスポーツに熱中する日々を送ってきました。中学時代は陸上部に所属して、仲間と一緒に練習に励み、高校ではバドミントン部に入部。2年生からはキャプテンを任され、顧問が競技の経験者ではなかったため、練習メニューを一から作るところから始めました。仲間たちと試行錯誤を繰り返したことが、今振り返ると大きな成長につながったと思います。

大学時代はフットサルサークルに参加し、友人たちと楽しい時間を過ごしました。同時に、スポーツショップでのアルバイトに力を入れ、インソールの販売を通じて接客や営業の基本を学びました。お客様のニーズを丁寧に引き出し、それに合った商品を提案する仕事を通じて、多くの感謝の言葉をもらえたのが大きなやりがいでした。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学卒業後、オフィスソリューションを手がける商社に営業職として入社しました。学生時代のアルバイト経験から、人と接する仕事に魅力を感じていたので、営業職を志望していました。その中でもオフィスソリューションの分野は、企業の効率化を支える仕事として社会的な意義があると感じたことが決め手となりました。

就職活動では不動産業界の営業職を中心に受けていましたが、最終的にこの会社に入社を決めたのは、若いうちに主体的に働き、マネジメントに昇格できるチャンスがあると感じたからです。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

入社後、僕は電力削減のコールセンター業務に従事しました。9時から18時まで電話をかけ続ける毎日は正直厳しかったですが、顧客対応や提案力を鍛えることができました。研修期間中に1件だけ受注を取ることができたのは、小さな成果ではありますが、自分の努力の結果として自信につながりました。

また、電話営業を通じて「相手の興味を引く」話し方や「短時間で効果的に説明する」スキルを身につけることができました。この経験は、転職後の対面営業にも活かせていると感じます。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を考えた一番の理由は、自分が本当にやりたい仕事とのギャップに気づいたからです。僕は人と直接会って話しながら営業をしたいと思っていましたが、前職では全て電話で完結する営業スタイルだったため、仕事にやりがいを感じられませんでした。

さらに、同期が次々と退職し、新卒27名のうち残ったのはわずか1名という状況もあり、「この環境で長く働き続けるのは難しいかもしれない」と思うようになりました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動を始めるにあたり、僕は転職エージェントに相談しました。キャリアアドバイザーの方に相談したことで、自分の強みや希望する働き方を整理することができました。

特に、学生時代のアルバイトでの実績や、部活でキャプテンを務めた経験などが「継続力」や「リーダーシップ」といった自分の強みとして評価されたのは新たな発見でした。

苦労した点としては、前職が短期離職だったため、面接で「なぜ辞めたのか」を説明する必要がありました。ただ、「厳しい環境でもやれるだけのことはやり抜いた」という姿勢を伝えることで、ポジティブな印象を与えられたと思います。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在、僕は上場企業の営業職として働いています。転職先では、対面営業を中心にお客様と直接やり取りしながら提案を行っています。以前のコールセンター業務とは違い、自分が提案した内容が相手にどう響いているのかを肌で感じることができるので、やりがいを強く感じています。

職場環境も非常に働きやすく、完全週休2日制の土日祝休みでプライベートの時間も確保できています。年収も前職よりアップし、奨学金の返済計画も順調に進められるようになりました。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、営業職として経験を積んだ後に人事職にチャレンジしたいと考えています。社内の制度改革や組織の整備を通じて、社員が働きやすい環境を作ることに興味があります。そのためにも、今は目の前の営業の仕事に全力を注ぎながら、実績を積んでいきたいと思います。

また、長期的にはリーダーやマネージャーのポジションに就き、若い世代をサポートしながら組織に貢献していきたいという目標も持っています。

23歳男性の転職体験談|パチンコ店員からガス機器会社に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕は子どもの頃からスポーツが好きでした。幼稚園の頃から始めたサッカーは中学まで続け、高校ではソフトテニスに挑戦しました。ただ、高校の部活は長続きせず、最終的には趣味程度に楽しめる草野球を大学1年生から始めました。草野球は今でも日曜日になると父親と一緒に続けていて、良い息抜きになっています。

アルバイトは高校生から始めていて、マクドナルドで7年間働きました。学校帰りや休日にシフトに入り続けていたので、接客やチームでの仕事には自信があります。大学では情報メディア学部に進みましたが、どちらかというと友人との活動や趣味に力を入れていましたね。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学4年生のとき、就職活動をしていた僕ですが、正直なところ「どの会社に入りたい」という明確なビジョンはありませんでした。情報系の専攻だったため、その分野で活躍するには専門的な知識が必要だと感じ、自分には向いていないと思ったんです。

そんな中で、最初に内定をもらったのがパチンコ店のホールスタッフの仕事でした。それ以上就活を続ける気力がなくなり、「とりあえずここで頑張ってみよう」と思い、その会社に就職を決めました。特別パチンコに興味があったわけではありませんが、内定をもらえたことで少し安心してしまったのが正直なところです。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

パチンコ店員の仕事を通じて学んだのは、接客対応とチームでの仕事の重要性です。接客ではお客様の要望に即座に応える柔軟な対応力が求められましたし、スタッフ同士の連携がスムーズでないと業務が円滑に進みません。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を考えた最大の理由は、健康面の問題です。店舗の入り口でアルコール消毒や体温測定の業務を任されたのですが、喫煙所が近くにあったため、タバコの煙がどうしても体に合わず、肌が荒れたりアトピーが悪化したりしました。不規則なシフト制の生活リズムも体調に影響し、「このままでは続けられない」と感じました。

さらに、自分自身がパチンコに興味を持てず、仕事へのモチベーションも低下していたことも転職を考えた理由です。体調や興味の面で限界を感じ、「もっと自分に合った仕事を探そう」と決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動を始めたとき、僕にはビジネスマナーや履歴書の書き方、面接対策などの知識が全くありませんでした。そのため、転職エージェントを利用し、担当のキャリアアドバイザーにサポートしてもらいました。アドバイザーの方には、これまでの経験や得意なこと、どんな仕事がしたいのかをじっくりヒアリングしてもらい、自分でも気づいていなかった強みを見つけてもらいました。

例えば、7年間続けたマクドナルドでのバイト経験や、草野球を続けてきた継続力は、アドバイザーの指摘で初めて「自分の強みなんだ」と気づきました。また、営業職の求人を中心に提案してもらいながら、興味を持てそうな仕事を一緒に探していきました。

工夫した点としては、転職先の条件を明確にしたことです。たとえば、体調面を考慮して土日休みの仕事を希望し、さらに奨学金を返済するための収入が確保できるかどうかも重視しました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

最終的に、僕はガス機器会社の営業職に転職しました。転職後は内勤営業からスタートし、上司や先輩たちからの手厚いサポートを受けながら、少しずつ業務に慣れていきました。職場の雰囲気は明るく、数字に追われてギスギスするような環境ではないので、働きやすさを感じています。

収入面でも前職より安定しており、奨学金の返済計画も立てられるようになりました。プライベートでは草野球を続ける余裕もあり、休日には父親と一緒にリフレッシュしています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今後の目標は、営業職として社内で信頼される存在になることです。5年後には主要な案件を任されるようになりたいと考えています。また、収入を増やして30歳までには結婚し、家庭を持ちたいという夢もあります。

長期的には、仕事と家庭を両立しながら、安定した生活を築いていきたいです。大きな目標を達成するために、まずは目の前の仕事に全力で取り組んでいこうと思っています。

23歳男性の転職体験談|ホテル業界から測量機器会社に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

子どもの頃から体を動かすことが好きで、スポーツ中心の学生生活を送ってきました。中学生時代はハンドボール部に所属し、高校では3年間軟式テニス部で活動。テニスの面白さは、点が決まった瞬間の喜びと、勝利をチームで共有できるところでした。この「チームでの喜びを分かち合う経験」が、僕の性格にも影響していると思います。

大学時代も、友人たちとテニスを楽しみながら、4年間焼肉屋でアルバイトをしていました。接客業は好きで、お客様から「ありがとう」と言ってもらえることにやりがいを感じていました。

一方で、ゼミでは「補助犬」の普及活動に取り組み、自分たちでお店にアポイントを取り、補助犬の受け入れをお願いしてシールを設置してもらう活動を行いました。アプローチした7件中5件で受け入れが実現し、自分たちの行動が成果に結びつく喜びを実感したのは今でも良い思い出です。

②前職に就職したきっかけはありますか?

僕がリゾートホテル内のレストランに就職したのは、観光や旅行への興味がきっかけでした。大学時代に旅行会社の採用選考を受けていましたが、不採用。そこで「観光に関われる仕事」という軸で選び、ホテル業界に進むことを決めました。

リゾートホテルのレストランで働く中で、お客様の笑顔にやりがいを感じ、観光地ならではの活気ある雰囲気も楽しんでいました。新しい環境でのチャレンジに胸を弾ませていたのを覚えています。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

前職では、リゾートホテルのレストランでホールスタッフとして働き、接客スキルを磨きました。お客様に気持ちよく食事を楽しんでもらうための細やかな気配りや、忙しい中でも冷静に対応する力が身につきました。

特に印象に残っているのは、ゴールデンウィークやお盆の繁忙期です。この時期は職場全体がピリピリしていて、先輩たちのサポートを得ながら、お客様への対応スピードを意識するようになりました。この経験を通じて、効率的に仕事を進めるスキルや、チームでの連携の大切さを学ぶことができました。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を決意した理由は、いくつかの要素が重なった結果です。まず、長時間の労働環境に限界を感じたことが挙げられます。リゾートホテルのレストランでは、早朝6時に出勤して深夜0時を過ぎて退勤する日も珍しくありませんでした。特に、繁忙期には18時間以上の拘束が続くこともあり、体力的な負担は大きく、休憩時間が用意されているとはいえ、心身ともに回復できる時間とは言えませんでした。

また、友人と休みが合わないことにも悩まされていました。シフト制の勤務だったため、学生時代からの友人と休日に遊びに行く機会がなかなか取れず、孤独感を覚えるようになりました。これまで大切にしてきた人間関係を維持できない状況は、僕にとって大きなストレスでした。

さらに、同じ業務を繰り返す日々の中で、新しい挑戦がしたいという気持ちが強くなりました。ホールスタッフとしての経験は貴重でしたが、将来的にスキルアップが難しいと感じていました。このままでは自分の成長が止まってしまうのではないかという危機感も、転職を考えるきっかけとなりました。

これらの理由から、もっとバランスの取れた働き方ができる職場を探し、自分が成長できる環境に身を置きたいと思うようになり、転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動では、転職エージェントに相談したことが大きな助けになりました。キャリアアドバイザーの方と1時間ほど面談を行い、適職診断テストを受けて自分の強みを把握しました。その結果、「接客で培ったコミュニケーション力が活かせる仕事」「スキルアップにつながる職種」が向いているとアドバイスを受けました。

苦労した点としては、前職がサービス業だったため、「営業経験がない」ことがネックになるケースが多かったことです。ただ、前職での接客スキルや、学生時代のゼミ活動で得た行動力をアピールすることで、面接での印象を良くする工夫をしました。

また、転職エージェントに職務経歴書の添削や面接対策をしてもらい、企業ごとの面接練習も行いました。このような準備をしっかり行えたことで、自信を持って選考に臨むことができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在、僕は測量機器を扱う会社のルート営業職として働いています。転職後の生活は大きく変わりました。

まず、土日祝が休みになったことで、友人たちと予定を合わせやすくなり、趣味のテニスや旅行を思い切り楽しめるようになりました。また、ルート営業はスケジュールを自分で調整できるため、仕事に追われすぎず、精神的な余裕が生まれました。

職場環境も非常に働きやすく、上司や先輩も親切で、わからないことがあれば丁寧に教えてくれます。転職後の年収は少しアップし、将来的な目標である「自立」に向けて順調に進んでいる実感があります。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、営業職としての経験を積み、管理職としてチームをまとめる立場になりたいと考えています。特に「新しいことに挑戦し続ける」という姿勢を大切にしながら、社会人として成長していきたいです。

また、今後は趣味の時間を楽しみつつ、経済的にも精神的にも自立できる生活を目指しています。友人たちと一緒に楽しい時間を過ごせることが、仕事へのモチベーションにもつながっています。

21歳男性の転職体験談|新規開拓営業からルート営業に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕は子どもの頃から引っ越しが多い家庭環境で育ちました。幼稚園から小学校に上がるタイミングでの引っ越しは特に印象に残っています。友達と離れる寂しさもありましたが、新しい環境に順応する力が自然と養われた気がします。

小学生の頃にはナレーターになりたいという夢を抱いていました。アニメの声真似をするのが得意で、周りからも褒められることが多かったです。中学時代は部活には所属せず、パソコンでアニメを見たりする時間が多かったですね。一方で、友人たちが部活に打ち込む中、自分の居場所を見つけるのに少し苦労した時期でもありました。

高校では商業科に進学し、簿記3級の資格を取得しました。アルバイトも積極的に行い、コンビニや居酒屋、韓国料理店などで働きました。趣味としてスケボーやカラオケを楽しむ一方、高校2年生のときに出会った同級生と付き合い始め、その彼女が今の妻になりました。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校卒業後、法人営業の仕事に興味を持ったことが前職に就職したきっかけです。光回線系の営業職として、契約社員として1年9ヶ月働きました。法人営業の世界に挑戦したいという思いと、早く社会人としてのキャリアをスタートさせたかったのが動機でした。

営業職では即決型のスタイルが求められる環境で、飛び込み営業や経営者相手の提案を経験しました。結果を出すプレッシャーはありましたが、それ以上に仕事の中で得られる達成感や成長の実感が大きかったです。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

前職で学んだ最も大きなことは「営業としての基本とメンタルの強さ」です。飛び込み営業や即決の提案など、難易度の高い業務に取り組む中で、粘り強く交渉する力やお客様のニーズを見極めるスキルが身につきました。

また、目標達成に向けて計画を立てることの重要性を学びました。たとえば、1日の訪問件数を効率的にこなしつつ、目標件数に近づくための工夫を日々実践していました。

さらに、先輩や上司のアドバイスを素直に受け入れ、それを結果に結びつけることで信頼を得る大切さを実感しました。この成功体験は、どの環境でも通用する強みだと感じています。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を決意した理由は、大きな人生の転機である「結婚」と「子どもの誕生」です。妻との結婚を控え、子どもを迎える準備を進める中で、安定した収入と働きやすい環境が必要だと感じるようになりました。

前職ではインセンティブがあったものの、賞与がなく、生活の基盤を築くには不安がありました。また、出張先での出来事を機に、妻から会社の風土について懸念を持たれるようになり、より家庭を大切にできる仕事を選びたいと思ったのも理由の一つです。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動では、自分に合った仕事を見つけることに時間を要しました。転職エージェントを活用し、キャリアアドバイザーの方にアドバイスをもらいながら、自分の強みや理想の働き方を整理しました。

工夫した点としては、前職の営業経験をアピールポイントにしつつ、より安定した環境を求める理由を明確に伝えたことです。アドバイザーの指摘から、型が決まっていて教育体制が整っている会社が向いていると気づき、志望する企業の選定もスムーズに進められました。

また、内定をもらった企業に対しても焦らず慎重に考える時間を設けるようにしました。最終的には自分に合う会社を見つけることができたので、良い転職活動になったと思います。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

転職後は、創業60年以上の商社で内勤営業として働き始めました。新しい職場では、先輩や上司が明るくフレンドリーで、働きやすい環境が整っています。月末に向けてのノルマもギスギス感がなく、チームで協力して仕事を進める雰囲気がとても心地良いです。

また、教育体制が充実しており、営業トークの基本からPCスキル、ビジネスマナーまで丁寧に教えてもらえるので、新しいことを学ぶ意欲が湧いてきます。

転勤がなく、残業も少ないため、帰宅後は家族との時間を大切にしています。初めての子育てで毎日バタバタしていますが、それでも家族のサポートを受けながら幸せな家庭生活を送れています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今後はキャリアアップを目指すよりも、「安定して長く働ける職場」でスキルを磨きながら働きたいと思っています。家庭を大切にしつつ、仕事とプライベートのバランスを取りながら充実した生活を送るのが理想です。

また、営業職としては「お客様に信頼される担当者」になりたいと考えています。長期的にお客様と関わりを持ち、困りごとを解決するパートナーとして活躍できるよう努力していきたいです。

26歳男性の転職体験談|4回目の転職でセキュリティ業界に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

子どもの頃の私は、勉強よりも外で遊ぶのが好きで、友達とワイワイ楽しく過ごしていました。小学5年生からはバドミントンを始め、中学・高校と続けました。部活では、部長としてチームをまとめる役割を任されていました。特に高校時代は、素人ばかりのチームを率いて団体戦で優勝できたことが大きな自信になっています。

一方で、仕事に対する考え方や将来の夢もこの頃から芽生えました。警察官になりたいと思ったのも、子どもの頃から「周りにすごいと思われたい」という自己顕示欲が強かったからです。誰かに頼られる存在でありたいと感じていたのかもしれません。

②これまでの職歴にはどんな仕事がありますか?

私はこれまで、5つの仕事を経験してきました。

高校を卒業後、最初の職場は自動販売機の缶ジュースを補充するドライバーの仕事でした。しかし、厳しい上下関係や体力的な負担が理由で1年で退職しました。その後、地元のスーパーの青果部門に入社し、6年間勤めました。ここでは仕入れから売場管理、接客まで幅広い業務を担当し、青果チーフとしても責任を担いました。

その後、工場での派遣社員として自動車の組み立て作業に従事しましたが、肩の痛みがひどくてドクターストップがかかり、1年で辞めざるを得ませんでした。現在はセキュリティ業界の正社員として働いています。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

スーパーの青果部門での経験は、私にとって非常に大きな学びの場でした。特に青果チーフとして仕入れや販売を任された経験は、自分の考えで仕事を進める力を養いました。市場の業者との交渉では、相手に信頼されるために毎日の挨拶や差し入れを欠かさず、良い関係を築く努力をしました。

また、「なぜこの商品が売れるのか?」と常に考え、売れる理由を仮説立てて検証を繰り返すことの重要性を学びました。これらの経験は、今の仕事でも活かせるスキルになっていると感じています。

④現在の仕事に転職しようと思った理由はありますか?

スーパーからの転職を決断した理由は、いくつかの要素が絡み合っています。まず、青果部門での6年間の仕事を通じて、体力的な限界を感じるようになりました。早朝4時から市場での仕入れ、昼間の店舗業務、そして夜の閉店作業まで、一日の拘束時間が15時間に及ぶことも珍しくありませんでした。この働き方を続けるのは難しいと感じたのです。

さらに、私が所属していたスーパーは中小企業で、業務が各社員に丸投げされることが多く、仕事の進め方に改善の余地を感じていました。本部からの「売上を伸ばせ」というプレッシャーも大きく、精神的なストレスが溜まっていきました。

派遣社員から現在の仕事に転職するときは、将来の生活をより安定させたいという思いもありました。身体に負担の少ない仕事をしながら、スキルを伸ばし、より良い生活を送りたいと考えるようになりました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動では、自分の学歴や職歴に自信を持てず、不安が大きかったです。そこで、転職エージェントを利用し、担当のキャリアアドバイザーと一緒に自分の強みや適性を見つめ直しました。

青果部門での仕入れや売上管理の経験を「課題解決力」としてアピールすることや、コミュニケーション能力を前面に出す自己PRの方法を教えてもらいました。

面接対策では、具体的なエピソードを用意し、自分の経験を企業のニーズにどう結びつけるかを考えるようにしました。このおかげで、自信を持って面接に臨むことができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在はセキュリティ業界の総合職として働いています。身体への負担が少なくなり、以前と比べて仕事とプライベートのバランスが良くなったと感じています。土日休みがあるため、友人や家族と過ごす時間も増え、心身ともに余裕を持った生活が送れています。

職場環境も良好で、先輩や同僚との関係も良く、モチベーション高く仕事に取り組むことができています。また、福利厚生が充実しているため、将来に対する不安も軽減されました。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、安定した収入を得て、車のローンや奨学金を完済し、2LDKの部屋に住むのが目標です。さらに、自分のスキルを磨き、社内でキャリアアップを目指していきたいと思っています。

「現状維持は後退である」という言葉があるように、常に成長を意識して、少しずつでも前に進む努力を続けていきたいです。今回の転職を通じて、仕事の選び方や自分の可能性について多くのことを学ぶことができました。この経験を糧に、より良い未来を築いていきたいと思います。

26歳男性の転職体験談|工場勤務から建設業界の施工管理に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕は幼い頃から「決めたことは最後までやり遂げる」性格でした。3歳から高校卒業まで柔道を続け、辛い練習にも耐えながら日々精進してきました。特に中学・高校では柔道部に所属し、部活で仲間たちと一緒に汗を流した時間が今でも良い思い出です。部のキャプテンではなかったものの、地道に努力を積み重ねることで自分の中に「継続力」が育まれたと感じています。

また、高校時代には体育大会のリーダーを任され、クラスをまとめるために休みの日や放課後も準備を頑張りました。人前に立つのは得意ではなかったですが、仲間と目標に向かって努力することで、一つの行事を成功させる喜びを知りました。この経験が今の仕事で人をまとめる力にも繋がっていると思います。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校を卒業後、僕は地元の木造製品工場に就職しました。地元の企業で、親からも「安定した会社」と勧められたことが理由の一つです。入社当初は、製造や包装、フォークリフトを使った荷物の運搬など、初めての仕事に戸惑いながらも、一つひとつ学びながら取り組みました。

同級生たちが地元を離れる中で、僕も「いつか県外で働きたい」と漠然と思っていましたが、地元の工場では経験を積むことができる環境でした。そして3年目にはリーダーに抜擢され、4人のチームをまとめる責任を任されました。仕事が終わった後は自主的に勉強し、「木材加工技術主任者」や「電気工事士」の資格も取得しました。こうした努力の積み重ねが、次の挑戦への自信に繋がっています。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

木造製品工場での7年間は、僕に多くのスキルや学びを与えてくれました。特に、以下の3つの点で成長を感じています。

リーダーシップ:リーダーとしてメンバーをまとめる経験を通じて、コミュニケーション力や問題解決能力を養うことができました。意見がぶつかる場面でも、相手の立場を尊重しながら合意点を見つける方法を学びました。
継続力と向上心:自主的に資格取得に挑戦したことで、自分で考え行動する力が身につきました。仕事のスキルを高めるための努力を惜しまない姿勢は、どの職場でも通用する強みだと思っています。
忍耐力:柔道で鍛えた精神力も活かしながら、同じ作業を繰り返す中で地道に成果を出す大切さを学びました。この経験は、新しい職場でも役立っています。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を決意したのは、地元を離れて契約社員として働き始めた時期です。同じ作業を繰り返す日々に飽きてしまい、「自分の可能性を広げたい」「もっと新しいことに挑戦したい」という思いが募っていきました。

さらに、契約社員という雇用形態に対しても不安がありました。契約更新のたびに「この先も続けられるのか?」と心配する日々が続き、将来を考えたときに安定した正社員雇用が必要だと感じるようになりました。

最後に、宮崎の地元に戻る夢を叶えるためには、もっとスキルや経験を積むことが必要だと思いました。自分自身を成長させ、地元に貢献できる人材になりたいという強い意志が、転職の原動力になりました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動では、自分のスキルや経験をどうアピールするかに悩みました。特に、これまでの経験が異業種でも通用するのか不安でした。しかし、転職エージェントを活用したことで、自分の強みを客観的に理解することができました。

担当アドバイザーの助けを借りながら、履歴書や職務経歴書をブラッシュアップし、面接の練習も重ねました。また、自分が何を求めているのかを明確にするため、適職診断テストを受け、自分の適性や興味を整理しました。こうしたプロのサポートがあったからこそ、スムーズに転職活動を進めることができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は建設業界の施工管理職として働いています。新しい環境に身を置くことで、毎日が挑戦の連続ですが、充実した日々を送れています。施工管理の仕事ではスケジュール管理や現場の調整が求められますが、これまでのリーダー経験が大いに役立っています。

生活面でも、収入が安定し、完全週休2日制で自分の時間を確保できるようになりました。趣味のサウナに通ったり、料理を楽しんだりと、プライベートも充実しています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、宮崎の地元に戻って地域に貢献したいと考えています。そのためにも、現在の仕事でスキルや経験を積み、人に頼られる存在になることが目標です。困っている後輩や部下がいたら、積極的に声をかけ、支えられる人材になりたいです。

また、新しい資格にも挑戦し、自分の市場価値を高め続けたいと思っています。「決めたことは最後までやり遂げる」という強みを活かしながら、これからも成長し続けていきたいです。

28歳男性の転職体験談|10年勤めた食品工場から営業職に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

子どもの頃から体を動かすことが好きで、小学生の頃は地元で友達と遊びまわる活発な子どもでした。中学校では陸上部に所属し、特にリレーに力を入れていましたね。チームで勝ちを目指す競技だったので、自主練も頑張ってタイムを縮めたり、バトンの受け渡しをみんなで研究したりしていました。

自分の成長が目に見えると嬉しくなるタイプなので、周りと協力して何かを成し遂げることにやりがいを感じていたんだと思います。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校を卒業したあと、学校から紹介された県外の社員寮付きの食品工場に就職しました。同じ高校の先輩も同じ工場に進む人が多かったんです。「とりあえず安定した仕事をしよう」と考え、特に深く悩まずに入社を決めました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

食品工場では10年間働きましたが、そこでは班長の補佐を任されていました。具体的には、20名ほどのアルバイトの方々への指示出しや、後輩への指導もしていました。原材料の種類や管理方法について、パソコンを使って説明したり、作業の進め方を教えたりする中で、自然とコミュニケーション能力が鍛えられたと思います。

また、3人で一つのラインを担当する仕事だったので、チームでの効率的な作業の進め方を工夫することも学びました。例えば、揚げ物の工程では1日に1000個以上の製品を仕上げる必要があり、誰がどのタイミングでどの作業をするのかを班長と話し合いながら改善していきました。この経験から、物事を段取りよく進めるスキルが身についたと感じています。

④転職しようと思った理由はありますか?

一番の理由は、コロナの影響で工場の業績が悪化し、給料が大幅に下がったことです。以前は月18万円ほどだったのが、12万円まで下がってしまい、生活が厳しくなりました。さらに、同じ作業を繰り返す日々に飽きてしまったことも大きいです。将来を考えたとき、「このままここで働き続けても成長できない」と思うようになりました。

10年間働いてきた職場には愛着もありましたが、次のステップに進むために新しい環境で挑戦したいという気持ちが強くなったんです。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

まず、自分に何ができるのかが全く分からなかったことが苦労でした。10年間食品工場で働いてきたので、異業種に行こうとしてもスキルをどうアピールすればいいか悩みました。特に面接ではビジネスマナーや言葉遣いが未熟で、「この年齢でそれ?」という反応をされることも多かったです。

そこで、転職エージェントに登録して相談することにしました。キャリアアドバイザーの方にこれまでの経験を整理してもらい、「20名の指導経験」や「効率化への取り組み」といった強みを引き出してもらえたのが大きかったです。また、面接の練習を通じて自分のアピールポイントを明確にしたことで、徐々に自信を持てるようになりました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在、IT系ベンチャー企業で営業職として働いています。食品工場での経験とは全く異なる業界なので、最初は不安もありましたが、職場の雰囲気が良く、先輩や上司が丁寧にサポートしてくれるので、日々新しいことを吸収しながら成長を実感しています。

営業職は数字を追うプレッシャーもありますが、それ以上に自分の成果が直接評価される点がやりがいになっています。また、これまでの食品工場での経験を生かして、チームでのコミュニケーションや効率的なタスク管理を意識しながら仕事を進めています。さらに、未経験ながらも「自分に何ができるか」を試しながら働ける環境に感謝しています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

まずは営業職として一人前になることを目標にしています。現在の職場では、成果を出すことで評価される風土があり、スキルアップやキャリアアップのチャンスが多いので、それを活かしてさらに成長していきたいです。

また、手に職をつけて安定した生活を築くことも目指しています。そのために、IT系の知識や資格取得にもチャレンジしていきたいと思っています。こうしたスキルを磨くことで、自分自身の市場価値を高め、将来的にどのような環境でも活躍できるようになりたいです。

最終的には、安定した生活基盤を作り、結婚して家庭を持つことが目標です。支えてくれる家族に恩返ししながら、自分らしく充実した人生を送りたいと考えています。

29歳男性の転職体験談|工場勤務から年収600万円のIT企業に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

小学生から中学生まで野球部に所属し、副キャプテンを務めていました。当時は練習や試合を通じて仲間と協力する楽しさや、リーダーシップの大切さを学びました。

高校時代は勉強よりもアルバイトに力を入れていて、居酒屋で働いていました。いろいろなお客様と話をするのが楽しく、接客業に興味を持つきっかけにもなりました。

両親は公務員なので、ある程度の収入はあったと思いますが、4人兄弟ということもあり、僕は大学には進学せず、高校卒業後すぐに働き始める道を選びました。兄弟喧嘩の仲裁役を務めることが多かったのですが、そのおかげで感情をコントロールする力も身についたのかもしれません。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校の進路指導の先生に勧められたことがきっかけです。地元では有名な自動車工場で、福利厚生もしっかりしているとのことで、「手に職をつけるならここだ」と思い就職を決めました。

実際、入社後は寮生活をしながら、工場と寮を往復するような毎日を送っていました。同じ作業を繰り返す単調な日々ではありましたが、社会人としての責任感やチームで働くことの大切さを学びました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

前職では自動車のボディにスプレーを塗るライン作業を担当していました。同じ作業を繰り返す中で、効率よく仕事を進める工夫や、品質を保ちながらスピードを上げるスキルが身につきました。また、上司や同僚との連携が欠かせなかったため、コミュニケーション能力も鍛えられたと思います。

ただ、この経験だけでは将来のキャリアに不安を感じるようになり、新しいスキルを身につけたいという気持ちが徐々に強くなりました。

④転職しようと思った理由はありますか?

最大の理由は、単調な日々に限界を感じたことです。工場勤務の仕事は、夜勤や残業をしても給料が思ったほど上がらず、将来に希望が持てなくなりました。また、自分自身が成長していないと感じるようになり、「このままではいけない」という焦りもありました。

さらに、職場環境的にも「この先何十年もここで働けるのか?」と疑問を感じ、もっと成長できる場所を求めて転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を始めましたが、異業種への挑戦だったため、どう進めればいいのか分からず苦労しました。特に、履歴書や職務経歴書で工場勤務の経験をどのようにアピールすればいいか悩みましたね。

その後、転職エージェントを利用することにしました。担当のキャリアアドバイザーが丁寧にカウンセリングをしてくれたおかげで、自分の強みやアピールポイントを明確にすることができました。また、面接対策も一緒にしてもらえたので、安心して選考に臨むことができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在はIT業界のWeb制作会社で管理職を務めています。最初は営業職として入社しましたが、営業未経験だったこともあり苦戦しました。その後、会社の提案でWebディレクターに職種を変更したところ、自分に合っていたようで評価が上がり、管理職に昇進することができました。

収入面では、工場勤務時代の月給20万円から、現在は年収600万円を稼げるようになりました。金銭的な余裕ができたことで、趣味や自己投資にも積極的になれています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

特に大きな野望はありませんが、今いる会社のために自分ができることを全力でやりたいと思っています。最近は部下や後輩が増えてきたので、彼らの成長をサポートすることが自分の役割だと感じています。

また、自分自身も引き続き新しいスキルを学び、チームをより良い方向に導けるリーダーになりたいです。結婚や家庭を持つことは考えていませんが、仕事を通じて社会に貢献できる人生を歩みたいと思っています。

27歳男性の転職体験談|パン屋の正社員から商社の営業に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕は小学生の頃からお菓子作りが大好きで、お姉さんの影響もあり、自分で作る楽しさにハマっていました。小学生ではサッカー、中学・高校ではテニスを6年間続け、部活で体力や忍耐力を養ったと思います。

高校時代から始めたサイゼリヤでのアルバイトでは接客業務に携わり、いろいろな人と関わる楽しさを知りました。この経験が、後に焼肉店で働くきっかけにもつながりましたね。

②前職に就職したきっかけはありますか?

専門学校で学んだ後、大好きだったパン作りを仕事にしたいと思い、小規模ながらも菓子パンの製造に力を入れているパン屋に就職しました。パン作りの技術を磨きたいという純粋な気持ちがあったんです。

その後、友人からの紹介で焼肉店のアルバイトを始め、店の雰囲気や接客の面白さに惹かれて、そのまま正社員になりました。この時点では飲食業界でキャリアを積んでいくつもりでしたね。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

パン屋では、朝早くから夜遅くまでパンを焼き続ける中で、体力や忍耐力が鍛えられました。また、少ない人数で多くの業務を回す必要があったので、効率的な働き方や責任感を学びました。

焼肉店では、上司と部下の板挟みになりながらも、シフトを組んだり、スタッフの不満を調整するコミュニケーション能力が身につきました。「どう伝えれば納得してもらえるか」を考え抜いた経験は、現在でも役立っています。

④転職しようと思った理由はありますか?

転職を考えた最大の理由は、長時間労働や板挟みのストレスによる心身の限界でした。特に焼肉店では、県外への転勤をきっかけに、希望通りに休みが取れなくなり、ストレスがピークに達しました。

「このままではいけない」と思い、自分の将来を見据えた時に、もっとワークライフバランスを大切にしたいと思うようになりました。自分の好きな趣味やプライベートの時間を確保するためにも、サービス業以外の業種に挑戦したいと考えました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

飲食業界での経験をどう異業種にアピールするかが一番の悩みでした。転職エージェントを利用して、自分の強みやアピールポイントを整理する中で、「現場でのコミュニケーション能力」や「責任感」が評価されやすいと分かりました。

また、履歴書や職務経歴書の作成も苦戦しましたが、アドバイザーの方が親身になって添削してくれたので、自信を持って応募することができました。転職活動を効率的に進めるために、1日のスケジュールをしっかり立てて、面接練習にも時間を割きました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は商社のルート営業として働いています。飲食業界とは異なり、土日祝がしっかり休めるので、趣味のライブに行ったり、自転車で散歩したりとプライベートが充実しています。

年収もパン屋時代の約250万円から、入社2年目で400万円まで増え、精神的にも肉体的にも余裕を持って働けるようになりました。職場環境はアットホームで、上下関係のストレスもほとんどありません。

仕事自体も、前職で培ったコミュニケーション能力や調整力が活かせる場面が多く、「これまでの経験が無駄じゃなかった」と感じています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今の会社で腰を据えて長く働きながら、自分のスキルをさらに磨いていきたいです。具体的には、営業力や業界知識を深めることで、自分にしかできない仕事を増やしていきたいと思っています。

また、後輩や部下が増えてきたら、自分の経験を伝えながら彼らをサポートできるような存在になりたいです。最終的には、自分が関わる全ての人にとって信頼される存在でありたいと思っています。

23歳女性の転職体験談|スーパー店員から事務職に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

子どもの頃から物事をじっくり取り組むのが好きなタイプでした。中学では吹奏楽部に入り、高校では手芸部で手先を使う作業に没頭していました。

高校と大学ではビジネスホテルでアルバイトをしていて、清掃やフロント業務を担当しました。清掃業務のバイトリーダーとして、効率的に作業を進めるためのマニュアルを一から作成した経験もあります。

接客を通じてお客様と関わる楽しさを知り、人とのコミュニケーションを大切にしてきました。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学卒業後、本当はアルバイトをしていたホテルにそのまま就職する予定でした。ただ、母の体調が悪化し、地元に残る必要があったため、地元で働けるスーパーを選びました。

清掃や裏方の仕事が得意だったこともあり、スーパーでの勤務ではサービスカウンターでお客様対応をする仕事を通じて、自分のスキルを活かせると考えていました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

スーパーでの勤務では、サービスカウンターでレジのスタッフに指示を出しながらお客様対応をする立場でした。特に嬉しかったのは、お客様から名指しで褒められることが多かった点です。

また、転勤先の店舗では働く環境が異なる中で、適応力やスタッフ同士の連携を学びました。アルバイトや他のスタッフの調整をしながら、自分の持つコミュニケーション能力がさらに鍛えられたと思います。

④転職しようと思った理由はありますか?

スーパーで働く中で、転勤の頻度が多いことにストレスを感じていました。入社から半年間で2回の異動があり、どちらの店舗も通勤に1時間半かかる場所だったため、体調を崩してしまいました。

さらに再度の転勤が決まり、「これ以上続けると健康を害するかもしれない」と考えて、転職を決意しました。プライベートの時間を確保しながら働きたいという思いが強くなり、残業が少なく土日休みの仕事を目指しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最大の課題は「短期離職」という点をどう説明するかでした。半年で退職した理由を正直に話しつつも、前向きな姿勢を伝えることを意識しました。

また、転職エージェントを利用して、自分の強みを明確にするためのアドバイスを受けました。接客業で培ったコミュニケーション能力や、スタッフをまとめる力をアピールポイントとして書類にまとめてもらったのが功を奏したと思います。

エージェントに教えてもらった適職診断テストを受けたことで、事務職が自分に合っていると分かり、明確な目標を持って転職活動を進められました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は事務職として働いています。残業は月6時間程度で、土日祝休みが確保できる環境なので、オンオフのメリハリをつけて生活できています。

転職前と比べて、肉体的にも精神的にも余裕が生まれ、プライベートの時間を楽しめるようになりました。趣味に時間を使えるだけでなく、家族ともゆっくり過ごせるようになったのが一番の変化です。

職場の人間関係も良好で、必要以上にストレスを感じることなく、自分のペースで仕事に取り組めています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今の会社で長く続けられる仕事をしながら、自分のスキルをさらに磨いていきたいと考えています。事務職として、より効率的な仕事の進め方や新しい業務システムの導入などにも積極的に取り組んでいきたいです。

また、プライベートの充実も大切にしながら、仕事と家庭を両立できる人生を目指しています。

27歳男性の転職体験談|工場勤務からスポーツジムに転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕はずっとバスケットボールに夢中な子どもでした。小学、中学、高校とバスケ部に所属し、高校ではフォワードのポジションを担当していました。身長は172cmと大きくはなかったですが、走ることが得意でスピードを活かして頑張っていました。

それ以外だと、創意工夫をするのが好きな性格だったので、周囲からは「地道に努力するタイプだね」と言われることも多かったですね。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校の先生に勧められて、地元の自動車部品工場に就職しました。卒業後すぐに働ける安定した仕事として紹介されたこともあり、「とりあえずここで頑張ってみよう」と思ったのがきっかけです。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

工場では自動車部品の組付けや樹脂成形の作業を担当していました。同じ作業の繰り返しですが、ミスが許されない環境だったので、仕事への責任感が強くなったと思います。

また、与えられた作業を効率よく進めるために、「どうすればもっとスムーズにできるか?」と工夫する癖が自然と身につきました。

さらに、新人の教育を任されることも多く、チームで働く大切さや人に教えるスキルも磨かれましたね。

④転職しようと思った理由はありますか?

一番の理由は、長時間労働がきつかったことです。月80~100時間の残業が当たり前で、体力的にも精神的にも限界を感じる日々が続きました。また、5年後、10年後も同じライン作業を続ける未来に納得ができなくなり、「このままでいいのか?」と悩むようになったんです。

最終的には健康面への不安が大きくなり、5年間頑張った後に退職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

退職後1年間は無職で過ごしていたので、その空白期間をどう説明するかが一番の課題でした。「何をしていたのか?」という質問には正直に「ボルダリングに没頭していました」と話しましたが、最初は「そんな理由で大丈夫かな」と不安でしたね。

転職活動では、まずフリーターとしてスポーツジムでアルバイトを始め、自分がどんな仕事なら長く続けられるのかを模索しました。この経験を通じて、「お客様と直接関わる仕事が得意ではないかもしれない」と気づき、事務職や裏方の仕事を中心に転職先を探しました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は、スポーツジムで正社員として働いています。もともとアルバイトとして働いていたジムで、そのまま正社員にならないかと誘われたんです。仕事に慣れていたこともあり、正社員としての働き方にもスムーズに移行できました。

スポーツジムでの仕事は、施設の管理や清掃、会員様への案内が中心で、肉体的な負担もそれほど大きくありません。以前の工場勤務のような長時間労働もなく、生活リズムが安定したことで、プライベートの時間も確保できるようになりました。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

30代では年収を上げていきたいというのが目標です。また、仕事の中で役職や責任のある立場を任されるようになりたいとも思っています。

個人的には、空白期間があったからこそ、自分の働き方について考える時間が持てました。「どんな仕事が向いているのか」「長く続けるにはどうしたらいいのか」をじっくり考えたことで、今は前向きにキャリアを描けています。

22歳女性の転職体験談|塾講師から経理事務に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

私は昔から引っ込み思案な性格でしたが、勉強やものづくりに夢中になるのが好きでした。特にユニット折り紙に熱中していて、細かい作業が完成したときの達成感がたまらなく楽しかったんです。

数字にも興味があり、小学生の頃はカレンダーの数字を切り抜いて並べたり、算数の計算に夢中になったりしていました。高校時代は琴を演奏する部活に入っていて、みんなで合奏する瞬間に感動を覚えたことを今でもよく覚えています。

大学では天文部に所属し、イベントを企画・運営する活動をしていました。人と関わるのが苦手だった私にとって、この経験は自分を少し成長させてくれたように思います。

②前職に就職したきっかけはありますか?

もともと公務員を目指して大学で勉強していたのですが、教育実習で塾に行った際に、子どもたちと関わる楽しさを実感しました。「授業が楽しい」「もっと教える仕事をしてみたい」と思うようになり、公務員志望から塾講師志望に変わりました。

特に私が選んだ会社は、業界の中ではホワイト企業と言われていて、休日もしっかり取れる環境が整っていたんです。子どもたちと接する仕事ができて、安心して働ける会社ということで、この塾を選びました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

授業の準備に多くの時間を割いていましたが、この経験を通じて計画性や責任感が培われたと思います。授業中に生徒の質問に答えられるようにするため、すべての問題を自分で解いておく必要がありましたし、ホワイトボードに書く内容も細かく準備していました。

また、生徒や保護者とコミュニケーションを取る機会も多かったので、相手の話を丁寧に聞き、自分の考えを分かりやすく伝える力が身についたと思います。今振り返ると、このスキルはどんな仕事にも役立つと感じています。

④転職しようと思った理由はありますか?

塾講師の仕事自体は楽しかったのですが、業務量が多すぎて自分の時間を全く確保できないことに限界を感じました。授業の準備や保護者対応、テスト監督、教材準備など、平日はもちろん、休日もほとんど仕事に追われている状況でした。

本来の勤務時間は13時から22時でしたが、実際には朝11時から夜23時まで働き、家に帰ってからも深夜1時や2時まで授業準備をしている日々…。睡眠時間はわずか4~5時間で、体調を崩してしまいました。そんな生活を続けるうちに、「このままでは心身ともに持たない」と思い、転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

一番苦労したのは、塾講師時代の退職理由をどう説明するかでした。体調を崩したことや業務量の多さを正直に話しても、「プレッシャーに弱いのではないか?」と思われてしまうのではないかと不安でしたね。

また、当時は事務職やエンジニアなど異業種への転職を希望していたので、未経験の自分がどうやって採用されるか、という点も悩みました。そこで転職エージェントを活用し、自分の経験や強みを一緒に整理してもらい、履歴書や面接対策をしっかり行いました。これは非常に助かりました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は経理事務の仕事をしています。以前のように長時間労働に追われることはなく、仕事とプライベートのバランスが取れる生活ができています。

経理事務の業務では、数字を扱うことが多く、子どもの頃から数字が好きだった私には向いていると感じます。資格取得を目指しながら、少しずつスキルを積み上げている毎日が楽しいですね。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、税理士や公認会計士などの資格を取得し、専門性の高い分野で活躍したいと考えています。今の仕事で経験を積みながら、資格取得のための勉強を並行して続けていくつもりです。

また、無理のないペースで長く働き続けることも目標の一つです。過去の経験を踏まえ、自分の健康や生活を大切にしながら、キャリアを築いていきたいと思っています。

29歳男性の転職体験談|テレアポ営業から設備会社ルート営業に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

僕は中学・高校時代、野球部に所属していました。ポジションは主に外野手で、チームの一員としてプレーすることが大好きでした。野球を通じて得た一番大きな学びは「メンタルの強さ」です。試合中のプレッシャーや日々の練習の厳しさに耐える中で、少々のことで折れない精神力が鍛えられましたね。

勉強の方は、そこまで熱心ではありませんでしたが、チームスポーツを通じて仲間とのコミュニケーションや協調性を磨くことができたと思います。どちらかといえば実践的なことに興味があったので、将来は体を動かす仕事や人と関わる仕事がしたいと考えていました。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学を卒業後、新卒でアパレル企業に営業職として入社しました。そこでは3年間働きましたが、自分に合ったキャリアを模索する中で転職を決意しました。その際、「20代が活躍中」「稼げる」「楽しく働ける」といったキャッチコピーに惹かれてコールセンターの求人に応募しました。

同世代が多く活躍している職場なら自分も馴染みやすいし、前向きに働ける環境だと思ったんです。でも、実際に入社してみると、期待していた雰囲気とは違い、ノルマやプレッシャーの多い職場であることを痛感しました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

コールセンターでの仕事を通じて、電話を使ったコミュニケーションスキルが飛躍的に向上しました。1日200件以上の電話をかけ続ける中で、言葉遣いや相手の反応を見極める力が自然と身につきました。

また、厳しいノルマに対してどう改善していくかを日々試行錯誤していたので、問題解決能力や粘り強さも鍛えられたと思います。それと同時に、「一人で抱え込みすぎないこと」の大切さも学びましたね。周囲と連携して問題を乗り越える力を養えたことは、今後のキャリアにも活かせると思っています。

④転職しようと思った理由はありますか?

大きな理由は、ノルマやプレッシャーからくる精神的な負担でした。毎日200件電話してもほとんどが断られるので、仕事にやりがいを見いだすのが難しくなりました。さらに、上司からの詰められるようなフィードバックが続き、自分でも改善の余地が見つからないことに限界を感じました。

また、将来を考えたときに「30代以降もこの仕事を続けられるか?」と不安になりました。同僚も次々に辞めていき、自分自身も「このままではいけない」という気持ちが強くなり、29歳のタイミングで転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動で一番苦労したのは、自分のスキルや経験をどうアピールするかでした。コールセンターでの経験は、「ただ電話をかけるだけ」というイメージを持たれがちで、どうすればポジティブに評価されるか悩みました。

そこで、転職エージェントを活用して、履歴書や職務経歴書の内容をブラッシュアップしました。たとえば、「顧客とのコミュニケーション力」「ノルマ達成のための戦略立案」「チームとの連携力」など、自分の強みを具体的に書き出すようにしましたね。また、面接の練習を繰り返し行ったことで、本番でも自信を持って話せるようになりました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は設備会社のルート営業として働いています。以前と比べて、仕事のやりがいが格段に増しました。ルート営業では既存のお客様との信頼関係を深めることが重視されるので、コールセンター時代に培ったコミュニケーション力が大いに役立っています。

働く環境も大きく改善されました。残業時間は減り、休みもしっかり確保できるようになったので、プライベートも充実しています。今では家族や友人とも堂々と話せる仕事ができているので、本当に転職して良かったと思います。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今後の目標は、営業職としてさらに成果を上げて、ゆくゆくはチームを率いるリーダーのポジションに就くことです。30代を迎えるにあたり、キャリアの基盤をしっかり固めていきたいと思っています。

また、仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、自分自身の成長を続けたいです。趣味の野球やスポーツにも時間を割きつつ、健康的な生活を送りながら充実した人生を目指していきます。

23歳女性の転職体験談|エステティシャンから派遣事務に転職

20代 転職体験談

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

私は昔から負けず嫌いな性格で、何事にも一生懸命取り組むタイプでした。小学生の頃からバレーボールを続けていて、高校時代も部活動でチームワークを学びながら充実した日々を送っていました。

アルバイトも高校生の頃から始め、ドリア専門店やラーメン屋で接客の経験を積みました。人と接する仕事は楽しい反面、難しい部分もありましたが、ここで身につけたコミュニケーションスキルは、後々の仕事でも役立っています。

②前職に就職したきっかけはありますか?

最初に正社員として働いたのは、学校のつながりで紹介されたチケット販売の仕事でした。その後エステティシャンになったのは、美容業界に興味があったからです。

特に「人を美しくする仕事」は素敵だなと感じていて、エステティシャンの経験は自分自身の美容知識も深まりました。ただ、働くうちに感じたのは、業務量の多さやノルマの厳しさでした。

その後、歯科助手として働いたのは「資格を取って専門性のある仕事をしたい」という思いがあったからです。実際に歯科助手の資格を取得しましたが、職場環境が悪く、パワハラもあったため長く続けるのは難しいと感じました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

どの職場でも、人と接するスキルやコミュニケーション能力は高まったと思います。エステティシャン時代には副店長を任され、スタッフの育成や店舗管理など責任のある仕事を経験しました。

また、歯科助手として働いていたときは、事務的なスキルも身につきました。日本医療事務協会の「医事コンピューター能力技能検定」や、日本歯科医師会の「歯科助手資格認定証」を取得し、専門的な知識を学べたことは大きな財産です。

一方で、これらの経験を通じて「自分にとって働きやすい職場とは何か」を深く考えるようになりました。どんな仕事もやりがいだけでは続けられない。自分の時間や生活とのバランスも大切だと学びました。

④転職しようと思った理由はありますか?

それぞれの職場で感じた問題がありました。例えば、チケット販売では人間関係が悪化し、同僚が次々に辞めていく状況に直面しました。エステティシャン時代はノルマの厳しさや業務量の多さ、歯科助手時代には職場のパワハラが転職のきっかけとなりました。

特にエステティシャンのときは、副店長としてスタッフの教育や店舗運営を任され、やりがいを感じる部分もありましたが、心身ともに疲れ果ててしまいました。歯科助手として働いていたときは、専門的なスキルを学べたものの、人間関係のストレスが大きく、これ以上は続けられないと思いました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

転職活動では、自分の強みをどうアピールするかが一番難しかったです。特に、複数の職場を経験していると「なぜ短期間で辞めたのか?」と質問されることが多かったので、それをポジティブに伝える工夫が必要でした。

また、事務職や営業職に応募する際、経験が少ないことがネックでした。そこで、転職エージェントを活用して履歴書や職務経歴書の添削をしてもらい、自分の強みを整理することに注力しました。資格や実務経験を強みとしてアピールしたことで、無事に次のステップに進むことができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は派遣社員の事務職として働いており、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなりました。土日休みが確保されているので、趣味やリフレッシュの時間も大切にできています。

もちろん、大変なことが全くないわけではありませんが、職場環境が整っているのでストレスは少なく、安心して働けています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には正社員として働けるように、スキルアップや資格取得も目指したいですね。

24歳男性の転職体験談|現場作業員からキャリアアドバイザーに転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

小学校から大学まで、ずっとバスケットボールに打ち込んできました。小学生の頃にバスケットボール部に入り、中学では選抜チームに選ばれるほど練習漬けの日々でした。早朝5時から夜まで練習する日もあって、体力と精神力を鍛えられましたね。

高校でもバスケットボールを続け、大学ではサークル活動として楽しみながら続けていました。大学1年生までは神奈川県で活動していましたが、2年生から青森に移り、環境が変わる中でも自分のペースでスポーツを楽しむことができました。

アルバイト経験はありませんでしたが、学生時代はスポーツ以外にもゲームやアーケードゲームを楽しんでいて、それが仲間との交流のきっかけになることも多かったです。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学卒業後、施工管理の仕事に興味を持ちました。理由は、現場で実際にモノづくりを支える仕事にやりがいを感じたからです。特に、内勤でCADを使った設計や管理業務をやりたいと思い、施工管理として採用される会社に入社しました。

入社時の説明では、主に内勤業務が中心とのことだったので、自分が目指すキャリアに近いと思ったのが決め手でした。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

入社後の2ヶ月間は、オンライン研修を通じてビジネスマナーや工事内容について基礎的な知識を学びました。その後、現場に配属され、公園の街灯の付け替えやビル・空港の設備管理に携わりました。

現場では、10代から50代までの幅広い年代の方々と接し、コミュニケーションの大切さを学びました。特に、相手によって言葉を選びながら調整する力は、現場経験を通じて大きく伸びたと思います。また、安全確認や工程管理を徹底する中で、責任感も身に付きました。

④転職しようと思った理由はありますか?

実際に働いてみると、仕事内容が自分の希望とは大きく異なっていると感じました。内勤業務が中心だと思っていたのですが、実際は現場作業がメインで、肉体労働が多かったのです。

施工管理としてのキャリアを積みたいという気持ちはありましたが、「自分が本当にやりたいのはこれではない」と気づき、転職を決意しました。また、現場での作業に危険を感じたことも、異業種への転職を考えるきっかけになりました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を進めていましたが、なかなか思うような結果が出ませんでした。特に、自分の強みやアピールポイントを整理するのが難しかったですね。

そこで転職エージェントを利用することにしました。担当のキャリアアドバイザーの方に相談する中で、コミュニケーション能力や測量司法などの資格がアピールポイントになることに気づきました。また、自己分析や面接対策のサポートを受け、効率的に転職活動を進められるようになりました。

エージェントから紹介された4社の中で1社から内定をいただき、最終的にキャリアアドバイザーとして働く道を選びました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は施工管理の人材紹介を行うキャリアアドバイザーとして働いています。この仕事では、企業側と技術者側の双方に対応する必要があり、コミュニケーション力が求められます。

前職での現場経験が活きる場面も多く、施工管理に関する知識を活かしながら仕事ができる点にやりがいを感じています。また、勤務時間が規則的になり、プライベートの時間も確保できるようになったことで、趣味のスポーツ観戦やマラソンを楽しむ余裕ができました。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

今後はキャリアアドバイザーとして、企業や技術者の双方をつなぐ架け橋のような存在になり、多くの人のキャリアを支援できるよう努力していきます。

将来的には、IT業界に関する知識やPCスキルを高めていきたいと思っています。具体的には、資格取得を通じて自分のスキルを磨き、より広い分野で活躍できるようになりたいです。

23歳男性の転職体験談|転職6回目の7社目で不動産営業に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

小学生の頃は、吹奏楽部に所属していました。でも、どちらかというと体を動かすことが好きで、小学2年生から始めた拳法をずっと続けてきました。中学・高校時代は部活には入らず、拳法や総合格闘技、ボクシングなど個人競技に力を入れていました。

拳法は単に技術を学ぶだけではなく、心身を鍛える場でもありました。試合で勝つために努力する過程や、仲間と切磋琢磨する経験が、今の自分の根性や粘り強さを支えていると思います。

②前職に就職したきっかけはありますか?

最初に就職したのは、塗装や荷上げの仕事でした。肉体的に厳しい仕事でしたが、自分の力で頑張りたいと思っていました。ただ、将来的に続けられる仕事ではないと感じて退職しました。その後、人を助ける仕事がしたいという気持ちから介護業界に転職し、そこで資格を取得して中間管理職にまで昇進しました。

しかし、介護職では給与面で限界を感じ、不動産業界への転職を決めました。両親が不動産会社を経営していた影響もあり、この業界には前から興味があったんです。不動産営業は成果次第で収入が増える点に魅力を感じました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

不動産業界でのテレアポ営業や飛び込み営業を経験する中で、コミュニケーション能力が大きく向上しました。特に飛び込み営業では、1日100件ほど訪問し、初対面の相手といかに自然に会話を始めるかを工夫しました。

また、介護職では相手のニーズを的確に捉えて対応するスキルを磨きました。相手の立場に立って話を聞き、心を開いてもらう経験は、今後の営業職でも役立つと思っています。

④転職しようと思った理由はありますか?

不動産業界での仕事に魅力を感じたのは、実力次第で収入が大きく変わるところです。以前、不動産のテレアポや飛び込み営業を経験したとき、もっと現場でお客様と直接やり取りしながら仕事を進めたいと思いました。

また、直近の職場では人間関係が難しく、先輩社員からお金を借りることを頻繁に頼まれるなど、働く環境に不安を感じていました。そんな中で、「この環境を変え、自分のスキルを活かせる場所を探したい」と考え、転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

自分ひとりでの転職活動は難しく、特に書類選考でなかなか通らなかったのが辛かったです。そこで、転職エージェントを利用することにしました。エージェントのアドバイスで、自分の経験や強みを整理し、コミュニケーション能力や飛び込み営業の経験をアピールポイントとして全面に出しました。

また、不動産業界の営業職に絞り、収入面やキャリアアップの可能性を重視して求人を選びました。転職エージェントを活用したことで、効率的に求人に応募できるようになり、最終的に希望する企業に内定をもらうことができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在、不動産会社の営業職として、戸建てやマンション、空き家などの売却や購入に携わっています。この仕事では、以前の営業経験が役立っており、お客様との信頼関係を築くための会話術や提案力を日々磨いています。

収入面では、インセンティブ制度があるため、努力した分が反映されるのがモチベーションになっています。また、職場の雰囲気も良く、同僚や上司からのサポートを受けながらスムーズに仕事に取り組めています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、不動産業界で独立したいと思っています。そのためには、まず今の職場で営業経験を積み、信頼と実績を築くことが目標です。また、不動産に関する資格を取得し、専門性を高めたいとも考えています。

「良いものを食べて、良い車に乗りたい」という夢もありますが、何よりも自分の力で家族や自分自身の生活を豊かにしたいという気持ちが強いです。そのために、今後も努力を続けていきます。

27男性の転職体験談|美容師からソファ専門店の販売職に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

中学・高校時代を通じて卓球部に所属し、真剣に取り組んでいました。平日は毎日練習があり、土日も模擬戦に明け暮れる生活でした。試合で勝ったときの達成感が嬉しくて、それが励みになっていましたね。

学業では、図工や数学のような論理的・創造的な科目が得意でしたが、国語の文章問題は苦手でした。特に細かいニュアンスを読み取るのが難しくて、毎回苦労していた記憶があります。

また、高校時代はフードコートの石焼ビビンバ店でアルバイトをしていました。忙しい中でも効率よく働くコツを覚えられたのは良い経験でした。専門学校時代にはコンビニでアルバイトをしながら、美容師になるための国家試験に向けて勉強漬けの毎日でした。1週間徹夜で試験勉強をしたこともあり、あの頃は本当に頑張っていたと思います。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校生のとき、自分自身の髪型やスタイリングに悩んでいたことがきっかけで、美容師という職業に興味を持ちました。人の悩みを解決できる仕事って素敵だなと思ったんです。

専門学校でしっかり技術を学び、美容師として7年間働きました。スタイリストとして3~4年経験を積み、高校生や大学生を中心に約150名の顧客を担当していました。

特にヘッドスパが得意で、1級資格を持っていることもあり、リラックスを提供する時間は自分にとっても楽しい瞬間でした。また、お客様の悩みを聞きながら商品提案をする店販の仕事にも力を入れていました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

美容師の仕事では、コミュニケーション能力が大きく鍛えられました。人見知りせずに笑顔で接することを心がけていたので、お客様とも自然に距離を縮めることができました。

また、店販商品の提案では、お客様の悩みを引き出し、ニーズに合った商品を勧めるという販売スキルも身につきました。単に売るだけではなく、信頼を築きながら提案する力は、今後どんな職場でも活かせると思っています。

一方で、ストレスを感じることもありました。「誰でもできる」ような雑務を振られたときや、ポップ作りのような細かい作業は正直苦手でしたね。でも、それらを含めて7年間続けられたことは、自分の忍耐力や責任感を証明する経験だったと思います。

④転職しようと思った理由はありますか?

一番の理由は、美容師という職業の枠を超えて新しい挑戦をしたいと思ったからです。前職では、自分自身の成長は感じていたものの、職場の成長が見えず、ルールや指示が曖昧で働きづらさを感じていました。また、休日が少なくプライベートの時間が確保しにくいことも転職を考えるきっかけでした。

美容師を辞める決断は簡単ではありませんでしたが、自分の可能性を広げるために新しい環境で挑戦してみようと決めました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は、自分に合った職場を見つけるのが大変でした。転職エージェントの力を借りて、これまでの経験を整理し、アピールポイントを明確にしました。

たとえば、美容師として7年間継続した経験や、店販の販売実績、顧客との信頼関係を築くコミュニケーション能力を具体的に説明しました。また、「プライベートの時間を大切にしたい」という希望も伝え、残業時間が少なく、専門性を磨ける仕事を探しました。

エージェントからのサポートを受けたおかげで、スムーズに選考が進み、現在のソファ専門店のアドバイザー職に内定をいただきました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在、ソファ専門店のアドバイザーとして働いています。この仕事では、お客様と直接会話しながら最適なソファを提案したり、納品スケジュールを管理したりしています。

美容師時代に培ったコミュニケーション能力が活きていて、お客様から「丁寧に対応してくれてありがとう」と言われると、とてもやりがいを感じます。また、プライベートの時間も確保できるようになり、生活に余裕ができました。

さらに、専門性の高い知識を身につけられる環境なので、日々学びながら成長を実感しています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には、海外旅行や車の購入、家を建ててシアタールームを作るなど、自分の好きなことを楽しめる生活を送りたいと思っています。そのためには、まず今の職場で経験を積み、さらなるスキルアップを目指します。

24男性の転職体験談|飲食店から建設業界の施工管理に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

学生時代から一つのことを続けるのが得意で、部活動やアルバイトに没頭する毎日を送っていました。中学時代はパソコン部に所属し、CGやアニメーション制作を楽しんでいました。高校時代も同じくパソコン・プログラム系の部活で、物作りに夢中になる日々でしたね。

高校と専門学校時代にはマクドナルドでアルバイトをしていて、接客の基本を学びました。お客様の前では笑顔を絶やさないことを意識し、自然と笑顔で対応する癖がつきました。この経験は、その後の仕事にも大きく役立っています。

趣味についても変化がありました。昔はゲームが好きで没頭していましたが、今は服を買ったり着たりするのが楽しみです。憧れのアパレル店員さんに影響を受けて、接客業の魅力にさらに興味を持つようになりました。

②前職に就職したきっかけはありますか?

前職は飲食店の正社員として働いていました。製菓専門学校で接客の基礎を学んでいたこともあり、接客業への興味があったことがきっかけです。また、飲食業界の活気や、お客様と直接関われる仕事に魅力を感じて入社を決めました。

最初の3年間は接客業務を担当し、常連のお客様や新規のお客様と直接接する楽しさを感じていました。人との交流が好きで、接客は僕にとってやりがいのある仕事でした。

しかし、その後新人社員が増え、若手を優先的に接客に回すようになったことで、僕は厨房での調理や製造がメインとなりました。調理自体も楽しかったですが、やはりお客様と直接関わる接客の方が自分に合っていると感じていましたね。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

前職では、接客の基礎を徹底的に学びました。お客様への言葉遣いや身だしなみ、丁寧な対応など、基本的なスキルはここで培われました。また、自分から積極的に改善点を見つけて取り組む姿勢も身に付きました。

例えば、入社3ヶ月目の頃、商品の提供ミスやお客様を待たせてしまうことが多く、反省と改善に力を注ぎました。自分用のノートにミスを書き出し、先輩に相談しながら課題を一つひとつ克服していったんです。この経験を通じて、自分の短所を見直し、成長につなげる力を身につけられたと思います。

④転職しようと思った理由はありますか?

接客業の楽しさを実感していましたが、職場環境の変化で接客から離れてしまったことが転職のきっかけです。また、調理や製造の仕事では、どうしても「自分らしさ」を発揮できず、やりがいを感じられなくなっていました。

一方で、仕事を通じて変わった趣味や興味を活かせる職場にも挑戦したいという思いが芽生えました。最初はアパレル業界への転職を考えていましたが、プロの意見を聞きながら、自分に合った職種を模索していく中で、施工管理という選択肢にたどり着きました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は自分ひとりで転職活動を進めていましたが、なかなか内定をもらえず苦労しました。そこで、転職エージェントに相談し、自分の強みを明確にすることから始めました。

飲食店時代の接客経験や、人と接することが好きな性格をアピールポイントとして整理しました。また、「長く続けられる仕事がしたい」という希望も伝え、キャリアアップが見込める職場を中心に応募しました。

転職活動では6社に応募し、最終的に施工管理の職に内定をいただきました。エージェントからのアドバイスがなければ、今の職場に出会うことはできなかったと思います。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は建設業界で施工管理の仕事をしています。この仕事では、現場のスケジュール管理やお客様とのやり取りなど、幅広い業務を担当しています。

前職で培ったコミュニケーション能力や笑顔での対応が、現場でも役立っています。また、専門性の高いスキルを学びながら、日々成長を感じています。

さらに、プライベートの時間が確保できるようになったことで、趣味を楽しむ余裕もできました。仕事と生活のバランスが取れたことで、心にゆとりが生まれたのを実感しています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

これからは「施工管理のプロ」を目指して、国家資格の取得にチャレンジしたいと考えています。資格を取得することで、自分のキャリアにさらに自信を持てるようになりたいです。

25男性の転職体験談|空調設備の施工管理から営業職に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

学生時代は、友達と遊ぶことや趣味に夢中になるタイプでした。中学から高校まではゴルフをしていて、部活にも打ち込んでいましたが、高校では軽音部に所属し、音楽活動も楽しんでいました。

アルバイトもいろいろ経験しました。喫茶店や年賀状の仕分け、スポーツ用品店での接客など、多岐にわたります。これらの仕事を通じて社会との接点を持ち、働くことの楽しさや責任感を学べたと思います。

趣味は温泉旅行や釣りなど、アウトドア系のものが多いです。友達と予定を立てて一緒に過ごすことが好きで、土日はほとんど友達と遊んでいますね。自分で旅行の計画を立てるのも得意なので、友人からは「計画上手」と言われることが多いです。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学卒業後、空調設備の施工管理・工事監理者として働くことになりました。就職活動のときに、ものづくりの現場で働くことや、大きなプロジェクトに関わることに魅力を感じたのがきっかけです。

実際、1億円規模の現場を任されたり、顧客との折衝を経験したりと、充実した日々を過ごしました。特に、職人さんやお客様とのコミュニケーションを密にしながら、工期や予算を守ることにやりがいを感じていました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

施工管理の仕事を通じて、顧客対応力と慎重さが身につきました。空調機の設置位置や配管ルートはミリ単位で寸法を出す必要があり、少しのズレが工期や予算に大きく影響します。

そのため、職人さんやお客様と常に連絡を取り合い、変更点や認識のズレがないかを確認することが重要でした。このような丁寧な対応が評価され、次の仕事を任せていただけることもありました。

また、宅建やファイナンシャルプランナーの資格を取得したことで、計画を立てて物事を進める力も養われたと感じています。

④転職しようと思った理由はありますか?

最大の理由は、プライベートの時間がほとんど取れなかったことです。残業時間が月100時間を超えることもあり、休日も月に3日程度しかありませんでした。このような働き方が続く中で、自分の時間を持てないことが大きなストレスになっていきました。

また、趣味や友人と過ごす時間をもっと大切にしたいという思いが強くなり、生活のバランスを整えるために転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は転職サイトやエージェントを活用しながら、自分に合った職場を探していました。ただ、なかなか条件に合う職場が見つからず、倉庫作業や倉庫管理などの職種も視野に入れていました。

工夫した点は、自分の希望条件を明確にしたことです。土日休みや連休がしっかり取れること、転勤がないこと、そして最低限の年収を確保できることを重視しました。この条件をもとに選考を進めた結果、希望に近い職場を見つけることができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は空調関連の薬品を扱う営業職として働いています。この仕事は土日休みで、ゴールデンウィークや連休も取れるため、前職とは比較にならないほど生活が充実しています。

営業職という新しい分野に挑戦していますが、前職で培った顧客対応力や計画性が役立っています。また、転勤がないので、生活のリズムも安定しました。これからは趣味や友人との時間を大切にしながら、仕事にも集中できる環境を楽しんでいます。

21女性の転職体験談|介護職から携帯ショップ店員に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

私は子どもの頃からあまり目立つタイプではなく、どちらかというと人と話すよりも家で過ごすのが好きな子どもでした。小学生の頃は「ケイドロ部」といって放課後に友達と鬼ごっこを楽しんでいましたが、特別に何か習い事をするわけではなく、のんびりした日々を過ごしていました。

中学に進学すると友達に誘われてなぎなた部に入りましたが、友達が辞めると同時に私も部活を変え、創作部でデコレーションを楽しむようになりました。数学や社会が苦手で、成績も特別良い方ではありませんでしたが、自分なりにコツコツとやるタイプだったと思います。

高校時代には手芸部に所属し、学校の食物系の授業では料理やお菓子作りを学びました。この頃は保育士やパティシエに憧れていましたが、進学せず地元で働く道を選びました。

②前職に就職したきっかけはありますか?

高校卒業後、最初に就職したのは介護職の正社員でした。母が祖母の介護をしている姿を見て育った影響もあり、「私もお年寄りと関わる仕事がしたい」と思うようになったんです。学校の求人を見て、地元で働ける介護施設に応募しました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

介護の仕事を通して、相手に寄り添ったコミュニケーションの大切さを学びました。利用者さんとお話しするときは必ず目線を合わせて、ゆっくりと話すことを心がけていました。そのおかげで、「話してもらえる関係」を築くことができたんです。

また、利用者さん一人ひとりに合わせたケアを提供するために観察力や柔軟性も身につけました。例えば、食事を食べてくれない方には、食べやすい方法を工夫して提案したり、カラオケや夏祭りのイベントでは利用者さんが楽しめるようにサポートしました。こうした経験は、今の接客業でも活きていると感じます。

④転職しようと思った理由はありますか?

介護の仕事自体は好きでしたが、生活リズムが乱れてしまったことが転職を考えるきっかけになりました。1ヶ月に6回の夜勤があり、サービス残業のような形で時間外の仕事も多く、体調を崩しそうだったんです。

また、介護の給料は手取りで15~16万円と多くはなく、「長く続けるには厳しいかも」と感じるようになりました。それで「もう少し私生活と仕事のバランスが取れる仕事に挑戦してみたい」と思い、転職を決意しました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

希望する職種が明確に決まっていなかったことが、一番の悩みでした。ただ、正社員で安定して働ける仕事が良いという軸を持ち、人と話すことが好きなので「接客業が向いているかもしれない」と考えました。

最初は自分でいくつかの求人に応募してみましたが、うまくいかず、転職エージェントの力を借りることにしました。プロのアドバイスを受けながら、自分の強みを整理していくうちに、自信を持って応募できるようになりました。

結果的に5社応募して1社から内定をいただき、携帯ショップの正社員として働く道を選びました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

現在は携帯ショップで接客や販売の仕事をしています。お客様との会話を通じてニーズを聞き出し、最適なプランや商品を提案する仕事は、自分に合っていると感じています。

何より、以前よりも私生活の時間を確保できるようになったのが嬉しいですね。残業が少なく土日休みもあるので、家で好きなことをしたり友人と出かけたりする時間を持てるようになりました。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

将来的には「後輩を育てられるような立場になりたい」と思っています。介護の仕事をしていたときも新人さんに教えることがありましたが、その経験が楽しかったんです。教えることで自分の成長にもつながると感じています。

また、長く働ける職場でキャリアを積んでいきたいです。安定した環境で、自分自身も成長しながら、お客様に喜んでもらえる仕事を続けていきたいと思っています。

24男性の転職体験談|建設業界の施工管理から同社内の経営企画に転職

①どんな子ども時代や学生時代を過ごしてきましたか?

運動が大好きで、子ども時代からずっと体を動かしていました。中学では陸上部に所属し、高校では水泳部、大学ではライフセービングクラブと、10年間ずっと運動部で過ごしてきたんです。

水泳部では、厳しい練習を乗り越えながら仲間と切磋琢磨し、ライフセービングクラブではチームでの協力が求められる活動に励みました。この経験を通じて、体力だけでなく最後までやり遂げる精神力も身につけることができました。

学生時代はスポーツ以外にもアルバイトで接客を経験しました。居酒屋で1年間働いたり、スポーツクラブでは4年間プールの安全管理やスイミングのレッスンを担当したりしましたね。このときに培ったコミュニケーション能力が、今の仕事にも役立っています。

②前職に就職したきっかけはありますか?

大学卒業後、最初の就職先は建設業界の施工管理職でした。就職活動中に「形に残るものづくりの仕事をしてみたい」と思ったことがきっかけです。

大きなプロジェクトに携わることができる点に魅力を感じ、施工管理職を選びました。実際、現場での安全管理や進行状況の確認、職人さんとのやりとりなど、責任感を持って取り組める業務が多く、やりがいを感じていました。

③前職の経験で得たスキルや学びはありますか?

施工管理の仕事を通じて、多くのスキルを得ることができました。特に顧客対応力とコミュニケーション能力は、日々の業務で磨かれたと感じています。

現場では職人さんや電気設備会社、建築会社など、多くの人と関わります。時には意見の違いからトラブルが起きることもありましたが、丁寧なやりとりと行動量で信頼関係を築いていく大切さを学びました。

④転職しようと思った理由はありますか?

前職の環境が非常にハードだったことが、転職を考えるきっかけになりました。月の残業時間が130時間を超えることもあり、休日も隔週土曜出勤がありました。

さらに、仕事の成果が正当に評価されていないと感じていたことも理由の一つです。残業代や賞与が一律で、個人の努力や成果が反映されない環境に限界を感じ、「もっと自分の頑張りが報われる場所で働きたい」と思うようになりました。

⑤転職活動で苦労したこや工夫した点はありますか?

最初は転職サイトやエージェントを使いながら、営業職や他業界への挑戦も検討しました。自分一人での活動はなかなか思うように進まず、苦労しましたね。

一方で、希望条件を明確にしたことで道が開けました。土日休みや成果が正当に評価されること、プライベートの時間を確保できる働き方を重視しました。また、これまでの経験で培ったコミュニケーション能力やタフさをアピールし、結果的に良い転職先を見つけることができました。

⑥転職後の状況や生活のリアルを教えてください

転職後、現在は経営企画室で働いています。前職と同じ会社内での職種変更という形での転職でしたが、仕事内容が大きく変わり、新しい挑戦を楽しんでいます。

経営企画の仕事では、会社全体を見渡す視点が求められるため、視野が広がりました。残業も月20〜30時間程度で、プライベートの時間を以前よりは確保できるようになったことが大きな変化です。

今は彼女との時間も増え、充実した日々を過ごしています。仕事へのモチベーションも高く、「頑張りが評価される環境」で働けることに喜びを感じています。

⑦今後の目標や将来のビジョンはありますか?

近い将来、結婚を考えているので、30歳までに夫婦で世帯年収1000万円を目指したいと考えています。そのためにも、経営企画の仕事で成果を出し続け、キャリアアップを図りたいですね。