このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、26歳は手遅れではありません。
26歳なら未経験から採用してくれる会社は多いですし、伸びている業界や需要が高まっている職種に転職すれば、26歳からでも人生やり直せますよ。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、26歳で人生やり直した僕が『26歳が手遅れといわれる5つの理由』から『26歳が未経験転職で人生やり直す方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、26歳は手遅れかもしれないと悩んでいる方でも、人生をやり直すための一歩が踏み出せるようになります。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※すぐに『26歳が未経験転職で人生やり直す方法』が知りたい方は、第3章の『26歳で人生やり直したい方におすすめの転職先を教えます【体験談】』から先に目を通してくださいね!
目次
26歳が手遅れといわれる理由は何なのか?
26歳という年齢が世の中的にどう見られているかを知るために、まずは「26歳が手遅れといわれる5つの理由」を解説していきますね。
26歳が手遅れといわれる理由①:教育とキャリアの進路
一部の社会的な期待では、26歳までに大学や専門学校を卒業し、キャリアの道を選ぶことが望まれます。
特に競争の激しい職業分野では、同じ年齢の人々と比較して、就職や昇進の機会が減少する可能性があります。
世の中的には26歳という年齢は、大学を卒業して新卒で企業に入社し、3〜5年キャリアを積んでいる状態です。
ですから、僕のように26歳で無職やフリーターをしていると、社会的に冷たい視線を浴びることもありますね…。
26歳が手遅れといわれる理由②:経済的な安定
若い世代に対しては、一定の経済的な安定や独立性を獲得することが期待されるため、経済的な責任を持ち、自立して生活することが求められます。
そのため、26歳までに自分自身を支える能力を持っていない場合、他人からの依存度が高いと見なされる可能性があります。
ちなみに、DODAが公開する「20代男性・女性の平均年収」によると、26歳の平均年収は351万円(男性:371万円、女性:331万円)です。
僕は26歳の時に「年収190万円」のフリーターだったので、かなり収入は低かったです…。
26歳が手遅れといわれる理由③:家庭や結婚
一部の文化や社会では、結婚や家庭を築くことが早いうちに求められる場合があります。
そのため、26歳までに結婚やパートナーシップを築いていない場合、手遅れとされることもあります。
とはいえ、厚生労働省の「令和元年 人口動態統計月報年計の概況」によると、令和元年の平均初婚年齢は「夫:31.2歳、妻:29.6歳」となっているので、日本ではここがリアルですね。
26歳が手遅れといわれる理由④:個人的な成長と自己実現
できるだけ年齢が若いうちに、自己成長や自己実現のプロセスを開始することが期待されることもあります。
たとえば、20代のうちに自分の夢や目標に向かったり、自分の才能やスキルを磨いたりするなどです。
26歳までに自己成長や自己実現の過程を開始していないと、手遅れと感じる人もいます。
26歳が手遅れといわれる理由⑤:社会的な比較と他者の成功
一部の社会では、他の人々との比較や他者の成功との競争が強調される傾向があります。
同年齢の他の人が既に成功や達成をしている場合、自身の達成に対するプレッシャーを感じることがあります。
世の中には、26歳までに起業して経営者になっている人がいたり、年収1,000万円以上を稼ぐエリート社員がいたりします。
ですから、26歳の成功者たちと自分を比べてしまい、劣等感に苦しむ人も多いですね…。
※26歳で就職せずにフリーターを続けるリスクは以下の記事で詳しく解説しています。
26歳は手遅れじゃない!26歳男が人生やり直せすためにやったことを伝えます
「26歳で人生やり直したいけど、年齢的にもう手遅れなのではないか…」という方に伝えたいのは、26歳なら未経験転職で人生やり直せるということです。
僕は大学を卒業していますが、申込書を書けば、誰でも入れるようなFラン大学です。(高校で勉強をサボる→大学受験に失敗→浪人する気力なし…というダメ人間でした)
Fラン大学を卒業後、新卒でアパレル企業に入社し、なんとか希望通りの商品企画の仕事に就くことができました。
憧れだった仕事に就職できたのは良かったのですが、実際に働いてみると年収250万円しか稼げず、「収入的に長く続けるのは無理かも…」と感じていました。
さらに上司や先輩が働く姿をみて、5年後10年後に自分も同じような未来になるのかと思うと、どうしても納得できませんでした。
『仕事は3年は続けるべきだ』という謎の言葉を信じていたこともあり、入社後3年で1社目を退職しました。
そして、僕はここから、低収入のフリーター生活に落ちていくことになります…。
26歳で年収190万円になった時は手遅れかもしれないと思った…
正社員として働いていた1社目を退職後、大手転職サイトに登録して求人を探したり、ハローワークに行ったりしていましたが、これといった求人がありませんでした。
面接は一応受けていたのですが、応募先の採用担当に「お前は何しにきたんだ?」みたいな感じの反応をされるほど、自分の方向性が定まっていませんでした。
そんな中で、「もう就活はいいや!自分探しの旅に出よう!」と思い立ち、25歳の時にひとりで人生初の海外旅行を経験しました。
それからは『アルバイトでお金を貯める→海外旅行や国内旅行で全て使う』というフリーター生活を1年4ヶ月くらい続けていました。
このときはCADで図面を引くバイトと倉庫作業のバイトを掛け持ちして、休日なしで働いて月20万円ぐらい稼ぐような生活をしていたので、まさに低賃金の長時間労働者ですね。
26歳で人生やり直すために未経験転職の軸を決めた
フリーター生活を続けながらも、心のどこかでは「何かしなければいけない」と思っていたので、暇な時間に自己啓発本やビジネス書を読みまくりました。
1年4ヶ月で200冊ぐらいの本を読んだのですが、この経験も人生を変えるきっかけになったと思います。
読書で自分の思考がアップデートされ、「これからは一生使えるスキルを身につけることが大事だ」という結論にいたりました。
その結果、『IT業界の営業職に転職する』という決断をします。
営業職を選ぶことに対しては賛否両論あると思いますが、僕はもともと起業も視野に入れていたので、営業力は絶対に必要だと思いました。
「エンジニアのスキルを身につける」「マーケティングスキルを身につける」など、一生使えるスキルには様々な種類があるので、どれを選んでもいいと思います。
僕の個人的な意見としては「早くスキルを身につけたい人」「学力にはあまり自信がない人」「将来起業を考えている人」は、営業職を選ぶのがおすすめですね。
※何の仕事がしたいか分からない26歳の対処法は下記に記載してありますので、ぜひ参考にしてみてください。
26歳で人生やり直したい方におすすめの転職先は?
僕は26歳の時に、ようやく自分のキャリアと向き合い、本腰を入れて転職活動を再開することになります。
僕は転職エージェントに複数登録して、各エージェントから情報収集しながら転職活動をおこなっていました。
IT業界への転職に成功した今だからわかりますが、「正社員じゃない期間が1年4ヶ月もある人材」はネックが多すぎて、なかなか転職を成功させるのが難しいですね。
当時はそんなことは知らなかったので、自分も入社する企業を選ぶスタンスで転職活動をおこなっていました。
その中で僕が選んだのはIT業界のベンチャー企業で、まだ創業5年くらいの会社でした。
この会社を選んだ理由は以下のとおりです。
- 社長と距離が近いので経営のことも学べる
- 商談相手がほぼ経営者である
- 社歴に関係なく成果が評価に反映される
- WEB系の知識を得られること
スキルも経験も何もない僕が、ゼロからIT業界でキャリアを積んでいくにはピッタリのように感じました。
将来起業も考えていたので、経営者と触れ合える機会が多くて、自分の成長にもつながる点が大きなメリットに感じました。
大手企業に入ると従業員は大勢の歯車の一つでしかないですが、小規模の会社なら大手企業よりも多くの業務が経験できて、個人としての力がつくのではないかとも考えました。
求職者の多くは大手企業や安定企業を就職先に選びやすいので、IT系ベンチャー企業には人材が集まりにくい構造になっています。
そのため、IT系ベンチャー企業には「20代なら未経験でも受け入れてくれる」という会社も多いです。
未経験転職で人生やり直したい方は、「採用してもらえるハードルの低さ」や「転職後に身に付くスキルや経験」を考えると、IT系ベンチャー企業を選ぶのが良いと思います。
実際に僕はIT業界のベンチャー企業に入社したおかげで、年収190万円のフリーターから年収500万円のIT企業の正社員に移動できましたからね。
※未経験向けの求人が多い就職サイトの比較を下記の記事に詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
26歳で人生やり直したい方におすすめの転職方法を教えます【体験談】
「いまの仕事は自分に向いてないから辞めたい…」
このように思う方は、今すぐに転職しないと、後悔します。
なぜなら未経験から異業種に転職するなら、20代の若いうちじゃないと難しいからです。
とはいえ、「どうやって未経験から転職すればいいの?」という方もいますよね。
世の中的には、未経験からの転職は難しいというイメージが強いので、なかなか行動できない人も多いのだと思います。
では、本当に未経験からの転職は難しいのでしょうか?
結論からいうと、たしかに未経験からの転職は簡単ではありませんが、転職活動のやり方を間違えなければ、未経験からでも転職できます。
具体的には「転職エージェントを利用する」の一択ですね。
特に未経験から異業種に転職したい方に対して、手厚くサポートしてくれるような転職エージェントを選ぶと、転職の成功率はグッと高まります。
世の中には「経験者の転職に強いエージェント」と「未経験者の転職に強いエージェント」があり、ここを選び間違えると失敗するので、注意してくださいね。
未経験から異業種に転職したい方が登録すべきなのは、「未経験者の転職に強いエージェント」です。
転職エージェントに登録すれば、自己分析・求人選び・書類作成・面接対策まで全部やってくれるので、めちゃくちゃ楽に転職活動を進めていけますよ。
とりあえず迷ったら、転職エージェントに登録してみるのが安全ですね。
26歳で人生やし直したい方が未経験転職で覚悟すべきこと
僕は26歳の資格なし・知識なし・経験なしからIT系ベンチャー企業に転職して、入社2年ほどで年収500万円稼げるようになりました。
ちなみに、入社時の仕事内容は「ホームページ制作の新規開拓営業」でした。
個人事業主や中小企業に対して、ホームページを販売するという仕事ですね。
ベンチャー企業ということもあり、仕事は多少ハードな部分はありましたが、この経験でメンタル面や営業スキルがかなり鍛えられました。
具体的な仕事内容は「ひたすらテレアポで新規開拓をしまくる→アポが取れたら商談に行く→商談で契約を取る→制作担当と一緒に取材をする→納品をする」という感じです。
一番大変なのは、最初のテレアポですね。
ホームページを持っていない店舗や企業に対して、ひたすら電話をかけ続けるのですが、これが結構きついです。
1日に約100件~200件くらい電話をかけることもあり、そのうち95%以上は断られます。
ここでメンタルが折れて、辞めていく社員が多かったですね。
IT業界のベンチャー企業の営業職の場合は、最初はテレアポ業務を担当するパターンが多いので、ここを耐えられないと、その後の甘い汁は吸えません。
テレアポよりも商談で契約を取る方が簡単なので、ずっと商談に出れる状態をつくれると、仕事はめちゃくちゃ楽になります。
会社側は契約率の高い営業に商談を振りたいと思うので、いかに早く結果を出せるかがポイントになります。
基本的にはどの会社の経営者も「なんとなくホームページはあったほうがいいんだろうな~」と思っていたので、商談で契約を取ることは簡単でした。
僕は特別に頭がいいわけではなかったので、とにかく社内で1番契約を取っている人の完コピをしようと思い、営業リストのつくり方・トーク・情報収集方法などをすべて完コピしていました。
当時は「なぜ契約が取れているか」はわかりませんでしたが、完コピによって確実に契約数は増えていきました。
その後、3ヶ月連続で売上目標を達成し、そのタイミングで月給35万円になり、賞与と合わせて年収500万円のラインに乗りました。
ここまで、入社から2年経たないぐらいです。
僕はもともと年収190万円のフリーターだったので、それと比べたら大きな飛躍だと思いました。
そして、さらに入社3年目からは「IT業界のベンチャー企業に転職してよかった!」と思えることが、どんどん起こります。
26歳で人生やり直すために行動するとスキルと経験値が爆上がりします
僕は26歳から3年ほど、ホームページ制作を個人事業主や中小企業に提案する新規開拓の営業を経験しました。
その後はIT業界のベンチャー企業の中で、新規事業の立ち上げを担当するようになります。
もともとこの会社は2〜3年で辞めようと思っていましたが、新規事業を立ち上げる経験は起業経験に近いですし、社内にいながらキャリアチェンジできることになるので、このポジションを選択しました。
ちなみに、以下のような業務を担当してきました。
- ホームページ制作の新規開拓営業
- Webコンサルタント(既存顧客向け)
- コンテンツマーケティングの提案営業
- Webメディアの運営・Webマーケティング
- 経営者向けセミナーの運営業務
- 求人集客向けのWebサービスの提案・コンサル
- 転職エージェント事業(運営業務&キャリアアドバイザー)
全ての事業をゼロから立ち上げて、営業活動や運営業務を行なってきましたが、やはり仕事のベースになっているのは、最初の新規開拓営業で身に付けたスキルや経験ですね。
これらは全てほぼ無形商材なので、その気になれば、自分の事業としても立ち上げることができるものばかりです。
これまでに様々な商材を扱い、営業・コンサル・運営業務を経験しましたが、営業スキルやビジネススキルの基礎ができていれば、だいたいは対応できることがわかりました。
ですから、個人的には「スキルも知識も経験もない20代の方は、IT系ベンチャー企業で営業職を経験するのがいい!」と本気で思っています。
ちなみに僕はIT業界の仕事で身につけた「スキル・知識・経験」を活かして、副業のWebマーケティングで月6桁を2年以上も稼ぎ続けています。
26歳まで何もなかった僕にとっては、IT業界に未経験転職したことは一石二鳥どころか、一石三鳥、一石四鳥という感じですね。(ガチで感謝しかありません…!)
まとめ:26歳で人生やり直したいなら今すぐ行動すべきです
この記事のまとめです。
- 26歳が手遅れといわれる理由は「教育とキャリアの進路、経済的な安定、家庭や結婚、個人的な成長と自己実現、社会的な比較と他者の成功」
- 26歳は手遅れだと思っている人でも、未経験転職すれば人生やり直せる
- 26歳で人生やり直したいならIT業界への未経験転職がおすすめ
- 26歳で未経験転職した直後は仕事が難しいと感じることもあるけど、時間が解決してくれる
- 未経験転職で伸びている業界に移動すれば、スキルと経験値が爆上がりする
- 26歳で人生やり直したいなら、未経験転職に強いエージェントに登録すればOK
「26歳から人生やり直したいけど、年齢的にもう手遅れかも…」と諦めるのはもったいないです。
僕の経験からもわかるとおり、26歳ならまだ間に合います。
未経験採用をおこなう企業は「26歳=若手」と考えてくれる傾向があるため、26歳なら転職先の選択肢も広く、自分の希望に合う仕事に転職できる可能性も高いです。
そして、自分に向いてる業界や職種に移動できれば、26歳からでも人生をやり直すチャンスは十分にある。
ですから、26歳は全く手遅れではありません…!
ただし年齢が上がるほど、これまでの実績やスキルが選考で重視されるようになり、人柄やポテンシャルで採用してもらえる機会も減ってしまうので、そこは注意が必要です。
特に30代は採用のハードルが一気に高くなるため、未経験転職で人生やり直したいなら、26歳のうちに行動しておくのが良いですよ。
実際に記事を書いている僕自身も26歳まで年収190万円のフリーターでしたが、そこからIT業界に未経験転職したことで「年収500万円+副業月6桁」になり人生やり直せました。
こんなにショボい僕でも人生変えれたわけですから、この記事を読むほど情報感度の高いあなたなら、必ず人生やり直せますよ。