エステティシャン 辞めてよかった

「エステティシャンを辞めたい…」
「エステティシャンの仕事がきつい…」
「エステティシャンから転職を考えている…」

このような方に向けて記事を書いています。

エステティシャンは華やかでキラキラして見えるので、美容に興味のある20代の女性に人気の職業です。

でも実際にエステティシャンとして働いてみると、ノルマがきつい店舗や業務量の多い会社もあり、20代のうちにエステティシャンを辞める人も多いです。

ということで、今回はエステティシャンを辞めた人の本音を調べるために、元エステティシャンの木村里穂さん(23歳女性・仮名)の体験談を紹介しますね。

マミ
こんにちは。25歳までエステティシャンだった、マミです。

記事を書いている私は25歳まで年収240万円のエステティシャンでした。その後、IT業界に転職して年収400万円になり人生が変わりました。現在はWeb制作会社で営業職をやっています。

この記事では、元エステティシャンの木村里穂さんの体験談をもとに「エステティシャンを辞めてよかった理由」「エステティシャンから転職した後の本音」を紹介します。

この記事を読めば、エステティシャンを辞めた人のリアルがわかるので、あなたが今後もエステ業界で働くかどうかの参考になりますよ。

3分で読み終わるので、それではいきましょう〜。

「私がエステティシャンから転職して年収160万円UPした方法」が知りたい方は、下記の記事をどうぞ!

元エステティシャンに辞めてよかった理由を聞いてみた!23歳女性の体験談

エステティシャン 辞めてよかった

エステティシャンにはきれいな人が多いので、外から見ると華やかでキラキラした印象です。

でも、実際はどうなのでしょうか?

元エステティシャンの木村里穂さん(23歳女性)は、「楽しい部分がある反面、きつい部分も多いです…」と言っていました。

木村里穂さんが感じた、『エステティシャンの楽しいところ』と『エステティシャンのきついところ』は、次のとおりです。

【エステティシャンの楽しいところ】
・お客様と美容の話をしている時間
・エステによってお客様がきれいになっていく姿を見れるところ

【エステティシャンのきついところ】
・売上ノルマに追われること
・カウンセリングや施術以外の業務が多いこと

エステティシャンが楽しいと感じる気持ちよりも、エステティシャンはきついと思う感情の方が強くなって、多くの人が20代でエステティシャンを辞めていくのですね。

ここからは、木村里穂さんの体験談をもとに『エステティシャンのきついところ』を具体的に解説していきます。

エステティシャンを辞めたいと思う理由はノルマ?

エステティシャン 辞めてよかった

エステティシャンとして働いた経験がある方に、「エステティシャンのきついところは?」という質問をすると、高い確率で「エステのノルマがきつい…」と返ってきます。

では、なぜエステのノルマはきついのか?

エステティシャンがノルマに追われる理由は、エステサロンのビジネスモデルに原因があります。

エステサロンの王道のビジネスモデルは、『新規顧客に対して、無料か安価で初めての施術を体験させ、体験の後に高額の有料プランを案内して、その場で申し込みさせる』というものです。

実際に私が勤めていたエステサロンの場合、その場で契約を申し込む人が約50%、そのあとに「契約をキャンセルしたい」という連絡がくる確率は60%以上でした。

そのため、契約後にキャンセルされることも想定して、初回体験の2人に1人は契約を申し込んでもらう必要がありました…。

このような売上ノルマのきつい職場にプレッシャーを感じて、エステティシャンの多くが20代のうちに辞めていくようです。

マミ
エステ業界で3年働いた私が「エステティシャンがきついと思った理由」を下記の記事にまとめてあるので、気になる方はご覧ください。

エステティシャンを辞めてよかった理由:やばい業務量から解放された!

エステティシャン 辞めてよかった

元エステティシャンの木村里穂さんの退職理由は、『業務内容がキャパオーバーだったから』『給料の未払いがあったから』です。

木村里穂さんが働いていた会社は、従業員10名ほどで、エステサロンの店舗数は2店舗しかなかったそうです。

しかも会社の経営者はエステのド素人の男性で、エステサロンの運営はエステティシャン歴の長い従業員1名に丸投げの状態でした。

エステティシャン歴の長い従業員が、店長をやってくれていた間は良かったのですが、突然その店長が会社を辞めてしまい、そこから木村里穂さんの仕事が一気にきつくなりました。

なんと、入社3ヶ月目でエステティシャン未経験の木村里穂さんが、店長をやらされることになったのです…。

会社の経営者はエステサロンの運営に対して何もやらないので、木村里穂さんは入社3ヶ月目にも関わらず、エステの施術やスタッフ教育、店舗の集客から売上管理までを全部やらなければいけなかったそうです。

木村里穂さん以外のエステティシャンはアルバイトかパートだったので、店舗で何かトラブルが発生すると、休みの日でも呼び出されて仕事をしていたのだとか…。

将来エステサロンの開業を考えている人にとっては、この職場を経験するメリットは大きいと思います。

しかし、木村里穂さんはエステサロンを開業する考えがゼロだったため、この業務量の多さはストレスでしかなかったそうです…。

「エステティシャンを辞めたい!転職するしかない」と思ったきっかけは給料が振り込まれなかったとき…

エステティシャン 辞めてよかった

木村里穂さんが「エステティシャンを辞めたい!もう転職するしかない!」と痛感した瞬間は、給料日に給料が振り込まれなかったときです。

お金にルーズな経営者が運営する会社は、さすがに信用できなくなりますよね…。

しかも、会社から給料明細をもらっておらず、自分が社会保険に加入しているのかどうかも知らなかったそうです。

木村里穂さんは真面目な性格なので、上司が急に退職したり、入社3ヶ月で店長を任されたりしても、お店のためにスタッフ教育や店舗運営を頑張ってきました。

でも給料が振り込まれなかったことで、会社への不信感が大きくなり、「もうこの会社では働けない…」と思ったそうです。

エステティシャンの仕事は華やかに見えますが、実際に働いてみると大変なことも多いですね…。

その後、木村里穂さんはエステティシャンを辞めて、現在は大手企業の派遣事務として働いています。

エステティシャンから派遣事務に転職したことを振り返って、木村里穂さんは次のようにコメントしています。

「事務職はホワイトなイメージがありましたが、実際に働いてみると20時〜21時まで残業する日もあって、想像以上に大変です。でも残業代はしっかり支給されますし、給料日に給料が振り込まれるか心配する必要もないので、自分としては転職して良かったと思っています。将来的には正社員として働けるようにスキルアップや資格取得も目指したいですね」

上記のとおり。

仕事の価値観は人それぞれなので、どの職種を選んでもいいと思います。

でも、あなたがもし今の段階で「エステティシャンをずっと続けるのは無理かも…」と感じているなら、できるだけ若いうちに行動しておくのがおすすめですよ。

なぜなら30歳に近づくほど、未経験から転職するのが難しくなるからです。

あとは、あなた次第です。

できるだけ早めに行動して、ぜひあなたの理想の未来を手に入れてくださいね。

マミ
「私がエステティシャンから転職して年収160万円UPした方法」をこちらの記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。